10月に入り、各チーム順位やらクライマックスシリーズ進出やら、ポストシーズンにむけて色々と決まってくる季節ではありますが、それと同時に来季に向けての「人員整理」の季節でもあります。

例年カープは、公式戦最終戦前後に、戦力外通告の発表がありますが、今シーズンはポストシーズンが何かと忙しくなるのか、例年よりも一週間ほど早い発表になりました。



広島 岸本ら10選手に戦力外通告 デイリースポーツ


広島は1日、育成を含む10選手に戦力外通告を行った。支配下選手では岸本秀樹投手、伊東昂大投手、弦本悠希投手、申成絃(しん・そんひょん)内野手の4選手。育成は富永一投手、山野恭介投手、塚田晃平投手、中谷翼内野手、中村真崇外野手、三家和真外野手の6選手。

10年に中継ぎで51試合登板した岸本は若手の台頭もあり、今季は1軍登板なし。「悔しいですが、そういう世界。まだスピードは出るし、自分でももったいない。トライアウトで全部出し切って、ダメならダメで考える」と、現役続行に意欲を見せた。

※画像は本文とは何ら関係ありません。



支配下登録選手が4名、育成選手が6名。これが最初の発表なのか、最終発表なのか分かりませんが、育成選手は「再契約」の目がありますが、別記事では、伊東昴大と弦本悠希は「引退」との事。

個人的には岸本秀樹には大いに思い入れがあります。

我が家には前デザインホームと現デザインビジター、2種類の「48」があります。

岸本秀樹がベイスターズからトレードでやってきた2008年。移籍後初勝鯉は対ベイスターズ。8回裏に6点取って大逆転したあの試合、岸本秀樹プロ入り初勝利の試合は広島市民球場にいました。

その当時は「あぁ、移籍してきたピッチャーだったんだ」程度の認識ではありましたが。

同じ年7月9日の対ドラゴンズ戦。これも見に行ってました。リリーフでマウンドに上がった彼のピッチングはそれこそ「神がかかったような」ピッチング。3イニング打者9人パーフェクト5奪三振。

当時のウィニングショットでもあったスライダーがそれこそビッシビシ決まりライトスタンドはもう大騒ぎ。こらぁとんでもないピッチャーを獲ったもんだと思いました。

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そして翌々日の甲子園球場でのタイガース戦。サヨナラヒットを打たれた岸本はベンチで泣いてた。個人的にはベンチで泣いたりするのはあまり好きではない。しかしながら彼にとっては半ば「放り出されたようなトレード」だったはず。新天地カープへの思い入れは人一倍あったろうと思う。

まだまだ知名度は低かったけど、何か使命感に駆られたのか、翌日大急ぎでレプリカユニを注文。在庫があったのかどうか、意外にあっさり届いた。まぁ人気選手以外はそんなもんなんでしょう。

ストレートはめっぽう速い。但しどこに行くかわからない。ただ、そのストレートだけで十分に抑える力はあった。ピッチャーは基本コントロールだ。けども、それだけではない魅力があった。それをうまく使いこなせないキャッチャーが問題、だとすら思いましたよ。間違ってるかも知れませんが。

当時のリリーフエース・永川勝浩が打ち込まれて、万が一同点延長に突入した場合の「その後」を任せられるだけの力量を持ったピッチャーだとも思った。あくまで素人目ではあるけども。

ただそれが長続きせなんだ。昨年でも、シーズン序盤は防御率ゼロだったのが一気に崩壊。一昨年も、上がったり下がったりのジェットコースターみたいな成績だった。これがダメだったんだろうな。

他にも外的要素が色々あっただろうとは思うけど、結局使いこなせなかったのが残念。

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12球団合同トライアウトに参加されるそうで。2回とも休みを取って見に行きます。どこかで野球を続けられることをお祈りします。と言うか使ってあげてください。まだまだ出来る人です。

そして来年には、カープの前に立ちはだかっていただきたい、そう思います。


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2013.10.01 / Top↑
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