正月三が日ってのは、個人的には一年で一番、見るもの読むものがない時期、と思ってます。
とりたてて普段からバラエティ番組を見てるわけでもない。4時間5時間ブチ抜きで大騒ぎしてるけど、2時間見てれば飽きてくるし。ましてや裏話ばっかりが先行するドラマなんざ見るわけがない。
傍から見たらかなりつまらない正月三が日、かも知れません。
スポーツ界でも年末年始はブレイクタイムみたいなものだし。特にプロ野球なんかは、自主トレも始まってないし、12月に撮りだめした番組で「年始の決意表明」をされてもなんかわざとらしい。「今年こそ優勝出来ますように」とは言うものの、するのは選手なのであって、わしらは後押しするだけ。
堂林 来季の三塁レギュラーは白紙… デイリースポーツ
広島の野村謙二郎監督(47)が堂林翔太内野手(22)の三塁レギュラーを白紙にしていることが30日、分かった。今季は開幕三塁でスタメン出場した堂林だが、昨季の成績を下回る大不振。三塁の定位置を剥奪された来季は、外野など複数の守備位置を挑戦しながら競争を勝ち抜かなければならない。
堂林にとって、来季は試練の1年になりそうだ。野村監督は来年の三塁手の起用法について、「今年と同じように結果を出した選手を使おうと思っている」と話した。
(以下省略)
野村監督ゲキ!栗原を特別扱いしない デイリースポーツ
広島・野村謙二郎監督(47)が28日、栗原健太内野手(31)を来季最初の沖縄市のコザしんきんスタジアムで行われるオープン戦(2月22日対阪神)に出場させる考えを明かした。今季わずか24試合の出場に終わった元4番。レギュラーはもちろん、特別扱いせず、若手と同様に開幕1軍を競わせる方針だ。
元4番でも特別扱いはしない。野村監督は春季キャンプでの栗原について「(今季は)結果を出していないわけだから、早く仕上げてもらってオープン戦に出てもらう。キャンプインの日に伝えようと思っている」とキッパリ。自らの手でポジションをつかみ取れと言わんばかりに、ゲキを飛ばした。
(以下省略)
どっちがホントでどっちがウソの記事なのか(笑)。
サードに関しては、相変わらず競争がないしさせてない。「今年と同じように結果を出した選手を使おうと思っている」ってのがいきなり不可解な言葉。「結果」とは打つ方なのか守る方なのか。
2012年のオフも確か「レギュラー白紙」みたいなことを言ってた。どの程度の「白紙」なのか分からんけど、結局あぶりだされたのは堂林翔太一択状態。1年目からまるで「そのうち一軍」みたいな使われ方はしてたけど、二軍で結果を出したか、と問われたら誰もが「?」と言うだろう。
それでも2012年シーズンはそれなりの数字を出した。けど2013年シーズンは正直、さっぱりどころの話ではなかった。「二軍で鍛え抜かれた」と言う貯金がないから、覚えられたらあとはボロボロ。
これで「育てました」なんざ小っ恥ずかしくて大きな声で言えるわけがない。本人がどう考えているのかは分からんけども、本気で自力でベンチ入りを勝ち取りたいのであれば、自分から血反吐を吐くような練習を課すべき。ポロッポロポロッポロエラーされてては、ピッチャーがやってられんのだ。
まだ今シーズンで5年目、23歳だ。幸いにもカープに、大卒内野手は入ってこなかった。カープの大卒内野手、と言うと岡上和典まで遡るのかな。べつに岡上和典がどう、ってわけじゃないけども、まだまだ鍛えれば伸びる年齢って事ですよ。最終的に失敗するか成功するか、は分かりませんが。
今シーズンはJR東日本から田中広輔が加わる。基本的にはショートなんだろうし、膝に不安のある梵英心や、復帰の見込みの立ちそうにない東出輝裕、とにかく二遊間はいくらいてもいい、と言う考えなだろうけど、どこを見ても「サード」と言う声は聞こえてこない。
いざとなったら小窪哲也、木村昇吾あたりがサード争いに加わるんだろうけど、野村謙二郎監督の考えなら「それなら堂林翔太の方が」ともなるだろう。2013年シーズン、あれだけ酷い成績でありながら、怪我で戦線離脱するまで、堂林翔太を使い続けたんだから。
