8月1日 第15回戦 広島東洋カープ7-6横浜DeNAベイスターズ
※相変わらず同じような事しか言いません(笑)、御了承下さい。
永川勝浩が勝ち投手になった。一昨年5月21日の対オリックスバファローズ戦以来の事。
しかしその年のセ・パ交流戦終盤以降調子を落とし、投げるたびに失点状態。逆鱗に触れたか見切られたか、野村謙二郎監督が就任以来、減ってきた年間登板試合はとうとうゼロになってしまった。
昨シーズンは試行錯誤の連続。ナゴヤ球場での試合は先発もやった。リリーフだったり先発だったり、あらゆる場面で投げていた。怪我をでもないのに、1試合も一軍で投げさせてもらえなんだ。
昨年、惨敗の中今村猛が好成績を残した。ただ、まだまだ一本立ちしたとは言えない。事実今年はグッダグダの様相を呈している。事実昨日の試合でも、あれだけ「8回に投げてもらうピッチャー」とまで言っておきながら、そして出場選手登録しているにも拘らず、ベンチの選択肢は横山竜士だった。
彼が一軍で投げさせてもらえなかった理由はよう分からんけども(察しはつきます)、こんな偏った起用でチームが勝てるわけがないし、事実昨年も大惨敗を食らった。忸怩たる思いもあったろう。
2010年には1億6000万円あった年俸も、昨年1試合も投げなかった、と言うか投げさせてもらえなかったせいで、とうとう4000万円になってしまった。フォームも工夫して試行錯誤して、フォークボールへの拘りを捨て、スライダーに活路を見出した。ナックルボールにも挑戦した。
ほかにも昨年、満足一軍登板の機会をもらえなかったピッチャーはいる。その彼は思い余ってトレードまで志願したとか。本当にしたのかどうなのか、出処があまりにも怪しいところなので何とも言えませんが、「その彼」も30歳。まだまだバリバリ投げれるはずだし、成績は残せるはずだ。
とにかく、マーティ・ブラウン前政権から引き継いだ戦力、特に投手陣を尽く否定するような起用が続いている。自分が連れてきたコーチで、自分がドラフトで指名した選手で、結果を残したい気持ちはわからないでもない。ただそれが野村謙二郎監督の場合「前政権全否定」にしか見えない。
それに愛想を尽かしたのか、自分が連れてきた大野豊コーチは昨年限りで「3年で立て直せればと思っていたので、一つの節目になった」と言う言葉を残して辞任してしまった。本当にそう思っていたのかどうなのか。、実際野村謙二郎監督初年度はベンチ内の雰囲気は悪かったようですが。
結局、大野豊コーチが辞任されたあとで、やってきたのはこれまたベンチ内では長老格にもなろう古沢憲司コーチ。どこがどうなって古沢憲司コーチに行き着いたのかは知らんけど、あまりにも古い人に頼み過ぎた。秋季キャンプからチームに「復帰」したのはいいけども、ほとんど浦島太郎状態。
しかも困った事に、調子やらその辺を見極める必要のある一軍のブルペン担当投手コーチに就任。長年「育成」に拘わって来たコーチが、チームの浮沈が掛かる一軍投手コーチはやっぱり無理。
どの試合を見ても「肩が仕上がったやつからどんどん投入」みたいな傾向しか見えない。それでダメなら「やっぱり今村・ミコライオ」ってんで、前倒し前倒しのイニング跨ぎ。そら選手も疲弊する。
就任前、古沢憲司コーチと野村謙二郎監督の関係は良好、みたいな話も聞いた。古沢憲司コーチのカープでの現役時代は、野村謙二郎「選手」まさに赤丸急上昇だった頃。
古沢憲司投手も、山本浩二政権で「最後の一花」と言わんばかりにリーグ優勝に関わってるし、純粋なOBでないにそろ、悪い印象もなかろうけど、それが「馴れ合い」になってしまってやせんか。
ブルペンを任せたのはいいけど、任せっきりであとはしたこっちゃない。選手が結果を出してくれるだろうし、出してくれないと困る、みたいな。前面に出てはいかん事だけど「コーチの責任」は棚上げにして、選手には「やってもらわないと困る」の連呼。しかも異常とも思える偏った起用。
そして永川勝浩と横山竜士。
