9月22日 第22回戦 読売ジャイアンツ2-1広島東洋カープ


※どっかで聞いたことあるようなアレかと思いますが、軽く流してください。


基本的に「予告先発」ってのは、当日の朝刊で確認することにしていますが、ちょっとどころかかなりびっくりした。4月26日、マツダスタジアムでのドラゴンズ戦以来の久本祐一。

18日の対タイガース戦以来中3日。その前は中5日空いてたので、12日のスワローズ戦以来、ある程度「先発調整」に入っていたのか。その一環で18日は「調整登板」だったのか。

まぁ誰が投げるにしても、現状の先発ピッチャーでは間が詰まり過ぎるので、誰かを抹消して誰かを登録、とか考えてたんですが、ものの見事に予想が外れました。まぁ当たるわけもないですが。

ただ、ここまで来て「負けたくない」気持ちは分かるし、シーズンを通して実績を積み上げてきたピッチャーを信頼したくなる気持ちも分からんでもないですが、ペナントレースが切羽詰ってきたこの時期に、今いるメンバー以外から「新しいものを見つける」と言う気はさらさらないんだろう。

かつて岩隈久志が、シーズン終盤にさっそうと先発ローテーションに割り込み、急成長を遂げたような活躍を、とまではいかんけども、今の空気を由宇カープのメンツに吸わそう、と言う気はないのかな。もっとも、そんな気持ちがあるんなら、前田健太に中4日とか強いてないでしょうけどね。

ただ、もう一つの考え方として、二軍が選手の供出を拒否したとか(笑)。

由宇カープは明日から「ウエスタンリーグ優勝が懸かった大一番」が4試合続きます。もう一試合たりとも落とせない状況。先日戸田隆矢がリリーフ登板をしたのも、調整登板ではなく、明日からのドラゴンズ戦に向けての調整登板だったのかも知れんし。間隔開きますからね。

遠征に帯同させるメンバーすら厳選する由宇カープ。

ぶっちゃけ、最終27日までの登板予定もみっちり決まっているのかもしれません。もう、決まっている予定を崩してまで、一軍に選手を出す気はさらさらない、のかも知れませんけどね。


何にしろ気になったのが、久本祐一のピッチング云々よりもまずは「先発キャッチャー」。

ものの見事に倉義和。久本祐一登板の試合で、過去2度にわたって「ボールを見失った石原のカバーに走らされた」久本祐一。まぁあれやこれや、ないとは思いますが、この辺は闇の中、か。


尤も、そんな心配は久本祐一が3イニング48球降板でほっと一息、だったわけですが。つかブルペンデーかいな。ローテーションが決まらんシーズン序盤ならともかく、この時期にする事かねぇ。

しかも、久本祐一がマウンドを降りたその後が実に締まらない。ベンチの思惑としては、リリーフのマウンドに上がった今村猛に、2イニング程度を任すつもりだったんでしょうけど、1イニングで32球も費やしてしまった。つか、ピシッと締めんといかんはずのリリーバーで試合のリズムを乱してしまった。

それと、3番手に中5日リリーフで今井啓介が投げてましたが、どうせ先発で投げさすんなら、久本祐一よりも今井啓介の方が良かったんじゃないかな、とも。わざわざ中3日で久本祐一を持ってくる必要もなかった。誰の提案か知らんけど、ジャイアンツ優勝の影でひっそり謎采配と言うか珍采配。

これも「計画のうち」なのかも知れんけど久本祐一の交代もあまりにも突発過ぎたし、二番手に今村猛もちょっとびっくりした。ただ、後半になって永川勝浩が出てきたところを見ると、多少なりとも彼ら二人の立場が、首脳陣の間では逆転したんじゃないかなぁ、などと思います。

そして救いは「珍采配」の中で、まず順馬はどうあれ、どのピッチャーも持ってる力を十二分に発揮してくれたこと。特にこの時期になって再昇格を果たした中田廉。由宇カープが送り込んだ「最後の刺客」であってほしいな。もう色々とアゲサゲする時期でもなかろうし、リリーフはいくらいてもいい。


しかし、さらなる珍采配は止まらない。

8回裏、代打に出てきた岩本貴裕を守備に就かせた、までは良かったけど、向かった先はセンター。

遡ること4月3日、まだまだ戦力が整ってないシーズン序盤。「レフトフレッド・ルイス、センター松山竜平、ライトブラッド・エルドレッド」と言う卒倒しそうなシフトを見せられたことがありましたが、それ以来の衝撃。そうまでして「一発」に期待したいのかねぇ。

戦う姿勢は見せたつもりではあるんだろうけど、どっかなにかかけているようにも思える。延長戦を見越したつもりなんだろうけど、その無理やり残した一発頼みの打線もあっさり三者凡退。脆いもんだ。


投手起用も野手起用も、シーズン最終盤になって「原点回帰」とも思える謎起用の連発。

タイガースが敗けた事によってジャイアンツの優勝が決ったけども、タイガースとの差を詰めれなかった事が残念。届きそうで届かない4.5ゲーム差。ウエスタンリーグでもそうですが、なかなか縮まらない。相手がある事ゆえ致し方ないところもありますが。


いわゆる「ペナントレース」は、ジャイアンツの優勝で「第一幕」が終わったけど、原監督が言ってたように、まだまだ戦いは続きます。気づくのが遅かったけど、残り9試合、とにかく2位を目指して。


以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログへ
2013.09.23 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://kugyousou.net/tb.php/1861-f11c9dbc