昨日突発的に公表された「統一球問題」。
ペナントレースが開幕してから「よう飛ぶねぇ」みたいな話は出てました。ウエスタンリーグ中継で解説の掛布雅之氏は「明らかにボールは変わってる。はっきり言うべき」みたいな事を云うてました。
実際ウエスタンリーグでも、私が見た21試合で既に17本。昨シーズン、36試合で17本、と言う事を考えると明らかに多いです。そらぁニック・スタビノアが3本打ったり、ブラッド・エルドレッドが打ったりと、一軍で実績のある選手の本数も含まれていたりもしますが、やっぱり桁外れ。
個人的にも漠然と「あぁ、変えたんだろうなー」とは思ってましたが、それを公表せなんだばかりか、ご丁寧芋隠蔽工作を図ろうとしてたこの姿勢。加藤良三コミッショナーの責任問題ですよ。
嘘つきNPB!やっぱり飛ぶボールに変えていた! スポーツ報知
日本野球機構(NPB)は11日、今季から公式戦で使用している統一球の仕様を変更していたことを明らかにした。昨年、ボールの反発係数が基準値を下回るケースがあったため、修正を製造元のミズノ社に依頼していたもので、労組・日本プロ野球選手会(嶋基宏会長=楽天)と仙台市内で事務折衝を行った後、下田邦夫事務局長が公表した。下田事務局長は、ミズノ社にボールの改良を認めないよう、指示していたことも認めた。
やはりボールは変わっていた。現場を、ファンをだましていた。NPBはこれまで統一球の仕様は変更していないとしていたが、下田事務局長は選手会との事務折衝の後、「今年のボールについては、ミズノに微調整をお願いしたという説明をした」と、初めて改良を公表。さらに、ミズノ社に対して、統一球に関する問い合わせには「全く変わっていない」と答えるよう指示し、隠ぺいを図っていたという。
(中略)
しかも、把握していたのは加藤コミッショナーを含めたNPBの上層部の一部と、ミズノ社のみで、12球団関係者には知らされていなかった。コミッショナーは「選手がアジャストしたのでは」と話す有り様。嶋会長は「最初に導入されたときの基準で出来高を結んでいる選手もいるし、特に投手は影響がある」と、現場の声を代弁した。「労働条件が変わっている」という選手会の追及を受け、NPBとしても、これ以上シラは切れないと判断し、公表に踏み切った模様だ。
NPBは事務折衝で、09年以降5年間の係数の数値を示して理解を求めたが「納得? してないでしょ」と下田事務局長。さらに隠ぺいの意図を問われ「知らせて混乱させてはいけないと思ったが、知らせずに混乱を招いた」と、苦しい言い訳に終始した。ミズノ社広報宣伝部では「現段階ではお答えできることはありません」とコメントした。
昨年までのボールは今年のオープン戦で在庫を使い切り、開幕からは「新・統一球」を使用しているという。「まあ、生活の知恵というか…」と下田事務局長。統一球導入後、「朝令暮改はしない」とボールの改良を否定してきたコミッショナーの、今後の説明が注目される。
へぇ、「生活の悪知恵」ですかそうですか。
細かい数字までは追っかけたりせんけども、文中にあるように、出来高契約を結んでいる選手にしたらたまったもんじゃない。毎年毎年コロコロコロコロあれこれ替えられたんじゃたまったもんじゃない。選手は一投一打に生活を掛けている。それこそ「一投一打が勝負の全て」ですよ。
ただ、選手はそれなりに工夫はしているのかも知れませんけどね。
とりあえず選手の対応は置いといて、コミッショナーはじめ「事務局」の人間は全員クビ切ったほうがいいんじゃないですか。メジャーリーグ通だか何か知らんけどさ、こんな嘘つきがトップにいること自体おかしい。それこそ、頭めがけて昨年までの「低反発球」でもぶつけてみたらどうだ(こらこら)。
NPB日本プロ野球機構、と言う組織が未だによく分からないけど、あまりにも不透明な部分が多すぎる。ぶっちゃけ「IWGP実行委員会」みたいなものになってしまってる。前面には出てくるけど、イマイチどんなモノなのか誰ひとりとしてよう分からん、みたいな。
やっぱりこう言う組織って、何人いるか分からんけど、一人や二人、プロ野球の大物OBがいてもおかしくはないだろう。こんな不透明な組織に「ファンがどうこう云々」と言われても説得力はない。
