11日に引き続き、阪神甲子園球場でのウエスタンリーグ観戦です。

この試合も、CS放送スカイAで、昼の生中継と夜の録画中継がありました。それでもやっぱり見に行かなければあきません。取り立てて使命感があるわけじゃないんですが、どう考えてもウエスタンリーグの方が楽しくなってます。落ち着いて見れるし、ぶっちゃけ没頭出来るし。

一軍の試合にめっきり出かけなくなって、選手の応援歌も大半、忘れてしまいました。チャンステーマも馴染みのないものが多くなりました。むしろ煩わしく感じるようになりました。広島の民放テレビ局のアナウンサーの歌う「それ行けカープ」がいかにテンションが上がらないかよく分かりました。

ちなみに、ご存知かと思いますが、マツダスタジアムでのウエスタンリーグの試合では、塩見大治郎さんの歌ってる「それ行けカープ」を聞くことができます。


それとは関係なく、阪神甲子園球場。

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まだ6月半ば、だと言うのに、そして梅雨に入っていると言うのにこの青空。

先週の時点では曇り時々雨とか、台風が来るとか言うはないsではありましたが、台風どころか梅雨すら感じさせない青空。それどころか予想最高気温が33°Cとかべらぼうな数字。

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しかも、天気はいいんですが、台風から変わった熱帯低気圧が持ち込んだ湿気と、こ太平洋高気圧の厚さが入り混じってのこの暑さ。QVCマリンフィールドでの試合が「雨天中止」だったそうですが、とても信じられません。それと同時に、日本の広さ」を感じます。

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いつもよりかなり遅め、10:30に球場到着。それでもこの暑さに負けたのか、出足は鈍く、3位(笑)。まぁテレビでやってるんだから、あっつい中見に来るのは、モノ好きか暇人だけでしょう(笑)。

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で、今日は専有が来る、という話も聞いてないので(笑)、鳴尾浜球場等でお世話になってるタイガースファンのおっちゃんにご挨拶。この列は「タイガースファンクラブ優待入場券発売窓口」の列。

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こっちの列は、年間指定席等の「招待券」を持ってる人の列。

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甲子園駅横の「ダイエーグルメシティ」で買い物を済ませて11:15。もうこんな列。

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開門後は粛々と入場。今回はバックネット裏東芝シートのすぐ後ろのブロックの最前列。柵があってその前に通路があるのは、11日に座った席と同じですが、若干ながら通路よろ高くなっているので、通行する人の頭も気にならずに済みます。試合開始直後は日も当たりますが、1時間もすれば陰に入るので、今後はこの辺に陣取ろうかな、などと思っております。

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そして、カープのバッティング練習終了。メンバー表交換。

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試合前の円陣。声出しは比較的オーソドックスに木村昇吾。

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しかし、何なんですかねこの天気。夏の甲子園大会でもそうそうこれだけ晴れませんぜ。



先攻:広島東洋カープ
1(中)天谷宗一郎
2(指)鈴木将光
3(左)フレッド・ルイス
4(一)栗原健太
5(右)土生翔平
6(二)小窪哲也
7(三)鈴木誠也
8(遊)木村昇吾
9(捕)磯村嘉孝
投手:山野恭介

昨年1シーズン、広島東洋カープから四国アイランドリーグplus・香川オリーブガイナーズに派遣され、26試合登板16勝4敗1完封、防御率2.54、年間最優秀選手も獲得した山野恭介がついに、広島東洋カープで初の先発マウンド、であります。

時折「ビデオ係」として姿は見せていましたが、カープ選手としてのマウンドは、今シーズンは公式戦2試合目。私が実際に彼が投げているところを見るのは、一昨年の佐藤薬品スタジアムでのタイガース戦以来。とにかくガタイがかなり大きくなってるところに期待。

後攻:阪神タイガース
1(中)伊藤隼太
2(二) 西田直斗
3(指)ブルックス・コンラッド
4(三)新井良太
5(一)森田一成
6(右)中谷将大
7(左)一二三慎太
8(捕)小宮山慎二
9(遊)北條史也
投手:清原大貴

審判:球審芦原、一塁今岡、二塁山本、三塁柳内

打撃成績
1回表
天谷     初球を打ってピッチャーゴロ
鈴木将    0‐2から3球目を打ってバットを折りながらもショート内野安打
ルイス    2‐0から3球目を打ってセンター前ヒット
栗原     2‐2から5球目を空振り三振
土生     1‐0から2球目を打ってセカンドタイムリー内野安打(セカンド西田ずっこける)
タイガース0‐1カープ
小窪     2‐2から6球目を空振り三振

何となくブサイクながらも、土生翔平の先制タイムリーヒット。

とにかく土生翔平の巧打者っぷりは、阪神鳴尾浜球場常連のタイガースファンのおっちゃんらにも知れ渡っておるらしく、事ある毎に「タイガースにくれ」だのと言われます。その代わりに「ザラテくれ」とか適当なことを言うてますが(笑)。まぁそれだけ伊東隼太が頼りないということか。

