ものすごく久しぶりのウエスタンリーグ観戦です。
7月30日のナゴヤ球場、対ドラゴンズ戦以来、1か月半ぶり。8月1日は雨天中止、8月末からの対ホークス3連戦も雨天中止、その勢いで、あじさいスタジアム北神戸で、ナイトゲームで予定されていた対バファローズ戦すら雨天中止。これまでに経験のない「6試合連続雨天中止」。
雨男です(笑)
その間にプロアマ交流試合やら、JABA広島大会とか、一応若鯉の試合ぶりは観戦は出来ていましたが、アマチュア相手ゆえ「勝って当たり前」の試合が続き、やや緊張感をなくしてました(笑)。
そんな中由宇カープは、5試合連続雨天中止明けのバファローズ戦こそ落としたものの、その後はドラゴンズ、ホークスを相手に5連勝。中でも首位のホークス相手に打力で圧倒。5.5ゲーム差あったホークスとの差も、一気に2.5ゲーム差まで詰め寄り、にわかに優勝争いが賑わってきました。

鳴尾浜球場に来るのもあと二日、ではありますが、翌日の天気予報があまりよろしくなく、下手したら月曜日以降2日間用意されている予備日に回りそうです。

いつも通りに、と言えばやや無礼になりますが、手製の日除けの下に席を用意してもらえました。いつもいつもありがとうございます。このブログは皆さんの善意で成り立っております。感謝。
そして、見たかったのはこの人。

松本高明
他にも色々撮影はしましたが、あまりにも不出来なのでこれだけにしておきます、それよりも何よりも、アキレス腱を切った左足を気にする素振りすらなく、全てのメニューを滞りなくこなしてた。
本当に「万全」だから復帰して来たんだとは思いますが、彼の復帰と美間優槻、庄司隼人の急速な成長が、そのまま鈴木誠也の出場選手登録に繋がったんじゃないか、とすら思います。
先攻:広島東洋カープ
1(遊)安部
2(二)松本(復帰後初スタメン)
3(一)栗原
4(指)ルイス
5(中)中東
6(捕)會澤
7(右)土生
8(三)庄司
9(左)高橋
投手:福井
アキレス腱断裂の大怪我から復帰した松本高明。ここまでは代打出場のみではありましたが、いよいよスターティングメンバーでの出場。鈴木誠也の出場選手登録のおかげ、かも知れませんが、ただただ喜ばしい。しかも、彼が鮮烈に復帰(7日 対ドラゴンズ戦)して以降「全勝」。強運続くか。

その余勢を買ってか、試合前の円陣の声出しは松本高明。この際、担げる縁起は皆担げ(笑)。
で、試合前にこんな一コマ

ティーバッティング中の松本高明を呼び止めて、何やら話しかける内田順三二軍監督。試合前のメンバー表交換約1時間前、10時40分頃の話ですが、もしかしたら「スタメンで出てみるか」みたいな打診だったようにも思います。違うとは思うんですけどね。
後攻:阪神タイガース
1(指)田上
2(遊)西田
3(右)今成
4(一)森田
5(中)伊藤隼
6(三)コンラッド
7(左)中谷
8(二)阪口
9(捕)小豆畑
投手:二神
審判:球審柳内、一塁梅木、二塁須山、三塁山本

試合開始直前の一塁側、三塁側スタンドの様子。この時点で入場者数は460。試合途中には入場制限がかけられました。試合途中には通路までいっぱい。移動すら満足に出来ませんでした。
※以下、とにかく動画のリンクを貼ってありますが「解説」が賑やかです。御了承下さい。
打撃成績
1回表
安部 0‐2から3球目を見逃し三振
松本 1‐2から4球目を打ってライト線ツーベースヒット
栗原 2‐1から4球目を打ってセンター前タイムリーヒット
タイガース0‐1カープ
ルイス フルカウントから8球目を空振り三振、栗原盗塁失敗
●そして松本高明スターティングメンバー復帰第一打席は、決して強烈とは言えないまでも、泥臭いまでのライト線ツーベースヒット。栗原健太の先制タイムリーヒットのいい呼び水になりました。
1回裏
田上 3‐1から5球目を選んでフォアボール
次打者西田の2球目に田上セカンド盗塁成功
西田 1‐1から3球目にキャッチャー前送りバント、しかしサードタッチアウト
今成 0‐2から3球目を打ってレフト前ヒット
森田 初球を打ってサードフライ
伊藤隼 1‐2から4球目を打ってピッチャーゴロ
●先頭バッターの田上健一に、制球定まらぬままフォアボール。盗塁まで決められたものの、しかし続く西田直斗のまずい送りバントですかったといえば助かった。立ち上がりの悪さは致し方ないのか。
2回表
