たまには、こんな所のこんな記事をば。



なぜ、ヒーローインタビューはつまらないのか? リアルライブ

プロ野球の試合後には、必ずヒーローインタビューが行われる。

いつからか、やり取りは形式的なモノになっており、「ファンの皆さんのおかげで打てました」「応援よろしくお願いします」という感謝や懇願の言葉を、気持ちの入らないままに、まるで定型文を読むかのごとく喋る選手が目立っている。

もちろん、インタビュアーの振りが形式的な言葉を誘発している面は多分にある。だが、かつてはインタビューアーからマイクを奪い、自分の言いたいことをしゃべった選手もいる。

(中略)

ヒーローインタビューほど、人々の注目を集められる舞台はない。

にもかかわらず、最近の選手はどうもヒーローインタビューをおざなりにしがちではないか。もちろん、気持ちのこもった言葉を発する選手もいるし、パフォーマンスで盛り上げる選手もいる。だが、あまりにも形式的なやり取りで終わるケースが頻発しているように思えて仕方ない。

なぜ、プロ野球選手のヒーローインタビューはつまらないのか?それは、「なぜ、プロ野球選手が高い年俸をもらえるのか」を理解していないからだと思われる。

もちろん、プロは高い技術を見せ合うことが第一である。それをなくして、プロとは呼べない。ただし、高年俸の中には、技術以外のエンターテイメントの部分も含まれているはずだ。

プロ野球は、スポーツという枠を超え、エンターテイメントとして成立しているから、選手は数億円ももらえる。それなのに、何の工夫もないヒーローインタビューばかりではシラケてしまう。

「ファンの皆さんのおかげで打てました」「応援よろしくお願いします」ファンは同じ言葉でも、気持ちが入っているかどうかを聞き分けられる。「じゃあ、なんてしゃべればいいんだ?」と思うだろうし、「インタビューのフレーズ考える暇があるなら、練習した方がいいだろ」と考えるだろう。

全くもって、その姿勢はプロとして正しい。だから、いっそうのこと、お立ち台でもっとも多用されるこの2フレーズは禁止にしたらどうか。禁止にすれば、新たな自分なりの言葉が生まれてくるはずだ。

中には寡黙な選手がいてもいい。だが、なかにはしゃべりの名手のような選手がいても悪くない。



中身を読むと「あぁ、わかるわかる」的内容。

ジャイアンツ阿部慎之助の「サイコーでーす!」ももういい加減飽きてきたし(まだ言ってるのかどうかは知りませんが)、G.G佐藤の「キモティー!」もちょっとどうかな、とも(笑)。ただ、そのフレーズだけで誰のヒーローインタビューかが分かる、と言うフレーズが少なくなってきたように思います。

最近の「大ヒット」といえばやっぱりノウミサン、アイシテマスかな(笑)

ヒーローインタビューだけでなく、いろんな所での発言で目を引いた選手としては、佐藤和弘(パンチ佐藤)がいてます。よくまぁあれだけあとからあとからネタが出てくるなぁ、と感心したもんですが、考え方を変えれば、それだけいろんな所を見てた、ってことじゃないですかね。

彼のインタビューでたびたび出てきたのが、マラソンランナーのロサ・モタ選手ではありますが、ああ言う「例え話」をする選手すら最近は見んようになりました。ほかのスポーツに興味がないのか、ただ思いつかんだけなのか、それとも見てないのか。その辺は人それぞれだとは思いますが。

上記リンク先にもあるように「んなこと考えてる暇があるんなら練習せぇ」とは思いますが、少なくとも一軍の公式戦に出場してる選手は、それなりの競争を勝ち抜いてあの場にいるんだから、もっと堂々としてていい。もっと言わせてもらうなら、野球で目立ってんだから、さらに他の事で目立たないと。

逆転満塁ホームランだ、完投完封だとかなら、やろうと思えば誰でも出来る事。それをやってのけた上でさらに目だとうと思ったらやっぱり「言動」しかないんですよ。成績に言動と目立てば、さらに「こいつを見に行こう」と言う人がもっと増えるかも知れん。お客さんが増えてきたら、さらに下手なプレイは出来なくなり、さらに練習精進に励むことになる。けっして「自分を追い込む」わけじゃない。

経済界で成功してる人などの言動は、何かと注目されることが多い。それは野球と言うスポーツで財を成してるプロ野球選手とて同じこと。これだけ野球をやってる人が多い中、約1000人しか「プロ野球選手」として生活出来てないんだから、もっと胸を張っていいし、堂々としてていい。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とは言うけど、自分の才能で飯食ってるんだから。

とは言うものの、毎度まいど面白おかしく喋れ、と言うのも難しとは思いますが、チーム内に一人くらい「ヒーローインタビュー指南役」みたいなのがいてもいい。ただ、今のカープにはそれらしい選手がいてないのも事実。「単独三位キター!」って言うた選手も言わせた先輩選手も二軍だし。

しかしながら監督が交代してから、そう言うチームの雰囲気になってしまった。アマチュアリズムの塊みたいな受け答えしか許されない雰囲気にある。これが今のカープ、と言ってしもうたらそれまでだけど、そして試合後のヒーローインタビューはもはや「通過儀礼」になってるけど、何か腑に落ちない。


それと、たまにあるのは、ただ漠然となんの前フリもせず「調子はどうですか」と聞くアナウンサーやレポーター。もうちょっとひねりを加える、と言うか、色々聞き方はあるかと思うんですが。

「前の登板はあーだこーだでしたが、今回は調整法を変えたりしたんですか?」とか。まぁマイクのある場所で聞けること、答えれることは限られてくる、とは思いますが、普段は聞けないようなことを「引き出す」のもインタビュアーのお仕事じゃないでしょうか。

あと、これはよくある聞き方だと思いますが「○○ですよね?」と言う問い。

これはもう「答えはこうに決まってる」「こう言わないと許さない」みたいな空気があってちょっと鬱陶しい。そらぁ、期待通りの答えが返ってくれば、それはそれで良い事だとは思うけど、誘導尋問っぽくて何となくつまらない。選手の本音を引き出してナンボ、かと思うんですがいかがでしょう。

さらに「困ったちゃん」なのが、選手以上にインタビュアーがはしゃいでしまってる。

どこの広島の放送局とは言わんけど、始まる前からやたらめったらテンションが高いアナウンサー。あれは困ったちゃんを通り過ぎて半ば痛々しいとすら思うことがある。下手したらお立ち台に立ってる選手以上に目立ったり。あれはもう手の施しようがない、と言うか上司からチェックされんのか。

少なくとも、マイクを持って選手の前に立っている以上、それはアナウンサー・インタビュアーとしての仕事なんだから、けっして「ファン代表」じゃないんだから、あの場では絶対にはしゃいだらいかん。たまに聞くに耐えない人がいるのは困ったもんです。これって若いアナウンサーに多い。


やっぱり、ヒーローインタビューって、ベテランアナウンサーに限るのかな。それこそ、プロ野球選手を相手にしてるんだから「言葉のキャッチボール」があればいいな、などと(笑)。

個人的には石原敬士さん(フリー・元テレビ新広島)、矢野寛樹さん( テレビ新広島)が好み、ではあります。この辺りテレビ新広島と言う事で、神田康秋さんの「教育」のおかげでしょうか。


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2013.05.31 / Top↑
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