※基本、以前の記事のコピペ改変、みたいなものです。



ニックの契約を解除=プロ野球・広島

広島は13日、ニック・スタビノア外野手(31)との契約を解除したと発表した。来日2年目のニックは昨年途中で左膝を負傷した影響もあり、今季は14試合出場で打率1割5分4厘、1本塁打、3打点の成績にとどまった。



ごくごく、短い記事だけで、ニック・スタビノアの広島東洋カープ退団が報道された。


昨年3月の、対社会人オール広島戦で見せた、超特大ホームラン以来、節目節目で凄まじい打球を見せてくれた。明らかに「規格外」の選手が来たようにも思えた。まだこの時点では「栗原健太どうすんねん」みたいな話もあったけど、とにかく「どこかで使いたい」と思える打球を飛ばしてくれた。


昨年のハードオフエコスタジアム新潟ではこんな事もあった。

3打席連続4ホームランとまで言われた豪打。確実性云々も言われるけど、破壊力と飛距離はとにかく魅力だった。栗原健太のバッティングの状態が、昨年以来「どう飛ばしたらいいか分からんような状態」と言う事を考えると、明らかにニック・スタビノアの方が「前」を歩いていたように思う。

外国人選手に似合わず、何をしても全力、の人だったように思う。まさかそれが仇になるとは思わなんだけども、ウエスタンリーグでの試合前練習とか見てても、チームに溶けこもうとする姿勢は見て取れた。そして選手も受け入れてた。今年のウエスタンリーグの「開幕声出し」は彼だったし。

ニック・スタビノア一軍復帰第1号ホームラン!


2号(5月8日 雁の巣球場 対ホークス戦)


3号(5月8日 雁の巣球場 対ホークス戦)


5号(5月17日 鳴尾浜球場 対タイガース戦)


キラ・カアイフエが来日して戦列に加わり、ウエスタンリーグでの出場機会も減り、さらにはキラ・カアイフエと交代でブラッド・エルドレッドが由宇戦線に加わってから、ニック・スタビノアの出番はめっきり減ってしまった。最後の出場は7月2日の対ホークス戦(雁の巣球場)。それ以降は代打出場すらない。もちろん、オールスター休み明けのナゴヤ球場での試合にも、彼の姿はなかった。

最後の出場は3打数1安打でしたが、その時点である程度は決まってたんでしょうな。

それもこれも、外国人を外国人選手に「柱としての活躍」を求め、「即効性」をあまりにも求め過ぎた球団の過失もあると考えます。次から次から外国人選手を探して来る、のはいいとして、あまりにも何も考えてなさ過ぎる。ホント「とっかえひっかえ」。これで満足にチーム作りなんか出来るものか。

時間と手間をかけて、呼んで来たはいいけど、怪我やら何やらでちょっとアカンかったらはいサヨウナラ。ビジネスとして割り切ってるんだろうけど、こんな事をしてたら固まるもんも固まりません。


短い間でしたが、残したインパクトは強烈でした。暫らくは膝の治療かと思いますが、まだ「お疲れさん」の年齢じゃないです。膝さえ万全ならまだ出来ますよ。アメリカでの活躍、お祈りしてます。

新神戸駅で握手してもらった、分厚い右手は忘れません。



ナイスプレイナイスキャッチでした!

そう言えば「肉」と書かれたバットケースは向こうでも使うのかな。


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2013.08.13 / Top↑
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