決して「16円を置く」わけではないようで。
マツダスタジアム西側に練習場など 日本経済新聞
広島市は8日、広島東洋カープの本拠地「マツダスタジアム」の西側に隣接する市有地について、三井不動産が提出した基本計画を承認した。同社はカープの屋内練習場、婚礼施設、分譲マンションを整備する。4月から順次着工し2016年2月に完了する計画。球場東側には米会員制量販店のコストコ・ホールセールなどが開業しており、球場周辺のにぎわいを創出する狙い。
カープの屋内練習場は延べ床面積が6230平方メートル。45メートル四方の練習場やブルペンを4カ所整備する。カープの1軍の練習場として利用。見学スペースを設けるほか野球教室も開催する。11月にオープンする予定。
ゲストハウス型の婚礼施設は福岡県を地盤とするアイ・ケイ・ケイが運営し、15年2月に開業する。延べ床面積は4380平方メートルでチャペルや宴会場、レストラン・カフェを設ける。
分譲マンション「ボールパークレジデンス2」は三井不が16年2月に竣工。延べ床面積は1万210平方メートルで15階建てとなる予定だ。
これに関して、下にも引用してますが、スポーツ新聞等々で、カープの施設建設費報道では15億円とも16億円とも。、実際はどれくらいの金額になるんでしょうか。
マツダスタジアムオープン以来、ぶっちゃけ放ったらかし状態の西側の「三角地帯」。
三角形になってしまっているのは、ご存知の方も多いとは思いますが、西側の緩やかなカーブを描いた「辺」は、旧国鉄宇品線が走っていた名残。結局この土地、いろいろと何かを造っては壊し、造っては撤去しの繰り返しになってましたが、ようやく「定着」するものが出来る事になりました。
とにかく広島市内ってのは「遊休地」があまりにも目立ちます。旧広島市民球場跡地、広島大学跡地、広島西飛行場跡地、広島駅北側。広島駅お北側に関しては「イズミ」の本社が移転してきて、ようやく形になろうとしてます。それに引き続きマツダスタジアム「前」も体裁が整おうとしてます。
そして、野球的見方の記事(笑)。
広島、悲願の屋内練習場新設へ16億円投入 日刊スポーツ
広島は8日、マツダスタジアムに隣接した屋内練習場を新設することを発表した。鉄骨造りの3階建てで、45メートル×45メートルの練習場とブルペン4カ所が造られる。今年4月に着工され、同11月にオープン。総費用は約16億円になるもようだ。
旧市民球場時代から、近隣に本格的な屋内練習施設はなく、球団にとっては悲願の建設になる。松田元オーナー(62)は「練習環境としては素晴らしいものになる。バッティングがいつでもできる。これで打力も上がるだろう。ベースボールタウンと銘打っているし、環境は整う。これでもっと強くなる」と話した。
えーっと、どこがもっと強くなるんですかね(笑)。
何か昨シーズン、優勝したような気分になってらっしゃるのかなこの人は。
まぁいずれにしろ、これまで屋内練習場が全くなかったわけではないです。大野練習場にもそれなりの設備があるんですから、これまで生かさなんだ生かせなんだ、のも事実。ハコモノを行き当たりばったりに造ったわけではないんでしょうけど、何で今まで屋内練習場、に目が向かなかったのか。
目先の商売にばっかり気を取られて、足元を固める事を怠ってた証拠、じゃないですかね。古葉監督の頃も現状とた大して変わらなかったにしろ、よそも似たようなもんだった。しかしながら30年、35年経過して、野球を取り巻く環境は大きく変わった。社会人硬式野球部ですら、持ち、室内練習場や自前の球場を所有してる。明らかにカープの取り組みは、全てに於いて時代遅れだった。
屋内練習場その他の建設が、決して時代の先端、ではないんだろうけど、ナゴヤ球場横の、ドラゴンズの立派な寮やら、新幹線からも見える大きな屋内練習場を見るたびに、正直羨ましかったですよ。
ようやく「追いついた」と言う状況。もっと強くなる、ではない。これだけ設備を整えようとしてるんだから、強くなってもらわないと困る。オーナーさんは「もっと強くなる」と言ってるけど、そしてしつこいようではあるけども、カープはどうしようもなく弱いんだ。
そして何がすごいって、まずはカープから、ポンと16億円もの大金が「出てきた」事。そして三井不動産がぶっちゃけ松田元オーナーのフトコロから、16億円もの大金を引き出す事に成功した事(笑)。
カープの売上の行き先って、あっちこっちでいろいろと言われてます。私自身、取り立ててカープ自体に出資してるわけではない(グッズ購入は出資ではありません)ので、そんな所まで追求するつもりもありませんが、少なくとも16億円ってのは、昨年の売り上げ云々より、どう考えても内部留保。
