さて、昨日から@「後半戦観戦」gは始まりました。早速ではありますが鳴尾浜球場。

先日の「阪神」タイガース対三菱重工「広島」に続いて、今日は本格的にウエスタンリーグ公式戦であります。いつもならここは「練習風景」の画像を載せるところですが、今回はちょっと手を抜いて、今回の鳴尾浜遠征に帯同している選手全員を載せてみることにしました。

その他の画像は後日「番外編」にて(笑)

投手:
DSC_0304.jpg DSC_0372_20130727000444.jpg DSC_0367_20130727000443.jpg DSC_0375.jpg DSC_0378_20130727000442.jpg
DSC_0423_20130727000909.jpg DSC_0383_20130727000908.jpg DSC_0296.jpg DSC_0326.jpg DSC_0313.jpg
11福井優也 21齊藤悠葵 22中村恭平 28岩見優輝 30金丸将也
34中田廉39梅津智弘 48岸本秀樹 53戸田隆矢 58ミゲル・ソコロビッチ

捕手:
DSC_0685.jpg DSC_0609_20130727001350.jpg DSC_0678.jpg
27上村和裕 32白濱裕太 61磯村嘉孝

内野手:
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0上本崇司 5栗原健太 51鈴木誠也 52庄司隼人 55ブラッド・エルドレッド 59美間優槻

外野手:
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00中東直己 25高橋大樹 35下水流昂 43土生翔平 49天谷宗一郎 50鈴木将光

改めて、何となくどころではない少なさを感じます。特に投手陣などはもっと連れてきてもいいんじゃんないかな、とも。内野手陣も、申成鉉や中谷翼の姿をほとんど見なくなりました。


声出しはごく普通に磯村嘉孝、でした。



先攻:広島東洋カープ
1(遊)鈴木誠
2(二)上本
3(中)天谷
4(一)栗原
5(指)エルドレッド
6(左)鈴木将
7(右)高橋
8(捕)上村
9(三)美間
投手:福井

●今年のルーキー野手、と言うだけでなく「高卒ルーキー」がずらっと並んだスターティングメンバー。ベテラン、中堅どころで戦線離脱者がいる事を差し引いても、これは由々しき事態、かと思われます。もっとも、それが由宇カープの楽しみでもありますが。

後攻:阪神タイガース
1(左)田上
2(二)西田
3(一)コンラッド
4(中)伊藤隼
5(指)高山
6(三)黒瀬
7(右)中谷
8(捕)小豆畑
9(遊)北條
投手:岩田

●森田一成がいない(現在出場選手登録中)阪神タイガースのスターティングメンバーにこんなにも魅力を感じないとは。と言うよりも、伊藤隼太に「四番の香り」をまだまだ感じる事が出来ない。伊藤隼太自身がどう言うプレイヤーを目指しているのか。タイガース球団はどう育てたいのか。

審判:球審柳内、一塁芦原、二塁今岡、三塁柿木園

打撃成績
1回表
鈴木誠    2‐2から5球目を見逃し三振
上本     フルカウントから8球目を打ってセカンドフライ
天谷     2‐1から4球目を打ってショートゴロ

1回裏
田上     フルカウントから7球目を選んでフォアボール
西田     送りバント2つ失敗の後、1‐2から6球目を空振り三振、しかし田上はセカンド盗塁成功
コンラッド  2‐2から5球目を空振り三振
伊藤隼    フルカウントから6球目を打ってセンター前タイムリーヒット
阪神1‐0広島
高山     0‐2から3球目を打ってファーストフライ

2回表
栗原     2‐0から3球目を打ってレフトフライ
エルドレッド 1‐2から4球目を空振り三振
鈴木将    初球を打ってセンター前ヒット
高橋    初球を打って左中間ツーベースヒット
サードへの返球がベンチに入って高橋はサードへ、鈴木将はホームイン

