7月14日 第9回戦 東京ヤクルトスワローズ3-13広島東洋カープ


大竹寛が出場選手登録を抹消になった。出場辞退をしたわけじゃないんで、出場選手登録をされてなくてもオールスターゲーム出場には何の影響もないようではあります。入れ替わりで岩本貴裕が出場選手登録されましたが。で、どうでもいいですが寛ちゃんは広島に一旦帰ったのかな。

まぁ前日のクッタクタな状況を見ると、一旦広島に帰って心底休んだほうがええんじゃんないかな、とは思います。しばらく公式戦で投げる必要はないんだし、次に投げるのは「顔見世」なんだし。

もっとも、明日広島に帰るから、広島駅に着いたらそのまま直帰でもいいと思うんですけどね。

で、昇格してきた岩本貴裕、ですが。まぁ見事なホームラン。

外国人選手の入れ替り立ち替りが今シーズンは非常に激しく、出場機会もなかなかない中で、規定打席には足りてませんが、出場36試合で39安打22打点3本塁打で.307。

野村謙二郎監督の頭の中、カープ球団首脳陣の脳内がどうなってるかは知ったこっちゃないですが、今由宇カープにいてる選手はみな「エネルギー充填120パーセント」で準備をしている。いつでも「出撃」出来よう。その結果が今の順位(2位)であり、334勝29敗4分の成績に表れてる。

小窪哲也然り。9回表の代打の場面で、今シーズンの成績の下に「レギュラー定着へ今季が勝負の年」と書かれていた。何を血迷ってそんな事を書いてるのか分からんし、何を以て「レギュラー」とするか分からんけど、こうやって一軍の試合に出て、と言うよりもベンチ入りしている以上は「レギュラー」の選手だし、勝負をかけているのは彼だけじゃない、皆勝負どころか生活を掛けている。

小窪哲也と言えばどっちかと言えば「プクッ」とした印象をもたれてる方もおられるかと思いますが、今シーズンの彼は明らかに違う。思い切り「絞った」。その分、「基本はセンター返し」でものすごく鋭い打球が飛ぶようになっている。ウエスタンリーグの試合で、彼が打席に立つと妙に期待してしまう。

一軍にいたから、とかそんな理由じゃない、明らかに「打ってくれるかも知れない」みたいな雰囲気を持って皆打席に迎え入れる。その結果が打率.339であり、出場34試合で19打点の成績に出てる。クリーンアップも打っていたんだ。もっともっと期待してやっていい。

カープ関係者(選手以外)の中では、いrつの間にか「小柄な選手は小技が利く」みたいな都市伝説が蔓延しているように思う。こんな「系譜」はどこから始まったのかな。想像ながら正田耕三あたりから始まった、ような気も知るけど、いい加減そんな幻想はとっぱらった方がいい。

おそらく小窪哲也あたりはそれこそ忸怩たる思いで一軍と二軍を行ったり来たりしてるだろう。由宇カープでは、出場する時はほぼフル出場だ。そんな選手をたった一回の守備機会や、たった一打席の空振り三振や凡打で見切って欲しくないんだ。

どんな選手でも「隙あらばスターティングメンバー」と思ってやってきているはず、特に小窪哲也なんかそうだ。ここしばらくで見ると、ショートでスターティングメンバーで出たあと、試合途中からセカンド、と言うパターンがよくある。どこに回されても堅実なプレイ。

よく「二軍レベルだから」と言う人がいるけども、今のカープのチーム状況自体がそれこそ「二軍レベル」。その中でも一番の「二軍レベル」もしかしたらそれ以下なのがずっとサードにいる。

今日の試合では何とかかんとか、5打数2安打1打点で取り繕いましたが、最初の2三振がいただけない。期待感ゼロというか、ただ単に「持ってない」だけなのかもしれませんが(笑)。

いつぞやか、ジャスティン・ヒューバーのホームランを「万馬券」と揶揄されてたけども、もうそれ以下の様相を呈してきている。挙げ句の果て、試合の解説をやってた達川光男氏にまで、ヒットを打って「延命しましたね」と言われる始末。まぁ由宇カープでも、目立った数字を何一つ残してないんだから、昨年がたまたま当たった(ように見えた)、というだけであって、むしろこれが当たり前の数字。

しかも「飛ぶんじゃねーか?」とあの一件が発覚する前に言われていたにも関わらず、一向に上向く気配もない。大体からしてバットに当たらんのだし、当てようとしないんだから。つなぐ意識もよかろうけど、まだフォアボールを選んで「よくやった」と言われるほどの実績は残してない。

もっとも「堂林が活躍した?活躍したのは僕でしょう。いろいろ周りから言われながら、150三振、29失策しても、144試合使い続けたのだから」と何の臆面もなく言ってしまう監督が指揮を執っている限り、当分成長の目はないだろうし、「特別扱いはしない」と言いつつ、スタメン落させたのはたった2試合だけの監督が居座ってる限り、プリンスのまま。絶対に「キング」にはなれない。

一軍は選手の成長を見守る場じゃない。


それにしても「馬鹿試合」が続く。

火曜日  2-4  ○ ←ごく普通
水曜日 17-8  ● ←馬鹿試合
木曜日  3-7  ○ ←やや馬鹿試合
金曜日 11-9  ● ←馬鹿試合
土曜日  8-3  ● ←やや馬鹿試合
日曜日  3-13 ○ ←馬鹿試合


何点以上取った試合を「馬鹿試合」とするか、基準は見る方それぞれあると思いますが、火曜日の2-4がそれこそちゃんちゃらおかP試合に見える。まぁ大馬鹿の極みは金曜日の11ー9ですが。

で、この6連戦中のカープの

打撃成績
216打数69安打39打点 打率.319

投手成績 
51イニング4040自責点 防御率7.058


確かに「打って勝つ」のもいいけども、やっぱりピッチャーの起用をしっかり考えてもらわないと困る。ただただ投げさせてても疲れが溜まる一方。これはしつこいくらいに書いてますが。

打つ方って絶対に10割はない。けど投げる方抑える方はゼロにしようと思ったら幾らでもやる方法、目指す方法はあるはず。今シーズン、徒手コーチを入れ替えた理由はもうあれこれ推測せんけども、もう一度首脳陣、特に投手コーチと選手がイケを交換し合うべき。選手はただの「弾」じゃない。


しかし、このクソ暑い中でこんな暑苦しい試合ようやるわ(笑)。


以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログへ
2013.07.14 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://kugyousou.net/tb.php/1764-829bd99b