中東 0‐2から3球目を見逃し三振
會澤 1‐1から3球目を打ってセンター前ヒット
土生 3‐1から5球目を選んでフォアボール
庄司 1‐2から4球目を打ってライトフライ
高橋 2‐1から4球目を打ってサードゴロセカンド封殺
2回裏
コンラッド フルカウントから6球目を空振り三振
中谷 2‐2から球目を打ってサードゴロ
阪口 フルカウントから7球目を打ってピッチャーゴロ
3回表
安部 初球を打ってピッチャーゴロ
松本 3‐1から5球目を打ってレフト前ヒット
栗原 1‐0から2球目を打ってセカンドフライ
ルイス 1‐2から5球目を打ってライト前ヒット
中東 1‐1から3球目を打ってセンターフライ
3回裏
小豆畑 初球を打ってサードフライ
田上 フルカウントから7球目を空振り三振
西田 0‐2から4球目を空振り三振
4回表
會澤 1‐2から5球目を打ってレフト前ヒット
土生 1‐0から2球目を打ってライト前ヒット
庄司 0‐1から2球目をピッチャー前送りバント、サード封殺
高橋 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
安部 1‐0から2球目を打ってライト前2点タイムリーヒット
タイガース0‐3カープ
タイガース選手交代
ピッチャー二神→藤原
松本 1‐1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
タイガース0‐4カープ
次打者栗原の2球目にワイルドピッチ
栗原 敬遠
ルイス 0‐2から3球目を打って左中間突破2点タイムリーヒット
タイガース0‐6カープ
タイガース選手交代
ピッチャー藤原→林
中東の代打迎 1‐1から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
タイガース0‐7カープ
會澤 2‐1から4球目を打ってセンターへ犠牲フライ
タイガース0‐8カープ
土生 1‐0から2球目を打ってセンターフライ
●時間にして32分超。打者11人、7安打に2フォアボール、ワイルドピッチも加えての7得点。とにかくいつ終わるのかすらか分からない猛攻。しかも出るヒット出るヒット皆シングルヒット。
●9月8日のタイガース対ジャイアンツで、タイガースが9回裏に5点を取りましたが、この5点もまた「長打なし」。しっかりボールを捉えて、しっかりスイングすれば、ツーベースヒットやスリーベースヒットなんざ1本もなくても、ビッグイニングは作れるようになってるんですよ。
4回裏
カープ選手交代
代打迎→センター
今成 1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ
森田 1‐2から球目を打ってレフト前ヒット
伊藤隼 初球を打ってセカンドゴロセカンド封殺
コンラッド 2‐2から5球目を空振り三振
5回表
タイガース選手交代
サードコンラッド→ファースト
ファースト森田→サード
庄司 フルカウントから6球目を空振り三振
高橋 1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
安部 初球を打ってピッチャーゴロセカンド封殺のみ
次打者松本の2球目に安部セカンド盗塁成功
松本 1‐2から4球目を空振り三振
5回裏
中谷 3‐1から5球目を選んでフォアボール
阪口 0‐1から2球目を打ってファーストゴロセカンド封殺
小豆畑 1‐2から4球目を空振り三振
田上 フルカウントから6球目を空振り三振
6回表
タイガース選手交代
ピッチャー林→ボイヤー
栗原 初球を打ってライト前ヒット
ルイス 初球を打って高いバウンドのショート内野安打
迎 1‐1から3球目を打ってサードライナー
會澤 1‐2から6球目を空振り三振
土生 1‐0から2球目を打ってライト前タイムリーヒット
タイガース0‐9カープ
庄司 1‐1から3球目を打ってショートゴロ
6回裏
西田 1‐2から4球目を打ってファーストゴロ
今成 1‐0から2球目を打ってショートゴロ
森田 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
7回表
タイガース選手交代
キャッチャー小豆畑→原口
ピッチャーボイヤー→島本
ライト今成→センター緒方
センター伊藤隼→ライト
高橋 1‐1から3球目を打ってサードゴロ
