よそと大きく考え方の違う、カープの三軍。ようやくそれに気づいたのかどうなのか。
広島が3軍改革 不振選手サポートも デイリースポーツ
広島が3軍に選手の再生を目的とした強化部門を設置したことが27日、分かった。これまで3軍では故障者のリハビリを専門に行ってきたが、新たに追加。不振で2軍にくすぶっている選手を担当コーチの下で、復活への手助けをする。
強化部門を担当するのは、青木勇人3軍投手コーチ(強化担当)と、今季限りで引退し、フロント入りした岸本秀樹3軍スコアラー。二人が中心となり、不振に陥ってる選手に対してビデオでフォームをチェックし、指導していくという。
春季キャンプでもフォーム改造などを行うことはある。しかし新設された3軍の強化部門ではシーズン中も、試合に出場させずに再生するまで強化メニューに取り組ませるという。球団首脳は「これまで選手を尊重しすぎていた。これからは(不振の選手を)強制的に指導していく」と強化の対象になった選手には厳しく接する方針だ。
すでに今季1軍登板がなかった斉藤や大島が強化選手に指名されている。「大島はツーシームに取り組んでいるそうだ。斉藤には切れを取り戻してもらいたい」と球団首脳。通常ならば戦力外でもおかしくない選手が再生に成功すれば、選手層アップにつながるはずだ。
正直、どこのチームでも「三軍」をどうしようか、と言うのは試行錯誤のはず。ファイターズのように「育成選手が皆無」と言うチームもありますが。イースタンリーグの若手選手を集めての「フューチャーズ」があったり、ホークスの三軍はもうすでに「別チーム」状態。よそは色々動いてます。
そしてカープの三軍と言えば一体何をしてるのか。
たいがいの場合、これまでは負傷した選手のリハビリテーションに充てられてたようにも思います。そしてシーズン中でもごくたまに「強化指定選手」名目で別枠が設けられたりもしていましたが、ようやく「強化」に回すことに気づいたのか。遅いっちゅうたら遅いんですけどね。
青木勇人3軍投手コーチ(強化担当)と言う事ですが、そこに挙げられてるメンバーが正直情けない。齊藤悠葵(26)に大島崇行(30)って。もういい加減、自分で試行錯誤して自分で結果を残さないといけない年齢の選手が、未だに「強化指定」とか。いったい今までどういう練習を課してきたのか。
この二人は今シーズン、あまり試合で見た記憶がない。その分練習に充てていたんだろうけど、そんなものシーズン中ににやるもんでもない。名前の後ろに今年迎えた年齢を入れてみたけど、この年齢になるまでどういう練習をして来たか。そして球団は今の彼らの「惨状」をどう捉えているのか。
もう名前が出たからしゃーないけども、大島崇行なんか、大竹寛と同期入団の同級生、しかもドラフト3巡目指名(当時のドラフフト会議のシステムでは、大竹寛の次の指名)の選手だ。そんな選手が未だに「帯に短し襷に長し」どころではない状態で「育成出来ます」だの「伸びしろ」だの言えるかって。
誰が伸びるか分からないから、毎度毎度5人も6人も指名するんだろうし、実際その中で10年15年と戦力になるのは1人か2人。けど入団して10年も経って、未だに「強化指定選手」の域を出ないってのを今になって気づくってのもバカな話。ここまで言ったら言い過ぎかも知れんけど、その10年選手の影で、一軍のマウンドに全く上がれぬままユニフォームを脱いだ選手がどれくらいいるよ?