阪神1‐1広島
上村     1‐2から4球目を空振り三振

2回裏
黒瀬     0‐2から3球目を空振り三振
中谷     ストレートのフォアボール
小豆畑    初球を打ってショートゴロセカンド封殺
北條     1‐1から3球目を打ってサードゴロセカンド封殺

3回表
美間     1‐2から4球目を空振り三振
鈴木誠    1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
上本     1‐1から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ

3回裏
田上     0‐2から3球目を打ってショートゴロ
西田     初球を打ってセカンドゴロ
コンラッド  フルカウントから7球目を空振り三振

4回表
タイガース選手交代
ピッチャー岩田→秋山

天谷     フルカウントから6球目を見逃し三振
栗原     2‐1から4球目を打ってショートライナー

エルドレッド 初球を打ってセンターオーバー第3号ソロホームラン
阪神1‐2広島
鈴木将    初球を打ってセカンド内野安打
高橋     初球を打ってレフト前ヒット、鈴木将はサードへ
上村     1‐1から3球目を打ってピッチャーゴロ

4回裏
伊藤隼    初球を打ってライト前ヒット
高山     初球を打ってレフトフライ

黒瀬     1‐2から4球目を打ってピッチャー強襲内野安打
福井の右肩付近直撃負傷退場、ピッチャーは齋藤に交代

中谷     初球を打ってセンターフライ
小豆畑の代打野原 1‐0から2球目を打ってライト前タイムリーヒット
阪神2‐2広島
北條     1‐2から4球目を空振り三振

●黒瀬春樹の打球を右肘付近に食らった福井優也。相当ダメージが大きかったのかチェックをすることもないまま即降板。その後病院に直行したとのこと。その後はホテルに戻る予定だったようです。それ以上は知りません。打球がワンバウンドだっただけに、大怪我でなければいいんですが。

●しかしながら、おそらく誰も仕上がってなかったんでしょうね。齊藤悠葵がマウンド上でかなり時間をかけていました。まぁ作る時間を稼ぐために、もう少し粘ってもよかったとは思いますが。

●ただ、緊急登板でありながらも齊藤悠葵はよく投げてくれました。久しぶりに見た印象としては、いろんな面でだいぶ小さくなってしまったな、と言う印象。周囲のタイガースファンの方も同じような印象を持っておられたようで。一軍で投げんようになって久しい齊藤悠葵、ではありますが、この先生き残る道はあるのかなぁ、などと大きなお世話。

5回表
タイガース選手交代
代打野原→キャッチャー原口
美間     1‐1から3球目を打ってレフト線ツーベースヒット
鈴木誠    1‐2から4球目を打って「こけたら入った」ファーストゴロ、美間はサードへ

上本     1‐2から4球目を打って前進守備の内野を越えるライト前タイムリーヒット
阪神2‐3広島
天谷     1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
栗原     1‐0から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット
、天谷は二、三塁間に挟まれタッチアウト
阪神2‐4広島
エルドレッド 0‐2から3球目を空振り三振

●打席の最中に、タイガース内野守備陣の位置確認の為にひととおりカメラを振ったりしてますが、その上をあざ笑うかのようなタイムリーヒット。たまたまそっちに飛んだのか、狙ったのかは分かりませんが、ただではアウトにならんぞ、と言う執念のようなものが見えました。

5回裏
田上     3‐1から5球目を選んでフォアボール
西田     1‐2から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
コンラッド  初球を打ってサードゴロ

6回表
タイガース選手交代
ピッチャー秋山→玉置

鈴木将    初球を打ってサードゴロ
高橋     1‐2から4球目を打ってショート内野安打
上村     3‐1から5球目を選んでフォアボール
美間     1‐2から5球目を打ってライト前ヒット
鈴木誠    2‐2から8球目を打ってサードゴロホームフォースアウト

