事ある毎にネタにしてきた、読売新聞大阪版夕刊のスポーツコーナー。以前のように「スポーツアリーナ」と言う小見出しはつかなくなりましたが、今でもしっかり、記事は続いています。
そしてこの日は紙面半分のスポーツコーナーの大きな記事2つがいずれも「広島」の記事と相成っています。広島ネタをなかなか拾えない関西在住の人間にとってはありがたいことです。
――――ここまでは前の記事と同様(笑)
ちなみに「右にサンフレッチェ」とは、紙面向かって左側にサンフレネタが、と言う事です。

J1広島 連覇の源 多彩な練習
チーム変えた松本フィジカルコーチ
サッカーJ1で連覇を成し遂げた広島。昨季からの躍進を陰で支えているのが、2007年以降不在だった「フィジカルコーチ」を務める松本良一さん(39)だ。イビチャ・オシム元日本代表監督の薫陶を受けた多彩なトレーニングで、チームに劇的な変化をもたらした。
リーグ最終節。鹿島戦を3日後に控えたチーム練習で、選手は縄跳びをしながらボールを蹴り出していた。「鹿島は(逆転優勝のため)序盤から足元に激しくあたってくるだろうから、それを速くかわしてボールを裁く動きをね。怪我予防にもなる」と松本コーチ。遊び心のある練習には明確な狙いがある。
試合に向けてのコンディションを上げ、けがをしにくい体を作りのが役目。アネテ五輪ハンマー投げで金メダルを獲得した室伏広治とは中京大の同級生で、一緒にスポーツ科学を学んだ。千葉や福岡でコーチ経験を積み、森保監督の希望で昨季からチームに加わった。DF千葉は「毎日メニューが変わる。飽きないし、意欲的に取り組める」と歓迎する。
「1年目は全選手を厳しく鍛え上げ、今年は若手中心に底上げして全体のレベルを上げた」と話す。主力選手が長期離脱せず、疲れが出る試合終盤でも出足が鈍らない守備は相手の驚異となった。76分以降の失点は、34試合でわずか6点だった。
引き出しの多さは、千葉時代のオシム元監督の影響だ。「オシムさんは予定の練習がうまくいかないと、突然、やり方をがらりと変える。すると、それがはまり、試合もうまくいく。選手はそういう所を見て(指導者に)ついてくる」。陸上や水泳など他競技の専門家にトレーニング法を聞き、スポーツに関する海外の学術論文を読み込んで指導の幅を広げてきた。
手持ちのメニューは数え切れないが、メモは一切しない。「オシムさんに『メモをする暇があれば、ピッチの出来事にすぐ対応出来る指導者になれ』と叱られて」。寝る直前まで翌日のメニューに頭を巡らす。そんな情熱がチームの推進力になった。
「メモをする暇があれば、ピッチの出来事にすぐ対応出来る指導者になれ」って、どっかのプロ野球チームの家督さんにも聞かせてあげたいような一言だと思うんですがいかがでしょう(笑)。
それはさておき
かつて山崎隆造(当時立翔)守備走塁コーチが、フットワーク強化ならびにイレギュラー対策として、柵の中に日南名物の地鶏を放ち、選手にそれを追いかけさせると言う、言わば(う)こっけいなトレーニングを実行して大失敗に終わった、みたいな話がありましたが(笑)。
この「逸話」は2003年の春季キャンプの話。偶然かどうなのかは知りませんが、2002年シーズンを最後に「トレーニングコーチ(最後は迫丸公勝)」hがおらんようになって、それこそトレーニングの仕方すらも迷走しだしたのかな、とも思いますがいかがでしょう。
今シーズンを最後に、綾田練二軍トレーナーが退団されyたのは少し前にも触れました。2011年春季キャンプで、鈴川卓也トレーナーも退団され、いわばカープの「トレーニング部門」は新しい世代を迎えたことにもなりますが、通常の野球の練習以外のトレーニング関連はどうなってるのかな。
トレーニング部門、と言うかその辺の話の先駆者と言えば、野茂英雄やらを指導したこともある立花龍司氏の名前がよく出てくるけども、メジャー流、とまではいかなくても、ある程度「現代的な」トレーニング方法をカープももうそろそろ導入出来ぬものでしょうか。
