7月2日 第10回戦 中日ドラゴンズ5-8広島東洋カープ


先週末の対タイガース戦は、一応自宅では録画してましたが、結局帰宅後、全く見ずに消去しました。新聞報道を見る限り、見所はなさそうだし、そもそも3連戦負け越しのどこに見所があるのかと。

土曜日の試合終了の場面、いつものお好み焼き屋さんで、15分ほど見ましたかね。見事なサヨナラ負け食らって、店長さんがそれこそテレビを「そっと消し」状態なのは笑ってしまいましたが。


相変わらず、リリーフ陣が不安なまま。そらそうですよ。今村猛におんぶに抱っこだったんですから「次」ができてなくて当たり前。この傾向は野村謙二郎監督就任以降、全く変わってない。

野村謙二郎監督就任1年目は、高橋建が「心身ともに疲れた」と言う、とても野球選手とは思えんような衝撃的な言葉を残して引退してまった。2年目は事ある毎に青木(高広)の連投。昨年は今村猛。今村に関しては昨年一年、数字も残したしよく投げてくれたと思うけど、結局今年は壊れてしまった。

当の今村猛。雁の巣球場での対ホークス戦に登板してましたが、結果も内容も伴わず。一軍にいた頃と全く同じ。進歩もない変化もない。内田監督は出場選手登録抹消後「雁の巣遠征には胎動させるけど」と言う事で、先週末の対タイガース戦には姿すらなかった。金曜日の由宇にもいなかった。

おそらく雁の巣球場からの復帰計画が組まれているものと思われますが、少なくとも人間のやることだ。もっと休ませてやってもいいとすら思ってる。ぶっちゃけ10日で戻ってきたところですぐにオールスター休みに入る。そのあたりまで休ませてやってもいいとすら思ってる。


一人に頼り切るのも良かろう。勝鯉の方程式も良かろう。勝った事もないのに勝鯉もへったくれもあったもんじゃないですが。それにはまったらええけど、填まらなんだ時のことを一切考えてない。

今村猛が出場選手登録抹消直前「8回に投げる人」と断言してたけど、それは方程式でも何でもなく、ただ単に「決めつけ」のレベルでしかない。どんな状態であれ「次」を考えてない。決め付けておいて、失敗したら「やってもらわないと困る。」これじゃ選手が病んでしまいますよ。

リリーフがガタガタだと簡単に言うけども、使う選手、使える選手をみな使わんで、何がリリーフがいない、だよ。高卒4年目のピッチャーを捕まえて「8回に投げてもらう」もへったくれもない。

使うべき選手はいくらでもおる。明らかに野村謙二郎監督の場合、自分の好みでしか試合をやってない。それで勝ちゃあええけども、少なくとも監督就任以来、何一つ結果が出てないし出せてない。

四方八方あらゆる手を尽くして、使えつ選手は皆使って、それでもダメなら誰しもが納得がいく。けど、我慢弱いのか気が短いだけなのか、ちょっとダメならすぐ落とす選手と、多少ダメでも一軍に残す選手がいる、明らかに目に付く。そういう区別をしている以上、絶対に「全体の底上げ」はない。

昨日リリーフで投げた、今井啓介、上野弘文などは、野村謙二郎監督就任の頃からいたはずだ。彼らの起用法まではあれこれ言わんまでも、彼らはじめ菊地原毅やら梅津智弘、永川勝浩、使える選手に平等に機会を与えてたかといえば、決してそうとは言えない。明らかに偏ってる。しかも異常に。

「リリーフの柱」を決めるのは大いに結構なことだ。けどその柱が一本だけなら、建物はあっさり崩壊する。大黒柱もいいけども、その他の柱があってこその大黒柱。「その他」がなさすぎる。

常に何かあった場合に備えて「次」は用意しておかないといかんはずなんだ。このあたりの危機管理が未だに出来てない。特に、ブルペン担当のコーチが交代して、何もかもわやになったような。

場面場面で投げるピッチャーを考えるんじゃなく、そして調子のいいものからどんどんつぎ込んでいくんじゃなく、極端な話、試合前から「今日の当場予定者」くらいガッチガチに決めておいたほうが良くないか。由宇カープでもよくやってるけど、投げるピッチャーも場面はどうあれ、集中出来る筈。

まだまだピッチャーの使い方が荒っぽい。今の所、何の為に古沢憲司コーチにしたのかは見えてこない。まぁまだシーズン半分。見えて来なくてて当たり前だとは思いますが、ピッチャーの起用法は何も変わってないように思える。成績が上がってないんだからしゃあないですけどね。

この試合の終盤こそ、1イニングごとでピッチャーを代えてきて「お!」とは思いましたけどね。これがなぜ試合中盤戦で出来ないのか。同点に追いつかれないと目が覚めないのか。

同点やら、1点リードの場面とかで、ベンチがジタバタしすぎてる。さざここからねじ伏せにかかろうか、と言うところになって、何を思ったかかわしにかかる。それを読まれて読まれて、先週は同じような負け方を2つも犯した。一週間に同じ間違いを2回するなんざ愚の骨頂だ。

ある時はワンポイント、ある時は回跨ぎとか、一貫しない起用法。これから直さないと。


それと、コロコロコロコロピッチャーを代えるのもいいけど、たまにはキャッチャーも交代させてみないかね。もちろん、ピッチャーを交代させるタイミングで、ではありますが。

今のカープのバッテリーでは、どっちが主導権を握っているのかは分からんけど「目先を変える」意味ではキャッチャーの交代もありかと。最初から最後まで同じキャッチャー、でも一向に構わんし、過酷なポジションゆえ、最後まで残しておきたいのは理解できますが。


それにしても、ドラゴンズは相変わらず怖い。これは監督が変わっても全く変わらない。「頼れるベテラン」以前に、選手間でこれだけ言えるのが一人いるってのは恐ろしい事ではある。監督云々以前に「選手が強い証拠」ではなかろうか。勝ったとはとは言え笑ってられない。



【中日】谷繁が連続被弾の中田賢へ何年目? 日刊スポーツ

中日谷繁元信捕手(42)が盗塁を3つ刺した。うち2つは延長10回、11回に“強肩発動”。勝負どころで勝利への執念を示した。

しかし、チームは同点の延長12回に3点を失い力尽きた。登板3試合連続被弾のセットアッパー中田賢一投手(31)について聞かれると「新人ならいいですよ。何年目ですか?」。9年目の主力投手に奮起を求めた。



どのチームにも「百戦錬磨のベテラン」ってのがいる、そしてこうやって未だに「主力」として戦いの最前線にいるってのは強みだと思う。こういう選手を一人は取れぬものか。

思えば谷繁元信。ここまでの野球人生、大きな怪我もなく、常に第一線で活躍している、それだけの体の強さを持っているんだろう、怪我をしなければ試合出場も必然的に増える。経験することも多くなる。それが経験になり、糧になる。やっぱり怪我はして欲しくないな。


以上、よそのチームの選手の言葉で終わるのも、また一興。


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2013.07.03 / Top↑
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