6月27日 第12回戦 広島東洋カープ3-2読売ジャイアンツ
3連戦あれば、たいがいの場合、ワンサイドゲームで勝ち、ワンサイドゲームで負け、接戦で逆転勝ち(負け)と続くことがよくあります。マーティ・ブラウン監督の頃の、カープ対ドラゴンズによく見られたような。これがいい事なんか悪いことなんかは分かりませんが、見てる方は楽しいです。
ただ、これがジャイアンツ相手だと困ったことにそうもいかん。この3連戦、接戦(でもない)で逆転負け、ワンサイドゲームで負け。まぁ今のジャイアンツ相手に、カープが勝てる要素なんざ一つもない。
どこに投げても打ち返すような、阿部慎之助みたいなのが4番におったら余計ですよ。7年連続20本塁打とか。打率もゆうに.300越え。言いたくはないけども「さすが」ですよ。
桑田真澄らを招いてようやく「第三者委員会」が設置された統一球問題。
飛ぶ飛ばない云々以前に、ボールが変わろうが何だろうが、阿部慎之助みたいな選手は関係なく打つ。田中将大みたいなピッチャーはしっかり抑える。今のピッチャーの防御率ベスト10や、バッターの打率ベスト10とかを見てると、特にパシフィックリーグの方なんか、ごく当たり前の数字が並んでる。
ここの記事では「打率3割5分を越えるバッターが複数出る」と懸念する声が出てるけど、今からガンガン調子を上げて3割5分、と言う話はあまり聞かない。あれだけ打ってー打ってー打ちまくってたヘクター・ルナですら.365まで落ちてきてる。彼がいいとこ.350くらいで終わるか。
ボールが変わろうが何しようが、打つ選手は打ってる。技術の問題ですよ。
つーか、打つ人って、細かいデータを取ってるわけじゃないですが(探せばとってらっしゃる方もおられそうですが)、第三打席あたりにいいのを打ってるような。第三打席とまではいかんでも、試合の後半とか。それこそアナウンサーが「そろそろ打ちますよ」と言うた頃にスコーン。
その反面.250辺りの打率の選手って、第一打席か第二打席に打ってはいおしまい。肝心な時には空振り三振とかよくある話。それが積もり積もったら試合後半には代打を出されたりとか。
勝負強さ、とは言うけども、.300近く打ってる人って、打率だけでなく打点でもそれなりの数字を残してる。今のカープで言えば松山竜平くらいかな。その松山竜平も、ようやく野村謙二郎監督の信頼を勝ち取った、ようにも見えます。まだまだなところはありますけどね。
それと、強いチームは、一昨日のダブルスチールみたいなことを、ギリギリの緊張感の中で仕掛けてくる。アレを8回表と言う、試合も大詰めになった場面で仕掛けられると、ダメージは大きい。
かたやカープ、今日の試合の1回裏。阿部慎之助がボールを前に零して、セカンドランナーの菊池涼介がサードまで進んだ、のはいい。しかしながら丸佳浩は一体どうしたかったのか。テレビで見る限りは、結構セカンドよりにいたようにも見えましたが、思い切ってセカンドへ進めなかったか。
これはもう普段からの訓練と直感、そして思い切りの問題じゃないですかね。自由に盗塁をさせるいわゆる「グリーンライト」がどの程度ノン選手にまで認められているのかは分からんけど、普段から思い切って走らせてないから、あんな中途半端な走塁にしかならないんじゃなかろうか。
塁間で相手野手に挟まれて、つっ立ったままタッチアウト、ほど不細工で惨めなものはない、それならカバーの野手に体当たりするようなつもりでセカンドへ走ったほうがまだいい。
そして6回裏。ワンアウトランナーサードにフレッド・ルイス。ここで丸佳浩がショートゴロ。
までは良かったものの、前進守備とは言え横っ飛びの坂本勇人を見ながら、フレッド・ルイスはスタートを切らなかった。ダイビングキャッチで、起き上がってバックホーム、ともなるとフレッド・ルイスの脚力ならセーフモード、だったかも知れん。
