8月16日 第16回戦 横浜DeNAベイスターズ2-5広島東洋カープ


キラ・カアイフ効果もだいぶ薄れてきたように思うお盆休み最末期、皆様如何お過ごしでしょうか。

時節柄、高校野球もやっております。仕事から帰ってきて、ごくたまにではありますが、18:00を回っておればわずかながら試合を見ることが出来ます。やっぱりどうしても比較してしまいますな。

プロ野球とアマチュア野球、もっと言えば木製バットと金属バットと言う圧倒的な差があるのはまぁええとしても、なんでプロ野球ってあれだけ試合時間が延び延びになるのかなぁ、と。

点数だけが問題ではないけども、両チームで10点15点、取り合ったのなら21:30を回っても何らおかしくない。しかしながら2-5と言う点数「程度」であんな時間までやられては、やってる方だけでなく現地で見てる方もそらぁ大変ですよ。いい加減もう少しNPB全体で考えれぬもんかね。

そら、甲子園大会って一発勝負だし、あれこれ作戦を立てることもそんなにせず、それこそ「好球必打」だとは思いますが、なんでそれがプロ野球に「レベルアップ」すると出来なくなるのか。

不思議な話ですわ。


まぁそれはそれとして。

相変わらず、肝心なところで送りバントをしない決めない決めれない、このカープの攻撃ってどうなんだろう。もちろん、相手チームも「さすまい」としてボールを使って攻めては来ますが、あまりにも無様な球が多すぎる。と言うか姿勢として、しつこいくらいにバント攻め、ってのがない。

もっとも、カープの場合、肝心な所になると、その選手の一打席の中で強打にしたろバントにしたりと、コロコロ菜を変えたりする。いっぺん「バント」とサインを出したのであれば、ツーストライクに追い込まれようが何しようが、最後までバントのサインは帰るべきではないんじゃないかな。

8回表の堂林翔太お打席なんかそうだ。バント失敗の挙げ句に空振り三振。打てないまともに当てれない、ではどうしようもない。堂林翔太の育て方の問題もあろうけど、決めるべきところでバントすら満足に出来んのであれば、打席に立たす必要はない。

そら、無駄にブンブンバットを振ってればそのうちボールが衝突してくれよう。その結果が打率.218。おおよそ5打数で1本のヒット。確実性も何もあったもんじゃない。バントゼロの選手ではないにしろ、決めねばいかん所はしかり決めてもらわないと困るんですよ。

ずっと下位打線を打ってる、と言うか打たせてもらってる。ゆえに「つなぎ」の意識ってあまりないだろう。あるんだろうけどもベンチからそういうサインはなかなか出ないし、出てもまともに決められない事も多い。本人の中に「ここは大事な局面なんだ」と言う空気を読む力はあるのかどうか。

特に試合終盤。1点リードしてるとは言え、まだまだ何があるか分からない状態。1点でも確実に取っておくことに越したことはない。それが出来てないんだからどうしようもない。

堂林翔太だけではない。試合序盤、やたらめったらランナーは出たけども、打順の巡り合わせか、1回表以降、送りバントの場面はなかった。キラ・カアイフエに送りバントをさせろ、とまでは言わんけど、松山竜平あたりなら出来ないはずはない。そう言う野球を由宇練習場で叩き込まれてるはずだ。

まぁ野村謙二郎監督が、由宇での実績なんざろくに見てないような気もしますが、あまりにも攻撃に柔軟性がない。クリーンアップは打ってランナーを返すもの、進めるもの、で固まってる。


選手にも柔軟性がない。どう言うサインがベンチから出ているかまでは分からないけども、ある程度好きに打っていい場面なのであれば、野手の位置とかを見て臨機応変に対応出来ぬもんだろうか。

足が速いからファーストがセーフになるとは限らない。打球を転がした場所、相手野手の対処の仕方によっては十分セーフになる可能性のある場面もあろう。10回やって3回成功すれば良し、のスポーツ。セーフティバントも10回試みれば3回くらいは成功するだろう、と思うのは間違い

――――ですね(笑)。

と言うかホント、野球に奇抜さがない、と言うか。強いチームでもないのに、あまりにも正攻法で攻め過ぎなんだ。だから玉砕するし、「やってくれないと困る」に通じる。


それと最後、今村猛が久しぶりに出てきた。

リリーフピッチャーが(10日の対ジャイアンツ戦以来と言う)中5日で投げる、ってのはどうなだろう、とは思う。出場選手登録をしたまま投げさせないと言うよく分からない「心身調整法」。

この5日間、ブルペンで投げていたのか投げていなかったのか分からない。投げていたんだろうとは思うけど、キャッチャーすら捕れないようなボールを投げている所を見ると、ぶっちゃけ登板目的でブルペンにいたわけじゃないだろうな。あの一球はそういう風にしか見えなかった。

「選手の格」を重んじる野村謙二郎監督の事。今村猛にもそれを求めてるんだろうけど、たかだか4年目の選手にそれを求めるのはまだまだ酷だと思う。移動移動で気の休まる暇もなかろうし、約一ヶ月ぶりの「純然たる三者凡退で「はい復調」とまではとてもじゃないけど言えない。

この先どう言う起用の仕方をするのかわからんけど、当分はこんな「腫れ物に触るような起用」が続くのか。かと言って「セーブがついた」てんでバリバリ投げれる状態でもまだないだろう。


勝ったとは言え不安要素いっぱい。そう言う目で見てるんですがね(笑)。


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2013.08.16 / Top↑
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