7月16日 第14回戦 広島東洋カープ2-3中日ドラゴンズ

世の中、夏真っ盛りでございます。私も普段、本気で汗ダラッダラかきながら仕事をしておりまして。日中の気温が25°Cを越えると、スポーツドリンクが手放せなくなっております。

そろそろ学生さんも夏休み。私の高校時代はこの時期、期末テストが終わったら「試験休み」と称して、終業式までの一週間くらい、学校が休みになってたもんでした。こんな制度が今もあるのかは分かりませんが。高校一年の時なんぞは「高校生ってなんと素敵な身分なのだ」とか思ってました。

ええ、ずっと部活でしたが。

広島県下の公立高校にそんな制度あるのかどうかは分かりませんが。

で、何の話をしたいかと言うと、あまりの「不入り」。

途中、誰のファウルボールか分かりませんが、一塁側スタンドが写りました。もちろんマツダスタジアムの一塁側と言えば、ホームチームのカープの「応援席」なんですが、と言うかそのはずなんですが、ものの見事にガラガラ。まぁ内野指定席A3500円ですから簡単には埋まらんでしょうが。

まぁチーム成績も大きく影響してるんだとは思いますが。ああ言う所を少しは埋めよう、という気にはならないのかな。もちろん 「 球 団 が 」 ですよ。

よその球団であれば、ホームゲーム最終戦は「外野無料」とかやってました。千葉ロッテマリーンズなんぞは予備日に「全席1000円」とかやってました。そこまでやれとは言いませんが、せめてもう少し「試合開始後」の集客を考えたほうがいいんじゃなかろうか。

スワローズかどこか忘れましたが、20:00かそれくらい以降の入場はいくらか割引、みたいな制度を設けてた覚えがあります。まぁそれがそのままプレイボール前後の集客につながる、とも思えない。

毎年毎年手を替え品を替え、あれこれ奇抜なシートを設置してはいるけども、どれもこれも数が少なすぎて、直接の顧客拡大に繋がってないような気もする。座席も広くなって見やすくなって、毎年のように100万人入ってるけど、普段の入りを見ている限り、とても褒められたもんじゃない。

まいにち毎日来る人ってのは限られてるかも知れんし、そうそういてない。けど、普段来ない人を「あ、今日は行ってみようかな」と言うような、入場料と言う現実的な魅力があまりない。

球場使用料をどげんかして捻出せんといかんのでしょうけど、今のチーム成績ではお世辞にも「球場に来て下さい」と大きな顔はとてもじゃないが出来ない。

特にこの試合なんかそうですよ。

ショージキな話、投手リレーは完璧だったと思う。

小野淳平を4イニングで交代させたことについて、あれこれいう方もおられるかと思いますが、あれも作戦でしょう。無駄に引っ張りすぎてダメダメになた状態で交代させても次のピッチャーにつまらん負担がかかるだけ。77球と言う球数を考えたのかそうでないのか、は別にして。

続く久本祐一、横山竜士も完璧につないでくれた。先発小野淳平と言う事で、綿密に色々と考えて考えて考え抜いて、ブルペンでも完璧な準備をさせてマウンドに送り出したんだろう。

こんな試合は年に数える程しかないと思う。前田健太がノーヒットノーランしたとか、誰某が打ったとかいう試合はあっても、こういう試合を勝ってこそ「チーム力のアップ」の証明になるはずだった。


たった一つだけ、綻びがあった。もう名前は出さん。4番手投手だ。

前の登録抹消の時「しばらく投げんほうがいい」とも書いたけど、中途半端に由宇カープで結果を残してしまったから、野村謙二郎監督が勘違いをしてしまった。まさか「由宇カープで打たれろ」と言うつもりはないけど、復帰を急いてしまったことで、メンタルという肝心な部分が治らないまま。

一軍首脳陣、由宇カープでの成績をみて昇格させたんだろう。7月11日の昇格の時に、抹消中の数字を書いたけど、結局数字は残したけど肝心な時に「プレッシャー」を感じてしまうようになってしまってる、ように見える。事実球速は出てるけど、ヒットを打たれると急にフォームが小さくなる。

野村謙二郎監督が「ドラフト1位」と言う響きにどの程度の魅力を感じているのかは知らんけど、その前に彼はまだ高卒4年目。まだまだ叩かれて打ちのめされて、上がったり下がったりを繰り返してる頃。問題なのは、その「叩かれて打ちのめされて」を、優勝がかかってる一軍でやってることだ。

正直、前も後ろもわからんままに、がむしゃらに投げて投げて投げまくって、成績を残したのが一昨年と昨年、なのであれば、今年は色々な要素が積み重なったとは言え大絶賛「壁激突中」ですよ。

いっその事、気分転換も兼ねて由宇カープで先発させるのも手じゃないか。何かもう1イニングをゼロに抑える事、3人で片付けることに頭がいっぱいになってしもうて、だからランナーが一人出ただけでテンパってしもうて、何が何やら分からんままに連打食らってはいおしまい、が多すぎる。

その前に、本気でボールを握らさない練習でもいいんじゃないか。自分の心の底から「投げたい!」と思わせる状況に追い込むのもありかと。今の様子を見る限り、まだまだ投げさせられてると言うか、彼個人のために投げてるる、と言う様子が見受けられない。自分の為に野球をやってない。

もっと原点に帰るならば「なんでプロ野球に入ったの?」的なところまでに行き着いてしまう可能性もあるけど、その辺りから見直さない限り、現状は絶対に打破出来んだろうなとすら思う。

もうこれはコーチや監督がアレコレ言うても治らだろう。自分で何とかすべき。事務的に言えばプロ野球選手ってのは「個人事業主」。色々あろうとも結局、自分の尻拭いは自分でせんとならん。チームは個人の尻拭いの為にあるんじゃない。誰かが逆転してくれようが、てめえが失点した事実は残る。


そして、監督ももっと考えるべきだ。個人の今後の発展のために、チームの成績を犠牲にするわけにはいかんのだ。それが仮に(表現は悪いけど)ドラフト1位入団の選手であれ、育成選手上がりであれ、だ。「打たれたけど、負けたけど、次頑張ればええことよ」は由宇カープでやってくれ。

何度でも言う。ピッチャーはいくらでもいる。起用したい選手はいくらでもいる。


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2013.07.16 / Top↑
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