「萎える赤ヘルいつものカープ」なら、ここで無得点、なんですが、いい意味で空気の読めない人がひとり。空気の読めない、と言うより「我がの空気を持ってる」とすら思えるブラッド・エルドレッド。
しつこいようですが、この人にはタイムリーヒットは望んでません。ヒットは前後を打つであろう選手に任せればいいことであって、この人には、その場の空気をひっくり返すようなホームランを打ってくれればいいんですよ。それが、彼がカープで生き残っていく道だろうし、今のカープに足りない所。
よその人が「助っ人外国人選手」にどの程度の期待を寄せているかは知ったこっちゃないですが、あくまで外国次選手は、足りないところを補う「補強」なのであって、けっして多くを望むべきじゃない。
そして、そして
會澤翼。もう由宇練習場や鳴尾浜球場では見たくないです。見たいけど(笑)。必死でブライアン・バリントンのボールを受けて、ホームランを打って、今井啓介のボールを止めて(何よりもこれですよ)、ランナーを止めて、最後までマスクをかぶって、ハイタッチ。
さらには、生涯初のヒーローインタビュー。泣きましたよ正直。多分、由宇カープを見慣れた人には、ようやく来るべき時が来た、ってな感じ。今井啓介が投げ、會澤翼が受け、丸佳浩がフライを取る。安部友裕がベンチで待ち受ける。むしろもっと早く来るべきだったんだ。
今井啓介の立ち上がりが不安定なのは全く変わりませんが(笑)。
そしてヒーローインタビュー。
優 勝 目指して、これから頑張っていきます!
ペナントレースって「優勝」を目指すもんなんですよ。けっして「滑り込み3位」を目指すもんじゃない。可能性がゼロになるまで、その輪の中にいなければならない。その為には、まず積み重なた借金を返すこと。サヨナラ勝ちしたからって、全部がチャラになるわけでもないんだし。
まだまだ、道のりは長いんだ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
3連戦あれば、たいがいの場合、ワンサイドゲームで勝ち、ワンサイドゲームで負け、接戦で逆転勝ち(負け)と続くことがよくあります。マーティ・ブラウン監督の頃の、カープ対ドラゴンズによく見られたような。これがいい事なんか悪いことなんかは分かりませんが、見てる方は楽しいです。
ただ、これがジャイアンツ相手だと困ったことにそうもいかん。この3連戦、接戦(でもない)で逆転負け、ワンサイドゲームで負け。まぁ今のジャイアンツ相手に、カープが勝てる要素なんざ一つもない。
どこに投げても打ち返すような、阿部慎之助みたいなのが4番におったら余計ですよ。7年連続20本塁打とか。打率もゆうに.300越え。言いたくはないけども「さすが」ですよ。
桑田真澄らを招いてようやく「第三者委員会」が設置された統一球問題。
飛ぶ飛ばない云々以前に、ボールが変わろうが何だろうが、阿部慎之助みたいな選手は関係なく打つ。田中将大みたいなピッチャーはしっかり抑える。今のピッチャーの防御率ベスト10や、バッターの打率ベスト10とかを見てると、特にパシフィックリーグの方なんか、ごく当たり前の数字が並んでる。
ここの記事では「打率3割5分を越えるバッターが複数出る」と懸念する声が出てるけど、今からガンガン調子を上げて3割5分、と言う話はあまり聞かない。あれだけ打ってー打ってー打ちまくってたヘクター・ルナですら.365まで落ちてきてる。彼がいいとこ.350くらいで終わるか。
ボールが変わろうが何しようが、打つ選手は打ってる。技術の問題ですよ。
つーか、打つ人って、細かいデータを取ってるわけじゃないですが(探せばとってらっしゃる方もおられそうですが)、第三打席あたりにいいのを打ってるような。第三打席とまではいかんでも、試合の後半とか。それこそアナウンサーが「そろそろ打ちますよ」と言うた頃にスコーン。