「結果を出せ、やってみろ」とポジションを与えることは悪いことではないと思う。ただ限度ってもんがある。「そのうち打ってくれるだろう。前の打席は打ったから」みたいな理由で使い続けてもらっても困る。成績が落ち目な選手の足元を掬おうとしてる選手はいくらでもいる。
堂林翔太を「将来のスタァ」として起用し続けるのは悪いことではないと思う。
今年の春季キャンプは、途中から沖縄へ移動、みたいなよく分からないシステムになってる。沖縄市野球場の改装終了を待っての沖縄二次キャンプ、なんだろうけど、日南組の「取り残され感」は半端なかろう。しかも「二軍」は2月5日の日南入りになってる。さらによく分からない。
こんな状態のキャンプで、チーム内に競争は生まれるんだろうか。熱は生まれるんだろうか。
それとは逆に、本気で特別扱いされない選手もいる。
記事の中盤で「「自分の思っている打撃ができるようになってきた」とは言うけども、それをオフシーズンの間に維持出来てるか。これが一番の問題、じゃないですかね。
一番いいのは、諸外国のウインターリーグ等に参加して、つかんだ感覚を失わないように維持するのが一番いい、とは思いますが、それすらないこのオフで、どれだけその感覚を失わずにおれるか。
むしろ、立つ位置がない、追い込まれた状況なのであれば、キャンプイン即トップスピードで走らなければいけない。これは先の堂林翔太にも言える事だけど、自身の置かれている立場を考えると、安穏としてられない筈。しつこいようだけど「普通にやれば負けない」とは言うが、その「普通の事」を維持出来てないから長い低迷に入ったんだ。普通にやってても一軍ベンチ入りすらままならない。
相手のない戦いは、もう始まってなければいけない。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
とりたてて普段からバラエティ番組を見てるわけでもない。4時間5時間ブチ抜きで大騒ぎしてるけど、2時間見てれば飽きてくるし。ましてや裏話ばっかりが先行するドラマなんざ見るわけがない。
傍から見たらかなりつまらない正月三が日、かも知れません。
スポーツ界でも年末年始はブレイクタイムみたいなものだし。特にプロ野球なんかは、自主トレも始まってないし、12月に撮りだめした番組で「年始の決意表明」をされてもなんかわざとらしい。「今年こそ優勝出来ますように」とは言うものの、するのは選手なのであって、わしらは後押しするだけ。
堂林 来季の三塁レギュラーは白紙… デイリースポーツ
広島の野村謙二郎監督(47)が堂林翔太内野手(22)の三塁レギュラーを白紙にしていることが30日、分かった。今季は開幕三塁でスタメン出場した堂林だが、昨季の成績を下回る大不振。三塁の定位置を剥奪された来季は、外野など複数の守備位置を挑戦しながら競争を勝ち抜かなければならない。
堂林にとって、来季は試練の1年になりそうだ。野村監督は来年の三塁手の起用法について、「今年と同じように結果を出した選手を使おうと思っている」と話した。
(以下省略)
野村監督ゲキ!栗原を特別扱いしない デイリースポーツ
広島・野村謙二郎監督(47)が28日、栗原健太内野手(31)を来季最初の沖縄市のコザしんきんスタジアムで行われるオープン戦(2月22日対阪神)に出場させる考えを明かした。今季わずか24試合の出場に終わった元4番。レギュラーはもちろん、特別扱いせず、若手と同様に開幕1軍を競わせる方針だ。
元4番でも特別扱いはしない。野村監督は春季キャンプでの栗原について「(今季は)結果を出していないわけだから、早く仕上げてもらってオープン戦に出てもらう。キャンプインの日に伝えようと思っている」とキッパリ。自らの手でポジションをつかみ取れと言わんばかりに、ゲキを飛ばした。
(以下省略)
