ほとんどタイトルが「ツッパリ・ハイスクール・ロックン・ロール」状態になっていますが(笑)。まぁその分色々と動画なりを撮影しています。撮影した画像は時間の都合上、後回しにします。

なにせ普段と違うPCなもので(笑)。

で、練習もほぼ終わりに近づいて気づいたんですが、岩本貴裕が居て、武内久士が居ない、上本崇司がいて、木村昇吾がいない。武内久士の方は、前日の予告先発で分かってはいたんですが、岩本貴裕が降格になっているとは思いませんでした。上本崇司も、空バケツを振り回したのが一軍最後のお仕事。

それ以上にびっくりしたのが、キャッチャーが白濱雄太と上村和裕しかいなかったこと。

中村亘祐は「病院に行ってる」くらいのアレなので想像はしてましたが、磯村義孝がいない。石原慶幸は一軍帯同のままだそうなので、万が一の保険、なのかなと。そんな事するくらいならスパッと入れ替えでもすればいいのに、とも思います。由宇カープは人が足りなくていい場所じゃない。

こんな所にもチーム編成と方針の歪みが出てる。こまったもんです。


そして「これが無いと試合が始まらない画像」その1:メンバー表交換。
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相手がどんな若い監督であろうとも、しっかり帽子を取って挨拶する内田監督。これは最後の「別れる」シーンですが、あれこれ話をしている間は帽子を取ったまま。実際はどうか知りませんが、この謙虚さが永くユニフォームを着続けられた秘訣、なのかも知れません。

「これが無いと試合が始まらない画像」その1:円陣と声出し。
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昨年最終戦の熊澤コーチや、先の甲子園球場での試合みたいに、通訳の通称ミゲル君が出てきたように、今や由宇カープの試合前の声出しは「誰が出て来てもおかしくない」状態にあると思います。外国人野手も一通りやりましたからね。と言うわけで、この日はオーソドックスに岩本貴裕(笑)。

ここでちょっとネタ的な画像。

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タイガースの練習中、ゲージの後ろで見守っていたり、野手のノックをしているタイガースの各コーチに、上本崇司があいさつに回ってました。おそらく「左足関節内クリーニング術」で今季絶望になってしまった兄・博紀の件で挨拶回りしていたのかなー、などと(笑)。実際はどうか知りませんが。

先攻:阪神タイガース
1(中)田上健一
2(二)西田直斗
3(三)ブルックス・コンラッド
4(一)森田一成
5(捕)清水誉
6(右)阪口哲也
7(左)一二三慎太
8(遊)北條史也
9(投)歳内宏明

大きなお世話だの「お前らが言うな」だのと言われそうではありますが、すっかり定着してしまったサードのコンラッド。ぶっちゃけタイガースで他にサードが出来る人、が思いつかないんですが。

後攻:広島東洋カープ
1(中)天谷宗一郎
2(二)庄司隼人
3(一)キラ・カアイフエ
4(左)岩本貴裕
5(右)土生翔平
6(遊)小窪哲也
7(三)鈴木誠也
8(捕)白濱裕太
9(投)山野恭介

先日の甲子園球場に引き続いての山野恭介先発。去年の四国お遍路での活躍が活躍だけに、このままとりあえずは先発ローテーションに定着していただきたいうものですが。

打撃成績
1回表
田上     1‐1から3球目を打ってセンター前ヒット
西田     0‐1から2球目を打ってライト前ヒット
コンラッド  フルカウントから6球目を見逃し三振
森田     初球を打ってライトスタンドへ先制スリーランホームラン
カープ0‐3タイガース
清水     1‐2から4球目を打ってセンター前ヒット
阪口     ストレートのフォアボール
一二三    0‐2から4球目を空振り三振
北條     2‐1から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
カープ0‐4タイガース
歳内 1‐2から4球目を打ってサードゴロ

打者一巡の猛攻、食らいました。

と言うか、キレのあるボールはそこそこ行ってたんですが、決めにかかった(と思われるボール)が皆高い。特に森田一成に捉えられたボールなんか、苦し紛れになったところを一発で完璧に仕留められた印象。ここまで完璧にボコられると、それこそ「ぐうの音も出ない」って奴ですわ。