安部 フルカウントから7球目を打ってセンター前ヒット
松本の代打申 3‐1から5球目を選んでフォアボール
栗原 2‐1から4球目を打ってレフトフライ
ルイスの代打美間 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
タイガース0‐10カープ
迎 1‐1から3球目を打ってファーストフライ
7回裏
カープ選手交代
代打申→セカンド
伊藤隼 2‐2から6球目を空振り三振
コンラッド 2‐1から4球目を打ってファーストゴロ
中谷 1‐2から4球目を空振り三振
8回表
タイガース選手交代
ピッチャー島本→田面
ファーストコンラッド→藤井宏
ライト伊藤隼→荒木
會澤の代打上村 1‐2から4球目を空振り三振
土生の代打鈴木将 1‐1から3球目を打ってショートゴロ
庄司 ストレートのフォアボール
高橋 0‐2から3球目を見逃し三振
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー福井→小野
代打上村→キャッチャー
代打鈴木将→ライト
阪口 1‐0から2球目を打ってライト前ヒット
原口 1‐2から4球目を打ってサードゴロダブルプレイ
田上の代打穴田 フルカウントから6球目を打ってレフトフライ
9回表
安部 ストレートのフォアボール
申 フルカウントから7球目を空振り三振
栗原 3‐1から5球目を打ってセンター前ヒット
美間 フルカウントから6球目を空振り三振
しかしワイルドピッチでランナーそれぞれ進塁
迎 初球を打ってセンターフライ
9回裏
カープ選手交代
セカンド申→ピッチャー金丸
指名打者美間→サード
サード庄司→セカンド
西田 ストレートのフォアボール
緒方 フルカウントから7球目を空振り三振
森田の代打橋本 三球三振
荒木 1‐0から2球目を打ってファーストゴロエラー
藤井宏 2‐1から4球目を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット
タイガース1‐10カープ
中谷 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
阪口 3‐1から5球目を選んで押し出しフォアボール
タイガース2‐10カープ
原口 1‐2から5球目を見逃し三振
●相変わらず不安定、と言うか好不調の波の激しい金丸将也。先頭バッターにフォアボールを与えてしまうのはようある事ですが、今回はそこから修正がききませんでした。このあたりが、なかなか一軍に呼んでもらえない理由なのか。バックネット裏タイガースファンの方からの評価も高いんですけどね。
広島 100 701 100 10
阪神 000 000 002 2
勝利投手:福井優也 18試合4勝2敗
敗戦投手:二神一人 23試合3勝5敗
投手成績
(左から順に、登板イニング数、対戦打者数、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
広島東洋カープ
福井 7 25 113 2 2 8 0 0
小野 1 3 12 1 0 0 0 0
金丸 1 8 36 1 3 3 2 1
阪神タイガース
二神 3.1 19 72 8 2 1 4 4
藤原 0.0 3 10 2 1 3 3 3
林 1.2 7 23 3 0 2 0 0
ボイヤー 1 6 16 2 0 1 1 1
島本 1 6 23 2 1 0 1 1
田面 2 9 36 1 2 2 0 0
ざっとまとめてみました
安部 2安打2打点
松本 3安打1打点
栗原 3安打1打点
ルイス 3安打2打点
會澤 2安打1打点
土生 2安打1打点
スターティングメンバーのうち6人がマルチヒット、さらには3人が猛打賞、そしてみな打点を挙げてる。途中出場した迎祐一郎や美間優槻もタイムリーヒット(庄司隼人はノーヒット、高橋大樹は1安打)。鈴木誠也が抜けた事で、打線の力が落ちると思ったらなんのなんの。
対ホークス戦で、13点、10点、7点と取ってきて、ぶっちゃけそろそろ「打ち疲れ」も出てくるかと思いきや、一日休みをはさんでリフレッシュ出来たのか、さらに加速しているような。
一発を狙えるブラッド・エルドレッドが召し上げられてしまい、栗原健太も決してホームランを「狙って打てる」状況にない今、打線の勢いを加速させようと思ったら「打てる球を確実に捉えること」。
