毎年の事ではありますが、ドラフト会議ってのはわりかし漠然と見てます。

高校野球やアマチュア野球は「プロへの云々」の前に、純粋に「野球と言うスポーツ」としてみてます。確かにカープの事を考えると、アソコが足りなひここも足りなひ、と思う事もありますが、それはそれ。スカウトと言うポジションの方がおられるので、素人がやいやい言うこっちゃないですからね。

彼が欲しい、あの選手が欲しい、コイツを取れよ、みたいなのはあると思いますが、その本人が野球と言うスポーツに対しでどう向き合っているか、にも依るし、特に社会人野球ともなると、安定した企業で仕事をしながら、好きなスポーツに打ち込める、と言うのもこれまた魅力、ですからね。

かつての日本生命・杉浦正則投手みたいに、徹底的に「オリンピックの金メダル」に拘わる選手もいてもいい。「甲子園」に全てを賭ける人生があってもいい、と思う。何が何でも「プロへ」ではないし。


それはそうと、今年は競合が多かったのと同時に「え?」と思う選手が単独指名。

大阪桐蔭高校の森友哉捕手なんか、あれだけ騒がれつつ、蓋を開けてみればライオンズが単独指名。まだ高校生と言う事もあるのか、バッティング優先の感もあるのか、今後ライオンズがどう言う方向で育てていくのかは気になるところではあります。

JR東日本の吉田一将投手も、5~6球団と予想されながら、バファローズが単独指名。これでJR東日本出身者は、入団が決まれば縞田拓弥、川端崇義、ヨイショ戸田亮に続いて4人目。

それだけしっかりとしたパイプが出来上がってる、と言う事だとは思いますが、担当スカウトって誰なんでしょうかね。このあたりも気になるところではあります。カープにもそう言う「コネ」がないものかとは思っています。入団する選手を見ると、大学にはあるみたいですけどね。

合併して9年。2008年の2位以外は低迷続きではありますが、それだけ色んな選手に出番がありそうなチーム。ゆえにある程度力を持った社会人選手が入団しやすい、と言う環境もあるのかも。

で、そのオリックスバファローズに入団が決まった選手。

今シーズンは、JABA広島大会くらいしか、社会人野球の大会を見に行かなかったので、ただでさえ薄っぺらいネタがさらに薄っぺらくなってるんで困ってるんですが(笑)。

8月28日に、神戸サブ球場で行われた練習試合、オリックスバファローズ対徳島インディゴソックスとの試合に出ていたとある選手が、そこで目を付けられたのか、育成選手ドラフトにかかりました。

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徳島インディゴソックス・東弘明内野手(滋賀県立八日市南高校)

阪神タイガースとの交流試合にも出場してたそうですが、対バファローズ戦では、4打数2安打1二塁打1盗塁。そして目立ったのがショートの守備。当日の記事の一部をそのままコピペしますと。



中でも拍手喝采を受けていたのがショートの東選手。6回裏の西川拓喜の、センターに抜けようかという打球をダイビングキャッチ、ダブルプレイこそ取れなかったものの、三塁側だけでなく一塁側からも拍手喝采。とにかくショートに打球がよく飛ぶ試合ではありましたが、彼の動きは際立ってました。



まぁ偉そうなことを書いてますが、とにかく両チームで一番目立った選手ではありました。まさかとは思いますが、ここで目を付けられて今回の育成枠での指名に至ったのかな、とすら思います。

大引啓次がファイターズにトレード移籍したあとのバファローズのショートのポジション。安達了一、山本和作、原拓也、縞田拓弥とのべ4人が就きましたが、安定した打撃成績とはいかず。守備を考えると安達了一になるんだとは思いますが、せめて.270は打たないといかんでしょう。

二軍でも、三ツ俣大樹やら堤裕貴がいますが、試合数をこなしているとは言うものの、まだまだ後藤光尊やらを脅かす存在には至ってない。このあたりの選手の「刺激」にもなればとも思います。

それにバファローズ自体、シーズン中であれ、比較的育成選手から支配下登録選手への変更も柔軟に行ってるように思えるので、チャンスはいくらでもあると思うし、出場機会もあるでしょう。

支配下登録選手枠にそれだけ余裕を持たせてるのかな、それだけ競争意識を煽っているのか。どこに行くにも「自家用バス」で移動のバファローズ二軍ゆえ、それくらいのことはしそうではありますが、それだけチャスが多いし、頑張れる環境にある、と言う事じゃないでしょうか。

満足に育成選手からの昇格を考えてない、どっかのチームとは大違いですよ(笑)。


今回のドラフトでも、6球団に13人の育成枠指名選手が出ました。

ホークスの相変わらずの多さには感心しますが、それだけ「入団させないと選手も育たない」と言う考えの表れ、かも知れません。また逆に、一切育成選手を指名しないファイターズのような球団もありーの、タイガースみたいに、徐々に収束誘うか、みたいなところもあります。

ドラフト指名順位下位の選手と、待遇面の違いこそあれど、言葉は嫌いですが「這い上がる立場」と言う事に変わりはありません。球団の方針人もよりますが、成績さえ残せば即一軍登用もあります。

チームはどこであれ、背番号が3桁から2桁になるまでの過程ってのは楽しいものです。是非入団して「さらなる高み」を目指していただきたい。応援は出来ませんが楽しみにしています。


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2013.10.26 / Top↑
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