9月11日 第21回戦 東京ヤクルトスワローズ2-6広島東洋カープ
スワローズの先発は石川雅規
放送中では「基本はセンター返し」とか、誰かの応援歌みたいなことを言うてたけど、実際はそうじゃない。彼の姿勢って、とにかく「右へ、右へ」。ウエスタンリーグでよく見てたけど、まともに打てそうにないボールはただカット、カット、またカット。カットというよりも「ファウルを打ってる」。
よく「意識は反対方向」と言う言葉を聞くけど、意識どころじゃない。実際に右へ打とうとしてる。それでいて、ツボにはまったらレフト方向へとんでもない打球を放つ。雁の巣球場で見た「プロ入り初打席」もそうだった。レフトスタンドへ入るか、と思わせた大飛球。やれば出来ん事はない。
ただそれでも、愚直なまでに「右へ、右へ、たまに左へ」。その結果、プロ入り初ヒットが初タイムリー。典型的な「お試し下位打線」でのスターティングメンバーではあるけども、根っからの「二番打者」なんだろう、とは思う。「これが私の生きる道」と言わんばかりのファウル攻めは印象大。
兄貴の博紀はタイガースで上位打線を張ってるけど、野球でもやはり「次」に徹しているのか。いずれオールスターゲームで「1番・上本博紀 2番・上本崇司」を見てみたいような。
今年の夏の甲子園大会。某高校の某選手のバッティングその他が話題になった。動画を見ただけで何とも言えんのですが、高校生くらいはぶっちゃけ、好き勝手に思い切りバットを振りまくってもいい、と思う。sの動画をミリ限り個人的には「最初っから逃げてる」ようにしか見えなかった。
で、結局その「彼」は、審判なり何なりから注意され、次の試合では「それ」が出来ずに号泣してた。高校生の間に「自分の生きる道」を見つけたつもりだったんだろうけど、「時期尚早」と見られたのか。
塁に出る手段はまずヒットだ。カットするのは「打てる球が来るまで我慢する」もが当たり前。上本崇司の打席は常にそれを教えてくれてた。カット打法だけではヒットは打てないよ。
zそれはさておきウラディミール・バレンティンですよ。
I congratulate you
on your No.55 homerun!
↑
合ってますかね?
引っ張るばっかりじゃない、センターに返してよし、ライトに流してよし。ホームランばっかりがクローズアップされるけど、打率も.340。ただもんじゃないですよ。それこそ「バースの再来」ですよ。
もうここまで来たら、勝負とか云々関係なしに、さっさと打ってくださいな状態。いつ打ってもおかしくないんだし、どんな球打ってもおかしくないんだし。
しかし残念だったのは、8回裏のバレンティンの打席。横山竜士がストレートのフォアボールを与え(てしまっ)た場面。なぜかレフトスタンドが映り、親指を下に向けている輩がいたこと。
まぁどこの球団にもああいうのんがおる。実際甲子園球場のタイガース対ジャイアンツ戦で、わざわざレフトスタンドまで挑発に行って、つまみ出されたアホンダラがおるみたいですか、自分の応援しているチームの選手に向かってブーイングをかますやつって初めて見ましたわ。
まぁあの手の輩って、おそらくスワローズ江村将也が登板するたびにブーイングをしてるのんと同類のような気がせんでもないです。とにかくブーイングすりゃあええ、みたいな。
前日の前田健太のフォアボールと違い、ツーアウトでランナーはなし。点差は4。前日のホームランを見て分かる通り、もう守備位置がどう組み立てがどう、攻め方をどうとか言う次元を超えたバッティングをしでかすバレンティン。正直もう「敬遠。打ち取れたら儲けもの」くらいになってる。
それ以上に、横山竜士にも生活がある。打たれていいわけがない。打たれればその分自責点になる。当然それは契約更改にもつながる。ホームランを打たれて、失点して喜ぶ選手などおらんし。
王貞治選手に756号ホームランを打たれて、サイパン旅行をプレゼントされたのは、スワローズの鈴木康二朗投手だったけど、それも一種「侮辱」みたいなもの。誰がそんなもん企画したんか知らんし、実際に鈴木康二朗投手は「受け取り拒否」したそうですけどね。
あ、「読売旅行」が企画か(笑)。
さらには1球目2球目を見る限り、けっして「フォアボールありき」のピッチングじゃない。2球目なんか、普通なら手を出してもおかしくないようなボールですよ。ただそれ以上にバレンティンが冷静だった。むしろバレンティンの表情を見てると「これも野球」と、何か悟っているような。
もっと言えばこの試合、横山竜士にブーイングをした人は、前の試合の前田健太にもブーイングをしたんだろうか。気に入らんからって、闇雲にブーイングすりゃあええ、ってもんでもなかろう。
さらにアレなのは、勝鯉投手の大竹寛に、バレンティンのホームランの事を聞いたアナウンサー。
「しっかり勝負しました」などと、まるでルーキーピッチャーにインタビューしてるような、珍妙なフォローを入れはいたけども、寛ちゃんは明らかにムッとしてた。まぁその後は「大人の対応」でしたが。
当たり前やん、ペナントレースは「勝負」なんだし。バレンティンのホームランに目が行きがちではあるけど、ホームランってのは結果なんだし。返答も「悔しいです」しか出てこんだろ普通。
「打たれて光栄です」とか寝ぼけた怪答を期待したんだろうか。打たれたことで大竹寛が浮「ビビりました」とか答えてくれるとか思ったんだろうか。だとしたら甘いよ。投げてるのは泰然自若大竹寛だ。
私の中ではエースですよ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
スワローズの先発は石川雅規
