さて、2013年度第二回目の12球団合同トライアウトは、慣れ親しんだナゴヤ球場で行われました。

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早朝06:49に名古屋駅到着。ひと昔前であればこの時間帯、名古屋駅到着直前に寝台特急の到着が見られたものですが、そんな楽しみもなくなりました。

今回のトライアウトに関しては、主催でもあるドラゴンズからいっさいの発表が無く、わずかに参加する選手の情報がツイッター上で流れたのみ。何時からこれをやって、何時開場とかいう情報はなし。

まぁ本来はそれが当たり前なんでしょうけどね。

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07:09の東海道線尾頭橋駅。いくら何でも早過ぎりかな、とは思いましたが。

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いつもの場所で定点撮影。右に見える露橋公園の桜もすっかり紅葉。

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まさかこんなクソ寒い時期にここに来る事になろうとは思いませんでしたナゴヤ球場。しかも07時を回ったばかりなのに、既に並んでいる方がおられる。あんたら仕事は(お前が

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07:45、最初の「球団関係者とおぼしき人」が球場到着。

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番組用なのか何なのか、「東通」のスタッフも続々到着。中には遅刻したのか、タクシーで乗り付けるスタッフも。いいんだか悪いんだか。と言うか紛らわしいことこの上ない。

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選手は正面入り口わきから球場内へ。テレビクルーがこれだけ並んでたら分かりやすいですわな。

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とにかく、球場前にタクシーが停まるたびにザワザワ。先にも書いたように、遅刻したてあろうテレビクルーだった事もあったりして一喜一憂。紛らわしいんだよいちいち(笑)。

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そして08:28、岸本秀樹(広島)球場到着。いつにもまして厳しい表情ながら、差し入れを受け取った時は表情が緩んだように見えたけど気のせいかな。

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08:31、岸本秀樹(広島)からやや遅れて金丸将也(広島)、富永一(広島)が、球場敷地入口から到着。まるで関係者入口までのわずかな距離をかみしめるがごとく。差し入れに目をやる分、なんぼかの余裕があったんかな、などと。

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さらには三家和真(広島)、塚田晃平(広島)も続けて到着。

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開場30分前。

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09:30に予定通り開場。解放された観客席はバックネット裏スタンドのみ。球団関係者は通路を挟んだ中央ブロックに集約。選手が控えているのは一塁側ベンチ。09:00から始まってたウォーミングアップはほぼ終了してました。

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10:30、シートバッティング開始。打者の人数が極端に少ないので、今回はボールカウントはノーボールノーストライクからスタート、となりました。




投手:小林宏之(元阪神)
横山徹也(オリ)     bfbf センター前ヒット
青野毅(千葉ロッテ)  ピッチャーゴロ
梶本勇介(オリ)    b 内野フライ
三家和真(広島)    b レフト線ツーベースヒット

元阪神小林宏「悔いが残る」去就未定 日刊スポー^ツ

元阪神の小林宏之投手(35)が前回10日に続き2度目の受験。しかし打者4人に2安打を許すなど、全盛期の力を発揮できなかった。

「ヒット2本を打たれた。納得いく球が投げられなかった。悔いが残りますね」と話した。今季はエンゼルスでメジャーに挑戦したが開幕前に解雇。その後は日本に戻り独立リーグでプレーした。

今後については「まだ分からない。野球を続けるかどうかは、これからです」と話した。


投手:吉川輝昭(横浜)
柿原翔樹(オリ)    fbffk
稲倉大輝(オリ)    skbfk
横山徹也(オリ)     bkb センターフライ
青野毅(千葉ロッテ)  bb ショートライナー


投手:岸本秀樹(広島)
梶本勇介(オリ)    ファーストゴロエラー
三家和真(広島)    bsbs レフト前ヒット
柿原翔樹(オリ)    k ライト線ヒット
稲倉大輝(オリ)    ショートフライ

