いよいよ残り一週間と相成りましたウエスタンリーグならびにイースタンリーグ公式戦。もう来週末には宮崎サンマリンスタジアムでの「ファーム選手権」となります(諸事情で見に行けません)。

そして、由宇カープの戦いも残り4試合。「首位快走中!」(公式サイトによる)のホークスを追って、3.5ゲーム差。一時は1.5ゲーム差までに迫っただけに、まだまだ期待が持てます。

今日からナゴヤ球場に於いて中日ドラゴンズと連戦、中1日移動日を挟んで由宇練習場に戻り、ホークスとの最終決戦。今シーズン最後の2試合を迎えることになります。

そして、追われる立場でもあるホークスも残り4試合。由宇練習場でのカープ戦を終えると、移動日なしで阪神鳴尾浜球場に移動、タイガースとの最終2試合を戦います。

ホークスには優勝マジックナンバー「2」が点灯しており、カープは今日からの連戦、絶対に負けられない試合になります。カープが優勝するには、残り4試合を全勝(最終勝率0.5833)し、ホークスが1勝3敗(同じく0.5825)で終わること。他にも様々な条件で計算しましたが、割愛。

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今日も長駆近鉄電車で名古屋入り。普通なら近鉄ホームから名鉄ホームへの連絡改札口を使うんですが、連休最終日と言う事で、先に帰りの特急券購入の為、通常の改札口を利用。ゆえに久しぶりに名鉄の改札口を通る事となりました。

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名鉄山王駅。一度じっくりここで名鉄電車撮影に勤しみたいです。

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未明から早朝にかけて、名古屋市近郊あま市付近を中心に大雨が降ってましたが、幸いにも影響はなかったようです。ただここのガード下には、若干ながらも水が流れ出た跡が残っていました。

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毎度お馴染み露橋公園と、中日ドラゴンズ室内練習場。やはり雨のせいでグラウンド整備に時間をかけたせいか、室内練習場からはバッティング練習の音が響いてきました。。

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決戦の場

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開門直後。通常ならカープのバッティング練習終了の時間くらいなんですが、やはりグラウンド整備に時間を割いたせいか、グラウンドでは練習は何も行われておらず、この直後にドラゴンズ選手のウォーミングアップと、カープ選手の守備練習が始まりました。

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メンバー表交換

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試合前の円陣。あんまり聞いてなさそうなフレッド・ルイス(笑)

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もうここまで来たら最後まで彼で。声出しは松本高明。「残り試合、全部勝ちましょう!」



先攻:広島東洋カープ
1(遊)安部
2(中)中東
3(一)迎
4(左)ルイス
5(二)松本
6(捕)磯村
7(右)土生
8(三)庄司
9(投)中崎

後攻:中日ドラゴンズ
1(二)吉川
2(三)谷
3(中)藤井
4(一)中田亮
5(遊)柳田
6(左)松井佑介
7(捕)松井雅人
8(右)古本
9(投)川崎

打撃成績
1回表
安部     0‐1から2球目を打ってレフトフライ
中東     初球を打ってセンターフライ
迎      1‐1から3球目を打ってライトフライ

1回裏
吉川     1‐0から2球目を打ってショートファウルフライ
谷      3‐1から5球目を打ってサードファウルフライ
藤井     初球を打ってセンター前ヒット
中田亮    3‐1から5球目を打ってショートフライ

2回表
ルイス    3‐1から5球目を打ってファーストベース直撃ツーベースヒット
松本     2‐1から4球目を打ってショートゴロ
磯村     1‐0から2球目を打ってサードゴロ
土生     2‐2から6球目を打ってファーストゴロ

2回裏
柳田     2‐2から6球目を打ってレフトフライ
松井佑    1‐2から4球目を空振り三振
松井雅    1‐0から2球目を打ってライト前ヒット
古本     0‐1から2球目を打ってショートゴロ

3回表
庄司     初球を打ってセカンドゴロ
中崎     2‐2から5球目を打ってセカンドゴロ
安部     0‐1から2球目を打ってセンターフライ

3回裏
川崎     1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ
吉川     初球を打ってライト前ヒット
次打者谷の初球に吉川セカンド盗塁成功、3球目にパスボールでサードへ
谷      フルカウントから6球目を選んでフォアボール
藤井     1‐2から4球目を打ってライト前タイムリーヒット
ドラゴンズ1‐0カープ
中田亮    1‐1から3球目を打って右中間突破2点タイムリースリーベースヒット
ドラゴンズ3‐0カープ
柳田     初球を打ってセンター前タイムリーヒット
ドラゴンズ4‐0カープ
松井佑    1‐2から5球目を打ってセンターフライ
松井雅    2‐0から3球目を打ってピッチャーゴロ

4回表
中東     3‐1から5球目を打ってレフトフライ
迎      2‐2から5球目を打ってショートゴロ
ルイス    初球を打ってセンターオーバーツーベースヒット
松本     1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ

4回裏
古本     1‐2から4球目を見逃し三振
川崎     2‐2から5球目を打ってセンター前ヒット
吉川     2‐1から4球目を打ってセンターフライ
次打者谷の3球目にパスボール
谷      フルカウントから7球目を打ってセンターフライ

5回表
磯村     フルカウントから6球目を打ってセカンドトンネル
土生     0‐2から4球目を打ってレフトフライ
庄司     2‐2から6球目を打ってレフトフライ
中崎     3‐1から5球目を選んでフォアボール
安部     1‐0から2球目を打ってライト前タイムリーヒット
ドラゴンズ4‐1カープ
中東 初球を打ってライトフライ

