あぶさん連載終了でソフトB「90」永久欠番も 東京スポーツ

ソフトバンクが人気野球漫画「あぶさん」の主人公・景浦安武(67)の退団にともなう“協議”に入ることが分かった。小林至海外兼中長期戦略担当部長は、あぶさんこと景浦の象徴でもある「背番号90」の今後の扱いについて「球団として考えていかないといけない。私だけの一存で決められるものではないし、それこそ王球団会長の判断も必要になってくると思う。三方すべてよしがいいですからね」。作者・水島新司氏の意向を聞いたうえで、“永久欠番待遇”にする可能性も含めた“トップ会談”を持つ方針だという。

「あぶさん」は「ビッグコミックオリジナル」(小学館)に連載中の長寿漫画。主人公の景浦は1973年に南海(当時)にドラフト外で入団。実在する選手や現実の野球界とリンクする形で、現役37年間をホークス一筋で貫いた。2009年の引退後は二軍助監督、一軍助監督に就任したが、昨季4位に終わった責任を取って退団を決意。2月20日号(2月5日発売)で最終回を迎え、41年の歴史に終止符を打つ。

これまでも球団は、背番号90番を「あぶさんがつけているから」と“準永久欠番”にしたり、09年の現役引退に際しては本拠地最終戦で引退セレモニーまで行っている。それもこれも長年にわたってホークスを取り上げてもらった敬意からだ。

大道二軍打撃コーチは「自分が(漫画に)出た時は本当にうれしかった。寂しくなるよ」と感慨深げに話し、古くから在籍する球団スタッフからは「どれだけ、あぶさんが球団に貢献してくれたことか。90番を引き継ぐ“リアルあぶさん”のような選手が今いるわけでもないし、正式に永久欠番にするのもありだと思う」との意見もある。

ホークスの歴史を見守ってきた球界のレジェンド・あぶさんの終焉。球団内では“セレモニー”開催プランも浮上しており、春季キャンプ中にも行われる水島氏、王会長を交えたトップ会談から目が離せない。



背番号「90」と言えば、長嶋茂雄監督最初の背番号であり、景浦安武の背番号でもあるんですが、これだけ長い間「90」を背負った人もそうそういてないような気もします。

で、今更「永久欠番」と言われても(笑)。

しかし、最近はホント「個性」の時代なのか、奇抜な背番号を背負う選手も増えました。「0」ならまだしも「00」とか。最初に「00」を背負ったのは、阪神タイガースに、ランディ・バースの穴埋めで来日したルパート・ジョーンズが最初のはずですが、一体何を考えてこんな番号にしたんでしょうね。

その後「00」は亀山努の活躍で市民権を得たようにも思いますが、何となく中途半端な印象。「それはひとケタなのかふたケタなのか?」となればどうしても「?」となる。中途半端と言うか不可解(笑)。

2014年シーズン、「00」選手が在籍するのは、ファイターズ以外の11球団。ファイターズでは「00」はカルロス・ミラバル退団翌年の2006年以降、そして「0」も古城茂幸がジャイアンツ移籍以降、背負う選手は出てきてません。何でも「球団の方針とかだそうで。

落合博満元監督が「00」を否定してたドラゴンズにも今シーズン、新外国人選手の背番号で「00」選手が復活しますが、今シーズンから落合博満氏がGMとして復帰しましたが、このあたりまで首を突っ込むのかな、とも。尤も、ドラゴンズ背番号ゼロの印象は今でも「金剛弘樹」なんですけどね。


毎年シーズンオフ、特に契約更改からドラフト会議是後になると、背番号の「シャッフル」が行われます。しかし思うに、支配下登録選手が70人なのに、どうして「0」だの「00」だのと言う背番号の発想が出てくるのか未だにわかりません。

現在ではどの球団でもほとんど「永久欠番」を採用してはいますが、そんなにはみ出ることはないはず。ジャイアンツみたいにん6つも永久欠番があるチームは別にして、わざわざこじ付けで「10」だの「26」だの若い番号を空けてしまう意味合いってのもよく分からない。

あまり明確に線引きをしてしまってもアレですが、1~70は選手で、71~99は監督・コーチで分ければ済むこと、だと思うんですよ。一度大きい番号を背負ったなら背負ったで、若い番号を目指すのもいいし、その番号を「○○と言えば△△」と言われるくらいに昇華させてもいい。

最近は「球団預かり」と称して、ふさわしい選手が出てきたら、みたいな理由をつけて空き番にするのが流行ってます。たまに「はぁ?」と思うのもありますが、何を持って「相応しい」とする「理由」が見えない限りは、あまり変更しないほうがいい、と思うのは気のせいでしょうか。

ちなみに2013年シーズンまで、「0」を途切れずに使用しているのはカープの32シーズン、長嶋清幸に始まって昨シーズンの上本崇司まで、その次はドラゴンズとタイガースの27シーズン。タイガースは初導入の中野佐資から(前田)大和まで全く途切れてません。

一番長く「0」を背負ったのは、ベイスターズの万永貴司が13シーズン。入団から、引退してコーチになるまで、一貫して「0」を背負い続けました。続いて長いのは長嶋清幸。カープからタイガースに移籍して引退するまで「0」。そして「0」の印象が強い木村拓也と川相昌弘は11シーズンで3位。

「00」で一番長かったのは、ホークスの山口祐二の8シーズン。続くのがジャイアンツ後藤孝志の7シーズン、寺内崇幸が今年で7シーズン目を迎えます。もっとも、どこの球団でもやはり中途半端なイメージは拭えないのか、あまり長い間背負う選手はいてないようです。


その事を考えたらやはり、41年間「90」だった景浦安武はやはり偉大すぎるのか。


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2014.01.18 / Top↑
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