6月25日 第10回戦 広島東洋カープ4-6読売ジャイアンツ


今日の試合は、晩メシを食い終わったあと、至極真面目に見てました。

結局、日曜日の試合は見ずじまいだったんですが(笑)。

もうアレですわ。8回表のジャイアンツは、カープがやりたい野球、やらなければいけない野球を全部やられましたよ。フォアボール、単打、ダブルスチール。もうやりたい放題。1イニングにダブルスチールを2回決められてるということは4許盗塁。そらぁ4点取られますわな。

その前に投手リレー、だとは思いますが。

この試合まで、月間防御率が1.80だった今村猛。まぁここまではあある程度予想出来た展開、ではある。しかしながら10イニングを投げて被安打17、フォアボールが5個。けっして安心して送り出せる内容じゃないし残念ながら落ち着いて見れる内容でもない。

案の定、長野久義は抑えたものの、亀井義行に打たれ、坂本勇人を歩かせ。

彼の性格なんだろうけど、覇気が感じられない。ただ投げてるだけ。それに連れて、フォームにも躍動感が感じられない。野村謙二郎監督がどう言う意味合いで彼に8回を任せてるのかは知らんけど、バッターの左右関係なしに、今の調子を見る限りは河内貴哉の方がよくないか。

野村謙二郎監督は今村猛を「8回に投げるピッチャーだから起用しました」とは言うてたけど、上記のようなありさまで、判で押したような起用方法で果たして逃げ切りを図れるか。さらには「きっかけを掴んで欲しかった」とは言うけど、それは優勝をかけたペナントレースでやるべきコトじゃない。

監督の希望や願望で采配を振るってもらっては困るんだ。

RCCラジオでは「ファーム行きも含めて考える」と言う事ですが、考えているうちに次の試合はやってくる。このあたりの決断力のなさが、これまでの数々の「失敗失態」を生んできたことを理解しているか。「アカン」と思ったらさっさと「立ち直り」を図るために三軍なりに送ったほうがいい。

そこで修正してから二軍に上げて、そこで結果を残したら一軍に戻せばいい。なかなか戻ってこない、戻ってくる気配のない「元四番打者」もいるけど、そうなってしまったらそのん程度だった、と言う事だ。使いたい選手、使うべき選手は山のようにいる。今村猛の為に試合をしてるわけじゃない。

結局は「なぜ梅津智弘を下げた」と言うことになる。

これは前にも書きましたが、今更梅津智弘を戻さないまでも、なぜ上野弘文を使わないのか。調子がいいから、と見て昇格させたのではないのか、ただの人数合わせか。このあたりの「人材活用」がまだまだ下手なんだ。わざわざキャム・ミコライオを8回ツーアウトから投入する必要もなかろう。

さらには、わざわざ今村猛を投入しなくても、最初っから河内貴哉でも良かったんじゃないか。今村猛に拘りすぎるから、周りが見えんようになっていてるんじゃないか。

リリーフピッチャーの運用の権限が誰にあるのか分からんけど、ブルペンに常駐しているはずの古沢憲司コーチは何をやっているのか。調子が悪いにもかかわらず「8回に投げるべきピッチャー」と言う監督の一言で、あっさり送り出してしまっていいのか。このあたりが「馴れ合い首脳陣」の嫌な所だ。

野村謙二郎監督に意見出来る人間が、今の首脳陣には誰ひとりない、のは見てて分かる。

しかしながらその河内貴哉も、楽々とダブルスチールを決められてた。たいがいの場合、ランナーを背負ってのマウンド、ということが多いとは思いますが、さらにサウスポーでセカンドランナーのスタートが見にくいせいもある、かと思いますが、やすやすと盗塁を決められている。

この辺りもジャイアンツの「研究の成果」だろう。そして、脚力のある選手を出したらすぐ走らせている。しかも躊躇なく。ランナーの思い切りの良さもあろうけど、けっして「様子見」などしない「ここ」と見切れば一気に仕掛けてくる原辰徳監督の、長嶋茂雄監督の下で磨かれた「勝負勘」だろう。


次に出てきたキャム・ミコライオなんざ推して知るべし状態。フォームがあまりにも大きい。あれじゃいくら會澤翼がいいボールをサードに送っても誰もアウトにはならない。

ここで「クローザー」か「ストッパー」かと言う話にもなろうけど、キャム・ミコライオはどう見ても「クローザー」。ランナーがおらなんだらどうにかなるけど、出てたら、または出してしまったら歯止めが利かない。ましてやツーアウトとは言え満塁の場面で投入するピッチャーじゃない。


たった一つの選択ミスで、たった一人のつまらない期待のおかげで、勝てる試合を台無しにしてしまった。野村祐輔・安部友裕と言う、同じ誕生日(生まれた病院も同じだそうで)の同級生の「(もしかしたら)二人揃ってヒーローインタビュー」が見れるかも知れん、とすら思ったんですが。甘かったか。

「勝てそうな試合」と言うのもそうそうないとは思います。今日の試合は、これまでヤラレテいた菅野智之を打ち崩し(たように見えた、だけか)マウンドからおろしましたが、それが今のカープの限界なのかも知れません。そこからさらなる「攻撃」に転じれない。リードしたら守りに入る。

その菅野智之相手でも11安打を浴びせながら結局は4点。かたやジャイアンツは試合全体で9安打ながらも6点。決して得点力って、ヒットの本数だけじゃ比べられないんですよ。

事ある毎に「一発が」と言われるジャイアンツ打線ですが、その裏でこれだけの攻撃力がある。今のカープでは到底かなわない。今の監督の頭脳では太刀打ち出来ない。その結果が1勝8敗1分。


負け星以上に積み重なっていくのはイライラだけ。


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2013.06.25 / Top↑
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