5回裏
藤井     2‐2から6球目を打ってファーストゴロ
中田亮    2‐0から3球目を打ってセカンドゴロ
柳田     フルカウントから6球目を空振り三振

6回表
ドラゴンズ選手交代
センター藤井→井藤(けっして藤井がひっくり返ったわけではありません)

迎      初球を打ってファーストファウルフライ
ルイス    2‐2から5球目を見逃し三振
松本     0‐2から3球目を打ってファーストファウルフライ

6回裏
カープ選手交代
セカンド松本→サード美間
サード庄司→セカンド

松井佑    初球を打ってレフト前ヒット
松井雅    1‐0から2球目を打ってファーストゴロ挟殺ダブルプレイ
古本     初球を打ってキャッチャーファウルフライ

7回表
磯村     ストレートのフォアボール
土生     初球を打ってセンターフライ
庄司     1‐0から2球目を打ってファーストゴロダブルプレイ

7回裏
川崎の代打吉田 2‐2から6球目を打ってセカンドゴロ捕球エラー
吉川     初球バント失敗キャッチャーファウルフライ
谷      1‐1から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ
次打者井藤の5球目に吉田セカンド盗塁成功
井藤     フルカウントから7球目を選んでフォアボール
中田亮    2‐1から4球目を打ってセカンドゴロ捕球エラー
柳田     3‐1から5球目を選んで押し出しフォアボール
ドラゴンズ5‐1カープ
松井佑    1‐0から2球目を打ってショートゴロセカンド封殺

8回表
ドラゴンズ選手交代
代打吉田→ピッチャー小林

中崎の代打高橋 1‐2から5球目を空振り三振
安部     0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ
中東の代打下水流 2‐2から7球目を打ってサード強襲内野安打
迎      2‐1から4球目を打ってショートゴロ

8回裏
カープ選手交代
代打高橋→センター
代打下水流→ピッチャー河内

松井雅    1‐2から球目にデッドボール

カープ選手交代
ピッチャー河内→武内

古本の代打福田 初球を打ってファーストフライ
小林の代打赤坂 フルカウントから8球目を打ってセンター前ヒット
吉川     初球を打ってショートフライ
谷      1‐0から2球目を打ってショートゴロ

9回表
ドラゴンズ選手交代
代打福田→ピッチャー小熊
代打赤坂→ライト

ルイス    1‐2から5球目を空振り三振
美間     1‐1から3球目を打ってサードゴロ
磯村の代打中谷 2‐2から7球目を空振り三振

広島 000 010 000 1
中日 004 000 10X 5

勝利投手:川崎貴弘19試合1勝1敗(プロ入り初勝利)
敗戦投手:中崎翔太 8試合4勝2敗

投手成績
(左から順に、登板イニング数、対戦打者数、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
広島東洋カープ
中崎   7   33 118  7  3  2  5  4
河内   0    1   4  0  0  1  0  0
武内   1    4  12  1  0  0  0  0

中日ドラゴンズ
川崎   7    25 85  3  2  1  1  1
小林   1     4 18  1  0  1  0  0
小熊   1     4 12  1  0  0  0  0

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試合終了後は、たいがいの場合コーチ陣が中心になって反省会をやる事が多いですが、さすがにこの試合では内田順三監督が身振り手振りを交えての反省会になりました。



優勝へのプレッシャーなのか何なのか、えらく淡泊な攻撃が目につきました。

栗原健太が先日の由宇練習場での試合でデッドボールを受け負傷、今回の遠征に帯同してないせいか、攻撃に決め手を欠いた打線。ぶっちゃけフレッド・ルイスは4番でホームランをガンガン、ってタイプでもなかろうし。かと言って誰に4番を任せるか、となれば消去法で行くと彼しかいなくなる。

岩本貴裕や松山竜平が一軍で活躍してるのは見てて頼もしいですが「その後」が育成出来てないのがありあり。栗原健太が色々あって二軍にいる間は良かったけども、彼が離脱してしまった事で、ホームランどころか三塁打、二塁打すら強く望めない打線になってしまったのは如何ともしがたい。

ここ数年「投手力強化」を課題として、ドラフト会議でピッチャーばっかり獲得して来たツケが来たのかな、とも思います。勝ち進んでた間は、ブラッド・エルドレッドの影響も大きかったし。


昨年のドラフト会議では、ようやく気付いたのか、高橋大樹を獲得しましたが、まだ未完の状態。決して勝つ事が最優先ではない二軍ではあるけど、やはり勝ち進んでこそ見えてくるものもある。

負けて見えてくるものもあろうけど、これまで由宇カープは散々敗けてきた。勝率3割すら届かないシーズンすらあった。けどそこでの屈辱は、今の首脳陣が痛感してるはず。


やっぱり勝って終わりたいし終わって欲しい。

一軍はクライマックスシリーズ争いの真っ最中。どんな形であれ、出てみれば分かる事もある、と言う意見もあるけど、所詮はペナントレースを勝ち抜けなかったチームの「負け犬の遠吠え」に過ぎない。最後まで優勝争いをしての2位3位なら価値もあるでしょうけどね。

勝って欲しい、とは書きましたが、今の由宇カープ、一軍よりもはるかに素晴らしい経験をしてると思います。この先何年もここにいてもらっても困りますが、今の闘いが、来シーズン入団してくる新人選手に語り継げれば、そて自身の将来の糧になれば、と思います。


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2013.09.23 / Top↑
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