昨年のドラフト会議、カープファンの方々から見ればどう映ったかは分かりませんが、今年一年を振り返るとやっぱり「獲って良かった」と思える選手がいてました。転向組を含め、野手ばっかりという指名でしたが、一年乗り切ったところで考えてみると、うまく伸びてきているかな、とも。

先の鈴木誠也、さらには上本崇司、下水流昂と、5人指名した支配下登録選手のうち、3人が既に一軍デビュー。しかも全員がヒットを放って無事「ルーキーイヤー」を飾りました。

もちろん、デビューするのは一軍だけでなく、二軍でも「デビュー」ではありますが、そんな華々しい活躍とはまた別に、じっくりと作り上げていこう、と言うルーキーイヤーもまたありかと思います。

美間優槻
DSC_0495_20131026232356fe3.jpg DSC_0295_2013102623274296f.jpg DSC_0266_20131026233309ca8.jpg DSC_1473.jpg
36試合出場 73打数16安打.219 4二塁打1本塁打8打点2四球

シーズン序盤こそ、由宇練習場やらマツダスタジアムでの試合では姿を見ることはありましたが、なかなか出場機会もなく、遠征に帯同することもなく、大野練習場に引きこもってたのかな。

だらっと並べてみた画像は、左からそれぞれ4月4日、6月28日、8月6日、そして9月27日今シーズン最終戦。撮影アングルも着ているユニフォームも違うので、これでは何とも言えませんが、実際に見ると、胸板が春先に比べてかなり分厚く、と言うか「ごつく」なっています。


豊平どんぐりスタジアムでのプロ入り初ホームランの動画を戦友が撮影してましたが、いきなり右方向への長打。サムネイル状態でも、下半身がぶれる事なくしっかりと右方向へ打ててると思います。

遠征に帯同することのほうが少なかったですが、鈴木誠也が一軍に召喚されて以降は、サードでスターティングメンバーに名を連ねることもしばしば。下位打線での出場ばっかりでしたが、いらぬことを考えずにただただ思い切りバットを振ることだけを考えさすには良かったのかも知れません。

右の中長距離砲と言う事で、鈴木誠也にも期待はかかりますが、プロ入り後のピッチャーからの転向組。全く同じ道を辿らす事はないと思います。この先どうやって鍛えていくのかは分かりませんが、ドラフト1巡目のn高橋大樹と同様の「長距離ヒッター」になって欲しいと考えてます。

それか、個人的な考えではありますが、とかくカープのファーストは、栗原健太か外国人選手か、みたいな事n陥りがちになっています。その上、あれほど内野手で鍛えた(けど結果が出なかった)堂林翔太を、フェニックスリーグではファーストで起用してみてたとか。

この凄まじいまでのブレっぷりが、ここ暫らくカープがうまく野手を育てられない原因か、とも思いますが、ぶっちゃけ栗原健太以外は「ファースト専任」がいてないのも事実。かと言っていつ帰国するか分からない外国人選手ばかりにも頼っていられない。外野手との兼任もなかなか難しい。

いっその事、美間優槻をファーストで徹底的に鍛えるのんもありかな、とも思います。以前は申成鉉を、とも思っていましたが、残念ながら戦力外通告を受けてしまったんでねぇ。尤も、まだ彼も広島にいてるそうなので今後の身の振り方はまだまだ闇の中、ではありますが。

松本高明以降、高卒投手の野手転向組で「大成功」を収めた選手はまだいません。「堂林翔太かおる」と言う声もあろうかと思いますが、実質2年目であの成績では決して成功したとは言い難い。

この際3年くらい、何があろうが徹底的に、どこか一つのポジションであと2年くらい鍛え上げてから、一軍デビューさせるのも、いいかと思います。9人のスターティングメンバーがいるなら、一人か二人は目いっぱい長蛇を狙うだけの選手がいてもいい。彼はそうなると考えてます。


しかしホント、ピッチャーからの転向組の守備位置は考えものですな。


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2013.10.28 / Top↑
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