ここ暫らく、社会人野球日本選手権に没頭してて、カープの事はおろそかになってます(笑)。
もっとも、クライマックスシリーズ敗退以降、大して大きなネタもないし、「秋季練習始まりました」と言われてもイマイチピンと来ない。さぁこれから鍛えるぞ、的な春季キャンプならまだしも、中途半端な時期に負けてしもうて何となく宙ぶらりんのような状態での秋季キャンプ突入。大丈夫なんかね。
で、今週も色々とあったあみたいですが(笑)、今更ながら合間を見て記事拾い。
古沢投手コーチ退任 来季はドミニカへ デイリースポーツ
広島の古沢憲司投手コーチ(65)の退任が30日、決まった。来季からは一昨年まで務めていたドミニカ共和国のカープアカデミーの担当コーチに復帰する。後任の1軍投手コーチについては、内部昇格となる見込み。
この日、マツダスタジアムで正式にカープアカデミーの担当コーチを受諾した古沢前投手コーチは「ドミニカを見てくれということだから」と話した。
広島 金丸ら2選手に戦力外通告 デイリースポーツ
広島は29日、金丸将也投手、育成選手の小松剛投手に戦力外通告を行った。
3年目で1軍登板ゼロに終わった金丸は「力を出せなかったのが悔しい。3年間、チャンスをつぶした結果。申し訳ない。今後はまだ何も考えられない」と、ショックを受けていた。
まず古沢コーチ。
「辞任」ならばある程度自分から望んで辞めるんだな、と言う雰囲気が見て取れますが「退任」と言う表現となると少し分かりづらくなります。「ドミニカを見てくれということ」なのはいいけども「やっぱり一軍ブルペンコーチは無理だからドミニカを見てくれ」と言う事なのか。
12年も日本のプリ野球から離れ、さらには16年もカープから離れていた事に、ある程度懸念はあったけど「やっぱりな」という印象しかない。しかもたった一年で言えば「離職」。
前任の大野豊投手コーチが「後任に引き継いでもしっかりやれるだろうと考えた。めどは立てられたと思う」との言葉を残しての退団表明から一年ちょっと。外部から人を招聘するまでは良かったんですが、人選は果たして正解だったのかどうか。そしてこれは一体どこの部署の責任なのか。
「めどは立てられた」ところへ、前後左右全く分からない言わば「浦島太郎」みたいなコーチを招聘したところで結果は見えていた。少なくとも今カープが求めていたものと、古沢コーチが合致していたとはとても思えない。その結果、今村猛が壊れてしまった、としか言いようがない。
さらに金丸将也の戦力外通告。
2010年のドラフト4位で、社会人野球東海理化から入団。したまでは良かったけど、一体彼にどう言う役割を期待したのか。ぶっちゃけ入団させた意図は何だったのか。
もっと言うなら、野村謙二郎が指揮を取るようになってから4シーズン。つまりは2009年のドラフト会議から関わってるはずなんだけど、これで2010年以降の投手への戦力外通告は川口盛外、弦本悠希、伊東昴大に続いて4人目(除育成)、うち2人が「即戦力」と目された社会人投手。
しかもその二人共「一軍公式戦登板 ゼ ロ 」 これはどういう事なのか。
「今後はまだ何も考えられない」とあるって事は「育成すらない」と言う事なのか。もっとも、これだけ続々と育成選手の契約を解除してるって事は、2年目の三家和真すら切られてるって事は、今後カープは積極的に「育成選手は取らない」という意思の表れなのか。
確かに支配下登録選手には「契約金」と言う名の「前払い退職金」が支払われる。しかしその額は決して安くはない。社会人出の選手ってドラフトで指名されて、ある程度の安定を捨てて入団してくる選手が多い。その為の「保証金」という面もあろうけど、放り出された選手はどうなるのか。

今シーズンウエスタンリーグの「閉幕戦」試合前、ブルペンで内田順三監督の前でピッチングをしてた金丸将也。まさかこの時点で戦力外通告をされるとは、本人も監督も思ってなかったはず。
首脳陣の方針でオーバースローからサイドスローにしたり(されたり、か)あったけど、あわよくばどないかして活路を見出して欲しいもんなんですが。せっかくフェニックスリーグまで行ったんだし。
で。
今シーズン、カープから10勝投手が4人出た。1986年以来らしいけど、これで決して「投手王国再建なった」とは言い難い。むしろ「建設した」と言うよりも「出来た」言う印象。
出来る(であろう)ピッチャーを起用してその数字通りの成績を残した。これはごく当たり前のことであって。ぶっちゃけ皆ドラフト1位の選手ばっかりなんだから「出来て当たり前」ですよ。
