さすがに野球ネタを維持するにホント、きつい時期になっています。

どげんかせんといかん、ってんで阪神鳴尾浜球場に出かけてみたのはいいものの、完全に肩透かしを食らったので「じゃあ」ってんで昨日は盛大に「鉄分補強」をしてまいりました。

昨日出かけたのは、滋賀県下湖西線、近江中庄駅~マキノ駅間。ここ数年、冬になると何回かここに出かけています。最近であれば特急「雷鳥」と寝台特急「日本海」の廃止直前。雪の積もった福井県・滋賀県・京都府の県境にある「高島トレイル」をバックに走る列車を撮影しに行きました。

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積雪はたいがい、思いっきりあるか、まったくないかの両極端。ただ、30cm40cmはよくあるみたいです。今回は残念ながら、ここまで雪がなかったので、いささか拍子抜けしてしまいました。もっとも、バックの山に積雪があれば、どうにかなるんですが。


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で、近江中庄駅です。ICOCAその他使えます。駅舎を出て右に行くと、小さな広場みたいになってます。道に出るまで階段などがある為、積雪量が半端なく多い場合は特に注意を要します。

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湖西線のガードをくぐります。ガードをくぐると、線路盛り土の横に「自転車・歩行者優先道路」がありますので、それを線路沿いに北へ向かいます。ここも雪深くなる事が多いので要注意。また、あくまでも専用ではなく「自転車・歩行者優先道路」なので、普通に自家用車や軽トラ等も走ってきます。

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その先に「農業集落排水処理施設」があります。その裏手にビニールハウス、農道が続いてます。この農道から撮影してもよいかと思いますが、ただ私の定位置はもう少し先。とは言えだだっ広いので、どこからどう撮影しても、よっぽどカメラの設定をミスらぬ限りは、良いのが撮れると思います。

で、近江中庄駅周辺ですが、供食設備や店舗は一切なく、わずかに駅に飲料水の自販機がある程度。ゆえに京都駅等で購入の上、来られることをお薦めします。但し、京都駅2・3番線ホームのキオスクは、朝06:30が開店となっておるようです。ご注意下さい。

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私が撮影するポイントってのはもう少し先。カーブミラーが設置されている辻を右に曲がったところです。どちらかと言えば、上のビニールハウス付近よりも、交通量は多いように思います。近江中庄駅からは徒歩でおおよそ10分くらい。積雪があればもう少しかかるかも知れません。

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で、我が家を朝一番に出立しても、近江中庄駅に到達するのは、どれだけ早くても08:20。駅から自転車・歩行者優先道路をとっとことっとこ歩いている途中で、必ずこの列車とすれ違います。猛ダッシュすれば定点ポイントで撮影出来ると思うんですが、耐寒耐雪装備の場合はそうもいきません。

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その約6分後くらいに、今度はEF81を先頭にした貨物列車がやってきます。寝台特急を牽引するピンク色のEF81は見られなくなってしまいましたが、まだまだ貨物列車で活躍を見る事が出来ます。

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あとは暫し、特急「サンダーバード」との戦い。基本的には9両編成なんですが、ごくたまに6両編成があったり。繁忙期には12両編成になったり。これだけ柔軟に対応出来てるのに、わざわざ新幹線を通そうとする理由がよく分かりません。すでに新大阪駅では受け入れ準備が着々と進んでます。

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さらには、毎時上下各1本やってくる新快速電車。朝夕は永原駅行普通列車だったり、福井駅や米原駅発着だったりします。ただ運用の都合かも知れませんが、この区間に8両編成は過剰かな。

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さて、11:18定刻に寝台特急「トワイライトエクスプレス」が登場。

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しかし、満を持して挑んだはずのトワイライトエクスプレスで、思い切り手前に寄せすぎたせいで、最後尾車両を切ってしまうと言う失態。「増結があるか」等と気の迷いを起こしたのが最大の原因。まぁ二度と見れんもんぢゃないから良いんですが、臨時列車ゆえに、仕事が休みでも走ってなかったらどうしようもない。とりあえずはもうしゃーないので次回への宿題、と言う事で。

もうこの時点で結構いい時間、と言うか朝から何も食べてないので、もう耐えれない。と言う事で帰路。近江中庄駅から戻りつつ、何かしら面白いものを見るけることが出来れば、ちょっと降りてみよう、と言う趣向。もちろん大阪近郊区間内、しかもICOCA乗車なので、改札口は出れませんが。

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京都駅で食べたのは「麺家」のコロッケカレーうどん(470円)。

そして京都駅でのお目当ては、残り少なくなった113系電車。近年は「末期色」と言う事で抹茶色・和をイメージした緑色一色に塗装されていますが、まだごく一部ではありますが、湘南色とJR西日本オリジナル塗装が残っています。残念ながら湘南色オンリーの編成は見ることが出来ませんでしたが。

