9月6日 第22回戦 横浜DeNAベイスターズ5-4広島東洋カープ
テレビ中継の中でも言うてましたが、もうベイスターズとの試合はこの週末が最後、になりました。なーんかアンバランスといえばアンバランス。まだドラゴンズと6試合、ジャイアンツと7試合も残してるのに、もっと均等に日程を組めんものなのかな、などと。
間にセ・パ交流戦が挟まるようになってから、ドコドコ球場でのこのカードは、次は3か月後、みたいな事がたびたび起こってますが、そんな事を考えても、9月上旬に対戦が終わるのは違和感。
このカードがどう言う結果に終わろうと、来週からは「ベイスターズ関係なし」の戦いが始まるのは確か。今まで以上に「目の前の試合」「目の前の1点」に集中せんといかん、はずなのに、ですよ。
しかし1回表、もうちょっとどうにかならんかったかなぁ。
ぶっちゃけ、岩本貴裕へのフォアボールなんざ「敬遠」と考えれば納得がいく。ストライクがろくに入らなかったことで、キャッチャーの鶴岡一成は「逆転の発想」に出たのかも。
変に勝負に行ってガツンと一発喰らうよりも、歩かせておいて1点で抑える。まぁこれは考え方の問題かと思いますが。そのあとしっかり木村昇吾に捉えられてるし。中村紀洋の守備に助けられたけど。
打って得点を積み重ねれば、そら勢いはつくだろうけど、所詮はその場限りのもの。一試合持つわけがない。ましてや翌日になんか持ち越せない。10点取った翌日に完封負け、ってよくある話。
ならば、木村昇吾の打席、本気で「もう1点」強奪員かかるのであれば、それこそスクイズでもいいんだ。サードランナーが、決して俊足とは言えない松山竜平だからこそ余計に「意表を突ける」。
こう言うコスい野球を、今日みたいな試合で仕掛けていかんといかんハズなのに、肝心な所で「正攻法」で突破しようとする。普通逆じゃないでしょうか。見せつけるだけの強さもある訳じゃないんだし。
正攻法で勝ち進んできたわけじゃなし、ましてやガンガン打って打ちまくったわけでもない。打つべき手をろくすっぽ打ってこなかったからこれだけ黒星が積み重なったのであって。
7回表の赤松真人の盗塁。せっかくの代走なんだから、出したらすぐ走らせるべき、あそこで「見ちゃう」から相手が余裕を持ってしまう。まぁ「待つ」のも意表を突くうち、とも思うけど、即プレッシャーをかけれる場面であるのなら、初球からでも走らせたほうがいい。
しかしそれ以上に痛かったのは、ダブルプレイが3つ。極め付きはライトフライダブルプレイ。
ベイスターズの「キラシフト」が頭に入ってなかったのか松山竜平。しかもあれだけライナー性の打球で、あそこまで走る必要はなかったんじゃんないか。まぁそのあとスリーランホームランを打って何とかかんとかチャラにはなったけど、そして劣勢の場面で次の塁が欲しい気持ちは分かるけど。
いっぱいいっぱいの場面でこそ、冷静に周囲を見てないといかんのに、あないなプレイをされると攻撃に水を差す原因になる。足の速い遅いは関係ない。目と判断力の問題ですよ。
それ以上に痛かったのがキャッチャー倉義和の交代。
勝負を掛けて代打に天谷宗一郎を送ったのは分からないでもない。そしてセカンドフライで凡退してしまったのもしゃあない。けど問題はその後。先発の野村祐輔はそのままにして、キャッチャーを石原慶幸に交代。大だおを食ってしまったから致し方ないことではありますが。
野村祐輔の球数は、6回終了時点で88球。カープベンチは「余裕あり」と見たのかも知れんけど、先発ピッチャーがそのままでキャッチャーだけを交代させていい結果が出てないことはこれまででもあったはず。それまでのリードが変わってしまうし、配球も変わるんだから。
その結果が後藤武敏のスリーランホームランだ。
野村祐輔・倉義和の先発バッテリーは今シーズン3回目。ベイスターズは野村祐輔・石原慶幸のバッテリーに対して2戦2敗。とは言え、勝手知ったるバッテリー。倉義和とのバッテリーが分からんまま、6回まで進んだけど、7回から石原慶幸が出てきたことで、攻め方、リズムともに嵌ったか。
球数で破断するのか、また別の基準があるのか、野村謙二郎監督の「ピッチャー交代」の基準がいまいち理解しかねるけど、6回まで来たら残り3イニングはピッチャー一人ずつと考えれぬものか。
劣勢なんだから「久本・今村・上野(人は誰でもいいけど)」と決めてかかってもいい。残りのピッチャーはそれこそ「上がり」でもいい。それ位の割り切り、決断力がないと、ブルペンも動けない。
「あとこれだけ、調子いいからもう少し」でこれまで失敗してきてるのが未だに「監督の経験として身に付いてない。褒められるところといえば、あのイニングを丸々野村祐輔に任せたことくらいか。
100パーセント、勝てる試合ってのはありえないけども、1点ビハインドの場面とは言え、勝てる可能性を半ば「放棄した」ようにも見える采配はやはり納得がいかない。そんなもんだ。