1回裏
天谷     0‐2から3球目を打ってピッチャーゴロ
庄司     初球を打ってレフト前ヒット
キラ     三球三振
岩本     2‐1から4球目を打ってライト前ヒット
土生     初球を打ってショートゴロファーストへ送球エラー、2者生還
カープ2‐4タイガース
小窪 0‐1から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット
カープ3‐4タイガース
鈴木誠    1‐1から3球目を打ってレフトフライ

カープ先発の山野恭介に付き合ったわけでもないとは思いますが、歳内宏明の方も何となしにピリッとせず。エラーでの失点はしゃあないにしても、ランナーを出したのは自分の責任、ですからね。

それにしても、由宇練習場のファウルグラウンドは広いです。バレーボールのコートならゆうに3~4面は取れそうな勢い。あくまで練習場ゆえ、込まない規定からは外れてもいい、ンだろうとは思いますが、悪送球やらわいりどぴっちやらをやってしまえば致命傷、と言う良い例になりました。

2回表
カープ選手交代
ピッチャー山野→大島

田上     1‐0から2球目を打ってセカンド内野安打
西田     初球をファースト前送りバント
コンラッド  フルカウントから6球目を打ってライトオーバータイムリーツーベースヒット
カープ3‐5タイガース
森田     1‐1から3球目を打ってファーストファウルフライ
清水     0‐1から2球目を打ってショート内野安打
阪口     初球を打って右中間突破2点タイムリーツーベースヒット
カープ3‐7タイガース
しかしバッターランナー阪口はサードタッチアウト

山野恭介をあっさり諦め、二番手でマウンドに上がったのは大島崇行。ここでひとつ締めては欲しかったんですが、結局のところ「火に油を注ぐだけ」の結果。イニングを食いつぶすだけの安定感?もなし。特に今シーズンは印象に残るピッチングがありません。酷い言い方をするのなら「影が薄い」。

2回裏
白濱     初球を打ってレフトフライ
大島の代打ニック 2‐1から4球目を打ってレフト前ヒット、代走に森下
天谷     0‐1から2球目を打ってショートフライ
次打者庄司の初球に森下セカンド盗塁成功
庄司     2‐2から5球目を打ってセカンドフライ

3回表
カープ選手交代
代走森下→ピッチャー福井

一二三    1‐2から4球目を打ってライトフライ
北條     0‐1から2球目を打ってセンターフライ
歳内     2‐2から5球目を空振り三振

3回裏
キラ     ストレートのフォアボール
岩本     1‐0から2球目を打ってレフトフライ
土生     3‐1から5球目を選んでフォアボール
小窪     初球を打ってセンターフライ、キラはタッチアップでサードへ
鈴木誠    2‐0から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
カープ4‐7タイガース
白濱     2‐2から5球目を打ってサードゴロ

安定しかけたかと思えたタイガース先発の歳内宏明ですが、今度はコントロールがままならなくなってしまい、先頭のキラ・カアイフエに、何の注意も払わないままストレートのフォアボール。

一回裏みたいに「打たれて打たれて」の失点ならまだ「相手の方が上」と割り切れますが、フォアボールは明らかに防ごうと思ったら防げるもの。点差があるんだから余裕を持って投げないと。

そして、そんな歳内宏明を追い詰められなかったカープ。荒れ球の中でたまに来る、であろうストライクを打ちに行ったんだとは思いますが、それをしっかり叩けていない。フライよりもゴロを打ててない。それが「あと一本がに繋がってるんだとも思います。

ここまで4得点ですが、うち2点は「もらった」ようなもんですからね。

4回表
田上     2‐2から6球目を打ってレフトフライ
西田     1‐2から4球目を空振り三振
コンラッド  1‐1から3球目を打ってセカンドフライ

3回表からマウンドに上がった福井優也がパーフェクトリリーフ。下位打線からの「楽な入り」もあったんだとは思いますが、常日頃からこれくらいのピッチングはやってもらわないと困ります。2イニングとは言いません、1イニングでいいんです。アウト三つ取ってくれればいいんです。

4回裏
福井の代打中村憲 1‐0から2球目を打ってライトフライ
天谷     フルカウントから7球目を打ってセンター前ヒット
庄司     1‐2から4球目を打ってサードゴロ、この間に天谷はサードへ
キラ     1‐2から4球目を空振り三振