10勝投手が4人だ5人だいるのはいいことだと思う。ただ、その投手がコケた時にカバー出来るピッチャーがまだ出来ていない。5番目6番目あたりで6~7勝出来るピッチャーを作っておくことが大事だと思う。これはまだ出来ていない。そしてこれは球団がするこっちゃない。現場でするべきことだ。
そして、あれだけの人数の選手を、これまでドラフト会議で指名して入団させているはずなのに、育たない、育てない、育てられないのはチームだけじゃない、スカウトを含め球団首脳陣を含めた、カープ全体の問題だ。その一端が「一軍投手コーチがたった1年で退団」じゃないですかね。
まだまだすることはあります。3位だから、3位だけど、じゃない。少なくとも勝ち越さないと大きな顔は出来ない。クライマックスシリーズに出れたから、さぁ次、でもない。次のステップに進む前に、もう一度見直さねばいかんことは山のようにある。
どう言う投手が足りないのか、そしてその足りない部分は今いる選手そのままで補えんのか。こう言う面があまりにも曖昧すぎる。いらないからポイ、では選手は強くならないしチームも強くならない。
決して今の投手陣に「競争」はない。ただ単にチーム・球団を挙げて篩にかけてるだけだ。「いろいろ使ってみてもダメだった」という選手がまだいない。2年や3年で選手を切ってる場合ではない筈。
そんな所に「1年も使えない浦島太郎コーチ」を招聘してる場合ではない。そもそも、後任が決まらないままの退任ってのがちょっと異常にも思える。何か諍いがあったとしか思えない。
何にしろ、投手コーチだけはさっさと発表して下さい。「内部昇格となる見込み」なので、もうチーム内では動いてるでしょうが、それが周囲の安心にもつながると思いますゆえ。、
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
もっとも、クライマックスシリーズ敗退以降、大して大きなネタもないし、「秋季練習始まりました」と言われてもイマイチピンと来ない。さぁこれから鍛えるぞ、的な春季キャンプならまだしも、中途半端な時期に負けてしもうて何となく宙ぶらりんのような状態での秋季キャンプ突入。大丈夫なんかね。
で、今週も色々とあったあみたいですが(笑)、今更ながら合間を見て記事拾い。
古沢投手コーチ退任 来季はドミニカへ デイリースポーツ
広島の古沢憲司投手コーチ(65)の退任が30日、決まった。来季からは一昨年まで務めていたドミニカ共和国のカープアカデミーの担当コーチに復帰する。後任の1軍投手コーチについては、内部昇格となる見込み。
この日、マツダスタジアムで正式にカープアカデミーの担当コーチを受諾した古沢前投手コーチは「ドミニカを見てくれということだから」と話した。
広島 金丸ら2選手に戦力外通告 デイリースポーツ
広島は29日、金丸将也投手、育成選手の小松剛投手に戦力外通告を行った。
3年目で1軍登板ゼロに終わった金丸は「力を出せなかったのが悔しい。3年間、チャンスをつぶした結果。申し訳ない。今後はまだ何も考えられない」と、ショックを受けていた。
まず古沢コーチ。
「辞任」ならばある程度自分から望んで辞めるんだな、と言う雰囲気が見て取れますが「退任」と言う表現となると少し分かりづらくなります。「ドミニカを見てくれということ」なのはいいけども「やっぱり一軍ブルペンコーチは無理だからドミニカを見てくれ」と言う事なのか。
12年も日本のプリ野球から離れ、さらには16年もカープから離れていた事に、ある程度懸念はあったけど「やっぱりな」という印象しかない。しかもたった一年で言えば「離職」。
前任の大野豊投手コーチが「後任に引き継いでもしっかりやれるだろうと考えた。めどは立てられたと思う」との言葉を残しての退団表明から一年ちょっと。外部から人を招聘するまでは良かったんですが、人選は果たして正解だったのかどうか。そしてこれは一体どこの部署の責任なのか。
「めどは立てられた」ところへ、前後左右全く分からない言わば「浦島太郎」みたいなコーチを招聘したところで結果は見えていた。少なくとも今カープが求めていたものと、古沢コーチが合致していたとはとても思えない。その結果、今村猛が壊れてしまった、としか言いようがない。
さらに金丸将也の戦力外通告。
2010年のドラフト4位で、社会人野球東海理化から入団。したまでは良かったけど、一体彼にどう言う役割を期待したのか。ぶっちゃけ入団させた意図は何だったのか。
もっと言うなら、野村謙二郎が指揮を取るようになってから4シーズン。つまりは2009年のドラフト会議から関わってるはずなんだけど、これで2010年以降の投手への戦力外通告は川口盛外、弦本悠希、伊東昴大に続いて4人目(除育成)、うち2人が「即戦力」と目された社会人投手。