そして、タイガース投手陣に浴びせた18本のヒットは、ほとんどがしっかりスイングをし、しっかり打球を捉えた結果。土生翔平の強引なタイムリーヒットなんか、ある種の「執念」すら感じた。おそらくヒットエンドランのサインが出ていたんだろうとは思いますが。
中でも、スタメン復帰を果たした松本高明。
それを自ら祝うかのごとく、それこそ「右に左に」いやらしいヒットを3連発。復帰どころかもう「復活」を告げたようなもの。雁の巣遠征にも帯同してた時点で「出来るな」とは思っていましたが、想像以上の回復ぶり、そして爆発ぶり。ウエスタンリーグ「由宇勝」へむけて、これ以上ない頼もしい人が。
そして先発の福井優也。
もう荒れまくってました。キャッチャーの會澤翼は正直クッタクタやったと思います。高めに外れる球ならまだしも、ワンバウンドであわやワイルドピッチみたいなボールがいくつあった事か。
1回裏の田上健一、5回裏の中谷将大と、イニングの先頭バッターを出す事2度。これまでにも見慣れた光景ではあるけど、この試合みたいに長いイニングを投げた場合を考えると大したこっちゃない。
大学卒のドラフト1位の選手ゆえ、周囲が求めるレベルはかなり高いものになってるとは思いますが、もう入団して3年目。結果が思うように出ない以上、ある程度の妥協点を見出だしてもいい筈。
実際この試合でも、7イニングのうち4イニングを三者凡退に片付けてる。荒れ球云々よりも「良い方」を取り上げてやるのも良いと思います。みんながみんな、常に三者凡退で試合をすすめてるわけでもなし。1イニングづ結果を出し辛い選手なのかも知れんし。
で、ホークスを追撃すべく、由宇カープはこれで今シーズン2度目の6連勝!さらには松本高明復帰以降6連勝!これはもう松本高明は絶対に外せない存在になる、のでしょうか。
同じ時間帯、ホークスはバファローズに4-3で勝ち、連敗を3で止めました。ゲーム差は2.5のまま変わりません。まだまだウエスタンリーグ優勝争いは続きます。
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7月30日のナゴヤ球場、対ドラゴンズ戦以来、1か月半ぶり。8月1日は雨天中止、8月末からの対ホークス3連戦も雨天中止、その勢いで、あじさいスタジアム北神戸で、ナイトゲームで予定されていた対バファローズ戦すら雨天中止。これまでに経験のない「6試合連続雨天中止」。
雨男です(笑)
その間にプロアマ交流試合やら、JABA広島大会とか、一応若鯉の試合ぶりは観戦は出来ていましたが、アマチュア相手ゆえ「勝って当たり前」の試合が続き、やや緊張感をなくしてました(笑)。
そんな中由宇カープは、5試合連続雨天中止明けのバファローズ戦こそ落としたものの、その後はドラゴンズ、ホークスを相手に5連勝。中でも首位のホークス相手に打力で圧倒。5.5ゲーム差あったホークスとの差も、一気に2.5ゲーム差まで詰め寄り、にわかに優勝争いが賑わってきました。

鳴尾浜球場に来るのもあと二日、ではありますが、翌日の天気予報があまりよろしくなく、下手したら月曜日以降2日間用意されている予備日に回りそうです。

いつも通りに、と言えばやや無礼になりますが、手製の日除けの下に席を用意してもらえました。いつもいつもありがとうございます。このブログは皆さんの善意で成り立っております。感謝。
そして、見たかったのはこの人。

松本高明
他にも色々撮影はしましたが、あまりにも不出来なのでこれだけにしておきます、それよりも何よりも、アキレス腱を切った左足を気にする素振りすらなく、全てのメニューを滞りなくこなしてた。
本当に「万全」だから復帰して来たんだとは思いますが、彼の復帰と美間優槻、庄司隼人の急速な成長が、そのまま鈴木誠也の出場選手登録に繋がったんじゃないか、とすら思います。
先攻:広島東洋カープ
1(遊)安部
2(二)松本(復帰後初スタメン)
3(一)栗原
4(指)ルイス
5(中)中東
6(捕)會澤
7(右)土生
8(三)庄司
9(左)高橋
投手:福井
アキレス腱断裂の大怪我から復帰した松本高明。ここまでは代打出場のみではありましたが、いよいよスターティングメンバーでの出場。鈴木誠也の出場選手登録のおかげ、かも知れませんが、ただただ喜ばしい。しかも、彼が鮮烈に復帰(7日 対ドラゴンズ戦)して以降「全勝」。強運続くか。