これまでその内部留保に関してもアレコレ言われてました。毎年のようにオフになったら「帰ってくるんじゃないか。と言われてるあの選手の年俸用だの何だの。旧広島市民球場最終年だけでも膨大な売上があったはずなのに、誰かが大きく年俸を上げてもらったわけでもないし。そしてついに「放出」。
そう言えば今オフ、彼が「引退を考えていた」的記事を見ました。今更話なので何とも言えませんが、その事情を入手していたカープ球団が、見切りをつけて内部留保の持ち出しに踏み切ったか。
それか、三井不動産の広島市担当者(そんなんがおるんかどうかは知りません)が、松田元オーナーとの雑談の中で、ヨイショにヨイショを重ねて、屋内練習場その他の建設話に結びつけたか。それこそ「広島市の遊休地を、カープで上手に活用してみませんか?」みたいな。
かなり強引な作り話ではありますが、あそこまで完成予想図が出来上がってるところを見ると、かなり以前から話はあった、と言うか進んでたんでしょうね。で、ある程度形になった所で公式発表。
しかし、屋内練習場はいいんですが、これって土地代ははいってるでしょうか。ど素人がセンサクするもんでもないでしょうけど、土地代込だとしたら安いような気も。建物を造るだけでなく、それにロッカーやシャワー室などの付帯設備、その工事費用もかかってきますからね。もしかして借地?
しかしこの話をオーナーに持ちかけて、16億円もの大金を引き出した営業担当の人を是非、球団幹部としてお招きしたい(笑)。しかも営業部門やらそんな部署ではなく、選手の年俸に直接関わるような部署。そしたらもう少し、カープの選手の年俸も上がったりせんかな。
ただ、あちこちに画像があるのでもう放置しますが、マツダスタジアムオープン以来、ごく当たり前になっていた自転車置き場やシャトルバス、タクシー乗り場はどうするのか。タクシーはともかく、シャトルバスの需要は決して低くなかったはず。広電バスはじめ各バス会社がどういう対応を示すか。
しかし、ポンと大金をつぎ込んで、ハコモノを造るのはいいんですが、その後が大変ですよ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
マツダスタジアム西側に練習場など 日本経済新聞
広島市は8日、広島東洋カープの本拠地「マツダスタジアム」の西側に隣接する市有地について、三井不動産が提出した基本計画を承認した。同社はカープの屋内練習場、婚礼施設、分譲マンションを整備する。4月から順次着工し2016年2月に完了する計画。球場東側には米会員制量販店のコストコ・ホールセールなどが開業しており、球場周辺のにぎわいを創出する狙い。
カープの屋内練習場は延べ床面積が6230平方メートル。45メートル四方の練習場やブルペンを4カ所整備する。カープの1軍の練習場として利用。見学スペースを設けるほか野球教室も開催する。11月にオープンする予定。
ゲストハウス型の婚礼施設は福岡県を地盤とするアイ・ケイ・ケイが運営し、15年2月に開業する。延べ床面積は4380平方メートルでチャペルや宴会場、レストラン・カフェを設ける。
分譲マンション「ボールパークレジデンス2」は三井不が16年2月に竣工。延べ床面積は1万210平方メートルで15階建てとなる予定だ。
これに関して、下にも引用してますが、スポーツ新聞等々で、カープの施設建設費報道では15億円とも16億円とも。、実際はどれくらいの金額になるんでしょうか。
マツダスタジアムオープン以来、ぶっちゃけ放ったらかし状態の西側の「三角地帯」。
三角形になってしまっているのは、ご存知の方も多いとは思いますが、西側の緩やかなカーブを描いた「辺」は、旧国鉄宇品線が走っていた名残。結局この土地、いろいろと何かを造っては壊し、造っては撤去しの繰り返しになってましたが、ようやく「定着」するものが出来る事になりました。
とにかく広島市内ってのは「遊休地」があまりにも目立ちます。旧広島市民球場跡地、広島大学跡地、広島西飛行場跡地、広島駅北側。広島駅お北側に関しては「イズミ」の本社が移転してきて、ようやく形になろうとしてます。それに引き続きマツダスタジアム「前」も体裁が整おうとしてます。
そして、野球的見方の記事(笑)。
広島、悲願の屋内練習場新設へ16億円投入 日刊スポーツ
広島は8日、マツダスタジアムに隣接した屋内練習場を新設することを発表した。鉄骨造りの3階建てで、45メートル×45メートルの練習場とブルペン4カ所が造られる。今年4月に着工され、同11月にオープン。総費用は約16億円になるもようだ。