アンタラにしたら「生活の知恵」だろうし、選手も必死こいてヒットを打とうとして「知恵」を絞ってるのかもしれんけど、NPBやらコミッショナーやら事務局からには「知恵」はあるんだろうけどそれこそ「生活感」がない。事ある毎に「ファンが」と言うのであれば。もっと生活感のある組織にすべき。普段はこんなことしてますよ。とかもっと全面に押し出すべきじゃなかろうか。何もかも密室すぎる。
「違反球」とまで言うてる球団代表もいたけど、いっその事「メジャーリーグと同じボール」もしくは「ワールドベースボールクラシックで使った(使う)ボール」にすればよかったんじゃないかな。
たかがボールされどボール。その1球で次のシーズンの年俸が上がった選手もいれば、選手生命を終えた選手もいよう。「今年のオープン戦で在庫を使い切り」とかあるけど、オープン戦にプロ野球選手としての生き残りをかけている選手もいたはずだ。開幕一軍をかけてた選手もいたはずだ。
密室の「生活の知恵」でそれが弄ばれた、としたらそんなつまらんことはない。こんな事務局、こんな組織は解散した方がいい。「アグリーメント(プロ野球の内規)に反しているのなら、そのときの(過去2シーズン)記録はゼロになるのでは」と言う話にも出てるけど、この責任はどう取るのか。
【楽天】嶋会長、統一球問題「結論は…」 日刊スポーツ
統一球問題について、労組日本プロ野球選手会の会長を務める楽天嶋基宏捕手(28)が12日、Kスタ宮城で取材に応じた。
前日11日、仙台市内のホテルで、日本野球機構(NPB)との事務折衝に出席。ボールに関して、NPB側から説明を受けた時の感想を問われ「悲しいというか、何も話を聞いていなかったし、選手会との話し合いが1度もなかったので少し寂しい」と話した。今後、選手会として、どういう対応をするかについては「まだ結論は出ていない」と答えた。
これ、下手したらまたストライキだよ。
現・選手会長の嶋基宏がそこまで動くか、動けるかどうか、は分からんけど、何らかの意思表示はしたほうがいい。でないと選手は舐められっぱなしになる。プロ野球はNPBのものじゃない。
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ペナントレースが開幕してから「よう飛ぶねぇ」みたいな話は出てました。ウエスタンリーグ中継で解説の掛布雅之氏は「明らかにボールは変わってる。はっきり言うべき」みたいな事を云うてました。
実際ウエスタンリーグでも、私が見た21試合で既に17本。昨シーズン、36試合で17本、と言う事を考えると明らかに多いです。そらぁニック・スタビノアが3本打ったり、ブラッド・エルドレッドが打ったりと、一軍で実績のある選手の本数も含まれていたりもしますが、やっぱり桁外れ。
個人的にも漠然と「あぁ、変えたんだろうなー」とは思ってましたが、それを公表せなんだばかりか、ご丁寧芋隠蔽工作を図ろうとしてたこの姿勢。加藤良三コミッショナーの責任問題ですよ。
嘘つきNPB!やっぱり飛ぶボールに変えていた! スポーツ報知
日本野球機構(NPB)は11日、今季から公式戦で使用している統一球の仕様を変更していたことを明らかにした。昨年、ボールの反発係数が基準値を下回るケースがあったため、修正を製造元のミズノ社に依頼していたもので、労組・日本プロ野球選手会(嶋基宏会長=楽天)と仙台市内で事務折衝を行った後、下田邦夫事務局長が公表した。下田事務局長は、ミズノ社にボールの改良を認めないよう、指示していたことも認めた。
やはりボールは変わっていた。現場を、ファンをだましていた。NPBはこれまで統一球の仕様は変更していないとしていたが、下田事務局長は選手会との事務折衝の後、「今年のボールについては、ミズノに微調整をお願いしたという説明をした」と、初めて改良を公表。さらに、ミズノ社に対して、統一球に関する問い合わせには「全く変わっていない」と答えるよう指示し、隠ぺいを図っていたという。
(中略)
しかも、把握していたのは加藤コミッショナーを含めたNPBの上層部の一部と、ミズノ社のみで、12球団関係者には知らされていなかった。コミッショナーは「選手がアジャストしたのでは」と話す有り様。嶋会長は「最初に導入されたときの基準で出来高を結んでいる選手もいるし、特に投手は影響がある」と、現場の声を代弁した。「労働条件が変わっている」という選手会の追及を受け、NPBとしても、これ以上シラは切れないと判断し、公表に踏み切った模様だ。
