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ワッと始まってワッと終わった感のある今年のセントラルリーグのクライマックスシリーズ。

セントラルリーグもパシフィックリーグも、日本シリーズ進出チームはごく当たり前の所に収まり、まずは個人的にホッとしとる次第です。パブリックビューイングはそれなりに盛り上がりはしましたが、やっぱり「盛り上がって良かったよかった」で済ましてはいかん部分もあるわけでして。

クライマックスシリーズを戦い終わって、東京からの長旅を終えた野村謙二郎監督を待ち受けてたのは、松田元オーナーのお説教だったと言う、これまで聞いたことが無いようなオチでした。



野村監督続投 要請受け辞意を撤回 中国新聞

広島の野村謙二郎監督(47)が就任5年目となる来季も指揮を執ることが19日、決まった。同日午後、広島市内のホテルで松田元オーナーに、「区切りをつけたい」と辞意を申し出たが、慰留され撤回。「チームが前へいこうとする中で逆行していいのかと疑問をぶつけられた」と翻意の理由を説明した。1年契約での続投となった。

野村監督はクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(東京ドーム)敗退が決まった18日夜、宿舎へ向かうバスでナインやスタッフ全員と握手。19日午前、東京から広島へ戻った。自ら申し入れた会談は2人だけで約1時間半。野村監督は「今年一年は集大成のつもりだった。結果が出る、出ないは関係なく(今季限りと)決めていた」と、辞任の意思を固めていたことを明かした。

松田オーナーが説得し、翻意を促した。「(来季も)やってもらうことになった。周りに気を使い過ぎているが、気を使わずにやってくれればいい」と続投を要請。連続で5年目の指揮を執るのは2001~05年の山本浩二監督以来、球団史上7度目(6人目)となる。




で、結局来年も野村謙二郎が監督続投と言うハメになってしまいました。

しかも珍しく「オーナー報告」をやったその場での慰留と言うか続投要請と言うか「説教」。野村謙二郎監督曰く「怒られた」そうですが。良いんだか悪いんだか分かったもんじゃない。

「怒られた」って子供ぢゃないんだから。

毎年恒例「オールスター戦休みの話題作り」松田元オーナーの続投宣言もなく、今シーズンは少し違うな、などと考えてましたが、やっぱりと言うか案の定「来季も続投」。野村謙二郎監督は辞意を持ってオーナー報告に行ったみたいですが、辞意を持つのも遅すぎる。昨年までが曖昧過ぎた。

今オフは以外にも、成績不振で辞任する監督が少ないようにも思います。ベイスターズの中畑清監督然り、スワローズの小川淳司監督然り。チーム事情は色々あるとは思いますが。

パ・リーグの方もほとんど動きなし。そんな中、クライマックスシリーズファーストステージで敗退し、翌日に辞任を発表したライオンズの渡辺久信監督の辞任記者会見が強烈に印象に残りました。

6年間で1回 し か 優 勝 出 来 な か っ た 。

2位で堂々、クライマックスシリーズに進出した監督さんですら、リーグ優勝が決まったその時に辞意を固めてたと言うのに、考えはほぼ同じだったとは言え「歴史が変わった」と言ってしまう監督もいる不思議。監督ってのはつくづく不可解な職業やなぁとは思いましたが。

結局野村謙二郎監督って就任当初からずっと虚勢を張ってただけに過ぎなかったんじゃないか。いきなり「優勝します」と言ってのけたはいいものの数字が出せず、その結果「体調を崩して病院通い」と言われても正直同情は出来ない。それだけプレッシャーのかかるポジション、と言う事を、就任当初は認識してなかったんだろうし、軽く考えてたんだろうな、としか思えない。

でなければ、まだ一試合も指揮してないのに「普通の事をやったまでです。」などと優勝監督のコメントなんざ考えんだろうし、堂林翔太を起用した僕のおかげ、みたいな的外れなコメントもせんだろう。

一軍であれ二軍であれ、監督ってのはそうコロコロころころ変えてもらっては困るし、何だかんだ言いながら野村謙二郎に4年間監督業をまかせたのはまだ理解出来るけど、出した結果って、16年ぶりのAクラスのみ、しかも16年前と全く同じ借金3。

「3位は3位だ、クライマックスシリーズだ。」みたいな風潮に押し切られてしもうた雰囲気もあるけど、就任当初に「優勝」をぶち上げた割りには、ショボい成績しか残してない、と言う印象。

しかも、滑り込み3位で「歴史が変わった」などと浮ついたコメント。マツダスタジアム最終戦の、野村謙二郎監督の挨拶の後の梵英心のインタビューの表情が、心なしか引きつってたようにも見えたのは気のせいか。どっちかと言えば進出した、と言うよりも「3位に残ってしまった」てな表情に見えた。

