秋晴れの火曜日。カープのナゴヤ球場最終戦、中日ドラゴンズ二軍今シーズン最後の公式戦です。

とうとう、追い詰められました。残りカープは3試合。ひとつも落とせなくなりました。

残り3試合を全勝で勝ち抜いて、最終成績は55勝41敗8分、勝率0.5729。ホークスが残り4試合を全敗したら、59勝44敗4分、勝率0.5728。1毛差、まさに髪の毛1本でかわす事が出来ますが、仮にカープが昨日からの4試合を2勝2敗で終えた場合、つまりはドラゴンズ戦全敗の場合は、54勝42敗8分、勝率0.5625となり、ホークスを上回ることが出来なくなります。

だから「優勝マジックナンバー1」なんですが。

※計算合ってるのかな(笑)。

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当分来る事はなかろう名鉄名古屋駅。

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よく晴れ上がった名鉄山王駅

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今も残る「ナゴヤ球場前駅」跡地

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よくよく考えたらもう9月下旬のはずなんですが、露橋公園の緑といい、雲一つない青空と言い、まるで盛夏。ナゴヤ球場らしい天気、と言ってしまえばそれまでなんですが、ちょっときつかった(笑)。

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とにもかくにも今年最後。

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開門直後。

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グラウンドには、ナゴヤドームでドラゴンズ戦を控えた野村謙二郎監督の姿がありました。誰を視察に訪れたのか、敢えて言うなら荒木雅博を見に来たのか。そんな訳もなく、もちろん真相は不明。

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内田順三監督と鈴木孝政監督、最後の対面(笑)

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ナゴヤ球場最後の円陣は磯村嘉孝かと思いきや白濱裕太。



先攻:広島東洋カープ
1(遊)安部
2(二)庄司
3(中)中東
4(左)ルイス
5(捕)會澤
6(一)中谷
7(右)高橋
8(三)美間
9(投)篠田

後攻:中日ドラゴンズ
1(遊)堂上直
2(二)荒木
3(中)藤井
4(一)柳田
5(右)堂上剛
6(捕)田中
7(左)野本
8(三)森越
9(投)若松

打撃成績
1回表
安部     1‐0から2球目を打ってショートゴロ
庄司     1‐1から3球目を打ってライト前ヒット
中東     初球を打ってセカンドゴロ
ルイス    1‐1から3球目を打ってピッチャーゴロ

1回裏
堂上直    2‐2から8球目を打ってセンター前ヒット
荒木     2‐2から5球目を打ってサードライナーダブルプレイ
藤井     2‐2から5球目を空振り三振

2回表
會澤     フルカウントから6球目を打ってライトフライ
中谷     0‐2から3球目を打ってセカンドゴロ
高橋     0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ

2回裏
柳田     3‐1から5球目を選んでフォアボール
堂上剛    初球を叩きつけてライト線ヒット、ファーストランナーはサードへ
田中     フルカウントから7球目を打ってレフト前タイムリーヒット
ドラゴンズ1‐0カープ
野本     1‐1から3球目を打ってファーストファウルフライ
森越     1‐2から6球目を打ってサードゴロダブルプレイ

3回表
美間     0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ
篠田     1‐1から3球目を打ってセカンドゴロ
安部     フルカウントから11球目を打ってレフトフライ

3回裏
若松     1‐1から3球目を打ってショートゴロ
堂上直    1‐2から4球目を打ってサードゴロ
荒木     2‐0から3球目を打ってショートゴロ

4回表
4回表
庄司     フルカウントから7球目を選んでフォアボール
中東     1‐1から3球目を打ってレフトファウルフライ
ルイス    フルカウントから7球目を選んでフォアボール
會澤     1‐1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
ドラゴンズ1‐1カープ
中谷     2‐1から4球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ

4回裏
カープ選手交代
センター中東→レフト迎
レフトルイス→ライト
ライト高橋→センター

藤井     初球を打ってショートゴロ
柳田     1‐0から2球目を打ってレフト前ヒット
堂上剛    フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ
田中     2‐1から4球目を打ってセンターフライ

5回表
高橋     初球を打ってセカンドフライ
美間     1‐2から6球目を空振り三振
篠田     0‐2から4球目を空振り三振

5回裏
野本     1‐0から2球目を打ってファーストゴロ
森越     2‐0から3球目を打ってサードゴロ
若松     1‐2から4球目を打ってセンターフライ

6回表
安部     0‐1から2球目を打ってファーストゴロ
庄司     2‐2から6球目を打ってファーストゴロ
迎      初球を打ってショートゴロ

6回裏
堂上直    3‐1から5球目を打ってサードファウルフライ
荒木     1‐1から3球目を打ってショートゴロ
藤井     0‐1から2球目を打ってライト前ヒット
柳田     2‐2から6球目を空振り三振

7回表
ドラゴンズ選手交代
セカンド荒木→谷

ルイス    0‐1から2球目を打ってピッチャーゴロ
會澤     1‐0から2球目を打ってレフト前ヒット
中谷     1‐2から4球目を空振り三振
高橋     フルカウントから8球目を打ってショートゴロ