5回表
森田     3‐1から5球目を選んでフォアボール
清水     2‐2から5球目を打ってライト前ヒット、ファーストランナーはサードへ
阪口     1‐1から3球目を打ってファーストゴロ

カープ選手交代
ピッチャー金丸→中田

一二三    1‐0から球目を打ってレフト前2点タイムリーヒット
カープ4‐9タイガース
北條     1‐0から2球目を打ってライトフライ
歳内     初球を打ってライトフライ

やっぱり右バッターは駄目か、と思わせる金丸将也の清水誉へのピッチングですが、いつまでも「左バッターには左ピッチャー」では何の進歩もない。これだけ点差が開いてしまったんだから「やってみろ」の意味合いもあったんだとは思います。いい加減「変則サウスポー イコール ワンポイント」と言うつまらない常識はどうにかして4いただきたい、と常日頃から思っている次第、であります。

5回裏
岩本     1‐0から2球目を打ってショートフライ
土生     1‐0から2球目を打ってセンターフライ
小窪     0‐1から2球目を打ってライトフライ

5回終了後、球場クラブハウスと三塁側カープベンチの間に、見慣れぬ人が。

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サンフレッチェ広島・佐藤寿人!


遠めなのでもちろん、音声までは拾えてません。ただ、和やかムードだったのは確か。しかし栗原健太にとって残念なのは、マツダスタジアムではなく、由宇練習場での「再会」だったこと、かな。

そして、何がすごいって、

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5分かそこらの短い対談を終え、そのままクラブハウスにでも下がるのか、と思いきや、おもむろに階段を昇り始めて、押し寄せるカープファンの波をかき分けかき分け――――。

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着席!つーかそこで見て帰るんかい(笑)。

6回表
カープ選手交代
サード鈴木誠→ライト
ライト土生→サード美間

田上     0‐2から3球目を空振り三振
西田     1‐2から4球目を空振り三振
コンラッド  2‐2から5球目を見逃し三振

この試合の中でカープファンが湧いたのがます中田廉のピッチング。常にこれくらいで出来ればな。

6回裏
タイガース選手交代
ピッチャー歳内→松田

鈴木誠    1‐2から4球目を空振り三振
白濱     1‐2から4球目を空振り三振
中田の代打高橋 0‐1から球目を打ってライトフライ

7回表
カープ選手交代
代打高橋→ピッチャー伊東

森田     2‐2から5球目を空振り三振
清水     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
阪口の代打中谷 1‐2から5球目を空振り三振
一二三    1‐2から4球目を空振り三振

7回裏
タイガース選手交代
代打中谷→ライト

天谷     1‐2から6球目を打ってセンター前ヒット
庄司の代打中谷 2‐2から6球目を空振り三振
キラ     1‐2から4球目を打ってサードフライ
岩本 フルカウントから7球目を打ってレフトフライ

8回表
カープ選手交代
代打中谷→セカンド

北條     0‐2から3球目を打ってショートゴロ
松田の代打穴田 1‐2から5球目を空振り三振
田上     0‐1から2球目を打ってレフトフライ

中田廉以上の拍手を受けていたのが伊藤昂大。

春先に一度、メイングラウンドのブルペンで見た覚えがありますが、そこの頃は右足の踏みこみ、左腕の振り出し、あれこれ首をかしげながら試行錯誤してましたが、ようやくそのフォームが出来つつあるのか、球速はそんなに出てなかったように思えますが、変化球のキレには見栄を見張るものがありました。

先に投げた同じサウスポーの大島崇行と」どうしても比べてしまいますが、のびしろ云々を考えても、今の時点では伊藤昂大の方が明らかに上、かと思います。あとはこのフォームでどれだけ投げられるか。先発ローテーションであれ何であれ、疲労がたまってくるとフォームは崩れがち。そんな時に備えて、このフォームをどれだけしっかり固められるか、だと思います。

8回裏
タイガース選手交代
代打穴田→ピッチャー鶴

美間     1‐1から3球目を打ってレフトフライ
小窪 フルカウントから6球目を打ってサードライナー
鈴木誠    3‐1から5球目を選んでフォアボール
白濱     ショートゴロ