上本     1‐1から3球目を打ってライト前2点タイムリーヒット
阪神2‐6広島
天谷     1‐1から3球目を打ってショートフライ

●上本崇司が今度は満塁からライト前にタイムリーヒット。これも先ほどのタイムリーヒットと似たような打球。これくらいの粘り腰をDBにも求めるのは無理な話でしょうか。

6回裏
カープ選手交代
ピッチャー齋藤→梅津
キャッチャー上村→白濱

伊藤隼    フルカウントから6球目を選んでフォアボール
高山     初球を打ってレフトフライ
黒瀬     1‐2から5球目を打ってピッチャーゴロダブルプレイ

7回表
タイガース選手交代
ピッチャー玉置→筒井

栗原     1‐1から3球目を打ってサードゴロ
エルドレッド 2‐0から3球目を打ってセンターフライ
鈴木将の代打下水流 フルカウントから6球目を打ってピッチャーゴロ

7回裏
カープ選手交代
代打下水流→レフト
センター天谷→土生

●代打で出場した下水流昴がそのままレフトの守備へ。この瞬間、昨年のドラフト指名1~5位が全員、スコアボードに。これはそうそう無い事と思います。それだけ二軍レベルでの底上げは出来つつある、という事でしょうか。それでも、一軍で使ってもらえないのはなぜなんでしょうか。

中谷     1‐2から4球目を打ってライト前ヒット
原口の代打緒方 初球を打ってレフトフライ
北條の代打阪口 初球を打ってライト前ヒット
田上     2‐1から4球目を打ってショート後方へのポテンヒット
西田の代打林 初球を打ってサードゴロ、当たりが緩かったのでサードランナーホームイン
阪神3‐6広島
コンラッド  1‐2から4球目を打ってライト前2点タイムリーヒット
阪神5‐6広島
高山     1‐0から球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
阪神7‐6広島
黒瀬     0‐1から2球目を打ってセンター前ヒット、バックホームの間に黒瀬はセカンドへ
次打者中谷の5球目にワイルドピッチ
阪神8‐6広島
中谷     3‐1から5球目を選んでフォアボール
緒方     0‐2から5球目を打ってライト前タイムリーヒット
阪神9‐6広島
阪口     2‐2から7球目を見逃し三振

●完全に試合が壊されてしまいました。

●6回裏からバッテリーがごっそり交代。これは予定通りなのかどうだったのかは分かりませんが、出てくるピッチャー出てくるピッチャーメッタ打ち。そらぁ打たれたピッチャーも悪いけど、リードするキャッチャーも責められてしかるべき。ちょっとひどすぎる。まずいどころの話じゃない。

●何が酷すぎるって、リードが何となく消極的。バッターの初球にいきなり外角に構えてどうするのか、と。もう4点差なんてあったもんじゃない。4点差とは思えないような外、外、外。別に内角にズバズバ投げさせろとは言わん。そんなにコントロールが良かったら二軍にはおらんのだし。

●しかし、せっかくでかい図体してるんだから、それこそ「このへんで構わない」くらいの大きな気持ちで構えれんかね。せっかくの試合の流れがぶち壊しになってしまった。乱気流の福井優也と齊藤悠葵を頑張ってリードしてきた上村和裕の苦労が無に帰してしまった、とまでは言わんけどね。

●キャッチャーが交代してこれだけ試合の流れが変わるもんかね。グラウンド上での「監督」を交代さすんだから、それだけの屁化はあっていいとは思いますが、何もかもがひっくり返りました。

●試合後はバッテリーはバッテリーで水本コーチと、梅津智弘、岩見優輝、中田廉は小林幹英投手コーチと反省会をしてたけども、ピッチャーともども白濱裕太はとことん反省すべき。

●そもそもこの試合、二軍の試合ではある程度「登板予定」をしっかり組んで遠征に胎動させているはずでして。この試合だけで10人帯同させているピッチャーを既に6人投入。福井優也のアクシデントがあったとは言え、根本的に計画を練り直し、なんてことにならなければいいのですが。

8回表
タイガース選手交代
ピッチャー筒井→久保
代打林→キャッチャー岡崎
代打緒方→センター
センター伊藤隼→ライト
ライト中谷→ファースト
代打阪口→ショート
サード黒瀬→セカンド
ファーストコンラッド→サード

