7月9日 第10回戦 横浜DeNAベイスターズ2-4広島東洋カープ


何かよう理由が分かりませんが、武内久士が出場選手登録抹消になったらしい。7回1失点の次は2回2失点。1試合良くても次がダメなら落とす、と言うのは分からんでもないけど、この時期にわざわざ先発できるピッチャーを一人抹消する意味がわからない。この先の先発ピッチャーがどうなるか。

09日 中6日 野村祐輔(今日の先発)
10日 中6日 中崎翔太(予告済み)

――――と来て、以下は予想

11日 中6日 ブライアン・バリントン
12日 中6日 大竹寛
13日 中6日 前田健太
14日 中4日 野村祐輔
15日 中4日 中崎翔太
16日 中4日 ブライアン・バリントン
17日 中4日 大竹寛

19日 AS 中4日 前田健太
20日 AS 中4日 大竹寛
21日

24日 中4日 前田健太

野村謙二郎監督が、ここまで考えているかどうかは知ったこっちゃないですが、やっぱりひとり足りないのは明白。最後の最後に「オールスター休み」が入るとは言え、連日35°Cを越えるような猛暑の中、ピッチャーはいくらいてもいい。わざわざ登録抹消する必要性が感じられんのです。

梅雨が明けて、これから暑くなる時期、いくらナイトゲームとは言え、暑いのには変わらない。その中で毎日のように登板準備をせんといかんリリーフ陣。2イニングしか投げておらんのであれば、23球しか投げておらんのであれば、それこそ「再度のチャンス」があってもいいはずなんですが。

そして今日の試合、野村祐輔が完投勝鯉を飾った。7回までは88球。そこから2イニングで42球。どこで交代させるか悩ましいところであるけども、思い切って9回は交代させてもよかったんじゃないかな。そら、完投勝鯉はひとつノンステイタスでもありますけどね。しかも「無四球」だし。

ただ、後々のことを考えるとね。それこそ球数。8回で106球。次にいつなげるのか分かりませんが、上記の勝手な予想だと中4日で14日の神宮球場。同じ関東での試合だから、そんなに疲れんと言えば疲れんだろうけども、無駄に球場に連れてきたりせんほうがいい。それこそホテルのドアノブに「Don‘t Disturb」の札でも下げてずっと寝ててもいい。

そしてリリーフ陣。今日、ピッチャーが一人で済んだからって、あす以降ガンガン投入していいわけじゃない。8回裏あたり、再度準備していたピッチャーもいてるだろう、そう言うピッチャーは明日は準備せんでいい、くらいの余裕が欲しい。無駄につぎ込んだわ逆転負けくらったわでは話にならん。

しつこいようではあるけども「暑い」これだけはどうしようもない。無駄にピッチャーを消耗することは考えてもらいたくないし、キャッチャーもリード面で球数を減らす方向で考えていただきたい。

9回裏先頭の内村賢介に15球を費やしてたけど、昨日の野村祐輔の調子であれば、思い切って「フォアボールでもいい」とひとつ割り切るのも、手段としては面白かったんじゃないか。先に書いたように「無四球」と言う冠は消えるけども、あとのことを考えると、敬遠とまではいかんけども「歩かせてもいい」と割り切る必要はあったんじゃないかな。それ以上に内村賢介が食い付いてきたけど。

しかし、この試合は少なくとも前半で3~4点は取れてたはずだ。

そらもう誰って、あの7番に置いてる扇風機ですよ。4打席3打数3空振り三振。振ればそのうち当たる、とは言うけど、当たる気配すらないのはどう言う事だ。案の定変化球でクルクルクルクル。

そんな扇風機に、ベンチはあろうことか第二打席、送りバントのサインを出した。しかも最初っからではなく、打席の途中に、ですよ。まぁこれはよくある事だとしても、出した選手が悪かった。

放送席では「揺さぶりをかけてます」とは言うてたけども、実際に揺さぶられていたのは、打席の途中でサインを変えられてたあのボンボン。自軍ベンチに揺さぶられた挙げ句に空振り三振。