今年のドラフト会議でもあれだけ直前まで「サワンガーサワンガー」と左腕いでいた(笑)にも拘らず、いざ蓋を開けてみれば全員右投手。大竹寛の人的補償選手で、左腕を模索したのかどうかは知らんけど、結果的に選ばれたのは、これまた右投手も一岡竜司。来てくれる選手に罪は一切ないけど、それだけ現有勢力の左腕の再生に自信があるのか。それともそれだけの計画があるのかどうか。
中堅サウスポーを2人、強化指定選手にしたから左腕は獲らんでいい、と言う結果に落ち着いたのか、これから先現有の左腕をどんどん強化していくから、新人の左腕はいらない、と言う結果に達したのか(似たようなもんか)。いずれにしろ今いる左腕の「お目覚め」を期待するべき、なんでしょう。
先にも書いたように、三軍の活用法は多々あるとは思うけど、チームとして動かしてない限りは、徹底的に練習をさせるべき、反復練習に日々を費やしてもいいんですよ。リハビリ部門はそれこそ別に設ければいい。もちろんその分人は雇うべきと思いますが、そう言う所をケチるべきではない。
そもそも、わざわざ「強化担当」とかポジションを設けるべきじゃないんですよね。一軍であろうが二軍であろうが、弱いチームは銭帯を強化しなければいけない。どの選手も「これでいい」と言う基準は絶対にないし、あるはずもない。何を勘違いしてるのか知らんが誰と誰が、と言う指定すら無駄だ。
今シーズンのカープはどこに行っても「3位」と言う順位だけが独り歩きしてた。
しかしカープが3月末から9月にかけて、毎日のように試合をしているのは「ペナントレース」だ。ペナント、つまりは優勝旗をかけて戦っているんだ。あくまで3位なんざ「添え物でしかない。もっと言えばクライマックスシリーズすらも盛大な添え物にしか過ぎない。
いろんなイベントでの選手の声として「優勝」という言葉が聞こえてくる。
けど、3位があってその次に2位があって、そして優勝があるわけではない、ワンステップずつアップするわけじゃない。毎年毎年優勝を争っている。されど3位だろうけど「たかだか3位程度のもの」だ。しかも6チームしかないリーグ戦の3番目。144試合もやってようやく3番目、じゃお話にならない。
三軍に落とした選手を強化するだけでは底上げなんか望めないし、戦力アップにはならない。
カープはまだまだ弱いんだ。そして、そんな弱いチームに一軍も二軍もないんだ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
広島が3軍改革 不振選手サポートも デイリースポーツ
広島が3軍に選手の再生を目的とした強化部門を設置したことが27日、分かった。これまで3軍では故障者のリハビリを専門に行ってきたが、新たに追加。不振で2軍にくすぶっている選手を担当コーチの下で、復活への手助けをする。
強化部門を担当するのは、青木勇人3軍投手コーチ(強化担当)と、今季限りで引退し、フロント入りした岸本秀樹3軍スコアラー。二人が中心となり、不振に陥ってる選手に対してビデオでフォームをチェックし、指導していくという。
春季キャンプでもフォーム改造などを行うことはある。しかし新設された3軍の強化部門ではシーズン中も、試合に出場させずに再生するまで強化メニューに取り組ませるという。球団首脳は「これまで選手を尊重しすぎていた。これからは(不振の選手を)強制的に指導していく」と強化の対象になった選手には厳しく接する方針だ。
すでに今季1軍登板がなかった斉藤や大島が強化選手に指名されている。「大島はツーシームに取り組んでいるそうだ。斉藤には切れを取り戻してもらいたい」と球団首脳。通常ならば戦力外でもおかしくない選手が再生に成功すれば、選手層アップにつながるはずだ。
正直、どこのチームでも「三軍」をどうしようか、と言うのは試行錯誤のはず。ファイターズのように「育成選手が皆無」と言うチームもありますが。イースタンリーグの若手選手を集めての「フューチャーズ」があったり、ホークスの三軍はもうすでに「別チーム」状態。よそは色々動いてます。
そしてカープの三軍と言えば一体何をしてるのか。
