広島キラ&バリントン 来季残留へ 日刊スポーツ

広島キラ・カアイフエ内野手(29)が、来季も残留方針であることが2日、明らかになった。球団首脳は「キラとバリントンは(残留)圏内にいる」と明言。途中加入ながら42試合で11本塁打を放つ大砲とともに、今季からの2年契約を結んでいるブライアン・バリントン投手(32)も残留する方針だ。

広島市内の球団事務所で、外国人に関する編成会議が行われた。松田元オーナーをはじめ、シュールストロム、マクレーン両駐米スカウトも参加。獲得に向けリストアップされている約50人分の映像を確認し、現有戦力の評価など、約2時間の話し合いが持たれた。

球団首脳は「(野手は)ヒットで打点を挙げられる選手がほしい。投手は面白いのが何人かいる」と説明し、来季の外国人選手は5~6人体制にする方針も明かした。キラ、バリントン以外の4選手については、リストアップしている選手の動向を見ながら判断することなる。



まぁそろそろ、こう言う季節かなぁ、とは思います。もちろん各外国人選手は、日本語が読めないまでも、通訳から「そう言う話」くらいは聞いてるだろうし、通訳からでなくても、今自分が置かれている現状を考えて「Oh・・・・」とか思ってる選手もおるかもしれません。

先に出場選手登録を抹消されたミゲル・ソコロビッチなんざそうかも知れません。もっとも彼の場合は、来日当初から肩を痛めてたんじゃないか、とすら思えるレベル。好投はしてたけど、結局怪我とかに泣かされる、と言うか故障持ちとかその辺までしっかり調べているのかどうか、とも。

この先どう言う選手を獲得する気でおるんか知りませんが、赤字で示したとおり「面白いのが」レベルで選手を獲ってきてもらっては困るんだ。「これをこうすればこう使える」と妄想するのは大いに結構ではあるけども、それが実際問題、うまくいってるかどうか。

後から後から外国人選手を獲得してきて、挙げ句の果てには「枠の関係」で本来抹消すべきでないような成績の選手を抹消することになる。あちらを立てればこちらが立たず、なのは今に始まった事じゃないけど、投打ともにチーム全体で安定した成績を残せないから、外国人選手を上げ下げする。


ぶっちゃけ、ブライアン・バリントンはいいとしても、キラ・カアイフエもいいとしても、それ以上外国人選手を抱える必要はあるか?って話。出てくるべき試合で出て来ない事が多々あるキャム・ミコライオ、完全に「穴」が知れ渡ってしまってるブラッド・エルドレッド、固定されないフレッド・ルイス。右肩痛で満足に働いてないミゲル・ソコロビッチ。帰ってしまったニック・スタビノア。

ブライアン・バリントンは2年契約1年目だからまだいいとしても、キラ・カアイフエにしてもその他の外国人選手にしても、カープ入団初年度はだいたい3000万円前後(ブライアン・バリントンは5200万円)の年俸で契約し、数字次第では2年目に上がってる。ただ、1年で終わる選手も少なくない。

だったらいっその事、1500万円くらいでコーチを2~3人、外部から招聘して、現有選手のそれこそ「底上げ」に使ったほうが良くないだろうか。海の物とも山の物ともつかない外国人選手に、毎年毎年3000万円使ってるよりも、よっぽど有効的なお金の使い方ではないだろうか。

別に打撃や投手のコーチじゃなくてもいい。トレーニングコーチ、コンディショニングコーチ、果てはバッティングピッチャー、選手とは関係ないところで、足りないポジションは山のようにある。選手以前に「補強」せないかん所は死ぬほどある。その面でカープは、他球団から大きく遅れをとってる。

学校の先生みたいに、同じ事を教えているのであれば、40人に1人の「責任者」でも構わないとは思うけど、それぞれの「特性」を勝ってプロ野球チームに入団してるんだから、それぞれの特性にあった指導の出来るコーチをつけるべき。「常にマンツーマン」はどうかと思いますが。

それか、名のあるコーチをある程度のお金をかけて招聘するか。

久しぶりに「外部招聘」で新井宏昌打撃コーチと、古沢憲司投手コーチを招聘したけども、まだまだ足りないですよ。OBコーチも決して悪くはないとは思うけど、選手引退即コーチ、はあまりにも性急過ぎる。コーチにやたらと「人柄」を求める傾向があるけども、人望だけでコーチは絶対に出来ない。

そもそも「どうやってコーチングをやればいいのか」って事は、監督が指示なり指導なりsんrといかんはずなのに、当の一軍監督が「コーチ経験ゼロ」だから、どうやったらいいのか分からない。

もっと言えば、一軍に打撃コーチなんかいらんのですよ。選手を作り上げるのは二軍の仕事なのであって、今いる選手を手とり足取り指導するのは一軍監督やコーチのすることじゃないですよ。


話を元に戻して

球団の外国人選手に対する考え方は、以前にも中国新聞に掲載されたエリック・シュールストロム駐米スカウトのインタビュー記事を引用しましたが、果たしてそれが6人も7人も必要か?って話。

そのお陰で、満足に出場機会がもらえない日本人選手が出てくる。今や日本人選手だけじゃない、外国人選手すらも出場機会を「強奪される」ようなありさま。もはやここまで来たら「外国人助っ人」と言う枠ではなくなってきてる。助っ人の助っ人を呼んできてどないするねん?って話。

年俸だけじゃない。契約金も出さんといかんだろうし、下手したら生活全般面倒見んといかん。年俸以外の金の方がかかったりするかも知れん。住まいに関しては球団で借りているマンション、みたいなのもあるんじゃないか、とは思ってますが、それがフィットせんのであればまた困りもの。

で、この先は間違った考えかも知れんけど

ドラフト会議や、トレード、契約更改など、日本国内で出来る事を先にやっておいて、秋季キャンプも春季キャンプも終わって、それでも「足りなひ」と言うのであれば、どっかから呼んできてもいい。

色々と外国人選手に思う事はあるけども、ぶっちゃけ純粋に「補強」と考えているのであれば、ギリギリまで「見極め」があってもいい。その結果、メジャーリーグに行ってしもうたんならシャアナイ。

外国人選手はあくまで「補強」であって、ハナっから「軸」だの「中心」だのとかんがえたらいかん。それで散々失敗してるんだ。キラ・カアイフエみたいに「当たれば儲けもの」位の姿勢でいい。野球環境だけでなく、生活環境からして違うんだし、ジャストフィットはなかなか難しいんだし。

ブライアン・バリントンみたいに、チームメイトと一緒にラーメンを食いに行くようになったら、大事にしてやればいい、とは思いますけどね。なかなかそうならないのも事実ですが。

正直、外国人選手は3~4人でいいや。あとはドミニカンで。マルティン・ガルシアと言う「掘り出し物」もおるし。彼らをもっと有効活用出来んもんでしょうか。忘れているというか眼中にないというか。もう義理だけでやっているような気もしますが。


カープには、外国人選手云々以前に、することが山積してます。困ったもんです。


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2013.09.03 / Top↑
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