旧市民球場時代から、近隣に本格的な屋内練習施設はなく、球団にとっては悲願の建設になる。松田元オーナー(62)は「練習環境としては素晴らしいものになる。バッティングがいつでもできる。これで打力も上がるだろう。ベースボールタウンと銘打っているし、環境は整う。これでもっと強くなる」と話した。
えーっと、どこがもっと強くなるんですかね(笑)。
何か昨シーズン、優勝したような気分になってらっしゃるのかなこの人は。
まぁいずれにしろ、これまで屋内練習場が全くなかったわけではないです。大野練習場にもそれなりの設備があるんですから、これまで生かさなんだ生かせなんだ、のも事実。ハコモノを行き当たりばったりに造ったわけではないんでしょうけど、何で今まで屋内練習場、に目が向かなかったのか。
目先の商売にばっかり気を取られて、足元を固める事を怠ってた証拠、じゃないですかね。古葉監督の頃も現状とた大して変わらなかったにしろ、よそも似たようなもんだった。しかしながら30年、35年経過して、野球を取り巻く環境は大きく変わった。社会人硬式野球部ですら、持ち、室内練習場や自前の球場を所有してる。明らかにカープの取り組みは、全てに於いて時代遅れだった。
屋内練習場その他の建設が、決して時代の先端、ではないんだろうけど、ナゴヤ球場横の、ドラゴンズの立派な寮やら、新幹線からも見える大きな屋内練習場を見るたびに、正直羨ましかったですよ。
ようやく「追いついた」と言う状況。もっと強くなる、ではない。これだけ設備を整えようとしてるんだから、強くなってもらわないと困る。オーナーさんは「もっと強くなる」と言ってるけど、そしてしつこいようではあるけども、カープはどうしようもなく弱いんだ。
そして何がすごいって、まずはカープから、ポンと16億円もの大金が「出てきた」事。そして三井不動産がぶっちゃけ松田元オーナーのフトコロから、16億円もの大金を引き出す事に成功した事(笑)。
カープの売上の行き先って、あっちこっちでいろいろと言われてます。私自身、取り立ててカープ自体に出資してるわけではない(グッズ購入は出資ではありません)ので、そんな所まで追求するつもりもありませんが、少なくとも16億円ってのは、昨年の売り上げ云々より、どう考えても内部留保。
これまでその内部留保に関してもアレコレ言われてました。毎年のようにオフになったら「帰ってくるんじゃないか。と言われてるあの選手の年俸用だの何だの。旧広島市民球場最終年だけでも膨大な売上があったはずなのに、誰かが大きく年俸を上げてもらったわけでもないし。そしてついに「放出」。
そう言えば今オフ、彼が「引退を考えていた」的記事を見ました。今更話なので何とも言えませんが、その事情を入手していたカープ球団が、見切りをつけて内部留保の持ち出しに踏み切ったか。
それか、三井不動産の広島市担当者(そんなんがおるんかどうかは知りません)が、松田元オーナーとの雑談の中で、ヨイショにヨイショを重ねて、屋内練習場その他の建設話に結びつけたか。それこそ「広島市の遊休地を、カープで上手に活用してみませんか?」みたいな。
かなり強引な作り話ではありますが、あそこまで完成予想図が出来上がってるところを見ると、かなり以前から話はあった、と言うか進んでたんでしょうね。で、ある程度形になった所で公式発表。
しかし、屋内練習場はいいんですが、これって土地代ははいってるでしょうか。ど素人がセンサクするもんでもないでしょうけど、土地代込だとしたら安いような気も。建物を造るだけでなく、それにロッカーやシャワー室などの付帯設備、その工事費用もかかってきますからね。もしかして借地?
しかしこの話をオーナーに持ちかけて、16億円もの大金を引き出した営業担当の人を是非、球団幹部としてお招きしたい(笑)。しかも営業部門やらそんな部署ではなく、選手の年俸に直接関わるような部署。そしたらもう少し、カープの選手の年俸も上がったりせんかな。
ただ、あちこちに画像があるのでもう放置しますが、マツダスタジアムオープン以来、ごく当たり前になっていた自転車置き場やシャトルバス、タクシー乗り場はどうするのか。タクシーはともかく、シャトルバスの需要は決して低くなかったはず。広電バスはじめ各バス会社がどういう対応を示すか。
しかし、ポンと大金をつぎ込んで、ハコモノを造るのはいいんですが、その後が大変ですよ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。


2014.01.11 / Top↑
| Home |