NPBは事務折衝で、09年以降5年間の係数の数値を示して理解を求めたが「納得? してないでしょ」と下田事務局長。さらに隠ぺいの意図を問われ「知らせて混乱させてはいけないと思ったが、知らせずに混乱を招いた」と、苦しい言い訳に終始した。ミズノ社広報宣伝部では「現段階ではお答えできることはありません」とコメントした。
昨年までのボールは今年のオープン戦で在庫を使い切り、開幕からは「新・統一球」を使用しているという。「まあ、生活の知恵というか…」と下田事務局長。統一球導入後、「朝令暮改はしない」とボールの改良を否定してきたコミッショナーの、今後の説明が注目される。
へぇ、「生活の悪知恵」ですかそうですか。
細かい数字までは追っかけたりせんけども、文中にあるように、出来高契約を結んでいる選手にしたらたまったもんじゃない。毎年毎年コロコロコロコロあれこれ替えられたんじゃたまったもんじゃない。選手は一投一打に生活を掛けている。それこそ「一投一打が勝負の全て」ですよ。
ただ、選手はそれなりに工夫はしているのかも知れませんけどね。
とりあえず選手の対応は置いといて、コミッショナーはじめ「事務局」の人間は全員クビ切ったほうがいいんじゃないですか。メジャーリーグ通だか何か知らんけどさ、こんな嘘つきがトップにいること自体おかしい。それこそ、頭めがけて昨年までの「低反発球」でもぶつけてみたらどうだ(こらこら)。
NPB日本プロ野球機構、と言う組織が未だによく分からないけど、あまりにも不透明な部分が多すぎる。ぶっちゃけ「IWGP実行委員会」みたいなものになってしまってる。前面には出てくるけど、イマイチどんなモノなのか誰ひとりとしてよう分からん、みたいな。
やっぱりこう言う組織って、何人いるか分からんけど、一人や二人、プロ野球の大物OBがいてもおかしくはないだろう。こんな不透明な組織に「ファンがどうこう云々」と言われても説得力はない。
アンタラにしたら「生活の知恵」だろうし、選手も必死こいてヒットを打とうとして「知恵」を絞ってるのかもしれんけど、NPBやらコミッショナーやら事務局からには「知恵」はあるんだろうけどそれこそ「生活感」がない。事ある毎に「ファンが」と言うのであれば。もっと生活感のある組織にすべき。普段はこんなことしてますよ。とかもっと全面に押し出すべきじゃなかろうか。何もかも密室すぎる。
「違反球」とまで言うてる球団代表もいたけど、いっその事「メジャーリーグと同じボール」もしくは「ワールドベースボールクラシックで使った(使う)ボール」にすればよかったんじゃないかな。
たかがボールされどボール。その1球で次のシーズンの年俸が上がった選手もいれば、選手生命を終えた選手もいよう。「今年のオープン戦で在庫を使い切り」とかあるけど、オープン戦にプロ野球選手としての生き残りをかけている選手もいたはずだ。開幕一軍をかけてた選手もいたはずだ。
密室の「生活の知恵」でそれが弄ばれた、としたらそんなつまらんことはない。こんな事務局、こんな組織は解散した方がいい。「アグリーメント(プロ野球の内規)に反しているのなら、そのときの(過去2シーズン)記録はゼロになるのでは」と言う話にも出てるけど、この責任はどう取るのか。
【楽天】嶋会長、統一球問題「結論は…」 日刊スポーツ
統一球問題について、労組日本プロ野球選手会の会長を務める楽天嶋基宏捕手(28)が12日、Kスタ宮城で取材に応じた。
前日11日、仙台市内のホテルで、日本野球機構(NPB)との事務折衝に出席。ボールに関して、NPB側から説明を受けた時の感想を問われ「悲しいというか、何も話を聞いていなかったし、選手会との話し合いが1度もなかったので少し寂しい」と話した。今後、選手会として、どういう対応をするかについては「まだ結論は出ていない」と答えた。
これ、下手したらまたストライキだよ。
現・選手会長の嶋基宏がそこまで動くか、動けるかどうか、は分からんけど、何らかの意思表示はしたほうがいい。でないと選手は舐められっぱなしになる。プロ野球はNPBのものじゃない。
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2013.06.12 / Top↑
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