7月31日 第14回戦 広島東洋カープ11-3横浜DeNAベイスターズ


しかしまぁ相変わらずよう打ちよりますな。「エース前田健太」の試合には。

前回の前田健太登板は7月25日。この日は3回までに10点の援護。その前はと言うと、14日の対スワローズ戦。この日も前田健太が投げている間に13点のy大量援護。「エース」前田健太がマウンドに立っているのに何で11点も13点も必要なのかね。ぶっちゃけ5~6点でよくないか。

打線が活発なのは非常に喜ばしい事と思う。けども、その力が安定して出せんのが弱いチームでもある証拠。確かにキラ・カアイフエが加入してからよく打つようにはなったとは思うけど、それにおんぶにだっこ、ではこの先勝ち進むことは出来ないし、選手が本当に力をつけているのか疑問ではある。

今日は10点、明日は2点、では勝てるもんも勝てない。イケイケドンドンで11点も取るのは悪い事ではない、とは思うけど、いっその事こんな試合なら、7回表から全選手を入れ替えてみてはどうだ。

それこそ「今日のスターティングメンバーの選手はこれだけやった。今日スタメンじゃなかった君らはどれだけ打てる?」みたいな対抗意識を煽ってみるのもよかろう。それが本当の「競争」ですよ。

それでも「@聖域」は動かさんでしょうけどね。


で、何でこのバッティングを中村恭平や武内久士、中崎翔太や久本祐一が投げる時に出来んのか。

久本祐一はまぁええとして(よくないですが)前の3人はまだまだ「実績」が欲しいところである。それは防御率ではなく「勝ち星」と言う目立つもの。いくら抑えてても勝ち星が付いて来なければ、出てくるのは反省ばかりで、地震には繋がらない。むしろ白星一つ付けてやる事で、明確に自信に繋がるものを、周囲の選手、つまりは野手がつけてやるのもチームワークじゃないか。

何百勝挙げた投手でも、全部の試合を0点に抑えてきたわけではない。それこそ「8回6失点」で勝ち星がついた試合もあろう。そう言う試合を繰り返して「次はもっと抑えよう」と思うんじゃないか。

「エース」と呼ばれておるんなら、放っといても2~3点には抑えてくれる。「コレくらいでいい」みたいな慢心は良くないけども、このあたりは監督はじめ首脳陣が考えること。それこそ「メリハリ」。


そしてきになるのが投手起用。

昨日の試合の先発は前田健太。そして今日は大竹寛。3位を行ってるベイスターズに対して「3本柱」を当てにかかった。ブライアン・バリントン、前田健太、大竹寛、いずれもオールスター休み明けから中5日登板。次のカード、対スワローズ戦の最初は野村祐輔だろうな。

で、このまま中6日に調整すれば、先の3本柱をタイガースにぶつける事が出来る。ただ問題なのは、野村謙二郎監督がそこまで考えているか、って事。マツダスタジアムでタイガースとジャイアンツを迎えての6連戦。タイガースかジャイアンツか、どっちを重要視するか、ですよね。

言うたら悪いけど、ベイスターズやスワローズ相手に、3連勝しようがカード勝ち越ししようが、この時期は何の家計もない。むしろこの6連戦、4本柱を「分けて」戦うべきじゃなかったか。

もっとも、その場しのぎの投手起用の多いカープ首脳陣。多分「そんな先まで考えてねーよ」でしょうけど、もっと先を見ると、9月中旬にもジャイアンツ、タイガース、ジャイアンツで9連戦が組まれてる。ここを「絶対的に勝ち越す」ことを考えると、4人を2-2で分割することは考えなんだかな。


しかし昨日のJスポーツ(広島テレビ)の中継は何かと鬱陶しかったな。

解説の山本浩二氏も池谷公二郎氏、実況の長野正実アナウンサーも何かにつけて「3位争い」だの「クライマックスシリーズ」だのを連呼。点差がついたのもあったけど途中で見るのをやめた。

確かに今ベイスターズは3位にいる。しかしながら向こうも負け越しの状態。まだまだ手綱を締め直さなければいかんところもあろう。現に30日の試合後は「怠慢プレーだよ」とまで言い放ってる。

このインタビューの後ろで、選手にどう言う言葉をかけているかまでは分からけど、それだけ引き締めにかかってる、と言う事ではなかろうか。まぁ今シーズン負ければ「クビ」なんですが(笑)。

それだけ気合が入ってるというか、チームを引き締めにかかってるのではないか。それは決して「俺は辞めたくないんだ」ではなく「俺はベイスターズが好きだ、ベイスターズのユニフォームを脱ぎたくないんだ」と言う心境の表れではないか。例えそれがパフォーマンスだとしても、意気込みが伺える。

話を元に戻して(笑)。

オールスター休みの間、毎年恒例の「続投宣言」が出なかった事に違和感を覚える方は、プラス思考であれマイナス思考の方であれ「お?」と思われた方も多いはず、かく言う私もそうなんですが。

そんな中で「Aクラスとかクライマックスシリーズとか言う奴は去れ!」とまで言い切った家督が率いるチームこれだけ「3位争い」と煽る中継も解説者も、揃いも揃って気持ち悪い。

もしかしたら、表沙汰にはなってないけども、野村謙二郎監督には最後通告が行ってるんじゃないだろうか。それこそ「Aクラスに残れなければ解任ね」みたいな、マーティ・ブラウン最終年みたいな。

それを、各メディアを使って煽っていると言うか何と言うか。

もっとも、これだけ上位と差をつけられてしまった状況で「優勝争い」なんざ小っ恥ずかしくて大きな声で言えんけども、幾許かの可能性がある限りは、目指すべきじゃないだろうかね。

尤も、私の興味は「優勝争い」よりも「由宇勝争い」に行ってますが(笑)。


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2013.07.31 / Top↑
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