●あまりにもややこしいポジションの入れ替えその他を一斉にやったおかげで、スコアボードの中の人が思考停止。挙句の果てにブラックアウトして「1からやり直し」の悲劇。本拠地球場なんだから、あんまり「身内」にめんどくさいことをさせんほうがいいですよ、と思った次第。

高橋     2‐0から3球目を打ってセカンドゴロ
白濱     3‐1から5球目を打ってライト前ヒット
美間     1‐1から3球目を打ってレフト前ヒット
鈴木誠    初球を打ってショートゴロセカンド捕球エラー
上本     2‐2から5球目を見逃し三振
土生     1‐2から4球目を空振り三振

●せっかく満塁まで攻め込んでおいて上本崇司、もう一本出なんだか。ここでもう一本出てたらもう一回一軍に推薦されてたかも、などと。

8回裏
カープ選手交代
ピッチャー中田→金丸

田上     初球を打ってショートゴロ
岡崎     初球を打ってファーストファウルフライ
コンラッド  1‐1から3球目を打ってサードゴロ

9回表
タイガース選手交代
ピッチャー久保→久保田

栗原     フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ
エルドレッド 2‐1から4球目を打ってレフト前ヒット
エルドレッドの代走に庄司
下水流    1‐2から4球目を打ってセンターフライ
高橋     1‐1から3球目を打ってセンターフライ

由宇鯉 010 122 000 6
西宮虎 100 100 70X 9

勝利投手:筒井和也 2試合1勝0敗
敗戦投手:岩見優輝 18試合1勝3敗
本塁打:(C)エルドレッド3号

投手成績
(左から順に、登板イニング数、対戦打者数、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
広島東洋カープ
福井   3.1  15 54  3  2  4  2  2
齋藤   1.1   6 17  1  1  1  0  0
梅津   1.2   9 27  4  1  0  4  4
岩見   0.0   1  9  0  1  0  1  1 
中田   0.1   5 21  3  1  1  2  2
金丸   1     3  5  0  0  0  0  0

阪神タイガース
岩田   3   11  39  3  0  3  1  0
秋山   2   12  34  7  0  2  3  3
玉置   1    7  29  3  1  0  2  2
筒井   1    3  12  0  0  0  0  0
久保   1    6  20  2  0  2  0  0
久保田  1    4  18  1  0  0  0  0



惨敗に近い内容の試合の中で、数少ない光明といえばやっぱり美間優槻と高橋大樹の猛打賞、そして上本崇司の3打点かと思います。ルーキーがこれだけ顔を揃えている上に、さらに彼らがしっかり「結果」を残そうとしている様子を見て嬉しくなります。これが二軍の楽しみですよ(笑)。

相変わらず高橋大樹はまだまだ線が細いですが、その才能の一端を見せ始めたか、と言う感じ。そして美間優槻は、何となくではありますが、体が絞れて大きくなってと「しばらく見ないうちにl鍛えられたな」と言う印象。じっくり見る機会もなかったですし、遠征に帯同しないことも多かったし。

この試合ではそうそうみない「1番ショート鈴木誠也」と言うオーダーになりましたが、ここに庄司隼人が入り、いずれは東出輝裕も帰って来る、松本高明も帰って来る、となると、由宇カープ内で空前の「内野ポジション争い」が起こる可能性すら秘めています。

「誰某が帰ってきたら」等と言う話をどっかの一軍監督はよくされますが、その誰某が帰ってくる前に、起用すべき選手、起用してみたい選手と言うのは山のようにいます。

あの監督は「二軍視察」とは言うても、自分が見たい選手しか見ない傾向があります。これがチームの停滞感を生んでる。それを分かっているのかどうなのかは放っといて、由宇カープでは着実に「次」は育ってきています。花を咲かすか苗のまま枯らすか、は各コーチの手腕にかかっています。

今日も鳴尾浜球場に出かけます。


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2013.07.27 / Top↑
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