9月18日 第22回戦 広島東洋カープ1-9阪神タイガース


世の中では、カープの快進撃が色んな所でネタになってるようで。

読んだ事はないんですが、関東地方のスポーツ新聞でも、とうとうカープが一面に来たとか。もっとも普段、どこのチームが一面を飾ってるかよう知らんし、こっちでも、買うスポーツ新聞といえば大阪スポーツくらいしかないんですが(笑)。

でもうひとつの話題ってのが、タイガースの急降下ぶり。

セントラルリーグ制覇もなくなった、だからと言ってカープに追い抜かれる心配もない、実際14ゲーム開いてたそうですから、2位にいながらも「心ここにあらず」みたいな戦いになりがち。

そこで、ってわけでもないんでしょうけど、先発キャッチャーがここ暫らく清水誉に固定されてます。ごくたまに日高剛だたりもしますが、藤井彰人でもなく、小宮山慎二でもなく、清水誉。

クライマックスシリーズに向けて、さらには「その先」を考えて藤井彰人らを温存にかかってるのかも知れませんが、それにしても成績がついてきてない。この試合にしても、前日の試合にしても、よくピッチャーをリードしているとは思うんですがどうでしょう。

その他にも、鳥谷敬を4番に置いたりと、よそから見れば「?」と思うことばかり。これまでおらんかった福留孝介が戻ってきたりで、使いたい選手が増えてきたのも分からんではないけど、9月に入って4勝10敗1分。全く逆の数字(10勝4敗)を残してるカープとは好対照。

けどカープはそんなチームに付き合ってる場合じゃない。

昼間、由宇練習場では、弟分が4点ビハインドをひっくり返して、6試合連続2桁安打を記録して、逆転勝利で8連勝を飾った。正直考えられない。一時は6.5あったゲーム差が1.5にまで詰まってきた。次の試合の勝敗如何によっては順位交代もあるので、あってないようなゲーム差になった。

これを一軍選手はどう見ておるのか、首脳陣はどう感じているのか知らんけど、やってやれぬ事はない。この試合に負けて6ゲーム差になってはしまったけど、追い抜けないわけじゃない。

世の中の空気は「目指せクライマックスシリーズ」と言う、何とも曖昧な空気になってはいるけど、もっともっと明確な目標を作ったほうがいい。目指せ2位ですよ。「2位じゃダメなんですか」rと言われそうですが、今の状況を考えると、2位しか目指すものはない。

そらぁもちろん、タイガースもこのまま安穏としてるわけでもなかろう。それこそ「2位死守」にこだわるはず。けどカープも、優勝がなくなった今、次の目指す目標は2位ですよ。どうせ上を目指すなら、目標は高い方がいい。これはペナントレース開幕前に「優勝」を目標に掲げるのと同じ。

「周りの騒ぎ」を見てると、どことなく「3位でいい」みたいな空気を感じる。

未だにすぐ下の4位にいるドラゴンズとのゲーム差をあれこれ述べている新聞もある。もうこれまでの「クセ」みたいなもんでしょうね。いつか下位チームに追い抜かれるんじゃないか、また順位を下げるんじゃないか、みたいなのがそれこそ「番記者さん」の頭の中にあるんだろうな。

まぁあえて9月の「中締め」をするのであれば「よく7連勝出来ました」ってところでしょう。

けっしてガッツンガッツン打ちまくって連勝してきたわけじゃないんだし、先週末からジャイアンツ、タイガース相手に緊張感のある戦いを強いられることを考えると、ちょっとくらいはキレでしもうてもいいのか、とすら思います。もっとも、修正能力があるかどうか、ですけどね。

その負け試合の中でも、わりかし目立ったのが中田廉かなぁ。

どこを見ても、なぜかあまりいい印象が聞こえてこない廉君ではあるけども、3イニング50球2安打無失点。大量ビハインドという楽な状況と言うのもあったろうけど、この成績、内容がなかなか続かないのが不思議っちゅうたら不思議。やっぱりメンタルなんかなぁ。

シーズン終了まで、金曜日に試合のない日程。ラストスパートをかけるつもりか、前田健太の中4日に続いて大竹寛、そして野村祐輔を中5日で投入した野村謙二郎監督。木曜日の先発ピッチャーはまたも中5日でブライアン・バリントン。まぁいずれは一人なり二人なり足りなくなるんですが。

寛ちゃんの4年ぶり122球寛投勝利は、それこそ見てて圧寛ではあったけども、4本柱の皆にそれを強いるのはそれこそ酷ってもんですよ。この試合みたいに、序盤で大量失点って試合が100パーセントない、とも言い切れない。4本柱が全焼してるのであれば信頼もできますが。

横山竜士・永川勝浩が終盤、リードの場面で投入される事が多くなって来てる現状、また今井啓介の起用法が今だ曖昧な事を考えると、廉君が常時、これだけのピッチングを出来るようであれば、投手運用もかなり楽になるはず。ビハインドだからって毎日毎日投げさすわけにもいかんでしょうけど。

この前のサンデースポーツか何かで、落合博満氏が「負け試合は負け試合として、投げてしまわずにいかに試合を作るか」みたいな事を言っておられたけど、廉君が3イニング無失点で切り抜けたことで「これ」が出来たんじゃないかな、とも思います。

土曜日は多分、前田健太が中4日で来るんでしょうね。火曜日の試合もそんな器用だったし。しかし22日の日曜日、誰が投げることになるんでしょうか。寛ちゃんが中4日は考えにくいし、廉君と交代で由宇に帰っていった中村恭平はありえない。

そう言えば由宇練習場でバファローズ相手に、戸田隆矢が1イニング(打者3人13球、被安打1無失点)投げてましたが、これは予定通りの登板だったのか、それとも登板間隔が空くゆえの調整登板なのか。そして11日のホークス戦に先発し、間隔としては万全のはずなのに、なせかリリーフ。

予備日を2日潰してるけど、ここで練習試合とかする予定で、それが流れて篠田純平がバファローズ戦に投げて、短いイニングで先発する予定だった戸田隆矢がリリーフに回ったか、とか。練習試合云々は、個人の想像の域を出んので何とも言えませんが、二日あれば一日くらいは、と思った次第。

純粋に先発ピッチャーとしての登板間隔であれば、14日の対タイガース戦で先発した福井優也、もあるとは思いますが、見る限りは「やっとこさ」ってな内容でしたから、あまりいい報告は一軍首脳陣には届いてないかも知れません。5番目、と割り切れば無い事もないとは思いますけどね。

※このブログの中の人の予想や想像が当たったためしはありません。

何にしろ、残り12試合。上手なラストスパートを。


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2013.09.18 / Top↑
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