最近は選手個人でいろんなところへトレーニングに出かけることが多くなってます。広島で言えば牛田新町にある「トレーニングクラブアスリート」。金本知憲や新井貴浩はオフシーズンはここでトレーニングしてますし、現役時代の高信二は、球場入りする前にここで一汗流してから球場入りしてたとか。もっとも高信二の場合は、広島市民球場自体に設備がなかった、と言うのもありますが。
最近では、オフシーズンになると、鳥取にある「ワールドウィングエンタープライズ」に集まるスポーツ選手が増えました。カープで言えば福井優也、ドラゴンズでは山本昌さんが行ってますが。
違う競技からのトレーニング方法って、学ぶ所も多いと思います。下柳剛が桜庭和志と共にトレーニングをし、しまいには試合のセコンドについてたのも有名な話ではありますが、そう言った発想が今のカープにあるかどうか、が問題ではあります。
オフの過ごし方はさすがに個人に委ねられるところもあろうとは思いおますが、それらを踏まえた上で、野球に生かせる「トレーニングコーチ」がチームにいるかどうか。
シーズン中に鳥取に通うわけにもいかないし、遠征先に「アスリート」があるわけでもない。やはり選手の「オフはこうこうこう言うトレーニングをしてきまして」みたいなのをチームとして取りまとめるだけの「コーチ」が必要か、とは思いますがいかがでしょう。
それこそシーズン中でも、各選手の「パーソナルトレーナー」みたいな方と連絡を密にする必要もあると思いますが、そこまでの知恵と発想が今のカープにあるか。野球で使う筋肉は野球でしか鍛えられない、とは言うけども、それだけでは足りない部分はいくつも出てきてるはず。
まだまだ、カープのこの辺の考え方は遅れてるんじゃないか、と思います。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
そしてこの日は紙面半分のスポーツコーナーの大きな記事2つがいずれも「広島」の記事と相成っています。広島ネタをなかなか拾えない関西在住の人間にとってはありがたいことです。
――――ここまでは前の記事と同様(笑)
ちなみに「右にサンフレッチェ」とは、紙面向かって左側にサンフレネタが、と言う事です。

チーム変えた松本フィジカルコーチ
サッカーJ1で連覇を成し遂げた広島。昨季からの躍進を陰で支えているのが、2007年以降不在だった「フィジカルコーチ」を務める松本良一さん(39)だ。イビチャ・オシム元日本代表監督の薫陶を受けた多彩なトレーニングで、チームに劇的な変化をもたらした。
リーグ最終節。鹿島戦を3日後に控えたチーム練習で、選手は縄跳びをしながらボールを蹴り出していた。「鹿島は(逆転優勝のため)序盤から足元に激しくあたってくるだろうから、それを速くかわしてボールを裁く動きをね。怪我予防にもなる」と松本コーチ。遊び心のある練習には明確な狙いがある。
試合に向けてのコンディションを上げ、けがをしにくい体を作りのが役目。アネテ五輪ハンマー投げで金メダルを獲得した室伏広治とは中京大の同級生で、一緒にスポーツ科学を学んだ。千葉や福岡でコーチ経験を積み、森保監督の希望で昨季からチームに加わった。DF千葉は「毎日メニューが変わる。飽きないし、意欲的に取り組める」と歓迎する。
「1年目は全選手を厳しく鍛え上げ、今年は若手中心に底上げして全体のレベルを上げた」と話す。主力選手が長期離脱せず、疲れが出る試合終盤でも出足が鈍らない守備は相手の驚異となった。76分以降の失点は、34試合でわずか6点だった。
引き出しの多さは、千葉時代のオシム元監督の影響だ。「オシムさんは予定の練習がうまくいかないと、突然、やり方をがらりと変える。すると、それがはまり、試合もうまくいく。選手はそういう所を見て(指導者に)ついてくる」。陸上や水泳など他競技の専門家にトレーニング法を聞き、スポーツに関する海外の学術論文を読み込んで指導の幅を広げてきた。
