社会人野球全日本選手権が28日から始まりました。

しかしながら合間を見て「これ」だけは続けます。まだまだたくさんいますから。


「頑張った選手」をどう言う基準で推し量ればいいのかは分かりませんが、由宇カープの、9月に入ってからの快進撃は、少なくとも彼の復帰と大活躍なくしては語れないと思います。

松本高明
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12試合 28打席25打数10安打.400 1二塁打4打点1盗塁

もう彼に関しては「この一件」が全てだったように思います。

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3月23日、ウエスタンリーグ開幕第二戦、雁の巣球場での「この出来事」。

ショートの定位置付近でニック・スタビノアの何やら話し込んでたのは見えてましたが、急にうずくまって動けなくなり、そこらへんにいた野手陣が全員集合、森笠繁コーチに背負われて戻ってきて、ベンチ奥に消える直前の「アキレス腱」の一言が、今も耳の奥に残っています。

東出輝裕がキャンプ終盤に「今季絶望」の大怪我。シーズンの開幕を雁の巣球場で迎えたとは言え「あわよくば」の思いもあったとは思います。しかしながら開幕2戦目にして自身も大怪我。

6月頃には「もう普通に歩いてる」と言う話も聞きましたが、復帰まで5~6カ月ともなると、シーズン終盤に間に合うかどうかギリギリのところだったと思います。

しかしながら8月には由宇練習場での全体練習にも参加、そして9月7日の対ホークス戦。

たった4球、空振り三振ではありましたが、見事にシーズン中に帰ってきました。

そしてこの試合以降、由宇カープは12日間で8連勝という驚異の快進撃で、首位を快走「していたはずの」ホークスを追い上げにかかります。結局追い越すどころか追いつくことすらもままなりませんでしたが、松本高明が「ツキを持って帰ってきた」のは事実。


9月14日の対タイガース戦では「2番・セカンド」で復帰後初のスターティングメンバー、そして4打数3安打1打点の大暴れ。盗塁まで記録して自らの全快を祝った形となりました。

ただやはり、アキレス腱断がまだ気になったのか、若干守備範囲が狭くなった、と言うご意見もいただきました。まぁこれは致し方ない事かも知れません。それこそ選手生命を脅かしかねない怪我だし。正直「ダメか」と思った時期もありましたが、復帰後の活躍を見る限り、正直まだまだいけますよ。

東出輝裕の「続報」が一切入って来ません。それどころか何の報もないまま今シーズンが終わってしまいました。手術の段階で「実戦復帰まで8~9か月」とも言われてましたが、フェニックスリーグに参加した、と言う話も聞かないし、実践に近い練習を始めた、と言う話も聞きません。

2年目の菊池涼介の大活躍で、今シーズンは何とか乗り切れましたが、まだまだ荒削りの部分も多いし、一人に頼っている場合でもないし、レギュラーに対するバックアップはいてもいい。

年齢的には来シーズン早々に30歳を迎えます。若手から中堅の域に達するか、と言うキャリアではありますが、4年目の2006年には、山崎浩司とともにレギュラーポジションを取りかけた選手。野村謙二郎が監督に就任して以来、出番は減ってしまいましたが、まだまだ出来る選手のはず。

ぶっちゃけ一軍でなくとも「二軍の内野手まとめ役」としての期待も出来ます。まだまだ腐る年齢でもないし、まだまだやってもらわないと困る人でもあるし。やってやれない選手じゃない。

期待してる人、多いんですよ。


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2013.11.01 / Top↑
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