9月12日 第22回戦 東京ヤクルトスワローズ6-12広島東洋カープ


どうやら火曜日の時点で、カープのセントラルリーグ優勝の可能性は完全に消滅したそうで。

まぁ前半戦、あれだけボロ負け喰らえば致し方ないところではあるけども、シーズン序盤からカープの戦い方に「優勝するぞ」と言う気概も何も見えなんだのが非常に残念ではあります。

そんな中でジャイアンツとタイガースがマッチレース状態。あとの4球団は「その他大勢」の中でのクライマックスシリーズ争いってのもほんと情けない。3位なんざ、争うべき順位じゃない。

怪我人続出やら何やら、海に沈んでいるチームに事情はあろうけど、今年のペナントレースは正直つまらない。バレンティンのホームラン記録のおかげで、明治神宮球場は埋まってたみたいではあるけど、そこに、ペナントレースの本質があるはずがない。

クライマックスシリーズ進出争いが、ペナントレースに取って代わってはいかん。その為には、カープだけじゃない、ドラゴンズもベイスターズも、スワローズももっともっと強くならないとかん。

その中にはもちろん、セ・パ交流戦も入ってる。別桃じゃない、セントラルリーグのペナントレース争いに、成績として加算されているんだから「切り替えて」ではいけない。

今更ながらの話になってしまいますが「セが制す」などとキャッチコピーまで打ち出しながらも、毎年のように「惨敗」。セ・パ交流戦のセントラルリーグの順位がほぼそのまんま、今のセントラルリーグの順位になってる。セ・パ交流戦のあり方自体を問う声もあるけど、まずは勝たないとダメですよ。

しかし、残り17試合しかなくて、首位ジャイアンツに20.5ゲームも離されて、負け越しが7あっても、まだ「日本一になれる可能性がある」システムって、やっぱり片手落ちですよどう考えても。


それはともかく(笑)

今週のスワローズは、2カード連続(カープ、タイガース)で明治神宮球場での試合。まるてバレンティンに「さぁ、早う56号打たんかい!と言わんばかりの日程。最初からこう組まれていたんだろうとは思いますが、まさかこれまでに盛り上がろうとは思いもよりませんで。

何でも水曜日とこの試合の外野席は全部売り切れだったとか。まぁホームラン記録ですから、どこに飛んで行くか分からんし、もっと言えば、どんな球を打つのかすらもう分からん状態。

そんなこんなで、バレンティンのホームランを「 楽 し み に 」神宮球場に足を運んだカープファンも、この三日間は多かったか、と思います。しかしながら外野席ではあのブーイング。

どう言う意味合いが込められているのか、全く分からない。バレンティンのホームランを見たいのに、逃げているように思えるピッチングをしたピッチャーに対してのソレなのか。

バレンティンの第一打席、野村祐輔がフォアボールを出した。おそらくこれはフォアボールに「なってしまった」と言う事なんだろうけども、それでもブーイングらしきものは何処からともなく聞こえる。

こんな考え方は無茶苦茶かも知れんけど、逃げてるように見えるピッチャーにブーイングをするのなら、6回裏、見逃し三振をしたバレンティンにもブーイングをすべきじゃないか。外角低めのギリッギリの変化球、ではあったけど、ストライクはストライク。1球損してるんだし。

バットを振らないと、ホームランどころかヒットも出ない。フルカウントまで粘って粘って、の見逃しであればしゃあないけど、1-2からの4球目。何かせんまま見逃し三振は、それこそ残念。


しかしながら、カープファンからすると、今シーズン神宮球場で9回も見せられた、そして来年以降何回見せられるか分からんバレンティンのホームランが見れなんだ事よりも、今後いつどこで打つか分からない野村祐輔の「プロ入り初ホームラン」の方がすごいとは思いますがいかがでしょう。


もひとつすごかったのは



解説の田尾安志氏が「上手い」を連呼してますが、それ以上にびっくりしたのが「飛ぶ高さ」。一時カープでは、飛ぶキャッチャーが話題になりましたが、あれはどっちかといえば「飛ばされた」感じ。これは自ら飛んでます。しかも何事もなかったかのようにキャッチ。これは誰にも真似できない。


バレンティンのホームランが出んでも、結構楽しめた試合じゃなかろうか。

そら「ハイパーユニオン」もしたくなるわ。

個人的には否定派ですが。


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2013.09.13 / Top↑
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