このブログを始めて足掛け4年になりますが、相変わらず内容も方向性も定まってません。
それどころか毎年毎年やってる事やタイトルが固定されてない(笑)。決まっているのはウエスタンリーグの実況だけという、なんとも優柔不断なブログではございます。困ったものです。
しかしながらこのタイトルの記事だけは何とかかんとか続けようかと。
で今回は「賢兄愚弟」ならぬ「賢兄賢弟」
上本崇司

65試合出場227打席176打数49安打.279 5二塁打20打点16四球5盗塁25犠打
だいたいからして「兄弟選手」ってのは、片一方がすごくて、片一方がダメ、と言う例が多々あります、しかしながら最近はそうもいかず、兄弟揃って一軍、と言う新井貴浩、新井良太兄弟みたいなのもあったりします。新井家の場合は何がすごいって、兄弟同時に同じチーム、ってのもありますが。
変わった所では、カープの中村憲 の妹・中村香澄が女子プロ野球ウエスト・フローラに所属してたり、スワローズ川端慎吾の妹・川端友紀が、イースト・アストライアにいたりということもあります。
その中でもわりかし目立つのが、上本家のご兄弟。博紀崇司。
小柄細身の内野手と言う点でも共通(とは言うものの兄者はもっぱら外野手)。もちろん、レギュラーポジションと言う点に関しては、兄者の方が一歩も二歩も先を歩いているようにも思いますが、今シーズンの活躍においての「注目度」と言う点にだけ絞ると、「兄より優れた弟」になるのかな。
何が凄かったって、9月12日対スワローズ戦のこの守備。
飛び越えたか横を飛んだのかは別にして、同じ方向から飛んでくる、スピードの違う二つの物体に対して反応していること、しかもそのうち一つをしっかりキャッチして目的の所に投げていること。こんなもん、練習でやれ、と言っても出来るもんでもないし、第一練習方法なんかあるわけがない。
「センス」と言う言葉だけでは片付けられない反射神経と、ほんのゼロコンマ何秒の間に「これをこうやってこうすればこうなる」と判断出来る「直感」の問題なんでしょう。常人には分かりません。

いつの間にやら「カープの二遊間は小技の効く小柄な選手」と言うのが定番となってしまってます。「主に二遊間」と言う事を考えると、身長が一番高いのは木村昇吾の182cm、その次が安部友裕の181cm。あとは皆170cm台と決して大きくはありません。
186cmあった山本芳彦を「大型内野手」として育成出来なかったカープにも問題はありますが、ホントよそのチームに比べて小柄な選手が多い、そして小技が効いて瞬足とか勝手なイメージ。
上本崇司も実際、そういう選手なのではありますが、ウエスタンリーグ開幕戦、2番ショートでスターティングメンバーに名を連ねた上本崇司のプロ初打席は、決してそんな印象ではなかった。
打球は全く追ってませんが、左中間フェンスダイレクトのツーベースヒット。小柄な選手は非力だから流し打ち、みたいな印象を払拭するような見事な打球。偶然そっちに行ってしまった、のかも知れませんが「非力」と言う事は決してないと思います。上にボールのかごにもたれかかった画像がありますが、太ももやふくらはぎ等を見ても、小柄な選手のそれじゃない。鍛えて鍛えての下半身。
鈴木誠也ともども、クライマックスシリーズ進出争いの中での「体験一軍」ではあったとは思いますが、その中でも強烈な印象は残したと思います。そしていい経験が出来たと思います。四苦八苦しましたが、鈴木誠也ともども、プロ入り初ヒット・初打点も記録しましたし。
カープの内野手レギュラー争いはここ数年になって急に内野手争いが厳しくなってきたようにも思います。特に今シーズンはセカンド東出輝裕の「今季絶望」と、梵英心も成績は残しましたが、膝の不安もあり、全試合全イニングフル出場はかなわなくなってきてます。
今回のドラフトでも内野手を一人指名しました。セカンド・サード・ショート、何れのポジションも競争激化は必至かとは思いますが、地元福山市の松永ヤンキースから広陵高校、明治大学で鍛えたその類稀なる野球「勘」でノンりきっていただきたいと思います。
兄より優れた弟は存在するのです。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
それどころか毎年毎年やってる事やタイトルが固定されてない(笑)。決まっているのはウエスタンリーグの実況だけという、なんとも優柔不断なブログではございます。困ったものです。
しかしながらこのタイトルの記事だけは何とかかんとか続けようかと。
で今回は「賢兄愚弟」ならぬ「賢兄賢弟」
上本崇司