その余勢を買ってか、試合前の円陣の声出しは松本高明。この際、担げる縁起は皆担げ(笑)。
で、試合前にこんな一コマ

ティーバッティング中の松本高明を呼び止めて、何やら話しかける内田順三二軍監督。試合前のメンバー表交換約1時間前、10時40分頃の話ですが、もしかしたら「スタメンで出てみるか」みたいな打診だったようにも思います。違うとは思うんですけどね。
後攻:阪神タイガース
1(指)田上
2(遊)西田
3(右)今成
4(一)森田
5(中)伊藤隼
6(三)コンラッド
7(左)中谷
8(二)阪口
9(捕)小豆畑
投手:二神
審判:球審柳内、一塁梅木、二塁須山、三塁山本


試合開始直前の一塁側、三塁側スタンドの様子。この時点で入場者数は460。試合途中には入場制限がかけられました。試合途中には通路までいっぱい。移動すら満足に出来ませんでした。
※以下、とにかく動画のリンクを貼ってありますが「解説」が賑やかです。御了承下さい。
打撃成績
1回表
安部 0‐2から3球目を見逃し三振
松本 1‐2から4球目を打ってライト線ツーベースヒット
栗原 2‐1から4球目を打ってセンター前タイムリーヒット
タイガース0‐1カープ
ルイス フルカウントから8球目を空振り三振、栗原盗塁失敗
●そして松本高明スターティングメンバー復帰第一打席は、決して強烈とは言えないまでも、泥臭いまでのライト線ツーベースヒット。栗原健太の先制タイムリーヒットのいい呼び水になりました。
1回裏
田上 3‐1から5球目を選んでフォアボール
次打者西田の2球目に田上セカンド盗塁成功
西田 1‐1から3球目にキャッチャー前送りバント、しかしサードタッチアウト
今成 0‐2から3球目を打ってレフト前ヒット
森田 初球を打ってサードフライ
伊藤隼 1‐2から4球目を打ってピッチャーゴロ
●先頭バッターの田上健一に、制球定まらぬままフォアボール。盗塁まで決められたものの、しかし続く西田直斗のまずい送りバントですかったといえば助かった。立ち上がりの悪さは致し方ないのか。
2回表
中東 0‐2から3球目を見逃し三振
會澤 1‐1から3球目を打ってセンター前ヒット
土生 3‐1から5球目を選んでフォアボール
庄司 1‐2から4球目を打ってライトフライ
高橋 2‐1から4球目を打ってサードゴロセカンド封殺
2回裏
コンラッド フルカウントから6球目を空振り三振
中谷 2‐2から球目を打ってサードゴロ
阪口 フルカウントから7球目を打ってピッチャーゴロ
3回表
安部 初球を打ってピッチャーゴロ
松本 3‐1から5球目を打ってレフト前ヒット
栗原 1‐0から2球目を打ってセカンドフライ
ルイス 1‐2から5球目を打ってライト前ヒット
中東 1‐1から3球目を打ってセンターフライ
3回裏
小豆畑 初球を打ってサードフライ
田上 フルカウントから7球目を空振り三振
西田 0‐2から4球目を空振り三振
4回表
會澤 1‐2から5球目を打ってレフト前ヒット
土生 1‐0から2球目を打ってライト前ヒット
庄司 0‐1から2球目をピッチャー前送りバント、サード封殺
高橋 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
安部 1‐0から2球目を打ってライト前2点タイムリーヒット
タイガース0‐3カープ
タイガース選手交代
ピッチャー二神→藤原
松本 1‐1から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
タイガース0‐4カープ
次打者栗原の2球目にワイルドピッチ
栗原 敬遠
ルイス 0‐2から3球目を打って左中間突破2点タイムリーヒット
タイガース0‐6カープ
タイガース選手交代
ピッチャー藤原→林
中東の代打迎 1‐1から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
タイガース0‐7カープ
會澤 2‐1から4球目を打ってセンターへ犠牲フライ
タイガース0‐8カープ
土生 1‐0から2球目を打ってセンターフライ
●時間にして32分超。打者11人、7安打に2フォアボール、ワイルドピッチも加えての7得点。とにかくいつ終わるのかすらか分からない猛攻。しかも出るヒット出るヒット皆シングルヒット。
