地元に帰ることの何がいかんのでしょうか。
「地元に帰ろう」、目立つ今年のFA傾向 産経新聞
今オフに国内フリーエージェント(FA)宣言した8選手のうち、2日までに7人の移籍先が決まった。今年目立つのは自分の出身県、あるいは地方を本拠地とするチームを新天地として選ぶ傾向だ。7人中4人が地元へ帰ることを選択。まだ去就の決まらない西武の涌井にも出身地の千葉のロッテが熱心にラブコールを送っている。(プロ野球取材班)
広島から巨人へ移る大竹は埼玉県でも東京に近い八潮市出身。「(巨人入りは)関東という部分が家族も近いし決め手になった。地元の関東で野球がしたいと思った」と話した。
ソフトバンクは日本ハムから鶴岡(鹿児島出身)、中日から中田賢(福岡出身)とご当地選手2人の獲得に成功した。鶴岡は「九州には現役のうちに恩返しをしないといけない人がたくさんいる」と語り、中田賢も母親が地元で一人暮らしをしていることなどを移籍決断の理由とした。
逆にソフトバンクを出てオリックス入りする山崎は兵庫出身。「地元で野球ができるのは家族も喜ぶし、夢だった」とする。4人とも受け入れ先のチームの補強ポイントと、本人の希望とがうまくマッチして移籍がまとまった形だ。
スポーツビジネスに詳しい帝京大の大坪正則教授(スポーツ経営)は「昔は『いったん故郷を出たら二度と帰らない』というサムライばかりだった。今の選手は少しやわ(弱腰)になったのかも」と地元志向を揶揄(やゆ)する。
楽天は初優勝した今季、銀次や斎藤ら東北出身選手の活躍もあって観客は前年比8.8%増を記録した。大坪教授は「地元出身で実力のあるFA選手の獲得は観客を増やすうえで分かりやすく、手っ取り早い方策だ。選手にとっても“円満退社”の理由となる」と理解を示す。
一方で財力のある球団の積極的なFA補強も目立っており、「一部の球団だけが地元選手をかき集めていけば戦力の均衡が崩れ、チーム間の競争がゆがむ恐れもある」と警鐘を鳴らす。
何か未だに過去の遺物みたいなコメントを発せられていますが、この人に「故郷」はないのかな。
一時「Iターン(現象)」と言う言葉がもてはやされた。簡単に言えば「都市部から地方への移住」みたいな言葉だったと思う。この記事の主旨「地元に帰ろう」とは少し違うかも知れませんが。
自分がドラフト会議で自分の産まれ育った地域と違うチームから指名され、入団することを「就職」と考えるならば、いずれはその知識を地元で生かしたい、と思うのはごく当たり前ではなかろうか。
みんながみんな、産まれ育った地域にプロ野球チームがある、とは限らないし、またIターンとは意味合いが違うけども、いずれは故郷に帰りたい、と思うのはごく当たり前じゃないかな。
初めて行った地方で「なんか知らんけど懐かしい」などとワケの分からない思いに駆られるくらいなら「地元」の方がまだマシ。そらぁそこから誘われたら「帰りたい」と思うのは自然の摂理。
帰巣本能とはまた違うんだろうけど、見知らぬ土地で汗水流して働いて「故郷へ錦を衣て帰る」。その権利をフリーエージェントと言う形で得て、どの権利を行使する。何も悪いことじゃない。
サムライがどうとか言うけども、NPBの「フリーエージェント」てのは、自由にどこのチームとでも契約出来る権利なんだから、そして一定の期間、それを行使するだけの成績を挙げてきたんだから「地元に帰ってきてみないか?」と言われれば、心が揺らいでもしゃーないですよ。
それと「財力のある球団の積極的なFA補強」。
これはもうフリーエージェント導入初期から言われて来た事、であって、今更。球団に金の有無もチームの実力のうちだし、金積んで獲得した選手の、みんながみんな活躍したとは言い切れないし。
それ以上に、契約の切れた外国人選手とかを「調査」する手筈の良さが目立つ。「退団するかも」みたいな話が出たら即調査行動。内容的に何をするのか、までは知ったこっちゃないけど、この辺りのフットワークの軽さは、強い球団になればなるほど軽いようにも思えます。
何もしない、説教的に動こうとしない球団を応援してると余計にそう思いますよ。
動いて失敗して、何か学んだのかと思えば「もう手は出しません」。こんな消極的な姿勢ではまったくもって話にならない。たとえ広島出身の他チームの選手がフリーエージェント宣言をしたとしても、こんなチームに「帰って来たい」と思えるかどうか。外から見て魅力的に映るのかどうか。
そもそも、今のカープって、よそのチームの選手から見たらどう見てるんでしょうね。もちろんカープってのは、チームだけではなく「球団」としてどう見られているのか、ちょっと聞いてみたい。それこそ内川聖一あたりに「ほんまのところどやってん?」って聞いてみたいです。
プロ野球選手から見たら、何の魅力もないんだろうな、などと。
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「地元に帰ろう」、目立つ今年のFA傾向 産経新聞