1回裏
伊藤隼    1‐2から4球目を空振り三振
西田     1‐1から3球目を打ってライト前ヒット
コンラッド  フルカウントから6球目を空振り三振 しかし西田はセカンド盗塁成功
新井良太   フルカウントから6球目を空振り三振

2回表
鈴木誠    初球を打ってセンターフライ
木村     1‐0から2球目をサード前へセーフティーバントを試みるもアウト
磯村     0‐2から4球目を打ってセンター前ヒット
天谷     2‐2から6球目を打ってレフトフライ

2回裏
森田     0‐1から2球目を打ってセンター前ヒット
中谷     1‐2から4球目を打ってセンターフライ
一二三    0‐2から3球目を打ってサードゴロダブルプレイ

3回表
鈴木将    初球を打ってセンターフライ
ルイス    2‐2から5球目を打ってサードフライ
栗原     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
土生     2‐2から5球目を空振り三振

3回裏
小宮山    2‐2から5球目を空振り三振
北條     3‐1から5球目を選んでフォアボール
伊藤隼    2‐2から5球目を打ってセンターフライ
西田     3‐1から5球目を選んでフォアボール
コンラッド  フルカウントから6球目を見逃し三振

4回表
小窪     1‐1から3球目を打ってショートフライ
鈴木誠    0‐1から2球目を打ってサードゴロ
木村     1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ

4回裏
新井良太   フルカウントから6球目を選んでフォアボール
森田     1‐0から2球目を打ってライト前ヒット
中谷     0‐2から3球目を空振り三振
一二三    1‐2から4球目を見逃し三振

小宮山    フルカウントから6球目を打ってライト前タイムリーヒット
タイガース1‐1カープ
北條     2‐1から4球目を打ってライトフライ

5回表
磯村     フルカウントから8球目を選んでフォアボール
天谷     2‐0から3球目をファースト前へ送りバント
鈴木将    0‐1から2球目を打ってレフト線へタイムリーツーベースヒット
レフト一二三の打球処理にエラーがついて鈴木将はサードへ
タイガース1‐2カープ
ルイス    1‐0から2球目を打ってセンターへ犠牲フライ
タイガース1‐3カープ
栗原     2‐0から3球目を打ってショートフライ

5回裏
カープ選手交代
ピッチャー山野→金丸将也

伊藤隼    初球を打ってファーストゴロ
西田     1‐2から4球目を見逃し三振
コンラッド  初球を打ってサードゴロ

変則フォームはワンポイント的起用しかしない野村謙二郎監督、ではありますが、内田順三監督はそういうことはあまりしません。左対左なら抑えて当たり前、と言うのであれば、左ピッチャーが右バッターを抑えてこそ経験、なんでしょう。もっとも最後はスイッチヒッターのコンラッドでしたが。

テレビ中継(帰宅後再放送で確認)の中でも、解説の掛布雅之氏に絶賛されていましたが、ワンポイントと言うよりも、1イニング任せ切る「セットアッパー」として使うべき。左対右だからといって100パーセント打たれるわけでもなし。やりようによっては抑えれるんですよ。

6回表
タイガースピッチャー交代
清原→松田遼馬

土生     1‐1から3球目を打ってショートフライ
小窪     0‐1から2球目を打ってライトフライ
鈴木誠    初球を打ってショートゴロ

6回裏
カープピッチャー交代
金丸→中田廉

新井良太   初球を打ってショートゴロ
森田     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
中谷     1‐2から4球目を打ってファーストゴロダブルプレイ

7回表
タイガースピッチャー交代
松田→高宮和也

木村     2‐2から6球目を打ってショートゴロ
磯村     1‐1から3球目を打ってショートゴロ
天谷     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者鈴木将の2球目に天谷セカンド盗塁失敗

盗塁失敗、とは書いてますが、どう考えてもタッチが遅いし、バックネット裏から見ても「セーフじゃろ」みたいな。鈴木将光も明らかに不満なジェスチャー。「判定等への批判が起きますが、これはおやめください。」とは言うけども、もう少しレベルアップ出来んかな。人が少ないのは分かりますが。

7回裏
一二三の代打田上健一 1‐2から4球目を空振り三振
小宮山    2‐2から6球目を打ってセカンドゴロ
北條の代打阪口阪口哲也 初球を打ってライト前ヒット
伊藤隼    2‐2から5球目を打ってショートゴロ

8回表
タイガース選手交代
ピッチャー高宮→久保康友
代打田上→レフト
代打阪口→ショート

鈴木将    0‐1から2球目を打ってセンター前ヒット
ルイス    初球を打ってセカンドゴロセカンド封殺
栗原     1‐1から3球目を打ってサードゴロダブルプレイ

久保康友が11日に引き続きリリーフのマウンド。しかしながら先頭の鈴木将光にあっさりとセンター前へ。形はどうあれ、リリーフのマウンドに上がろうか、と言うピッチャーが、先頭バッターあっさり出しているようではまだまだ使い物にはならない、かと思いますがいかがでしょう。