放送中では「基本はセンター返し」とか、誰かの応援歌みたいなことを言うてたけど、実際はそうじゃない。彼の姿勢って、とにかく「右へ、右へ」。ウエスタンリーグでよく見てたけど、まともに打てそうにないボールはただカット、カット、またカット。カットというよりも「ファウルを打ってる」。
よく「意識は反対方向」と言う言葉を聞くけど、意識どころじゃない。実際に右へ打とうとしてる。それでいて、ツボにはまったらレフト方向へとんでもない打球を放つ。雁の巣球場で見た「プロ入り初打席」もそうだった。レフトスタンドへ入るか、と思わせた大飛球。やれば出来ん事はない。
ただそれでも、愚直なまでに「右へ、右へ、たまに左へ」。その結果、プロ入り初ヒットが初タイムリー。典型的な「お試し下位打線」でのスターティングメンバーではあるけども、根っからの「二番打者」なんだろう、とは思う。「これが私の生きる道」と言わんばかりのファウル攻めは印象大。
兄貴の博紀はタイガースで上位打線を張ってるけど、野球でもやはり「次」に徹しているのか。いずれオールスターゲームで「1番・上本博紀 2番・上本崇司」を見てみたいような。
今年の夏の甲子園大会。某高校の某選手のバッティングその他が話題になった。動画を見ただけで何とも言えんのですが、高校生くらいはぶっちゃけ、好き勝手に思い切りバットを振りまくってもいい、と思う。sの動画をミリ限り個人的には「最初っから逃げてる」ようにしか見えなかった。
で、結局その「彼」は、審判なり何なりから注意され、次の試合では「それ」が出来ずに号泣してた。高校生の間に「自分の生きる道」を見つけたつもりだったんだろうけど、「時期尚早」と見られたのか。
塁に出る手段はまずヒットだ。カットするのは「打てる球が来るまで我慢する」もが当たり前。上本崇司の打席は常にそれを教えてくれてた。カット打法だけではヒットは打てないよ。
zそれはさておきウラディミール・バレンティンですよ。
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合ってますかね?
引っ張るばっかりじゃない、センターに返してよし、ライトに流してよし。ホームランばっかりがクローズアップされるけど、打率も.340。ただもんじゃないですよ。それこそ「バースの再来」ですよ。
もうここまで来たら、勝負とか云々関係なしに、さっさと打ってくださいな状態。いつ打ってもおかしくないんだし、どんな球打ってもおかしくないんだし。
しかし残念だったのは、8回裏のバレンティンの打席。横山竜士がストレートのフォアボールを与え(てしまっ)た場面。なぜかレフトスタンドが映り、親指を下に向けている輩がいたこと。
まぁどこの球団にもああいうのんがおる。実際甲子園球場のタイガース対ジャイアンツ戦で、わざわざレフトスタンドまで挑発に行って、つまみ出されたアホンダラがおるみたいですか、自分の応援しているチームの選手に向かってブーイングをかますやつって初めて見ましたわ。
まぁあの手の輩って、おそらくスワローズ江村将也が登板するたびにブーイングをしてるのんと同類のような気がせんでもないです。とにかくブーイングすりゃあええ、みたいな。
前日の前田健太のフォアボールと違い、ツーアウトでランナーはなし。点差は4。前日のホームランを見て分かる通り、もう守備位置がどう組み立てがどう、攻め方をどうとか言う次元を超えたバッティングをしでかすバレンティン。正直もう「敬遠。打ち取れたら儲けもの」くらいになってる。
それ以上に、横山竜士にも生活がある。打たれていいわけがない。打たれればその分自責点になる。当然それは契約更改にもつながる。ホームランを打たれて、失点して喜ぶ選手などおらんし。
王貞治選手に756号ホームランを打たれて、サイパン旅行をプレゼントされたのは、スワローズの鈴木康二朗投手だったけど、それも一種「侮辱」みたいなもの。誰がそんなもん企画したんか知らんし、実際に鈴木康二朗投手は「受け取り拒否」したそうですけどね。
あ、「読売旅行」が企画か(笑)。
さらには1球目2球目を見る限り、けっして「フォアボールありき」のピッチングじゃない。2球目なんか、普通なら手を出してもおかしくないようなボールですよ。ただそれ以上にバレンティンが冷静だった。むしろバレンティンの表情を見てると「これも野球」と、何か悟っているような。
もっと言えばこの試合、横山竜士にブーイングをした人は、前の試合の前田健太にもブーイングをしたんだろうか。気に入らんからって、闇雲にブーイングすりゃあええ、ってもんでもなかろう。
さらにアレなのは、勝鯉投手の大竹寛に、バレンティンのホームランの事を聞いたアナウンサー。
「しっかり勝負しました」などと、まるでルーキーピッチャーにインタビューしてるような、珍妙なフォローを入れはいたけども、寛ちゃんは明らかにムッとしてた。まぁその後は「大人の対応」でしたが。
当たり前やん、ペナントレースは「勝負」なんだし。バレンティンのホームランに目が行きがちではあるけど、ホームランってのは結果なんだし。返答も「悔しいです」しか出てこんだろ普通。
「打たれて光栄です」とか寝ぼけた怪答を期待したんだろうか。打たれたことで大竹寛が浮「ビビりました」とか答えてくれるとか思ったんだろうか。だとしたら甘いよ。投げてるのは泰然自若大竹寛だ。
私の中ではエースですよ。
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2013.09.12 / Top↑
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