手持ちのメニューは数え切れないが、メモは一切しない。「オシムさんに『メモをする暇があれば、ピッチの出来事にすぐ対応出来る指導者になれ』と叱られて」。寝る直前まで翌日のメニューに頭を巡らす。そんな情熱がチームの推進力になった。
「メモをする暇があれば、ピッチの出来事にすぐ対応出来る指導者になれ」って、どっかのプロ野球チームの家督さんにも聞かせてあげたいような一言だと思うんですがいかがでしょう(笑)。
それはさておき
かつて山崎隆造(当時立翔)守備走塁コーチが、フットワーク強化ならびにイレギュラー対策として、柵の中に日南名物の地鶏を放ち、選手にそれを追いかけさせると言う、言わば(う)こっけいなトレーニングを実行して大失敗に終わった、みたいな話がありましたが(笑)。
この「逸話」は2003年の春季キャンプの話。偶然かどうなのかは知りませんが、2002年シーズンを最後に「トレーニングコーチ(最後は迫丸公勝)」hがおらんようになって、それこそトレーニングの仕方すらも迷走しだしたのかな、とも思いますがいかがでしょう。
今シーズンを最後に、綾田練二軍トレーナーが退団されyたのは少し前にも触れました。2011年春季キャンプで、鈴川卓也トレーナーも退団され、いわばカープの「トレーニング部門」は新しい世代を迎えたことにもなりますが、通常の野球の練習以外のトレーニング関連はどうなってるのかな。
トレーニング部門、と言うかその辺の話の先駆者と言えば、野茂英雄やらを指導したこともある立花龍司氏の名前がよく出てくるけども、メジャー流、とまではいかなくても、ある程度「現代的な」トレーニング方法をカープももうそろそろ導入出来ぬものでしょうか。
最近は選手個人でいろんなところへトレーニングに出かけることが多くなってます。広島で言えば牛田新町にある「トレーニングクラブアスリート」。金本知憲や新井貴浩はオフシーズンはここでトレーニングしてますし、現役時代の高信二は、球場入りする前にここで一汗流してから球場入りしてたとか。もっとも高信二の場合は、広島市民球場自体に設備がなかった、と言うのもありますが。
最近では、オフシーズンになると、鳥取にある「ワールドウィングエンタープライズ」に集まるスポーツ選手が増えました。カープで言えば福井優也、ドラゴンズでは山本昌さんが行ってますが。
違う競技からのトレーニング方法って、学ぶ所も多いと思います。下柳剛が桜庭和志と共にトレーニングをし、しまいには試合のセコンドについてたのも有名な話ではありますが、そう言った発想が今のカープにあるかどうか、が問題ではあります。
オフの過ごし方はさすがに個人に委ねられるところもあろうとは思いおますが、それらを踏まえた上で、野球に生かせる「トレーニングコーチ」がチームにいるかどうか。
シーズン中に鳥取に通うわけにもいかないし、遠征先に「アスリート」があるわけでもない。やはり選手の「オフはこうこうこう言うトレーニングをしてきまして」みたいなのをチームとして取りまとめるだけの「コーチ」が必要か、とは思いますがいかがでしょう。
それこそシーズン中でも、各選手の「パーソナルトレーナー」みたいな方と連絡を密にする必要もあると思いますが、そこまでの知恵と発想が今のカープにあるか。野球で使う筋肉は野球でしか鍛えられない、とは言うけども、それだけでは足りない部分はいくつも出てきてるはず。
まだまだ、カープのこの辺の考え方は遅れてるんじゃないか、と思います。
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2013.12.13 / Top↑
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