どっちがホントでどっちがウソの記事なのか(笑)。
サードに関しては、相変わらず競争がないしさせてない。「今年と同じように結果を出した選手を使おうと思っている」ってのがいきなり不可解な言葉。「結果」とは打つ方なのか守る方なのか。
2012年のオフも確か「レギュラー白紙」みたいなことを言ってた。どの程度の「白紙」なのか分からんけど、結局あぶりだされたのは堂林翔太一択状態。1年目からまるで「そのうち一軍」みたいな使われ方はしてたけど、二軍で結果を出したか、と問われたら誰もが「?」と言うだろう。
それでも2012年シーズンはそれなりの数字を出した。けど2013年シーズンは正直、さっぱりどころの話ではなかった。「二軍で鍛え抜かれた」と言う貯金がないから、覚えられたらあとはボロボロ。
これで「育てました」なんざ小っ恥ずかしくて大きな声で言えるわけがない。本人がどう考えているのかは分からんけども、本気で自力でベンチ入りを勝ち取りたいのであれば、自分から血反吐を吐くような練習を課すべき。ポロッポロポロッポロエラーされてては、ピッチャーがやってられんのだ。
まだ今シーズンで5年目、23歳だ。幸いにもカープに、大卒内野手は入ってこなかった。カープの大卒内野手、と言うと岡上和典まで遡るのかな。べつに岡上和典がどう、ってわけじゃないけども、まだまだ鍛えれば伸びる年齢って事ですよ。最終的に失敗するか成功するか、は分かりませんが。
今シーズンはJR東日本から田中広輔が加わる。基本的にはショートなんだろうし、膝に不安のある梵英心や、復帰の見込みの立ちそうにない東出輝裕、とにかく二遊間はいくらいてもいい、と言う考えなだろうけど、どこを見ても「サード」と言う声は聞こえてこない。
いざとなったら小窪哲也、木村昇吾あたりがサード争いに加わるんだろうけど、野村謙二郎監督の考えなら「それなら堂林翔太の方が」ともなるだろう。2013年シーズン、あれだけ酷い成績でありながら、怪我で戦線離脱するまで、堂林翔太を使い続けたんだから。
「結果を出せ、やってみろ」とポジションを与えることは悪いことではないと思う。ただ限度ってもんがある。「そのうち打ってくれるだろう。前の打席は打ったから」みたいな理由で使い続けてもらっても困る。成績が落ち目な選手の足元を掬おうとしてる選手はいくらでもいる。
堂林翔太を「将来のスタァ」として起用し続けるのは悪いことではないと思う。
今年の春季キャンプは、途中から沖縄へ移動、みたいなよく分からないシステムになってる。沖縄市野球場の改装終了を待っての沖縄二次キャンプ、なんだろうけど、日南組の「取り残され感」は半端なかろう。しかも「二軍」は2月5日の日南入りになってる。さらによく分からない。
こんな状態のキャンプで、チーム内に競争は生まれるんだろうか。熱は生まれるんだろうか。
それとは逆に、本気で特別扱いされない選手もいる。
記事の中盤で「「自分の思っている打撃ができるようになってきた」とは言うけども、それをオフシーズンの間に維持出来てるか。これが一番の問題、じゃないですかね。
一番いいのは、諸外国のウインターリーグ等に参加して、つかんだ感覚を失わないように維持するのが一番いい、とは思いますが、それすらないこのオフで、どれだけその感覚を失わずにおれるか。
むしろ、立つ位置がない、追い込まれた状況なのであれば、キャンプイン即トップスピードで走らなければいけない。これは先の堂林翔太にも言える事だけど、自身の置かれている立場を考えると、安穏としてられない筈。しつこいようだけど「普通にやれば負けない」とは言うが、その「普通の事」を維持出来てないから長い低迷に入ったんだ。普通にやってても一軍ベンチ入りすらままならない。
相手のない戦いは、もう始まってなければいけない。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。


2014.01.04 / Top↑
| Home |