2013年度 ウエスタンリーグチーム投手成績 NPB公式サイト

相変わらずここと、自分が見たあれだけで書いてます(笑)。

今シーズンはどのチームも、防御率がよろしくない。まぁシーズン半ばにして「ボール変えてます」みたいな発表もあったし、それ以前からも「おかしいな」と言う話はありましたが。

昨シーズンちーむ防御率がトップだった(2.48)ホークス、今シーズンも5球団トップの座は譲らず(3.04)とは言うものの、0.5以上悪くなってる。もっともこのあたりは、ホームランの本数がチームによっては1.5倍近く増えてるせいもあるかと思いますが。

ただ疑問なのは、二塁打三塁打の本数は昨年とあまり変わらんのに、ホームランだけが異常な位増えてると言う点。「飛ぶわけがない、飛ばない」と思って試合に入ったら飛んだ、みたいな感じか。


そしてカープの投手陣。

残念ながら、一軍のセ発ピッチャーとして、5番目6番目を任せてもらえるピッチャーが出てこなかった、と言うよりも「信頼してもらえなかった」と言うのもあるかな。あとは戦術的な問題。

よくあるのが、二軍から送り込まれた先発ピッチャーが一軍に上がると、まずリリーフで腕試しをやると言う方式。中崎翔太がこれに当てはまってたけど、これって本当にいいのかな。

無駄に先発ピッチャーとして登板間隔が空くだけで、戦力になっているのかどうか。まぁ5番目6番目と考えているくらいだから、野村謙二郎監督はあまり深く考えてないんだろうけど。

ただ残念なのは、4本柱以外のn勝ち星の最高がいずれもリリーフ主体の永川勝浩、久本祐一の3勝ってのは違和感がある。そらぁ逆転勝利が多かった、と言えばそれまでではあるけども。

わざわざ昇格させた先発ピッチャーを早いイニングで交代させる場面も多々あった。

あれってどうなのかな。先発できっちり仕上げてきたのに、いざとなったら3イニングではい交代。「チーム事情が事情だから」とか「局面が云々」と言われれば何も言えんようになるけど、降ろされたピッチャーの心境やいかに。「やっぱり信用されてないのか」とか思いやせんか。

その後のケアはやっているんだろうけど、それが他のリリーフピッチャーへの負担にもつながる。最初っからブルペンに通達は行ってるんだろうけど、それで果たして5番目6番目が育つかどうか。

そんな中、ウエスタンリーグでは戸田隆矢(107回)武内久士(96回2/3)のカープ勢が、投球イニング1位2位を占めた。二人共一時リリーフに回ったけど、それだけ期待され、起用されたって事。

しかし中堅どころに「おー!」って言うピッチャーがなかなか出てこなかった。まぁこれも「出してもらえなかった」てのが本当のところかな。一軍メンバーを固定するのは決して悪いことじゃないけども、あまりにもリリーフ陣に負担をかけすぎたんじゃないか。

ヨレヨレになりながらも酷使され続けた今村猛。先日、出場選手登録を抹消された。彼なんか典型ですよ。春先に一度抹消されたけど、その抹消期間で治るものは何一つなかった、といってもいい。

その代わりに、永川勝浩、横山竜士、そしてこの度引退を決めた菊地原毅がそれこそ「満を持して」一軍に昇格していき、見事に戦力になった。その準備の方法、試合に入る心構え等など、学ぶべき点は多かったと思う。それこそ、栗原健太が野手の中に入ってたような効果もあったと思う。

コーチだけでは教えられないモノってのはあると思うし、コーチに言えないことも先輩選手には言える、みたいなこともあると思う。それらを受け止めてくれる「ベテラン」がいたことも、今シーズンのカープが二軍で躍進したおかげ、なのかもなどと思っています。

「○○を使え」だの「○○はどないなっとんねん」みたいな声はよく聞きます。よそのファンのオッサンからも「栗原はどないなん?」などともよく聞かれました。

まぁ色々見たままを答えはしましたけど、そんな中でも、また事情がいろいろあれど、チームに成績ではない部分で貢献してくれているもの、と考えています。

どこへ行っても「カープの二軍は豪華じゃね」とも言われました。けど、どこのチームでもないわけじゃない。社会人クラブチームとの練習試合に榎田大樹が投げたりもしてるんですから、ましてや出場選手登録をしてもらえる選手は、チームで70人いるにも関わらず半分以下の28人。

ゆえに「押し出される」選手がいてもおかしくない。調子の良し悪しもあろうし、決して高年俸選手、実績のある選手が一軍、ってわけでもない。上を目指せ選手が一軍にいてもおかしくないし、故障中の一億円プレーヤーが二軍にいてもおかしくない。そんなのをひっくるめてプロ野球。

一軍であろうが二軍であろうが、プロ野球はプロ野球なんだし。それが、チーム全体のレベルアップにつながるんだから、もっともっと選手の入れ替えは行って欲しい。それが選手のためになるんだし。

来年は、今年以上に切磋琢磨を。それがチームの活性化につながります。

内田順三監督、80歳までやりたいそうですが、来年もよろしくお願いいたします。


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2013.10.05 / Top↑
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