ごくごく個人的意見ですが、私は「永久欠番」も「球団預かり」も大嫌いです。むしろなくなってくれとも思ってます。これを踏まえた上で読んで頂ければこれ幸い、であります。
前田智の背番1後継は“有資格者なし” デイリースポーツ
広島の前田智徳外野手(42)=打撃コーチ補佐兼任=が27日、今季限りでの現役引退を表明した。背番号「1」は「球団預かり」(松田オーナー)となり、来季は空き番となる見込みだ。
前田智ですら「歴代の先輩から譲り受け、失礼のないようにやってきた。ケガばっかりの野球人生だったので、背番号に似合ってないと思い、申し訳なかった」と話す。前任者は白石勝巳、古葉竹織、大下剛史、山崎隆造ら、チームの歴史に名を刻んだ選手ばかりだ。
今季は丸を筆頭に菊池、松山らが成長。しかし前田智は「これからどのような選手がつけるか分かりませんが、現時点では見当たらない。ちょっと、この背番号は休ませてほしいと思います」と、“有資格者なし”を断言した。
どこをどう取れば、前田智徳が@「断言した」と取れるのかよく分からない。「思います」ゆえ、どっちかと言えば「やんわり」の方だと思うんですがいかがでしょう。
つか、これだけ「球団預かり」と言うよりも「選手預かり」が多いのんってカプくらいじゃないでしょうかね。北別府学氏が背負っていた「20」は8年のブランク。野村謙二郎がつけていた「7」は7年。2009年に引退した緒方孝市の「9」は未だに封印中、「3」「8」は永久欠番。
若い背番号、特にひと桁ってのはプロ野球選手の目指すところ、と言うかステイタス、と言う時代は終わったのかも知れない。「ホニャペケのイチロー」と銘打って「51」を背負わせたり「何ちゃらのゴジラ」と銘打って「55」をつけたり。
もっともどれもこれも、なかなか成功を収めてないのが残念ではありますが。
前田智徳自身も、51に始まって31になり、1になってはきた。しかしながらそれぞれの番号には「前任者」がちゃんといた。51は江藤智、31は片平哲也、1は山崎隆造。1以外のいずれの背番号も、前田智徳に引き継がれ、そして前田智徳から引き継がれている。途切れることなく生き続けている。
現在堂林翔太が背負ってる「7」も、野村謙二郎が断つまでは、球団創設から切れることなく受け継がれてる。現役時代の内田順三二軍監督も背負っている。背番号は、選手個人の歴史と共に球団の歴史でもある、と思うんですよ。球団があるから背番号がある、背番号があるから球団がある。
よく「ふさわしい選手が云々」とも言う。けど、その背番号の歴史を作り上げるのは選手個人なのであって、けっして背番号がその選手の歴史や成績を作るわけでもない。
背番号のプレッシャーがどうこう、言う事がありますが、それは結局周囲が勝手に与えているだけのもんで、選手の技量とは関係ない。それこそ、ふさわしい選手が出てこなんだら、ただダラダラと空き番号になるだけ。そんなのが2つも3つもあるっって状況は、おかしいとしか思えない。
もっと言えば「背番号1 前田智徳」の歴史は今シーズンまでだ。すっかりクライマックスシリーズ進出で舞い上がってるような雰囲気がカープ球団を取り巻いてる。、来シーズンは「(曲がりなりにも)3位」と言う目で見られることも多くなろうかと思う。
あれだけ「優勝」にこだわっていたはずの野村謙二郎監督が、クライマックスシリーズ進出決定で「歴史を築き上げてくれたと思う」と言う何とも滑稽なコメントを残したけど、それならいっその事、これまでをリセットする気で、これを区切りとして、誰かに背番号1を背負わしてもいいんじゃないか。
有資格者がどうとかいう問題じゃない。根本的に背番号に格はない。核を作り上げるのは背番号じゃなく、その番号を背負っている選手だと思う。それこそ「永久欠番論議」が起きる程にまで昇華させるのは選手の一挙手一投足と心構えひとつだと思う。
思い切って、黙って背負わせてみればいいんですよ。
それをプレッシャーと感じるか「期待」と感じるかはの選手しだい。「前任者を越えちゃる」と思うかも知れんし「あー、えらいプレッシャーじゃの」と思うのも選手個人の勝手です。
ただ、それが選手の、プラスであれマイナスであれモチベーションにつながるのは確かだと思います。潰されたら潰されたで「それまで」ですよ。言い方はひどいですけどね。
そう言えば、ニューヨークヤンキースの鈴木一郎は、前田智徳の後を追うように背番号を51から31と変えてきた。この先どこかで「1」を背負う予定はあるんだろうか。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
前田智の背番1後継は“有資格者なし” デイリースポーツ
広島の前田智徳外野手(42)=打撃コーチ補佐兼任=が27日、今季限りでの現役引退を表明した。背番号「1」は「球団預かり」(松田オーナー)となり、来季は空き番となる見込みだ。