リリーフピッチャーとしてはけっしていい数字ではない。事実二軍でも突出した数字を残しているわけではない。それでも、小林幹英二軍投手コーチが一軍に推薦、と言うか送り込んだのは、彼ら2人の反骨心と意地、そして闘争心に掛けているんではないかと思うし、そう言う風にしか見えない。
実績だけで抑えられる世界ではないけれど、それだけの実績を残すだけの鍛錬を、永川勝浩・横山竜士はやって来てるはずだし、それに対する自信のようなモノがマウンドで垣間見える。
若さと勢い。大事な事かも知れん。しかしそれだけで投げてきた今村猛が今、すっかり俯き加減になっているような現状の今、長年「この位置」で成績を残してきた彼ら二人に掛けてみるのもいい事。
永川勝浩本人も「情けないが、これをきっかけにいい投球をしたい」と言うコメントを残してる。内容はどうあれ、ピッチャーにとっては白星が最良のクスリなんだ。それを寛ちゃんに付けてやれなんだのは至極残念ではあるけど、この白星一つで、永川勝浩がもう一度息を吹き返してくれるのであれば。
どの選手も、一軍のグラウンドに立つ事を考えている筈。期限は過ぎたけど、その考えは育成選手にもあったはずだ。その為の支配下登録選手の「空席」だったはずなのに、あっさりと外国人選手で埋めてしまった事は、戦力補強の都合上、致し方ないことではあるけども納得は出来ない。
それを言ってたらキリがないけども、支配下登録をしてる選手70人、全員を戦力になる、と考えて70人いっぱいまで揃えたんだから、全員何らかの形で使い切れ。使い切ってないから見てて腹が立つんだ。四方八方手を尽くして「ダメでした」なら納得も出来ようけどやってないんだし。
暇さえあれば野村謙二郎監督は「きゅーせーしゅー、きゅーせーしゅー」言うてるみたいではあるけど、現状のカープでは出て来ようにも出れないし、出そうという気配すらない。
この現状、どうやって打破すべきかね。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
※相変わらず同じような事しか言いません(笑)、御了承下さい。
永川勝浩が勝ち投手になった。一昨年5月21日の対オリックスバファローズ戦以来の事。
しかしその年のセ・パ交流戦終盤以降調子を落とし、投げるたびに失点状態。逆鱗に触れたか見切られたか、野村謙二郎監督が就任以来、減ってきた年間登板試合はとうとうゼロになってしまった。
昨シーズンは試行錯誤の連続。ナゴヤ球場での試合は先発もやった。リリーフだったり先発だったり、あらゆる場面で投げていた。怪我をでもないのに、1試合も一軍で投げさせてもらえなんだ。
昨年、惨敗の中今村猛が好成績を残した。ただ、まだまだ一本立ちしたとは言えない。事実今年はグッダグダの様相を呈している。事実昨日の試合でも、あれだけ「8回に投げてもらうピッチャー」とまで言っておきながら、そして出場選手登録しているにも拘らず、ベンチの選択肢は横山竜士だった。
彼が一軍で投げさせてもらえなかった理由はよう分からんけども(察しはつきます)、こんな偏った起用でチームが勝てるわけがないし、事実昨年も大惨敗を食らった。忸怩たる思いもあったろう。
2010年には1億6000万円あった年俸も、昨年1試合も投げなかった、と言うか投げさせてもらえなかったせいで、とうとう4000万円になってしまった。フォームも工夫して試行錯誤して、フォークボールへの拘りを捨て、スライダーに活路を見出した。ナックルボールにも挑戦した。
ほかにも昨年、満足一軍登板の機会をもらえなかったピッチャーはいる。その彼は思い余ってトレードまで志願したとか。本当にしたのかどうなのか、出処があまりにも怪しいところなので何とも言えませんが、「その彼」も30歳。まだまだバリバリ投げれるはずだし、成績は残せるはずだ。
とにかく、マーティ・ブラウン前政権から引き継いだ戦力、特に投手陣を尽く否定するような起用が続いている。自分が連れてきたコーチで、自分がドラフトで指名した選手で、結果を残したい気持ちはわからないでもない。ただそれが野村謙二郎監督の場合「前政権全否定」にしか見えない。
