8月3日 第14回戦 東京ヤクルトスワローズ8-2広島東洋カープ


私らが小学生の頃は夏休み間、始業式までにだいたい8月25日前後に「登校日」みたいなのがありまして。その時点で出来上がっている夏休みの宿題を提出。みたいなのがありました。

まぁ提出したことはろくすっぽないんですが(笑)。


で、宿題どころか問題山積の野村謙二郎監督率いるカープ。相変わらず、小川泰弘を打てそうにない。1~2点は取れても、それ以上取れない。今日も今日とて8回まで頑張って2得点のみ。

タイミングが取りづらいとか、変化球が多彩とか、多々理由はあろうかと思いますが、5戦5敗ってのはあまりにも工夫がなさ過ぎる。5戦5敗以上に、対戦防御率1.87。2点取るおがやっとって。

スポニチで記事にもなってたけども、確かにキラ・カアイフエが加入してから攻撃力はアップした。けど、確かにみなバットは振れてきてるけど、それだけ。もっと言えば、ひとり冷静に打席に立ってるのはキラ・カアイフエだけ、と言う風に見える。どんな場面でも、出来る仕事をやってる、みたいな。

その他の選手に、ベンチがどのような指示を与えてるのかよく分からない。いい加減4試合もやって、何の対抗策やら攻略法すら見いだせそうにないと言うのはどうなんだ。

4点差の5回表。ワンアウト満塁から連続して空振り三振とか。

一気に追いつきたい場面だけど、仮に菊池涼介の打席。サードランナーの石原慶幸はまぁええとして、転がす所が良ければ、セカンドランナーの安部友裕も帰って来れる(かも知れない)とか考えれないだろうか。投手起用と一緒で、4点差つけられて、ランナーがたまるとベンチが舞い上がるんだ。

4番打者がどっしり腰を据えた、まではいいけど、それに連れて全員が勘違いしたかのようにイケイケになってしまってる。所詮はキラ・カアイフエ頼みの打線に過ぎないんだ。

リリーフピッチャーに不安要素の多いカープ。一気に追いつき逆転したいんだろうけど、結局「2点を追う者は1点をも得ず」になってしまってる。まず1点、でも十分相手にダメージはある筈なのに。

その証拠に、8回表はいとも簡単に1点が「取れた」。点差が開いたところでの、スワローズの気楽さもあったのかも知れんけど、あんな気楽なバッティング(表現が悪い)をもっと簡単に出来ぬか。

ま、最後の最後にバットに当たらんのやからどうしようもないですが。


考え過ぎかも知れんけど、またそうじゃないだろうけども、打線をコロコロコロコロ入れ替えて来たツケが、雑な攻撃に繋がってるようにも思える。前半だけで67通りの打順が組まれたことは、中国新聞にも掲載されてましたが、この試合までの1・2番の組み合わせだけを考えると。

ルイス・菊池(34) 菊池・丸(30) 菊池・中東(9) 安部・菊池(9) 丸・菊池(4) 赤松・菊池(3) ルイス・安部(3) 中東・菊池、ルイス・中東、丸・上本、安部・中東(1)

さすがに全部並べるのは酷かと思って、オールスター明け10試合を見てみると

菊池・丸(3) ルイス・菊池(5) 安部・菊池(2)

中東直己が由宇閉中の現在、当分はこれの使い回しで行くとは思いますが、そろそろ菊池涼介を1番もしくは2番どっちかに固定出来んか。相手ピッチャーの左右であたふたしてる場合ではない。キラ・カアイフエが4番に落ち着いた(であろう)現在、せめて上位打線だけでもどうにかならんかな。

試合に勝つ勝たないは二の次。このままだと、ただただブンブン振り回すだけの選手になりかねない。小柄な選手は非力、と言うのは彼には当てはまらんのだろうけど、確実性を求めるのであれば、送りバント等でしっかりボールを見ることが出来る2番とかでもいいんじゃないか。

事実菊池涼介はチームトップの26犠打。ならば「これ」に活路を見出すのもいいんじゃないか。こいつはこれ、と決めてかかるのは良い事じゃないけども、ある程度の意識付けは必要だと思いますよ。

実際そう言う役割は昨シーズンのウエスタンリーグで経験してる筈だし。只でさえ、何も考えずブンブン振り回すだけの「聖域」をひとつ置いているのに、残念な打順を2つも作ってる場合じゃない。「勝ったと言う事実だけが残った」はある種迷言だとは思うけど、それだけでは選手の成長はない。

それだけが小川泰弘攻略法ではないだろうけど、少なくともこの試合で、8回までに7安打を放ち、3四球を選べた。10人もランナーを出しておいて、結局2人しか帰って来れてない。



広島、小川に5戦5敗…野村監督「5回に1本出ていれば」

広島はヤクルトの小川をまたも攻略できず、5戦5敗となった。前日に13得点した打線が一転、この日は沈黙し、野村監督も「イニングごとに投球パターンを変えてくる」と投球術を褒めるしかなかった。

1回は松山の右前打で本塁を狙った二塁走者の丸が憤死。5回は1死満塁から菊池と丸が続けて空振り三振に倒れ、8回に2点を返すのがやっとだった。好機はあっただけに、指揮官は「5回に1本出ていれば」と悔しがった。



本気で悔しいと思ってるんなら、小川泰弘攻略法をしっかり考えないと。小川泰弘にアクシデントでもない限り、下手したらちょうど三週間後の土曜日、8月24日にまた彼と当たる可能性は限りなく高い。


いい加減どないかせぇ。負けるのはもう慣れとるけど、同じ奴に何回も抑えられたり一試合に何発も打たれるのが一番けったクソ悪い。バレンティン攻略法ともども、ええ夏休みの宿題や。


マツダスタジアムでの対スワローズ戦までに提出するように(どこに)。


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2013.08.03 / Top↑
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