今オフに国内フリーエージェント(FA)宣言した8選手のうち、2日までに7人の移籍先が決まった。今年目立つのは自分の出身県、あるいは地方を本拠地とするチームを新天地として選ぶ傾向だ。7人中4人が地元へ帰ることを選択。まだ去就の決まらない西武の涌井にも出身地の千葉のロッテが熱心にラブコールを送っている。(プロ野球取材班)
広島から巨人へ移る大竹は埼玉県でも東京に近い八潮市出身。「(巨人入りは)関東という部分が家族も近いし決め手になった。地元の関東で野球がしたいと思った」と話した。
ソフトバンクは日本ハムから鶴岡(鹿児島出身)、中日から中田賢(福岡出身)とご当地選手2人の獲得に成功した。鶴岡は「九州には現役のうちに恩返しをしないといけない人がたくさんいる」と語り、中田賢も母親が地元で一人暮らしをしていることなどを移籍決断の理由とした。
逆にソフトバンクを出てオリックス入りする山崎は兵庫出身。「地元で野球ができるのは家族も喜ぶし、夢だった」とする。4人とも受け入れ先のチームの補強ポイントと、本人の希望とがうまくマッチして移籍がまとまった形だ。
スポーツビジネスに詳しい帝京大の大坪正則教授(スポーツ経営)は「昔は『いったん故郷を出たら二度と帰らない』というサムライばかりだった。今の選手は少しやわ(弱腰)になったのかも」と地元志向を揶揄(やゆ)する。
楽天は初優勝した今季、銀次や斎藤ら東北出身選手の活躍もあって観客は前年比8.8%増を記録した。大坪教授は「地元出身で実力のあるFA選手の獲得は観客を増やすうえで分かりやすく、手っ取り早い方策だ。選手にとっても“円満退社”の理由となる」と理解を示す。
一方で財力のある球団の積極的なFA補強も目立っており、「一部の球団だけが地元選手をかき集めていけば戦力の均衡が崩れ、チーム間の競争がゆがむ恐れもある」と警鐘を鳴らす。
何か未だに過去の遺物みたいなコメントを発せられていますが、この人に「故郷」はないのかな。
一時「Iターン(現象)」と言う言葉がもてはやされた。簡単に言えば「都市部から地方への移住」みたいな言葉だったと思う。この記事の主旨「地元に帰ろう」とは少し違うかも知れませんが。
自分がドラフト会議で自分の産まれ育った地域と違うチームから指名され、入団することを「就職」と考えるならば、いずれはその知識を地元で生かしたい、と思うのはごく当たり前ではなかろうか。
みんながみんな、産まれ育った地域にプロ野球チームがある、とは限らないし、またIターンとは意味合いが違うけども、いずれは故郷に帰りたい、と思うのはごく当たり前じゃないかな。
初めて行った地方で「なんか知らんけど懐かしい」などとワケの分からない思いに駆られるくらいなら「地元」の方がまだマシ。そらぁそこから誘われたら「帰りたい」と思うのは自然の摂理。
帰巣本能とはまた違うんだろうけど、見知らぬ土地で汗水流して働いて「故郷へ錦を衣て帰る」。その権利をフリーエージェントと言う形で得て、どの権利を行使する。何も悪いことじゃない。
サムライがどうとか言うけども、NPBの「フリーエージェント」てのは、自由にどこのチームとでも契約出来る権利なんだから、そして一定の期間、それを行使するだけの成績を挙げてきたんだから「地元に帰ってきてみないか?」と言われれば、心が揺らいでもしゃーないですよ。
それと「財力のある球団の積極的なFA補強」。
これはもうフリーエージェント導入初期から言われて来た事、であって、今更。球団に金の有無もチームの実力のうちだし、金積んで獲得した選手の、みんながみんな活躍したとは言い切れないし。
それ以上に、契約の切れた外国人選手とかを「調査」する手筈の良さが目立つ。「退団するかも」みたいな話が出たら即調査行動。内容的に何をするのか、までは知ったこっちゃないけど、この辺りのフットワークの軽さは、強い球団になればなるほど軽いようにも思えます。
何もしない、説教的に動こうとしない球団を応援してると余計にそう思いますよ。
動いて失敗して、何か学んだのかと思えば「もう手は出しません」。こんな消極的な姿勢ではまったくもって話にならない。たとえ広島出身の他チームの選手がフリーエージェント宣言をしたとしても、こんなチームに「帰って来たい」と思えるかどうか。外から見て魅力的に映るのかどうか。
そもそも、今のカープって、よそのチームの選手から見たらどう見てるんでしょうね。もちろんカープってのは、チームだけではなく「球団」としてどう見られているのか、ちょっと聞いてみたい。それこそ内川聖一あたりに「ほんまのところどやってん?」って聞いてみたいです。
プロ野球選手から見たら、何の魅力もないんだろうな、などと。
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2013.12.04 / Top↑
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