9回表
カープ選手交代
ピッチャー伊東→横山
センター天谷→下水流

西田     2‐0から3球目を打ってライトフライ
コンラッド  2‐2から5球目を打ってレフト前ヒット
森田     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
清水     2‐1から4球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
カープ4‐11タイガース
次打者中谷の4球目にワイルドピッチ、セカンドランナー清水生還
カープ4‐12タイガース
中谷     2‐2から5球目を三振
一二三    三球三振

ようやく落ち着いて、このまま終わるか(負けですが)と思えた試合ですが、さらなる悲劇。ベテラン横山竜士が「崩壊」。すべてのバッターに対して初球はボール。これでは狙い打たれます。挙げ句の果てには、広い由宇練習場でワイルドピッチ。投げた横山竜士、止めれなんだ白濱裕太も困ったもの。
   
9回裏
タイガース選手交代
ファースト森田→ピッチャー林
キャッチャー清水→小豆畑
ピッチャー鶴→ファースト野原

横山の代打栗原 1‐2から5球目を見逃し三振
下水流    2‐2から6球目を打ってピッチャーゴロ

タイガース選手交代
ピッチャー林→島本

中谷の代打上本 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
キラ     初球を打ってライトフライ


西宮虎 430 020 003 12
由宇鯉 301 000 000 4

勝ち投手:歳内宏明 5試合1勝1敗
負け投手:山野恭介 4試合0勝1敗
本塁打:(阪神)森田一成7号

投手成績
(左から順に、登板イニング数、対戦打者数、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
阪神タイガース
歳内   5   24  72  5  3  2  4  1
松田   2    7  33  1  0  3  0  0
鶴_   1    4  16  0  1  0  0  0
林_   0.2  2  11  0  0  1  0  0
島本   0.1  2   9  0  1  0  0  0

広島東洋カープ
山野   1    9  32  5  1  2  4  4
大島   1    6  15  4  0  0  3  3
福井   2    6  24  0  0  1  0  0
金丸   0.1  3  13  1  1  0  2  2
中田   1.2  6  17  1  0  3  0  0
伊東   2    7  30  0  1  4  0  0
横山   1    6  26  2  1  1  3  3



てなわけで、内容どうこうはもうええとして、ちょっと気になったのは、カープのキャッチャー白濱裕太の「キャッチング」。屋根その他、反響するもののほとんどない球場なので一概に比較は出来ないとは思いますが、ボー^るをキャッチする時の「音」がいまいちよろしくない。

彼の構えたところと微妙に違うのか、それともただミットの出し方が悪いだけなのかは分かりませんが「バシーン!」と言う音があまり聞こえてこない。これはピッチャー心理としてはどうなんでしょう。

かつてベイスターズで指揮を執った牛島和彦氏は、監督の頃「捕球音がいいということは、相手バッターに打たれやすい球。特に最近は屋内にブルペンがある球場が多く、捕球音が反響しやすいため、調子が悪い投手が“いい球がいっている”と勘違いする事がある」と言われてました。

現在マリーンズの伊藤勉監督とは真逆の理論、ではありますが、やはりキャリアの浅いピッチャーであれば、ブルペンであれマウンドであれ、気分よく投げさせてやりたいもの。いい音がしない→いいボールが行ってない、と感じてしまい、変に力みが出てしまわないか、とも思うんです。

4月21日に抹消になって以来、一軍から全くお呼びが掛からなくなってしまいました。それどころか時期をずらせて出場選手登録された會澤翼が、それこそ飛ぶ鳥を落とす勢い」。打率も.125では、このままだと到底一軍から声は掛からないし、内田監督も一軍に推薦はせんでしょう。

上村和裕も復帰し、戦列を離れてますが中村亘祐もプロ入り初ホームランも記録し、着実に成長してます。磯村義孝に関してはもう、いつ一軍に上げてもおかしくないバッティングとキャッチングになってます。それに加えて今シーズン、白濱裕太のスタメンマスクの試合の記憶があまりありません。


彼ももうドラフト1位で期待されて入団してもう10年目。正念場、か。


――――とまぁ、佐藤寿人に全部持って行かれた試合でした。
DSC_0403.jpg
佐藤寿人選手お帰り、の図。


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2013.06.29 / Top↑
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