しかもその二人共「一軍公式戦登板 ゼ ロ 」 これはどういう事なのか。
「今後はまだ何も考えられない」とあるって事は「育成すらない」と言う事なのか。もっとも、これだけ続々と育成選手の契約を解除してるって事は、2年目の三家和真すら切られてるって事は、今後カープは積極的に「育成選手は取らない」という意思の表れなのか。
確かに支配下登録選手には「契約金」と言う名の「前払い退職金」が支払われる。しかしその額は決して安くはない。社会人出の選手ってドラフトで指名されて、ある程度の安定を捨てて入団してくる選手が多い。その為の「保証金」という面もあろうけど、放り出された選手はどうなるのか。





今シーズンウエスタンリーグの「閉幕戦」試合前、ブルペンで内田順三監督の前でピッチングをしてた金丸将也。まさかこの時点で戦力外通告をされるとは、本人も監督も思ってなかったはず。
首脳陣の方針でオーバースローからサイドスローにしたり(されたり、か)あったけど、あわよくばどないかして活路を見出して欲しいもんなんですが。せっかくフェニックスリーグまで行ったんだし。
で。
今シーズン、カープから10勝投手が4人出た。1986年以来らしいけど、これで決して「投手王国再建なった」とは言い難い。むしろ「建設した」と言うよりも「出来た」言う印象。
出来る(であろう)ピッチャーを起用してその数字通りの成績を残した。これはごく当たり前のことであって。ぶっちゃけ皆ドラフト1位の選手ばっかりなんだから「出来て当たり前」ですよ。
10勝投手が4人だ5人だいるのはいいことだと思う。ただ、その投手がコケた時にカバー出来るピッチャーがまだ出来ていない。5番目6番目あたりで6~7勝出来るピッチャーを作っておくことが大事だと思う。これはまだ出来ていない。そしてこれは球団がするこっちゃない。現場でするべきことだ。
そして、あれだけの人数の選手を、これまでドラフト会議で指名して入団させているはずなのに、育たない、育てない、育てられないのはチームだけじゃない、スカウトを含め球団首脳陣を含めた、カープ全体の問題だ。その一端が「一軍投手コーチがたった1年で退団」じゃないですかね。
まだまだすることはあります。3位だから、3位だけど、じゃない。少なくとも勝ち越さないと大きな顔は出来ない。クライマックスシリーズに出れたから、さぁ次、でもない。次のステップに進む前に、もう一度見直さねばいかんことは山のようにある。
どう言う投手が足りないのか、そしてその足りない部分は今いる選手そのままで補えんのか。こう言う面があまりにも曖昧すぎる。いらないからポイ、では選手は強くならないしチームも強くならない。
決して今の投手陣に「競争」はない。ただ単にチーム・球団を挙げて篩にかけてるだけだ。「いろいろ使ってみてもダメだった」という選手がまだいない。2年や3年で選手を切ってる場合ではない筈。
そんな所に「1年も使えない浦島太郎コーチ」を招聘してる場合ではない。そもそも、後任が決まらないままの退任ってのがちょっと異常にも思える。何か諍いがあったとしか思えない。
何にしろ、投手コーチだけはさっさと発表して下さい。「内部昇格となる見込み」なので、もうチーム内では動いてるでしょうが、それが周囲の安心にもつながると思いますゆえ。、
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。


2013.11.03 / Top↑
鯉人
三家選手のお名前を間違っていらっしゃいますよ。
正しくは和真選手のはずです。
それはさておき、二軍で育成している選手(特に投手)が育たないというのは問題ですよね。
古沢コーチのあとは内部の澤崎コーチか小林コーチが昇格されるのかもしれませんが、
こうも選手が育っていない以上、お二方にコーチとしての資質があるのかは疑問ですね。
お二方だけでなく内田監督や、そもそもスカウトにも問題があるのかもしれませんが、
そういった点も改善されていってほしいものですね。
正しくは和真選手のはずです。
それはさておき、二軍で育成している選手(特に投手)が育たないというのは問題ですよね。
古沢コーチのあとは内部の澤崎コーチか小林コーチが昇格されるのかもしれませんが、
こうも選手が育っていない以上、お二方にコーチとしての資質があるのかは疑問ですね。
お二方だけでなく内田監督や、そもそもスカウトにも問題があるのかもしれませんが、
そういった点も改善されていってほしいものですね。
2013/11/03 Sun 00:09 URL [ Edit ]
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