一部では「21日復帰予定」と言う、何となく珍妙な記事が出てましたが、まず復帰予定日ありき、で強化は出来るものなのか。今の久保康友は「調整」レベルのピッチャーではない、とすら思います。

8回裏
カープ選手交代
指名打者鈴木将→レフト
レフトルイス→ピッチャー菊地原毅

西田     0‐2から4球目を打ってショートフライ
コンラッド  1‐2から5球目を空振り三振
新井良太   1‐0から2球目を打ってファースト小フライ

9回表
タイガースピッチャー交代
久保→鶴直人

土生     0‐1から2球目を打ってライト前ヒット
小窪     初球をキャッチャー前送りバント
鈴木誠    3‐1から5球目を打ってショートフライ
木村     フルカウントから11球目を打ってセカンドゴロ

9回裏
カープ選手交代
ピッチャー菊地原→上野弘文

森田の代打狩野恵輔 2‐2から5球目を打ってセカンドフライ
中谷の代打林威助 1‐2から5球目を見逃し三振
田上     1‐2から6球目を見逃し三振

この回、まずは菊地原毅がマウンドに上がりましたが、「代打・狩野」のコールを聞いて、ウォーミングアップをお終わったところで急遽なのか予定があったのか、上野弘文に交代。

ゼロに抑えて何より、なんだろうけども、個人的にはあんまり。折しも「時短」が叫ばれている中、無駄な時間は省こう、と言う空気もある中、あまりこれはいただけないなぁ。たかが1分30秒、されど90秒。攻守交替その他はスムーズな方がいい。結局この試合も3時間越え。

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やっぱりこれで締めるのが一番よろしいな。

由宇鯉 100 020 000 3
西宮虎 000 100 000 1

勝鯉投手:中田廉 9試合2勝0敗2S
セーブ投手:上野弘文 21試合0勝1敗2S
敗戦投手:清原大貴 8試合1勝2敗
観衆:1089人

投手成績
(左から順に、登板イニング数、対戦打者数、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
広島東洋カープ
山野   4   17   74   4  3  7  1  1
金丸   1    3    6   1  0  0  0  0
中田   2    7   27   1  1  1  0  0
菊地原  1    3   11   0  0  1  0  0
上野   1    3   16   0  0  2  0  0

阪神タイガース
清原   5   21   75   5  2  2  2  2
松田   1    3    6   0  0  0  0  0
高宮   1    3   17   0  1  0  0  0
久保   1    3    6   1  0  0  0  0
鶴_   1    4   19   1  0  0  0  0



さして盛り上がりもないままに(笑)終わった試合ではありましたが、カープファンとしてはそれこそ「まだ見ぬ強豪」と思ってる方も多かったはずの山野恭介。とうとうベールを脱ぎました。

立ち上がりは変化球のコントロールが定まらず「どこに行くかわからない」ような状態ではあったと思いますが、あえてよく考えれば、キャッチャーの磯村嘉孝が「どの変化球が実践でどの程度使えるか」を探っていた、ようにも思います。とにもかくにも「初の実戦」ですからね。

3回からはタイガース打線も「見る」方向に移っては来ましたが、その中でも4イニング1失点は「デビュー戦」としては上出来じゃないでしょうか。個人的には、ウエスタンリーグ開幕からバリバリなげてくれるもん、と思ってたんで、これまでどうしてたのか、と言う憤りすら(笑)。

次にせないかん事って、このとっ散らかった変化球のコントロール、でしょうかね。昨年の実績が実績なだけに、期待する人は多いと思います。実際タイガースファンからも、昨年の数字の話がちらほら聞こえてきました。よそのファンにもアピールできるものはあると思います。頑張って下さい。

そして、日に日に大きくなっていってる、と言ってもいい栗原健太への厳しい声。

内田順三二軍監督は「試合に出して、実践の中で何とか」と考えておられるようですが、由宇閉されてからずっと試合に出続けているのはいいとは思うんですが、あくまで見た目ですが、悪い状態のまま、何となく迷いのあるような状態のまま試合に出続けてても彼のためにならない。

由宇カープにとっては戦力ダウンになる、かも知れませんが、ここは思い切って試合に出さずに、バットも振らさない練習でもさせてみてはどうか。悪いままバットを振ってても結果は出ないし。この際何らかの「ショック療法しかないような気もします。

新外国人が来るそうですが、それが発奮材料になるかどうか。獲得の経緯はどうあれ、栗原健太への刺激の意味合いも無きにしも非ず、ですが、このままでは埋もれてしまう可能性もある、立ち位置すら危ない、どころかなくなる可能性もある。栗原健太にとってはそれこそ「岐路」かも知れません。

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最後になりましたが、この日のビデオ係は戸田隆矢と武内久士でした。由宇カープの左右のエース。そろそろ上で使ってみませんか、と。

以上、報告おしまい。


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2013.06.14 / Top↑
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