足かけ6シーズン、着続けてきた「背番号48」のレプリカユニ(ビジター)をしまうことにしました。これまできてたレプリカユニの、誰よりも長かったです。岸本秀樹、これが最後の「カープユニ」での登板。しっかり目に焼き付けました。出来はいつも通りでしたが。


投手:坂元弥太郎(西武)
横山徹也(オリ)     bkbbfb
青野毅(千葉ロッテ)  bkkf サードへのボテボテの打球
梶本勇介(オリ)    bkfbbb
三家和真(広島)    ショートフライ


投手:西川雅人(元オリ~愛媛)
柿原翔樹(オリ)    bsfk
稲倉大輝(オリ)    bf(アウト扱い)
青野毅(千葉ロッテ)  sbbbff セカンドゴロ
柿原翔樹(オリ)    レフト線ツーベースヒット


投手:金丸将也(広島)
梶本勇介(オリ)    fbbfK
三家和真(広島)    ライト前ヒット
柿原翔樹(オリ)    bfb(三家セカンド盗塁成功)fb ショートゴロ
稲倉大輝(オリ)    f ショートゴロ

誰が目立ったって、赤字で示した三家和真。打って3安打1四球しかも両打席、走って1盗塁。結果的には他の誰よりも際立っていたと思います。

しかし惜しむらくは、3安打がすべて「逆方向へのヒット」と言うこと。非力が故の結果だと思いますが、ともすれば「逆方向にしか打てない」と言う欠点をさらけ出したようなもの。しっかり引っ張りのバッティングがあってこその「流し打ち」:だとは思うんですが、如何せん非力。

試合の場面によっては、左打席で「引っ張りのバッティング」が要求されることもあろうし、それを送りバントで代用できる場面ばかりじゃない。「こいつが出てきたらバント」みたいな職人芸もいいけど、キャリア3年とかでそんな選手になってもらっても困るし。第一可能性を埋もれさす事もある。

たった2年で何を見切ったのか、あっさり戦力外通告をしてしまったカープにも問題がある。

希少価値の高いスイッチヒッター。それをどう鍛えていいか分からないままに、ただ漠然と練習をさせてなかったか。2年で二軍で15試合。いくら育成選手と言えども出場試合数が少なすぎる。で、その分何らかのトレーニングを施していたのか、と思えば体が大きくなった形跡もない。

育成選手を今オフ、バッサリと切ったカープ。少数精鋭の育成枠のつもりなんだと思うけど、これ以上支配下登録への昇格が見込みなしなのであれば、スカウティングの体系から考え直さなければいかんだろう。選手を獲ってきては、育たないから戦力外通告、ではお話にならない。


投手:塚田晃平(広島)
横山徹也(オリ)     fbbkf ショートフライ
青野毅(千葉ロッテ)  bbkk ピッチャーフライ
梶本勇介(オリ)    b ライト前ヒット
三家和真(広島)    fbb ショートフライ


投手:富永 一(広島)
柿原翔樹(オリ)    ss センターフライ
稲倉大輝(オリ)    bfb レフト前ヒット
横山徹也(オリ)     bfbbb
青野毅(千葉ロッテ)  sfk


投手:安斉雄虎(横浜)
梶本勇介(オリ)    bbbb
三家和真(広島)    bsb(梶本セカンド盗塁成功)bfb
柿原翔樹(オリ)    sb 左中間突破ツーベースヒット
稲倉大輝(オリ)    fbkk



以上、たった1時間15分の第二回トライアウト、終了です。

第一回以降、愛媛からジャイアンツに行った岸敬祐が千葉ロッテマリーンズと育成契約、金森敬之も千葉ロッテマリーンズでの入団テストに合格、育成契約になりました。今回の第二回の直前にも、細山田武史と勧野甲輝がホークスと育成契約、工藤隆人がドラゴンズに入団しました。

人数が大幅に減ってしまった第二回ですが、スワローズで引退した田中祐貴のように、第二回での好結果がそのまま入団契約に繋がるかのぅ性もあります。


何人が、来年もNPBに残るんでしょうか。


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2013.11.23 / Top↑
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