そして野村謙二郎監督の挨拶。いつの間にかえらい目標を小さくしてしもうたね、と。誰に言われたんかは知らんけど、ちょっと情けなかったですよ。どうせ意固地になるんなら、最後の最後まで意固地に「優勝」を叫んで欲しかった。

落合博満氏がドラゴンズの監督をされてた時に、2位になってえらく悔しがってたのを覚えてますが、その真似をしろ、とまではいかんけど、監督ってのは優勝を目指す為にチームの先頭に立つものではなかったか。それが、勝ち残り3位で「歴史が変わった」とか、ちゃんちゃらおかP。優勝してない事には変わりないんだ。ペナントレースの目標は3位に滑り込む事じゃない。めざすはまず優勝。

16年間、選手育成を標榜しながらナニをやってもダメで結果が出ず、最後の手段が「監督育成」やとは思いもよりませんでしたが、それすらも決して満足な結果が得られた、とは言い難い。事実負け越してるんだし。この4年で何か結果が残ったか?と言えば何も残ってない。

何か成果があったか、と言えば、ようやく監督が監督らしくなって来た 「 か な 」 程度。クライマックスシリーズ進出なんか何の意味も為さない。いくら負けず嫌いの監督とは言え、この数字は野村謙二郎監督だけでなく、いい加減球団全体の課題として捉えていただかないと困る。

特に来シーズンは、こうやってあからさまに松田元オーナーが前面に出て来て慰留と続投要請をした。球団トップが直々に慰留したんだから、結果が出なんだら当然、責任は取ってもらえるものと思っております。その責任はもちろん、監督だけじゃない。球団幹部全員ですよ。

昨年の最終戦、野村謙二郎監督が「責任を感じております」と言った時に「責任は感じるモノではなく取るもの」と言う声が飛んだ事を憶えておられる方も多いと思います。来シーズンはこれが野村謙二郎監督だけでなく、球団にも及ぶかと思います。むしろ、こうまでした以上、及ばないとダメですよ。

松田元オーナーがどう言う風に「怒った」のかは分かりません。予想としては「何言うとるんなら?ここまで来とるんじゃけぇ、もう一息頑張りんさいや。」もしくは「今辞めてどうするんなら?今辞められても後任人事が大変なんじゃけ、もう一年やりんさい」なのか。

至極綺麗に言えば「来シーズンに真価が問われる」なんだろうけど、ようやく成績がプラスマイナスゼロに近付いたに過ぎない。多少なりとも「普通の事が出来るようになりつつある」だけの事だ。それもジャイアンツとの3戦目で台無しにしたけど。もう来年は真価よりも、責任を問うシーズンだ。

今シーズンは勢いだけで終盤勝ち進んだけど、その勢いをきちんとした「チームのチカラ」にするには、8月終盤から9月の戦い方を分析せんといかん。何が良くて何があかんかったか。なぜタイガースに連勝出来て、ジャイアンツに歯が立たなかったか。ぶっちゃけねずに考えても足らんくらいだ。

そして、選手の成長と全体のレベルアップを本気で考えているなら、とにかく「我慢」を憶えてくれ。ちょっとアレがあかんかったから、コレがよくない、ってんでピッチャーを交代したりするのはよろしくない。選手交代は監督の絶対的かつ最大の権限だろうけど、育成監督として何の実績もなかったのに、あれやこれや選手起用を弄ぶような事はすべきではない。選手の成長の妨げにもなるんだ。

それと、支配下登録している選手は、使える選手はどんどん使え。走攻守三拍子揃ったいかした男なんかそうそうおらんのだから、うまく組み合わせを考えてベンチ入りの選手、まあ今いる選手の起用方を考えるべき。アレを生かすためにコレを犠牲に、なんか言語道断だ。

今シーズンも12球団の中で、起用した選手の人数は少ない方だ。数字を残してる特定の選手を使い続けるのは、ひとつの策としては良いかも知れんけど、その調子を維持する為には「休む事」も必要なんだ。この時は抑えたから、この時は打てたから、今回も同じ結果が出るとは限らないんだ。勝手知ったるゲームソフトを相手にしてるんじゃないんだし。

優勝する為に、まだまだやらないかん事は山積みだ。今シーズンの3位などおこぼれに過ぎない。上位チームとしのぎを削りあって、その結果勝てませんでした、では絶対にない。絶対に優勝出来る監督、てのはまずおらんだろうけど、優勝を目指す監督になる事は出来るはず。


まだまだ野村謙二郎監督は「優勝します」を実現してない。そして来年「出来ない」と思ったら潔く、誰がなんと言おうと「ごめんなさい」と言ってユニフォームを脱げ。もう5年目だ。


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2013.10.22 / Top↑
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