いい加減、打率2割かそこらの「安全パイ」をスターティングメンバーに並べるのはやめんかね。いい加減小窪哲也を起用する気はないかね。最後はファーストに木村昇吾を守備固めに使ってたけど、これにも違和感を感じた。松山龍平に代打を送ってしまったがゆえの器用だったとは思うけど。

四番打者にあっさりと代打を送るのもよく分からない。「左右信仰」の一環かも知れんけど、あれで廣瀬純がヒットを打ったのであれば納得もいこう。けど結局は点につながらなかった。

1万歩譲ってクリーンアップに代打を送るのはよしとしよう。じゃあなぜあの「空振り製造機」に代打を送らないのか。素振りはグラウンドでやるもんじゃない。そんなに素振りソしたいのならベンチ裏でやれ目障りだ。ヒット1本打てばみな喜ぶけど、たまに出る1本で喜んでも困るんだ。

前にも書いたかも知れんけど、昨年とボールが違う、飛ぶようになったボールなのに、あれだけ当たらんのであれば話にならない。そらぁ「飛ぶボール」だから「タラレバ」なんだろうけど、その気配すらないんだからどうしようもない。そんな打席の途中にバトのサインなんか出しても決まるわけがない。

まだ小窪哲也の方が雰囲気がある。それよりも何よりも、出場選手登録されたり抹消されたりながらも、由宇カープで好調を維持し続けてる。もっともっと彼の出番が増えてもいいはずだ。

経験を積ます意味で、扇風機を置いてるんだろうけど、ベンチで頭を冷やすことも経験じゃないか。ホント今のままでは上がり目ゼロ。「レギュラー特権」と言いながら、スターティングメンバーを外れたのは2試合だけ。しかもそこからでも成績は下がり続けている。奮起の材料にすらなってない。

せっかくキラ・カアイフエと言う「起爆剤」が出場選手登録され、最初の試合でホームランと言う最高のスタートを切っても、他の打順でダダ下がりでは、チーム音起爆剤にはならない。

打率は2割でもよかろう。けどその2割が、今日みたいに尽くチャンスに凡退しての2割ならば意味はない。まだその程度の実力しかない、と言う事なんだろう。首脳陣がどの程度あの扇風機に期待を寄せているのかは知らんけど、私の中では期待値ゼロです。「そのうち打つから」では話にならない。


それと、キラ・カアイフエは守備だな。

実質2試合連続ホームランはお見事、ではあるけども、それを期待されてやってきたんだから、それこそ「打ってもらわないと困る」存在。その期待通りのホームランを打ってくれました。

しかし8回裏のアレはよくない。

筒香嘉智の強烈な打球。よう止めたとは思う。そして、正直見失ったのもしゃーない。けど問題はその後。雑にボールを扱いすぎ。バックアップに石原慶幸が走っていたからいいものの、足の速いランナーならセカンドに行ってたかもしれない。ああ言うちょっと雑なプレイは日曜日にもありましたが。

それと、時間がなかったとは言え、連携プレイの確認はしておかんといかんだろう。

ベイスターズが先制した3回裏、荒波翔のセンター前ヒットのバックホームのボールをカットしたまでは良かったけど、ファーストhががら空きだった。こう言う時のファーストのベースカバーに誰が走るのか、詳しい事までは分からんけど、下手したら荒波翔をファーストでアウトに出来たかも知れない。

あくまでテレビで見てただけ、のアレですが、ファーストは各方面からの送球を取るだけじゃない、他にする事はいっぱいあるはず。ポジションは「ファースト」らしいけど、ちょっと怪しいな。

この辺は「慣れ」かも知れんけど、もっと由宇カープでやってくるべきだったんじゃないかな、とも。バッティングの調子が上昇して来たタイミングを見計らっての出場選手登録。バッティングでのタイミングは良かったけど、守備はまだまだ未知数だわ。私も結局先週の3試合しか見てないし。


とにかくこの9連戦、負け越しは許されない。ここ暫らくものの見事に1勝2敗ペースで来てるけど、こんなペースでモタモタしているようでは、優勝なんか有り得ない。先はまだまだ長い。


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2013.07.09 / Top↑
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