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テレビ中継の中でも言うてましたが、もうベイスターズとの試合はこの週末が最後、になりました。なーんかアンバランスといえばアンバランス。まだドラゴンズと6試合、ジャイアンツと7試合も残してるのに、もっと均等に日程を組めんものなのかな、などと。
間にセ・パ交流戦が挟まるようになってから、ドコドコ球場でのこのカードは、次は3か月後、みたいな事がたびたび起こってますが、そんな事を考えても、9月上旬に対戦が終わるのは違和感。
このカードがどう言う結果に終わろうと、来週からは「ベイスターズ関係なし」の戦いが始まるのは確か。今まで以上に「目の前の試合」「目の前の1点」に集中せんといかん、はずなのに、ですよ。
しかし1回表、もうちょっとどうにかならんかったかなぁ。
ぶっちゃけ、岩本貴裕へのフォアボールなんざ「敬遠」と考えれば納得がいく。ストライクがろくに入らなかったことで、キャッチャーの鶴岡一成は「逆転の発想」に出たのかも。
変に勝負に行ってガツンと一発喰らうよりも、歩かせておいて1点で抑える。まぁこれは考え方の問題かと思いますが。そのあとしっかり木村昇吾に捉えられてるし。中村紀洋の守備に助けられたけど。
打って得点を積み重ねれば、そら勢いはつくだろうけど、所詮はその場限りのもの。一試合持つわけがない。ましてや翌日になんか持ち越せない。10点取った翌日に完封負け、ってよくある話。
ならば、木村昇吾の打席、本気で「もう1点」強奪員かかるのであれば、それこそスクイズでもいいんだ。サードランナーが、決して俊足とは言えない松山竜平だからこそ余計に「意表を突ける」。
こう言うコスい野球を、今日みたいな試合で仕掛けていかんといかんハズなのに、肝心な所で「正攻法」で突破しようとする。普通逆じゃないでしょうか。見せつけるだけの強さもある訳じゃないんだし。
正攻法で勝ち進んできたわけじゃなし、ましてやガンガン打って打ちまくったわけでもない。打つべき手をろくすっぽ打ってこなかったからこれだけ黒星が積み重なったのであって。
7回表の赤松真人の盗塁。せっかくの代走なんだから、出したらすぐ走らせるべき、あそこで「見ちゃう」から相手が余裕を持ってしまう。まぁ「待つ」のも意表を突くうち、とも思うけど、即プレッシャーをかけれる場面であるのなら、初球からでも走らせたほうがいい。
しかしそれ以上に痛かったのは、ダブルプレイが3つ。極め付きはライトフライダブルプレイ。
ベイスターズの「キラシフト」が頭に入ってなかったのか松山竜平。しかもあれだけライナー性の打球で、あそこまで走る必要はなかったんじゃんないか。まぁそのあとスリーランホームランを打って何とかかんとかチャラにはなったけど、そして劣勢の場面で次の塁が欲しい気持ちは分かるけど。
いっぱいいっぱいの場面でこそ、冷静に周囲を見てないといかんのに、あないなプレイをされると攻撃に水を差す原因になる。足の速い遅いは関係ない。目と判断力の問題ですよ。
それ以上に痛かったのがキャッチャー倉義和の交代。
勝負を掛けて代打に天谷宗一郎を送ったのは分からないでもない。そしてセカンドフライで凡退してしまったのもしゃあない。けど問題はその後。先発の野村祐輔はそのままにして、キャッチャーを石原慶幸に交代。大だおを食ってしまったから致し方ないことではありますが。
野村祐輔の球数は、6回終了時点で88球。カープベンチは「余裕あり」と見たのかも知れんけど、先発ピッチャーがそのままでキャッチャーだけを交代させていい結果が出てないことはこれまででもあったはず。それまでのリードが変わってしまうし、配球も変わるんだから。
その結果が後藤武敏のスリーランホームランだ。
野村祐輔・倉義和の先発バッテリーは今シーズン3回目。ベイスターズは野村祐輔・石原慶幸のバッテリーに対して2戦2敗。とは言え、勝手知ったるバッテリー。倉義和とのバッテリーが分からんまま、6回まで進んだけど、7回から石原慶幸が出てきたことで、攻め方、リズムともに嵌ったか。
球数で破断するのか、また別の基準があるのか、野村謙二郎監督の「ピッチャー交代」の基準がいまいち理解しかねるけど、6回まで来たら残り3イニングはピッチャー一人ずつと考えれぬものか。
劣勢なんだから「久本・今村・上野(人は誰でもいいけど)」と決めてかかってもいい。残りのピッチャーはそれこそ「上がり」でもいい。それ位の割り切り、決断力がないと、ブルペンも動けない。
「あとこれだけ、調子いいからもう少し」でこれまで失敗してきてるのが未だに「監督の経験として身に付いてない。褒められるところといえば、あのイニングを丸々野村祐輔に任せたことくらいか。
100パーセント、勝てる試合ってのはありえないけども、1点ビハインドの場面とは言え、勝てる可能性を半ば「放棄した」ようにも見える采配はやはり納得がいかない。そんなもんだ。
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