●9月8日のタイガース対ジャイアンツで、タイガースが9回裏に5点を取りましたが、この5点もまた「長打なし」。しっかりボールを捉えて、しっかりスイングすれば、ツーベースヒットやスリーベースヒットなんざ1本もなくても、ビッグイニングは作れるようになってるんですよ。
4回裏
カープ選手交代
代打迎→センター
今成 1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ
森田 1‐2から球目を打ってレフト前ヒット
伊藤隼 初球を打ってセカンドゴロセカンド封殺
コンラッド 2‐2から5球目を空振り三振
5回表
タイガース選手交代
サードコンラッド→ファースト
ファースト森田→サード
庄司 フルカウントから6球目を空振り三振
高橋 1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
安部 初球を打ってピッチャーゴロセカンド封殺のみ
次打者松本の2球目に安部セカンド盗塁成功
松本 1‐2から4球目を空振り三振
5回裏
中谷 3‐1から5球目を選んでフォアボール
阪口 0‐1から2球目を打ってファーストゴロセカンド封殺
小豆畑 1‐2から4球目を空振り三振
田上 フルカウントから6球目を空振り三振
6回表
タイガース選手交代
ピッチャー林→ボイヤー
栗原 初球を打ってライト前ヒット
ルイス 初球を打って高いバウンドのショート内野安打
迎 1‐1から3球目を打ってサードライナー
會澤 1‐2から6球目を空振り三振
土生 1‐0から2球目を打ってライト前タイムリーヒット
タイガース0‐9カープ
庄司 1‐1から3球目を打ってショートゴロ
6回裏
西田 1‐2から4球目を打ってファーストゴロ
今成 1‐0から2球目を打ってショートゴロ
森田 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
7回表
タイガース選手交代
キャッチャー小豆畑→原口
ピッチャーボイヤー→島本
ライト今成→センター緒方
センター伊藤隼→ライト
高橋 1‐1から3球目を打ってサードゴロ
安部 フルカウントから7球目を打ってセンター前ヒット
松本の代打申 3‐1から5球目を選んでフォアボール
栗原 2‐1から4球目を打ってレフトフライ
ルイスの代打美間 初球を打ってレフト前タイムリーヒット
タイガース0‐10カープ
迎 1‐1から3球目を打ってファーストフライ
7回裏
カープ選手交代
代打申→セカンド
伊藤隼 2‐2から6球目を空振り三振
コンラッド 2‐1から4球目を打ってファーストゴロ
中谷 1‐2から4球目を空振り三振
8回表
タイガース選手交代
ピッチャー島本→田面
ファーストコンラッド→藤井宏
ライト伊藤隼→荒木
會澤の代打上村 1‐2から4球目を空振り三振
土生の代打鈴木将 1‐1から3球目を打ってショートゴロ
庄司 ストレートのフォアボール
高橋 0‐2から3球目を見逃し三振
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー福井→小野
代打上村→キャッチャー
代打鈴木将→ライト
阪口 1‐0から2球目を打ってライト前ヒット
原口 1‐2から4球目を打ってサードゴロダブルプレイ
田上の代打穴田 フルカウントから6球目を打ってレフトフライ
9回表
安部 ストレートのフォアボール
申 フルカウントから7球目を空振り三振
栗原 3‐1から5球目を打ってセンター前ヒット
美間 フルカウントから6球目を空振り三振
しかしワイルドピッチでランナーそれぞれ進塁
迎 初球を打ってセンターフライ
9回裏
カープ選手交代
セカンド申→ピッチャー金丸
指名打者美間→サード
サード庄司→セカンド
西田 ストレートのフォアボール
緒方 フルカウントから7球目を空振り三振
森田の代打橋本 三球三振
荒木 1‐0から2球目を打ってファーストゴロエラー
藤井宏 2‐1から4球目を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット
タイガース1‐10カープ
中谷 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
阪口 3‐1から5球目を選んで押し出しフォアボール
タイガース2‐10カープ