7回裏
堂上剛    初球を打ってセンターフライ
田中     2‐1から4球目を打ってセンター前ヒット
田中の代走に溝脇
野本     初球を打ってショートゴロ
森越     2‐2から8球目を打ってセンターフライ

8回表
ドラゴンズ選手交代
代走溝脇→キャッチャー前田

美間     0‐1から2球目を打ってセンター前ヒット
代走に鈴木将
篠田の代打土生 1‐2から球目を打ってファーストゴロ
安部     2‐2から5球目を空振り三振
庄司     1‐2から4球目を打ってレフトフライ

8回裏
カープ選手交代
代走鈴木将→センター
センター迎→ファースト
ファースト中谷→セカンド
セカンド庄司→サード
代打土生→ピッチャー上野

若松の代打中田亮 初球を打ってレフトフライ
堂上直    フルカウントから6球目を空振り三振
谷      2‐2から7球目を打ってライトフライ

9回表
ドラゴンズ選手交代
レフト野本→松井佑
代打中田亮→ファースト
ファースト柳田→サード
サード森越→セカンド吉川
セカンド谷→ショート
ショート堂上直→ピッチャー辻

迎      0‐1から2球目を打ってサードゴロ

ドラゴンズ選手交代
ピッチャー辻→小林

ルイス    フルカウントから6球目を打ってセンターフライ

ドラゴンズ選手交代
ピッチャー小林→小熊

會澤     1‐0から2球目を打ってレフト前ヒット
中谷     0‐2から3球目を打ってレフトフライ

9回裏
カープ選手交代
ライトルイス→下水流

藤井     フルカウントから6球目を打ってレフトフライ
柳田     フルカウントから9球目を打ってセンター前ヒット
代走に吉田
松井佑    1‐1から3球目を打ってライトフライ
前田     0‐1から2球目を打ってレフトフライ

広島 000 100 000 1
中日 010 000 000 1


投手成績
(左から順に、登板イニング数、対戦打者数、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
広島東洋カープ
篠田   7   26 103  6  1  3  0  0
上野   2    7  33  1  0  1  0  0

中日ドラゴンズ
若松   8   29 112  4  2  4  1  1
辻_   0.1  1   2  0  0  0  0  0
小林   0.1  1   6  0  0  0  0  0
小熊   0.1  2   5  1  0  0  0  0

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反省会の様子。内田監督も出て来られましたが、短い挨拶で終わりました。

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今日で中日ドラゴンズ二軍は全日程終了。カープが反省会をやってる頃、グラウンド上ではドラゴンズナインが整列し、鈴木孝政監督の挨拶が行われていました。来年こそはここで、 カ ー プ の 胴 上 げ が見たいです(違)。

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サヨナラナゴヤ球場。また来年お会いしましょう。



以上の結果により、福岡ソフトバンクホークス二軍の2年連続ウエスタンリーグ優勝が決まりました。

福岡ソフトバンクホークスの選手・監督、関係者の皆様、ウエスタンリーグ優勝おめでとうございます!

残念ながら由宇カープは一歩、二歩どころか三歩、それ以上及びませんでした。1.5ゲーム差まで詰め寄ってはみたものの、そこからが続かない。野球の技術云々もあろうかと思いますが、それ以上にここ一番でチカラを発揮出来ない未熟さも感じました。プレッシャーに勝てなんだのかな。

シーズンの早い時期から、栗原健太やブラッド・エルドレッド、またはニック・スタビノア、また天谷宗一郎ら、そうそうたるメンバーで勝ち進み、チーム成績としては飛躍的に伸びたとは思いますが、肝心要のシーズン最終盤になって、選手個々の力量の差を見たような気がします。

9月に入るなり、猛打爆発で、6試合連続2桁安打を記録し、8連勝。これは今の選手の力かも知れません。そして土壇場に来て4連敗。これもまた、今いる選手の力だと思います。安定してチカラを発揮する難しさ、勝ち続ける事の大変さを、由宇カープ全体で、身を以て感じたのではないでしょうか。

ただ、シーズン残り試合が一桁になったこの時期まで「優勝争い」が出来た事は誇っていいと思います。「2位じゃダメなんですか?」と啖呵を切った人がいましたが、争っての2位なら胸を張っていい。

上を目指す為の理由付けにもなる。2位でいいけど2位じゃダメ。二軍とは言えリーグ戦を戦い「優勝ペナント」がある以上、そこを目指すのは当たり前の事です。もうひとつ上を勝ち取る為に何が足りないのか。10月に入ったらフェニックスリーグも始まります。試合に追われるかも知れませんが、その中で自分に何が足らんのか。それを知るだけでも、オフの過ごし方が変わると思います。

残りホークスと2試合。木曜日金曜日の由宇練習場でのホークス戦は、一転してファーム日本選手権の壮行試合の様相を呈して来ましたが、思う存分戦ってください。


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2013.09.24 / Top↑
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