今回のタイトルは、JR東日本野球部の試合の横断幕からとりました。
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そして今日のお題はこれ
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Let’s 省 time!



飛ぶボールのせい?試合が長時間傾向に デイリースポーツ

プロ野球のセ、パ両リーグは18日、前半戦の入場者数、試合時間を発表した。

セ・リーグの1試合平均入場者数は巨人がトップで40635人(前年比+0.7%)、2位が阪神で38472人(-1.9%)、以下3位中日27777人(-1.6%)、4位広島19852人(+2.1%)、5位ヤクルト18764人(+7.3%)、6位横浜18173人(+10.4%)。

パ・リーグは福岡がトップで32942人(前年比-0・3%)、2位が日本ハムで26079人(-0.2%)、以下3位西武21491人(+1.8%)、4位オリックス19568人(+3.6%)、5位楽天16897人(+5.1%)、6位ロッテ16705人(-2・0%)。

また試合時間はセ・リーグの全試合平均が3時間19分で前年比9分長く、延長のない9回試合では3時間13分で6分長い。パ・リーグの全試合平均は3時間21分で前年比11分長く、9回試合では3時間16分で、これまた8分長くなっている。



ホントここ暫らく「ただ長いだけ」の試合が続いてます。

どれだけ前半締まった試合でも、結局ヒーローインタビューの時間を見たら21:40とか。たまたま引用した記事が「飛ぶボールのせい」ともなってますが、決してそうじゃないでしょう。

ウエスタンリーグの試合でも、本当に長い試合が増えてます。先週9日から由宇練習場で行われたカープ対ドラゴンズの試合などは、どの試合も炎天下で3時間越えの耐久レース。

カープ 0-10ドラゴンズ 3時間36分
カープ 9-7 ドラゴンズ 3時間53分
カープ 4ー3 ドラゴンズ 3時間52分

ピッチャー交代のタイミングその他、色々と理由はあると思いますが、ちょっと長過ぎじゃなかろうか。まぁ「あの」炎天下の中「走れ」と言うのも酷かとは思いますが、もう少しやりようはないかな。

これは以前から度々この場で申し上げていますが、選手個々の心がけの問題じゃなかろうか。いつの間にか「15秒ルール」も蔑ろにされてるし、投手コーチがマウンドに行くのも、タラタラタラタラ歩いたまま。こんなんじゃ「時短」を叫んでも誰一人として信用されない。

オリンピック競技への復帰の条件というか「妥協策」として「7イニング制」とかを持ち出している人もいますが、基本的ルールを捻じ曲げてまで正式競技に復帰する正当性を感じられない。

折しも今現在、東京ドームでは「第84回都市対抗野球」が行われてます。

そうそう時間もないので、そんなにじっくり見れませんが、どのプレイもキビキビしてて気持ちいい。打席に立てば「さぁいつでも投げて来い」と臨戦態勢。変に打席を外してスイングをしたりするわけでもない。中途半端にベンチのサインを見てたりするわけでもない。

一発勝負のトーナメントですから、複雑なサインなどあるはずもないんでしょうけど、それでもしっかり点は入るし勝負はついているしアウトも取れてる。この差は何なんだろう。

野手がポジションに就く時でも全力疾走。イニング間の時間って2分15秒(投手交代を伴う場合は3分15秒)と言う規定があったはずですが、おおかたそれ以下で終わってることも多い。

ここまで1、2回戦24試合行われて、試合時間の最長は、7月16日一回戦、大阪ガス対東芝の3時間7分(5-4)、最短は7月14日一回戦、JR東日本対王子の1時間56分(2-0)。延長12回(タイブレーク)に突入した、17日一回戦の伯和ビクトリーズ対TDKですら、タイブレーク決着とは言え、2時間58分で終わっている。普通はこうでしょ。

アマチュアで出来ているのになぜプロに入ると出来なくなるのか。これが未だにわからない。

もちろんプロ野球選手は「体が資本」であるが故、無駄な疲れ等は残したくない、と言うのも理解出来ない訳ではない。しかしやたらめったら「子供たちの目標に」とか言うのであれば、野球のプレイだけでなく、グラウンドでの一挙手一投足を「見本」とし「憧れ」と見ている。

もちろんプロ野球選手は「体が資本」であるが故、無駄な疲れ等は残したくない、と言うのも理解出来ない訳ではない。しかしやたらめったら「子供たちの目標に」とか言うのであれば、野球のプレイだけでなく、グラウンドでの一挙手一投足を「見本」とし「憧れ」の眼差して見ているはずですよ。

あと見てて「無駄だなぁ」と思える時間が「各種レガースの取り外し」

足の甲のレガース、と言うかプロテクターを始めたのはライオンズ秋山幸二あたりでしたかね。今ではごく当たり前に高校生でもやってたりします。それに加えて最近は肘あてを装着してる選手も増えました。ちいずれにしろ着脱しやすくなっては来てますが、肘あては本当に必要かな。

アレに当たっても、と言うか内角高めに来たボールを肘あてに当ててデッドボールにしよう、と言う傾向に対抗してか、審判も明らかに「ソレ」と判る行為にはストライクなり、ボールの判定を下す事も多くなりました。そして、内角のボールを避けるのが皆下手になったんじゃないか。

お客さんが増えていることは喜ばしいことと思います。けどそのお客さんがどの程度「最後まで」試合を見ているか。あまりにも長い試合のせいで「加古川より向こうの人」ではないけども、遠来の方などは、途中で帰らざるを得なくなる可能性もある。もったいない話ですよ。

まずは「15秒ルール」の徹底でしょうかね。プロ野球選手会も、オールスターゲームのこの機会に「臨時総会」を開いたみたいですが、この辺りも協議されたんでしょうか。


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2013.07.20 / Top↑
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