原口 1‐2から5球目を見逃し三振
●相変わらず不安定、と言うか好不調の波の激しい金丸将也。先頭バッターにフォアボールを与えてしまうのはようある事ですが、今回はそこから修正がききませんでした。このあたりが、なかなか一軍に呼んでもらえない理由なのか。バックネット裏タイガースファンの方からの評価も高いんですけどね。
広島 100 701 100 10
阪神 000 000 002 2
勝利投手:福井優也 18試合4勝2敗
敗戦投手:二神一人 23試合3勝5敗
投手成績
(左から順に、登板イニング数、対戦打者数、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
広島東洋カープ
福井 7 25 113 2 2 8 0 0
小野 1 3 12 1 0 0 0 0
金丸 1 8 36 1 3 3 2 1
阪神タイガース
二神 3.1 19 72 8 2 1 4 4
藤原 0.0 3 10 2 1 3 3 3
林 1.2 7 23 3 0 2 0 0
ボイヤー 1 6 16 2 0 1 1 1
島本 1 6 23 2 1 0 1 1
田面 2 9 36 1 2 2 0 0
ざっとまとめてみました
安部 2安打2打点
松本 3安打1打点
栗原 3安打1打点
ルイス 3安打2打点
會澤 2安打1打点
土生 2安打1打点
スターティングメンバーのうち6人がマルチヒット、さらには3人が猛打賞、そしてみな打点を挙げてる。途中出場した迎祐一郎や美間優槻もタイムリーヒット(庄司隼人はノーヒット、高橋大樹は1安打)。鈴木誠也が抜けた事で、打線の力が落ちると思ったらなんのなんの。
対ホークス戦で、13点、10点、7点と取ってきて、ぶっちゃけそろそろ「打ち疲れ」も出てくるかと思いきや、一日休みをはさんでリフレッシュ出来たのか、さらに加速しているような。
一発を狙えるブラッド・エルドレッドが召し上げられてしまい、栗原健太も決してホームランを「狙って打てる」状況にない今、打線の勢いを加速させようと思ったら「打てる球を確実に捉えること」。
そして、タイガース投手陣に浴びせた18本のヒットは、ほとんどがしっかりスイングをし、しっかり打球を捉えた結果。土生翔平の強引なタイムリーヒットなんか、ある種の「執念」すら感じた。おそらくヒットエンドランのサインが出ていたんだろうとは思いますが。
中でも、スタメン復帰を果たした松本高明。
それを自ら祝うかのごとく、それこそ「右に左に」いやらしいヒットを3連発。復帰どころかもう「復活」を告げたようなもの。雁の巣遠征にも帯同してた時点で「出来るな」とは思っていましたが、想像以上の回復ぶり、そして爆発ぶり。ウエスタンリーグ「由宇勝」へむけて、これ以上ない頼もしい人が。
そして先発の福井優也。
もう荒れまくってました。キャッチャーの會澤翼は正直クッタクタやったと思います。高めに外れる球ならまだしも、ワンバウンドであわやワイルドピッチみたいなボールがいくつあった事か。
1回裏の田上健一、5回裏の中谷将大と、イニングの先頭バッターを出す事2度。これまでにも見慣れた光景ではあるけど、この試合みたいに長いイニングを投げた場合を考えると大したこっちゃない。
大学卒のドラフト1位の選手ゆえ、周囲が求めるレベルはかなり高いものになってるとは思いますが、もう入団して3年目。結果が思うように出ない以上、ある程度の妥協点を見出だしてもいい筈。
実際この試合でも、7イニングのうち4イニングを三者凡退に片付けてる。荒れ球云々よりも「良い方」を取り上げてやるのも良いと思います。みんながみんな、常に三者凡退で試合をすすめてるわけでもなし。1イニングづ結果を出し辛い選手なのかも知れんし。
で、ホークスを追撃すべく、由宇カープはこれで今シーズン2度目の6連勝!さらには松本高明復帰以降6連勝!これはもう松本高明は絶対に外せない存在になる、のでしょうか。
同じ時間帯、ホークスはバファローズに4-3で勝ち、連敗を3で止めました。ゲーム差は2.5のまま変わりません。まだまだウエスタンリーグ優勝争いは続きます。
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2013.09.15 / Top↑
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