数日前の夕刊ネタであります。「記事は一日一本」を今オフの常としておるゆえ、こうやって遅れることもあります。何卒御了承下さい。いろいろと興味を示してたらそらもう大変ですから(笑)。

大瀬良の成長 今村が刺激
2人の“物語”広島で第二章
ドラフト1位指名で広島に入団した九州共立大(北九州市)の大瀬良大地(22)には、「ずっと意識してきた」存在がいる。同僚となる今村猛投手(22)だ。ともに長崎県出身で速球派の右腕。甲子園切符を争ったライバル物語は、プロの舞台で第二章に入る。
ドラフト指名から2週間後、大瀬良は「侍ジャパン」の一員として、台湾代表と対戦。最速153キロの直球を武器に2イニングを無失点に抑えるなど、大器の片鱗んを見せた。
「遊んだ記憶がない」というほど、大学での4年間は筋力アップ、変化球の習得にフォームの改良と野球漬けの日々。「即戦力でプロ入り」という目標に向かって自分を磨き続けた。高校時代から体重は約15キロ増え、球速も増した。
そんな右腕が「人生が変わった」と振り返る一戦がある。長崎日大高3年の夏の長崎大会準々決勝で、春の選抜大会で優勝した清峰高のエースいまむらに3-1で投げ勝った試合だ。「自分が覚醒した感じがした。上(プロ)の世界に行けるかも」と自信を深めた。
高校卒業後、プロ入りした今村は一軍に定着し、今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場。大瀬良は、今村の活躍を伝える新聞記事を大学寮の部屋に貼り、レベルアップに努めた。
「彼がいたから、ここまで頑張れた」と大瀬良。2人の右腕が切磋琢磨し合って成長すれば、来季2年連続Aクラス入りを目指すチームにとって、これ以上頼もしいことはない。
一度でも対戦経験のある「同級生」が入団してくるってのはプロ野球選手としての心境はどうなんでしょう。いち友人としては歓迎するところでは有りましょうが、また「戦うべきライバル」がひとり増えることで、発奮座雨量になるか危機感を覚えることになるか。
まだ大瀬良大地がプロで一球も投げてないから、あれこれ言うつもりはありません。
確かに最近は大卒ドラフト1位の選手が「即戦力」として期待されることが多いです。今シーズンのセ・パ両リーグの新人王はともに大学卒の選手。カープでも野村祐輔は昨シーズン9勝、今シーズン12勝と、目に見える所sでステップアップが始まっています。
本来ならこうやってドラフト1位指名選手が騒がれれば騒がれるほど、今いるカープ選手はもっと食いつかなければいけない。実績があろうがなかろうが「先輩」である以上はもっと声を出さないと。
契約更改後の記者会見でよく「10勝目標」などのコメントが聞かれるけども、もっともっと高みを目指して追い込まなければいけない。10勝だのローテーションだのと言いながら達成出来てない選手は、正直「足りてない」んだから。
今村猛と大瀬良大地の関係は、ドラフト会議以前からいろんな所で書かれている。もちろん今村猛もそれを目にしているだろうし、読んでないわけがない。当然この先も、比較されることは多くなる。
何かと話題になる、1988年生まれの「前田健太世代」ではあります。今はもうほぼどのチームでも、主力もしくはそれに近いポジションの選手が多くなってきています。田中将大はとうとう、NPBの枠から飛び出そうとすらしています。中にはプロ野球界から身を引いた人もいますが。
おそらくその誰もが、田中将大を目標にし、斎藤佑樹をライバル視し、打倒前田健太を目標に日々精進に励んでたはず。それがのべ80人超ともなると、相当の励みになるはず。
今村猛の同級生というだけでも、NPBには30人前後いる。もちろんその中にはカープで言えば堂林翔太、庄司隼人、中村亘佑らもいる。立場は違えどそしてポジションは違えど、共に上を目指すための仲間でもあり、引き摺り下ろさなかればいけないライバルでもある。
ぶっちゃけ、これまでは壁に貼り出していた新聞記事を、今度は破かなければいけない相手になる。いいピッチングをして、新聞に名前が載ってナンボのプロ野球選手。ライバルが新聞に載って、気分が良かろうはずもないし、良かったら逆におかしい。「じゃあ次は」と思うのが当たり前。
その熱がチームの熱につながればなお良しだし、その選手の熱を首脳陣、特に野村謙二郎監督が感じなければいけない。成績を残してナンボ、の世界ではあるけども、心の中では常日頃から「わしをなんで使わんのや?」と思ってる選手はたくさんおるはずだし、そうでないと困るんだ。
野村謙二郎監督就任以降、選手起用に明らかに偏りがある。その偏りの結果が「マイナス3位」なんだと思う。偏りとこだわりを放棄しkない限り、永久に上は目指せない。
常々思っていることではあるけど、新しく選手が入団してくるのは、血の入れ替えではあるけど、「l強化」ではない。ドラフト会議ってのはけっして補強ではない。悪く言えば退団選手の「補填」でしかない。そう毎年毎年が「補強」なら今頃はとんでもなく強くなってるはずだし。
それを「補強」にするのは、新入団選手の活躍の他、現有選手の「発奮」も要素としてあると思う。
大瀬良大地の入団以来、色んな所で引き合いに出される今村猛。ピッチャーとしてのポジションがどうなるかは分からんけど「わしは大瀬良大地の噛ませ犬じゃない」くらいの身持ちはあるだろう。
それが多少なりとも、今村猛の「熱」になれば、大瀬良大地が入団した意味もあろう、と思う。もちろん、両者ともせめぎ合って刺激し合って、伸びてくれればいいんですけどね。
今村猛の「逆襲」に期待(笑)。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。