それに愛想を尽かしたのか、自分が連れてきた大野豊コーチは昨年限りで「3年で立て直せればと思っていたので、一つの節目になった」と言う言葉を残して辞任してしまった。本当にそう思っていたのかどうなのか。、実際野村謙二郎監督初年度はベンチ内の雰囲気は悪かったようですが。
結局、大野豊コーチが辞任されたあとで、やってきたのはこれまたベンチ内では長老格にもなろう古沢憲司コーチ。どこがどうなって古沢憲司コーチに行き着いたのかは知らんけど、あまりにも古い人に頼み過ぎた。秋季キャンプからチームに「復帰」したのはいいけども、ほとんど浦島太郎状態。
しかも困った事に、調子やらその辺を見極める必要のある一軍のブルペン担当投手コーチに就任。長年「育成」に拘わって来たコーチが、チームの浮沈が掛かる一軍投手コーチはやっぱり無理。
どの試合を見ても「肩が仕上がったやつからどんどん投入」みたいな傾向しか見えない。それでダメなら「やっぱり今村・ミコライオ」ってんで、前倒し前倒しのイニング跨ぎ。そら選手も疲弊する。
就任前、古沢憲司コーチと野村謙二郎監督の関係は良好、みたいな話も聞いた。古沢憲司コーチのカープでの現役時代は、野村謙二郎「選手」まさに赤丸急上昇だった頃。
古沢憲司投手も、山本浩二政権で「最後の一花」と言わんばかりにリーグ優勝に関わってるし、純粋なOBでないにそろ、悪い印象もなかろうけど、それが「馴れ合い」になってしまってやせんか。
ブルペンを任せたのはいいけど、任せっきりであとはしたこっちゃない。選手が結果を出してくれるだろうし、出してくれないと困る、みたいな。前面に出てはいかん事だけど「コーチの責任」は棚上げにして、選手には「やってもらわないと困る」の連呼。しかも異常とも思える偏った起用。
そして永川勝浩と横山竜士。
リリーフピッチャーとしてはけっしていい数字ではない。事実二軍でも突出した数字を残しているわけではない。それでも、小林幹英二軍投手コーチが一軍に推薦、と言うか送り込んだのは、彼ら2人の反骨心と意地、そして闘争心に掛けているんではないかと思うし、そう言う風にしか見えない。
実績だけで抑えられる世界ではないけれど、それだけの実績を残すだけの鍛錬を、永川勝浩・横山竜士はやって来てるはずだし、それに対する自信のようなモノがマウンドで垣間見える。
若さと勢い。大事な事かも知れん。しかしそれだけで投げてきた今村猛が今、すっかり俯き加減になっているような現状の今、長年「この位置」で成績を残してきた彼ら二人に掛けてみるのもいい事。
永川勝浩本人も「情けないが、これをきっかけにいい投球をしたい」と言うコメントを残してる。内容はどうあれ、ピッチャーにとっては白星が最良のクスリなんだ。それを寛ちゃんに付けてやれなんだのは至極残念ではあるけど、この白星一つで、永川勝浩がもう一度息を吹き返してくれるのであれば。
どの選手も、一軍のグラウンドに立つ事を考えている筈。期限は過ぎたけど、その考えは育成選手にもあったはずだ。その為の支配下登録選手の「空席」だったはずなのに、あっさりと外国人選手で埋めてしまった事は、戦力補強の都合上、致し方ないことではあるけども納得は出来ない。
それを言ってたらキリがないけども、支配下登録をしてる選手70人、全員を戦力になる、と考えて70人いっぱいまで揃えたんだから、全員何らかの形で使い切れ。使い切ってないから見てて腹が立つんだ。四方八方手を尽くして「ダメでした」なら納得も出来ようけどやってないんだし。
暇さえあれば野村謙二郎監督は「きゅーせーしゅー、きゅーせーしゅー」言うてるみたいではあるけど、現状のカープでは出て来ようにも出れないし、出そうという気配すらない。
この現状、どうやって打破すべきかね。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。


2013.08.02 / Top↑
| Home |