その反面.250辺りの打率の選手って、第一打席か第二打席に打ってはいおしまい。肝心な時には空振り三振とかよくある話。それが積もり積もったら試合後半には代打を出されたりとか。
勝負強さ、とは言うけども、.300近く打ってる人って、打率だけでなく打点でもそれなりの数字を残してる。今のカープで言えば松山竜平くらいかな。その松山竜平も、ようやく野村謙二郎監督の信頼を勝ち取った、ようにも見えます。まだまだなところはありますけどね。
それと、強いチームは、一昨日のダブルスチールみたいなことを、ギリギリの緊張感の中で仕掛けてくる。アレを8回表と言う、試合も大詰めになった場面で仕掛けられると、ダメージは大きい。
かたやカープ、今日の試合の1回裏。阿部慎之助がボールを前に零して、セカンドランナーの菊池涼介がサードまで進んだ、のはいい。しかしながら丸佳浩は一体どうしたかったのか。テレビで見る限りは、結構セカンドよりにいたようにも見えましたが、思い切ってセカンドへ進めなかったか。
これはもう普段からの訓練と直感、そして思い切りの問題じゃないですかね。自由に盗塁をさせるいわゆる「グリーンライト」がどの程度ノン選手にまで認められているのかは分からんけど、普段から思い切って走らせてないから、あんな中途半端な走塁にしかならないんじゃなかろうか。
塁間で相手野手に挟まれて、つっ立ったままタッチアウト、ほど不細工で惨めなものはない、それならカバーの野手に体当たりするようなつもりでセカンドへ走ったほうがまだいい。
そして6回裏。ワンアウトランナーサードにフレッド・ルイス。ここで丸佳浩がショートゴロ。
までは良かったものの、前進守備とは言え横っ飛びの坂本勇人を見ながら、フレッド・ルイスはスタートを切らなかった。ダイビングキャッチで、起き上がってバックホーム、ともなるとフレッド・ルイスの脚力ならセーフモード、だったかも知れん。
「萎える赤ヘルいつものカープ」なら、ここで無得点、なんですが、いい意味で空気の読めない人がひとり。空気の読めない、と言うより「我がの空気を持ってる」とすら思えるブラッド・エルドレッド。
しつこいようですが、この人にはタイムリーヒットは望んでません。ヒットは前後を打つであろう選手に任せればいいことであって、この人には、その場の空気をひっくり返すようなホームランを打ってくれればいいんですよ。それが、彼がカープで生き残っていく道だろうし、今のカープに足りない所。
よその人が「助っ人外国人選手」にどの程度の期待を寄せているかは知ったこっちゃないですが、あくまで外国次選手は、足りないところを補う「補強」なのであって、けっして多くを望むべきじゃない。
そして、そして
會澤翼。もう由宇練習場や鳴尾浜球場では見たくないです。見たいけど(笑)。必死でブライアン・バリントンのボールを受けて、ホームランを打って、今井啓介のボールを止めて(何よりもこれですよ)、ランナーを止めて、最後までマスクをかぶって、ハイタッチ。
さらには、生涯初のヒーローインタビュー。泣きましたよ正直。多分、由宇カープを見慣れた人には、ようやく来るべき時が来た、ってな感じ。今井啓介が投げ、會澤翼が受け、丸佳浩がフライを取る。安部友裕がベンチで待ち受ける。むしろもっと早く来るべきだったんだ。
今井啓介の立ち上がりが不安定なのは全く変わりませんが(笑)。
そしてヒーローインタビュー。
優 勝 目指して、これから頑張っていきます!
ペナントレースって「優勝」を目指すもんなんですよ。けっして「滑り込み3位」を目指すもんじゃない。可能性がゼロになるまで、その輪の中にいなければならない。その為には、まず積み重なた借金を返すこと。サヨナラ勝ちしたからって、全部がチャラになるわけでもないんだし。
まだまだ、道のりは長いんだ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。


2013.06.27 / Top↑
| Home |