前田智ですら「歴代の先輩から譲り受け、失礼のないようにやってきた。ケガばっかりの野球人生だったので、背番号に似合ってないと思い、申し訳なかった」と話す。前任者は白石勝巳、古葉竹織、大下剛史、山崎隆造ら、チームの歴史に名を刻んだ選手ばかりだ。
今季は丸を筆頭に菊池、松山らが成長。しかし前田智は「これからどのような選手がつけるか分かりませんが、現時点では見当たらない。ちょっと、この背番号は休ませてほしいと思います」と、“有資格者なし”を断言した。
どこをどう取れば、前田智徳が@「断言した」と取れるのかよく分からない。「思います」ゆえ、どっちかと言えば「やんわり」の方だと思うんですがいかがでしょう。
つか、これだけ「球団預かり」と言うよりも「選手預かり」が多いのんってカプくらいじゃないでしょうかね。北別府学氏が背負っていた「20」は8年のブランク。野村謙二郎がつけていた「7」は7年。2009年に引退した緒方孝市の「9」は未だに封印中、「3」「8」は永久欠番。
若い背番号、特にひと桁ってのはプロ野球選手の目指すところ、と言うかステイタス、と言う時代は終わったのかも知れない。「ホニャペケのイチロー」と銘打って「51」を背負わせたり「何ちゃらのゴジラ」と銘打って「55」をつけたり。
もっともどれもこれも、なかなか成功を収めてないのが残念ではありますが。
前田智徳自身も、51に始まって31になり、1になってはきた。しかしながらそれぞれの番号には「前任者」がちゃんといた。51は江藤智、31は片平哲也、1は山崎隆造。1以外のいずれの背番号も、前田智徳に引き継がれ、そして前田智徳から引き継がれている。途切れることなく生き続けている。
現在堂林翔太が背負ってる「7」も、野村謙二郎が断つまでは、球団創設から切れることなく受け継がれてる。現役時代の内田順三二軍監督も背負っている。背番号は、選手個人の歴史と共に球団の歴史でもある、と思うんですよ。球団があるから背番号がある、背番号があるから球団がある。
よく「ふさわしい選手が云々」とも言う。けど、その背番号の歴史を作り上げるのは選手個人なのであって、けっして背番号がその選手の歴史や成績を作るわけでもない。
背番号のプレッシャーがどうこう、言う事がありますが、それは結局周囲が勝手に与えているだけのもんで、選手の技量とは関係ない。それこそ、ふさわしい選手が出てこなんだら、ただダラダラと空き番号になるだけ。そんなのが2つも3つもあるっって状況は、おかしいとしか思えない。
もっと言えば「背番号1 前田智徳」の歴史は今シーズンまでだ。すっかりクライマックスシリーズ進出で舞い上がってるような雰囲気がカープ球団を取り巻いてる。、来シーズンは「(曲がりなりにも)3位」と言う目で見られることも多くなろうかと思う。
あれだけ「優勝」にこだわっていたはずの野村謙二郎監督が、クライマックスシリーズ進出決定で「歴史を築き上げてくれたと思う」と言う何とも滑稽なコメントを残したけど、それならいっその事、これまでをリセットする気で、これを区切りとして、誰かに背番号1を背負わしてもいいんじゃないか。
有資格者がどうとかいう問題じゃない。根本的に背番号に格はない。核を作り上げるのは背番号じゃなく、その番号を背負っている選手だと思う。それこそ「永久欠番論議」が起きる程にまで昇華させるのは選手の一挙手一投足と心構えひとつだと思う。
思い切って、黙って背負わせてみればいいんですよ。
それをプレッシャーと感じるか「期待」と感じるかはの選手しだい。「前任者を越えちゃる」と思うかも知れんし「あー、えらいプレッシャーじゃの」と思うのも選手個人の勝手です。
ただ、それが選手の、プラスであれマイナスであれモチベーションにつながるのは確かだと思います。潰されたら潰されたで「それまで」ですよ。言い方はひどいですけどね。
そう言えば、ニューヨークヤンキースの鈴木一郎は、前田智徳の後を追うように背番号を51から31と変えてきた。この先どこかで「1」を背負う予定はあるんだろうか。
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2013.09.29 / Top↑
みやん
いずれというか、来年から「1」は丸が付けるべきと思います。背番号のイメージというものもあるでしょうが、選手あっての背番号ですので、空き番などもうけずに是非とも使用して欲しいものです。
2013/10/01 Tue 14:45 URL [ Edit ]
苦行僧
コメントありがとうございます
やっぱり背ってのは「現役選手」のもので、球団やOBが管理するものではないですからね。それこそ球団主導でぱっぱと付け替えてもいいとは思いますけどね。
やっぱり背ってのは「現役選手」のもので、球団やOBが管理するものではないですからね。それこそ球団主導でぱっぱと付け替えてもいいとは思いますけどね。
2013/10/01 Tue 22:58 URL [ Edit ]
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