一度ずっこけたものを「月日が経ったから」「もう時効だから」「流行りだから」ってんで、復活する傾向ってのはよくある話ですが、これはホントに「恐る恐る」なんでしょうね。



阪神 36年ぶり専属チアガール誕生 不在は広島だけに
スポニチ

阪神にチアリーディングチームが誕生した。26日、最年長58歳を含む応募者200人から絞られた24人の最終審査を行い、9時間に及ぶ審査をクリアした16人(名前のみ公表)が合格。今季のホーム開幕となる4月1日の中日戦(京セラドーム)でデビューする。

かつて阪神は78年に球界初のチアリーディングチームを結成したが、初の最下位に沈んだこともあり1年で解散。今回は実に36年ぶりの復活となる。「早く甲子園に立ちたいです。36年前に母が活動していたことを聞いて応募しました」と母子2代で阪神のチアガールを務めることになった彩華さんは、喜びの言葉を口にした。

活動内容は試合での応援だけでなく、施設訪問や、リリーフカーの運転など総合的なファンサービスの中心を担う。なお、これで広島を除く11球団が専属のチアリーディングチームを持つことになった。

▽阪神とチアガール 後藤次男監督が9年ぶりに指揮を執った78年、他球団に先駆けてチアガールチームを結成。だが、チームは全球団に負け越しの41勝80敗9分け(勝率・339)。球団史上初の最下位で、優勝のヤクルトに30・5ゲーム、5位の中日にすら10・5ゲーム差をつけられ、後藤監督は責任を取って辞任している。史上最悪のシーズンに生まれたチアガールも「縁起が悪い」などの理由から、わずか1年で消滅した。



最後の段。もうこれはただの言いがかり以外の何もんでもないような気がするんですが。先駆者的な考えまでは良かったですが、時期尚早だったのかも知れません。最下位転落は実力ですよ。

いつの間にか11球団でチアガールを持つようになったんですな。正直どこに魅力があるんか分かりませんが。記事中を見ると、何となくホームランガールみたいな仕事になるみたいですが、ダメ虎くん人形とかを渡したりするのもこの人たちの仕事になるんでしょうか。

よその球団で何かと一番目立つのが「チアドラ」。1997年からだそうで、結成当初から「チア・ドラゴンズ」を名乗り続けているそうです。事ある毎に名前を変えるチームもあるみたいですが。


何度かよその球団のチアリーディングは見たことがありますが、正直「いるかな」とも。

最近は「球場を盛り上げる」名目で、チアリーディングだのスタジアムD.Jだの、プロ野球とは関係ない分野から、色々と人材なり規格なりを募集、と言うか取り上げてるみたいですが、個人的にはどれもこれも「本当にプロ野球の試合に必要なのかな」と思えるもんばかり。ぶっちゃけ、そのお姉ちゃんを目当てに行ってるんなら、それはそれで「プロ野球への取っ掛り」としてはいいと思うんですが。


あと、スタジアムD.Jもよく分からない。試合前ならまだしも、試合中。

よく「○○の皆さん、盛り上がってますかー?」などと煽ってくるけど、ボロ負け食らってる試合に盛り上がってるかもへったくれもないって。盛り上がりってのは、他人様に煽られるもんじゃない。それこそ「お前に言われんでも」の世界。この辺り、何かと「感動を分け与える」風潮に近いものがある。

もっと言えば「その場にいたら盛り上がらないといけない」みたいな空気を煽ってるようにも見える。どんな試合でも盛り上がれる人もいるだろうし、そうでない人もいる。かく言えば、盛り上がる場面が人によって違う場合もある。それは個人個人の考え方ですが。それらを無理やりひとまとめにして「盛り上がってますかー」と言うのもいいけど、人に煽られるもんじゃないし、人が煽るものでもない。


それと、分野は違いますが、分からんのがサッカースタジアム。誰かがゴールを決める度に「ゴォ――ル!」って叫んでる。実際にサッカースタジアムに行った事がないのでアレですが、あの絶叫は必要なのかな、とも思います。皆ピッチでボールを追っかけてるんだから、見てりゃ分かるだろうに。

ごくたまにプロ野球では「ボールの行方にご注意して」ない人が裁判をおこしてますが(笑)。

何年か前に、京セラドーム大阪でのジャイアンツ主催試合(もちろん対カープ戦)を見に行った事があります。多分東京ドームの演出をそのまま持ち込んだと思いますが、とにかくイニング間が煩い。とにかくスタンドだけでなく、裏の通路にいても聞こえるくらいの大音量。アレは正直困りました。

ただでさえ残響音の激しい環境で、あれだけ怒鳴られても雑音にしか受け取れない。東京ドームと京セラドーム大阪の音声環境の差等をテストしてなかったんだろうな。それか、たまにしか主催ゲームをやらんのだから、多少華美になっても、みたいな考えもあったのかも知れませんけどね。

広島市民球場からマツダスタジアムにかけて、目立ったイニング間の企画って、せいぜい真っ赤なポスターを広げる程度。わしもそんな試合に何度か当たりましたが、結局赤い紙を広げたのは、旧広島市民球場最終戦だけ。もっとも、置かれた環境としてはあれが「最大級」だったんでしょう。

スタジアムの盛り上がりってのは選手が作るもの。スタジアムでのメインイベントはチアリーディングでもダンスでも、ましてやバック転でもない。選手のパフォーマンスだし、試合ですよ。

静かに試合を観たい、とは言いませんが、あまり喧し過ぎるのもいかがなもんでしょうね。


で、このタイガースのチアリーディングチーム、まだ名前は決まってないそうで。この辺は公募とかでなく、真面目に討論して決めればいいと思いますが、いっその事これの取っ掛りとして・・・・

虎女

てのはどうでしょ。まぁこの記事も何かクソ舐めた記事ではありますし、他球団への畏敬の念がゼロの記事でもありますけどね。つかどうしてトラ番記者ってのはこんな記事しか書けないのか。

これで今シーズン、また最下位だったらどうするんでしょうね(笑)。


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2014.01.28 / Top↑
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