たいがいの場合、これまでは負傷した選手のリハビリテーションに充てられてたようにも思います。そしてシーズン中でもごくたまに「強化指定選手」名目で別枠が設けられたりもしていましたが、ようやく「強化」に回すことに気づいたのか。遅いっちゅうたら遅いんですけどね。
青木勇人3軍投手コーチ(強化担当)と言う事ですが、そこに挙げられてるメンバーが正直情けない。齊藤悠葵(26)に大島崇行(30)って。もういい加減、自分で試行錯誤して自分で結果を残さないといけない年齢の選手が、未だに「強化指定」とか。いったい今までどういう練習を課してきたのか。
この二人は今シーズン、あまり試合で見た記憶がない。その分練習に充てていたんだろうけど、そんなものシーズン中ににやるもんでもない。名前の後ろに今年迎えた年齢を入れてみたけど、この年齢になるまでどういう練習をして来たか。そして球団は今の彼らの「惨状」をどう捉えているのか。
もう名前が出たからしゃーないけども、大島崇行なんか、大竹寛と同期入団の同級生、しかもドラフト3巡目指名(当時のドラフフト会議のシステムでは、大竹寛の次の指名)の選手だ。そんな選手が未だに「帯に短し襷に長し」どころではない状態で「育成出来ます」だの「伸びしろ」だの言えるかって。
誰が伸びるか分からないから、毎度毎度5人も6人も指名するんだろうし、実際その中で10年15年と戦力になるのは1人か2人。けど入団して10年も経って、未だに「強化指定選手」の域を出ないってのを今になって気づくってのもバカな話。ここまで言ったら言い過ぎかも知れんけど、その10年選手の影で、一軍のマウンドに全く上がれぬままユニフォームを脱いだ選手がどれくらいいるよ?
今年のドラフト会議でもあれだけ直前まで「サワンガーサワンガー」と左腕いでいた(笑)にも拘らず、いざ蓋を開けてみれば全員右投手。大竹寛の人的補償選手で、左腕を模索したのかどうかは知らんけど、結果的に選ばれたのは、これまた右投手も一岡竜司。来てくれる選手に罪は一切ないけど、それだけ現有勢力の左腕の再生に自信があるのか。それともそれだけの計画があるのかどうか。
中堅サウスポーを2人、強化指定選手にしたから左腕は獲らんでいい、と言う結果に落ち着いたのか、これから先現有の左腕をどんどん強化していくから、新人の左腕はいらない、と言う結果に達したのか(似たようなもんか)。いずれにしろ今いる左腕の「お目覚め」を期待するべき、なんでしょう。
先にも書いたように、三軍の活用法は多々あるとは思うけど、チームとして動かしてない限りは、徹底的に練習をさせるべき、反復練習に日々を費やしてもいいんですよ。リハビリ部門はそれこそ別に設ければいい。もちろんその分人は雇うべきと思いますが、そう言う所をケチるべきではない。
そもそも、わざわざ「強化担当」とかポジションを設けるべきじゃないんですよね。一軍であろうが二軍であろうが、弱いチームは銭帯を強化しなければいけない。どの選手も「これでいい」と言う基準は絶対にないし、あるはずもない。何を勘違いしてるのか知らんが誰と誰が、と言う指定すら無駄だ。
今シーズンのカープはどこに行っても「3位」と言う順位だけが独り歩きしてた。
しかしカープが3月末から9月にかけて、毎日のように試合をしているのは「ペナントレース」だ。ペナント、つまりは優勝旗をかけて戦っているんだ。あくまで3位なんざ「添え物でしかない。もっと言えばクライマックスシリーズすらも盛大な添え物にしか過ぎない。
いろんなイベントでの選手の声として「優勝」という言葉が聞こえてくる。
けど、3位があってその次に2位があって、そして優勝があるわけではない、ワンステップずつアップするわけじゃない。毎年毎年優勝を争っている。されど3位だろうけど「たかだか3位程度のもの」だ。しかも6チームしかないリーグ戦の3番目。144試合もやってようやく3番目、じゃお話にならない。
三軍に落とした選手を強化するだけでは底上げなんか望めないし、戦力アップにはならない。
カープはまだまだ弱いんだ。そして、そんな弱いチームに一軍も二軍もないんだ。
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2013.12.30 / Top↑
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