2人の“物語”広島で第二章
ドラフト1位指名で広島に入団した九州共立大(北九州市)の大瀬良大地(22)には、「ずっと意識してきた」存在がいる。同僚となる今村猛投手(22)だ。ともに長崎県出身で速球派の右腕。甲子園切符を争ったライバル物語は、プロの舞台で第二章に入る。
ドラフト指名から2週間後、大瀬良は「侍ジャパン」の一員として、台湾代表と対戦。最速153キロの直球を武器に2イニングを無失点に抑えるなど、大器の片鱗んを見せた。
「遊んだ記憶がない」というほど、大学での4年間は筋力アップ、変化球の習得にフォームの改良と野球漬けの日々。「即戦力でプロ入り」という目標に向かって自分を磨き続けた。高校時代から体重は約15キロ増え、球速も増した。
そんな右腕が「人生が変わった」と振り返る一戦がある。長崎日大高3年の夏の長崎大会準々決勝で、春の選抜大会で優勝した清峰高のエースいまむらに3-1で投げ勝った試合だ。「自分が覚醒した感じがした。上(プロ)の世界に行けるかも」と自信を深めた。
高校卒業後、プロ入りした今村は一軍に定着し、今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場。大瀬良は、今村の活躍を伝える新聞記事を大学寮の部屋に貼り、レベルアップに努めた。
「彼がいたから、ここまで頑張れた」と大瀬良。2人の右腕が切磋琢磨し合って成長すれば、来季2年連続Aクラス入りを目指すチームにとって、これ以上頼もしいことはない。
一度でも対戦経験のある「同級生」が入団してくるってのはプロ野球選手としての心境はどうなんでしょう。いち友人としては歓迎するところでは有りましょうが、また「戦うべきライバル」がひとり増えることで、発奮座雨量になるか危機感を覚えることになるか。
まだ大瀬良大地がプロで一球も投げてないから、あれこれ言うつもりはありません。
確かに最近は大卒ドラフト1位の選手が「即戦力」として期待されることが多いです。今シーズンのセ・パ両リーグの新人王はともに大学卒の選手。カープでも野村祐輔は昨シーズン9勝、今シーズン12勝と、目に見える所sでステップアップが始まっています。
本来ならこうやってドラフト1位指名選手が騒がれれば騒がれるほど、今いるカープ選手はもっと食いつかなければいけない。実績があろうがなかろうが「先輩」である以上はもっと声を出さないと。
契約更改後の記者会見でよく「10勝目標」などのコメントが聞かれるけども、もっともっと高みを目指して追い込まなければいけない。10勝だのローテーションだのと言いながら達成出来てない選手は、正直「足りてない」んだから。
今村猛と大瀬良大地の関係は、ドラフト会議以前からいろんな所で書かれている。もちろん今村猛もそれを目にしているだろうし、読んでないわけがない。当然この先も、比較されることは多くなる。
何かと話題になる、1988年生まれの「前田健太世代」ではあります。今はもうほぼどのチームでも、主力もしくはそれに近いポジションの選手が多くなってきています。田中将大はとうとう、NPBの枠から飛び出そうとすらしています。中にはプロ野球界から身を引いた人もいますが。
おそらくその誰もが、田中将大を目標にし、斎藤佑樹をライバル視し、打倒前田健太を目標に日々精進に励んでたはず。それがのべ80人超ともなると、相当の励みになるはず。
今村猛の同級生というだけでも、NPBには30人前後いる。もちろんその中にはカープで言えば堂林翔太、庄司隼人、中村亘佑らもいる。立場は違えどそしてポジションは違えど、共に上を目指すための仲間でもあり、引き摺り下ろさなかればいけないライバルでもある。
ぶっちゃけ、これまでは壁に貼り出していた新聞記事を、今度は破かなければいけない相手になる。いいピッチングをして、新聞に名前が載ってナンボのプロ野球選手。ライバルが新聞に載って、気分が良かろうはずもないし、良かったら逆におかしい。「じゃあ次は」と思うのが当たり前。
その熱がチームの熱につながればなお良しだし、その選手の熱を首脳陣、特に野村謙二郎監督が感じなければいけない。成績を残してナンボ、の世界ではあるけども、心の中では常日頃から「わしをなんで使わんのや?」と思ってる選手はたくさんおるはずだし、そうでないと困るんだ。
野村謙二郎監督就任以降、選手起用に明らかに偏りがある。その偏りの結果が「マイナス3位」なんだと思う。偏りとこだわりを放棄しkない限り、永久に上は目指せない。
常々思っていることではあるけど、新しく選手が入団してくるのは、血の入れ替えではあるけど、「l強化」ではない。ドラフト会議ってのはけっして補強ではない。悪く言えば退団選手の「補填」でしかない。そう毎年毎年が「補強」なら今頃はとんでもなく強くなってるはずだし。
それを「補強」にするのは、新入団選手の活躍の他、現有選手の「発奮」も要素としてあると思う。
大瀬良大地の入団以来、色んな所で引き合いに出される今村猛。ピッチャーとしてのポジションがどうなるかは分からんけど「わしは大瀬良大地の噛ませ犬じゃない」くらいの身持ちはあるだろう。
それが多少なりとも、今村猛の「熱」になれば、大瀬良大地が入団した意味もあろう、と思う。もちろん、両者ともせめぎ合って刺激し合って、伸びてくれればいいんですけどね。
今村猛の「逆襲」に期待(笑)。
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2013.12.20 / Top↑
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