65試合出場227打席176打数49安打.279 5二塁打20打点16四球5盗塁25犠打
だいたいからして「兄弟選手」ってのは、片一方がすごくて、片一方がダメ、と言う例が多々あります、しかしながら最近はそうもいかず、兄弟揃って一軍、と言う新井貴浩、新井良太兄弟みたいなのもあったりします。新井家の場合は何がすごいって、兄弟同時に同じチーム、ってのもありますが。
変わった所では、カープの中村憲 の妹・中村香澄が女子プロ野球ウエスト・フローラに所属してたり、スワローズ川端慎吾の妹・川端友紀が、イースト・アストライアにいたりということもあります。
その中でもわりかし目立つのが、上本家のご兄弟。博紀崇司。
小柄細身の内野手と言う点でも共通(とは言うものの兄者はもっぱら外野手)。もちろん、レギュラーポジションと言う点に関しては、兄者の方が一歩も二歩も先を歩いているようにも思いますが、今シーズンの活躍においての「注目度」と言う点にだけ絞ると、「兄より優れた弟」になるのかな。
何が凄かったって、9月12日対スワローズ戦のこの守備。
飛び越えたか横を飛んだのかは別にして、同じ方向から飛んでくる、スピードの違う二つの物体に対して反応していること、しかもそのうち一つをしっかりキャッチして目的の所に投げていること。こんなもん、練習でやれ、と言っても出来るもんでもないし、第一練習方法なんかあるわけがない。
「センス」と言う言葉だけでは片付けられない反射神経と、ほんのゼロコンマ何秒の間に「これをこうやってこうすればこうなる」と判断出来る「直感」の問題なんでしょう。常人には分かりません。




いつの間にやら「カープの二遊間は小技の効く小柄な選手」と言うのが定番となってしまってます。「主に二遊間」と言う事を考えると、身長が一番高いのは木村昇吾の182cm、その次が安部友裕の181cm。あとは皆170cm台と決して大きくはありません。
186cmあった山本芳彦を「大型内野手」として育成出来なかったカープにも問題はありますが、ホントよそのチームに比べて小柄な選手が多い、そして小技が効いて瞬足とか勝手なイメージ。
上本崇司も実際、そういう選手なのではありますが、ウエスタンリーグ開幕戦、2番ショートでスターティングメンバーに名を連ねた上本崇司のプロ初打席は、決してそんな印象ではなかった。
打球は全く追ってませんが、左中間フェンスダイレクトのツーベースヒット。小柄な選手は非力だから流し打ち、みたいな印象を払拭するような見事な打球。偶然そっちに行ってしまった、のかも知れませんが「非力」と言う事は決してないと思います。上にボールのかごにもたれかかった画像がありますが、太ももやふくらはぎ等を見ても、小柄な選手のそれじゃない。鍛えて鍛えての下半身。
鈴木誠也ともども、クライマックスシリーズ進出争いの中での「体験一軍」ではあったとは思いますが、その中でも強烈な印象は残したと思います。そしていい経験が出来たと思います。四苦八苦しましたが、鈴木誠也ともども、プロ入り初ヒット・初打点も記録しましたし。
カープの内野手レギュラー争いはここ数年になって急に内野手争いが厳しくなってきたようにも思います。特に今シーズンはセカンド東出輝裕の「今季絶望」と、梵英心も成績は残しましたが、膝の不安もあり、全試合全イニングフル出場はかなわなくなってきてます。
今回のドラフトでも内野手を一人指名しました。セカンド・サード・ショート、何れのポジションも競争激化は必至かとは思いますが、地元福山市の松永ヤンキースから広陵高校、明治大学で鍛えたその類稀なる野球「勘」でノンりきっていただきたいと思います。
兄より優れた弟は存在するのです。
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2013.10.30 / Top↑
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