しかし相変わらず他球団を見下した言い方だね。だからこの人、どこにもコーチとして呼ばれんのんじゃないかな、と思います。ファンはそれでもいいとは思いますが、OBが「まずジャイアンツ目線」ではねー。いち球団に拘りすぎるとアカンな、と言う良い例でもあると思います。

最近エスパー化した「広島魂」ジャーナリストもどきを見てると余計に(笑)。

巨人OB会・柴田副会長が大竹に注文 東スポWEB

広島からFA宣言し、巨人に入団した大竹寛投手(30)に、巨人OB会副会長・柴田勲氏(69)が注文をつけた。

大竹にはチームからの期待も高く、原監督が「野球少年がそのまま大きくなったような選手。15勝はしてほしい」と言えば、大竹も「背番号ぐらい勝ちたい」と自己最多の11勝を上回る17勝を目標に掲げるなど、日本一奪回に向けてのピースになるべく、強い決意を示している。

しかし、柴田氏は「広島で10勝したというけど、では巨人で10勝、15勝できるかというとちょっと疑問視かな」と不安を投げかけた。根底にあるのは、置かれた環境の違い。「お家事情というのもあるだろう。広島だから投げさせてもらえたというのもあるのではないか。何とかして、使わなくてはいけないチームと、使わなくてもいいチームの違いはある」と言い切った。

当然、大竹は戦力的に必要と判断されたからフロントも獲得に動いたわけだが、それでも巨人には先発候補として、澤村や小山、笠原といったイキのいい若手も多く、広島と比べて戦力は上。まずはそれらの選手と先発ローテーションの座を奪い合わなければならない。競争の激しさからして広島とは違うのだ。

またもう一つ、柴田氏が気にしているのは大竹の防御率だ。今年は10勝10敗、防御率3.37に終わった大竹について「年間10勝はしているが、防御率が2点台とかじゃない。そういった投手をローテーションに加えるのはどこまで(首脳陣が)我慢できるのかというのもある」。

不安定な内容の試合が数試合続き、原監督が辛抱できなければ、たとえローテーション入りできたとしても、その座を守ることすら危ういだろう。来季の巨人については「普通にやれば(他球団に)負けるわけはない」と柴田氏。その輪の中に大竹は最後までいられるか。



「常勝」を義務付けられたであろうジャイアンツを念頭に置いてのコメント(?)だろうとは思いますが、赤字で示しているような事を思っているのであれば、獲得交渉に乗り出す前に言おうよ(笑)。

まぁ過去にチーム編成その他に、OBが余計な介入をしてチーム人事がグダグダになった、てのがよくありましたが、柴田氏も敢えて言うなら「排除されてる方」なんでしょうかね。それだけジャイアンツ内部では「ポーカー賭博」の罪は大きかったりするんでしょうか。

それより何より

きょうび「先発出来るピッチャーは何人いてもいい」状況下に於いて、大きな故障もせず、ほぼ100パーセント6回まで投げてくれて、それでいいてほぼ毎試合、そこまでを3失点以下に抑えてくれるピッチャーって、なかなかいてません。これだけは、若かろうが活きが良かろうが関係ない。

リリーフで一年間過ごした澤村拓一はどうするのか知らんけど、小山雄輝や笠原将生は「埋めるに値しない」と球団が判断して大竹寛を獲得に乗り出したんだから、あれこれ言うてもしゃあない。

17勝を目指したい?ええ事やん。その辺くらい褒めてあげんさいや。一年間ローテーションを守る、とか至極程度の低い目標じゃないんだから。

「広島で10勝したというけど、では巨人で10勝、15勝できるかというとちょっと疑問視かな」

言うてくれますやん。じゃあその不安を的中させてあげるだけですよ。本人さんがぶっちゃけカープからは4つ5つ勝てる、と思って言ってるんだから。今ジャイアンツにおるピッチャーがみな10勝15勝したことあるんならソレくらいのことは言うてもいいとは思いますけどね。

どの球団、どの監督さんも、リーグ優勝しようが何しようが常に「足りなひ、足りなひ」と思っているはず。それを外部からの選手で埋めようとするか、現有勢力の底上げで何とかする、だけの違い。

両極端に分けてしまうこともない。これをうまく折衷させたチームが上位につけているのは毎年のこと。組み合わせ方が下手なら、また手法が間違っていたら下位に沈むだけのお話であって。

ジャイアンツがどう言う人材を常日頃から求めているのかは分からんけど、一年間大きな怪我もなく、毎試合毎試合6イニングは必ずと言って良い程投げてくれる。これだけでも十分才能であり、本人の努力の結果。それを持って移籍してきたんだから、ますぞれは認めてあげないと。

OB会って存在、何かと厄介なようにも思います。カープは今オフ、「ようやく」OB会長が長谷部稔氏から安仁屋宗八氏に代わりました。任期が8年だったので、「ようやく」と言う表現は当たってないかも知れませんが、やっと「カープ創世記」から抜け出せたかな、とも思います。

毎年毎年突拍子もない勝ち星予想で辟易させてくれる「新・OB会長さん」ではありますが、もうそろそろええ年なんだから「隠居」はして欲しいとは思いますが、そうもいかんのでしょうね。


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2013.12.10 / Top↑
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