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多分検査時期の関係かと思いますが、こうやってJR西日本塗装と湘南色が未だに混ざっている編成もあるようです。編成美という観点からすると大きく劣りますが、もはやそんなのどうでもいい(笑)。

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東京方:クハ111-7705、大阪方:クハ111-7755。草津線電化時に2700番台として導入され、高速化改造されて原番号に5000がプラスされたグループ。外観は登場時のユニット窓のままですが、室内は転換クロスシートに交換されています。

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湘南色で残っていた中間車は、モハ113・112-5701。湖西線開業時に700番台として導入されたグループ。ブレーキ強化等の高速化改造を施されて原番号に5000がプラスされましたがあ、室内はセミクロスシートのまま。「近郊型」を維持しています。

食後、奈良線8番線ホームで貨物列車でも撮るべさ、と思って待ってたわけですわ。京都駅の東方って、比較的素敵なS字カーブがありますからね。で、相変わらず何も調べてませんから、いつ何が来るかもわかってない。同業者らしき方がおられたので「何か来るんだろうな」と漠然と待ってたんですが。

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貨物列車でもなく、単機回送。しかも通常、関西地区では見られない(岡山機関区や愛知機関区では見られますが)EF64。「愛」の札が差し込まれているので、愛知機関区所属の機関車です。

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転属なのかそれtも定期検査なのか。諸事情がよく分からないので何とも言えませんが、単機で平日の白昼堂々、東海道本線を西下していきました。ホームの屋根の影?もうしゃあないでしょ。

で、本格的に自宅に帰るべく、本格的に新快速電車に乗ったわけですが、京都駅を発車して間もなく、梅小路貨物駅(梅小路蒸気機関車館の西側の貨物駅です)の端っこの方に「チキ(レール運搬用の貨車)」を2両連結したEF65の姿を発見。しばし考えた後に、高槻駅で下車することに(笑)。

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高槻駅駅構内構造は、いわゆる「列車線」4番線ホームの外側に通過線が2本あり、その線路は京都総合車両所からの回送列車、特急「サンダーバード」の通過や貨物列車の通過・待避に使われてます。多分「工臨(工事用の理事列車)みたいなもんだから走るならここだろうな」と思って待ち構えてまし。

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そんな折大阪方面から、普通電車と併走するようにやってきた貨物列車の先頭の機関車がEF81。アングルもカメラの設定も何も考えず、ただただ「被らないでくれ!」と念じつつ連写。これは朝、湖西線で見た機関車の「折り返し」の運用のようです。

そして待つこと約30分。

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1000t貨物列車からすると、空っぽの「チキ」は軽いんでしょう。かなりのスピードで駆け抜けていきました。そう言えばJR貨物所属の旧国鉄から継承したEF65は、2012年以降、高速運転の為の「運転状況記録装置」の搭載により、原番号プラス1000の番号になっています。

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昭和50年度に製造された「EF65 1067」。登場からもうすぐ40年、塗装も変更され、だいぶくたびれてきた感もありますが、まだまだこうやって東海道本線で見る事が出来ます。いずれは全車引退と相成るかも知れませんが、地道な活躍を祈るばかりであります。

もうここまで帰ってきたんだから、そない慌てて帰ることもない。ってんでここから大阪駅までは普通電車に乗車したんですが、今度は千里丘駅で発見(笑)。JR京都線は、茨木駅と千里丘駅の間で、旅客線と貨物線に完全に分けられ、貨物線な旅客線の西側になるんですが、その貨物線にとある機関車が。

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正真正銘純正国鉄型 EF65 1135(下関総合車両所所属)

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寝台特急や、快速「ムーンライト」シリーズの廃止によって、完全に手持ち無沙汰になってしまったJR西日本所有のEF65。廃車やらJR貨物への売却等で、現在は10両のみとなってしまい、専らレール輸送に勤しむ毎日。もう一度、フルパワーで特急列車を牽引する所を見てもたいものです。

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最後は、途中梅小路貨物駅かどっかで停車中に、新快速電車で追い抜いたはずの、EF64 1013が再び目の前を通過。さらには、この後乗車した大阪方面雪電車の車内から、吹田信号場に停車中の、高槻駅で捉えた工臨を発見。さすがに日が傾いてたので、もう諦めましたが(笑)。

と言う訳で、捉えた車両、と言うか機関車はほとんどが国鉄型。もうどの機関車も車齢35年とか40年の車両が増えてきました、JR貨物に限って言えば、後継機でもあるEF210やEF500が目立つようになりました。それらよりパワーが落ちますが、それでもやはりまだまだ活躍の場はあります。


末永い活躍を願います。一度色々調べ上げてから、吹田駅付近で一日過ごしましょうか。


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2014.01.16 / Top↑
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