5月29日 第1回戦 広島東洋カープ1-8北海道日本ハムファイターズ
もう昨日の試合は、試合内容云々よりも、まずこの報道ですな。
5番ピッチャー大谷!正真正銘の二刀流だ 日刊スポーツ
日本ハム大谷翔平投手(18)が1試合で投手と打者を務める正真正銘の二刀流デビューする可能性が28日、浮上した。広島戦(マツダスタジアム)は降雨中止となり、6月17~20日の予備日へ延期。栗山英樹監督(52)は延期となった試合で「5番・投手・大谷」が実現する可能性を示唆した。今季は指名打者制がないセ・リーグ本拠地では投手起用の計画はなかったが、夢の舞台が整いそうだ。
広島戦の中止が決まると、栗山監督が仰天プランを披露した。1試合の中で、大谷を投手と打者として起用する可能性が出てきたことを明かした。6月17日から4日間の予備日が、次なる二刀流の「Xデー」になると示唆。打席にも入るセ本拠地での起用が、現実味を帯びてきた。栗山監督は「可能性はあるよ。ゼロじゃない。野球の神様かな。いい選手って、そういう流れになるよね」と、見通しを語った。
今季は凍結していた、夢プランが見られそうだ。次回先発登板は6月1日の中日戦(札幌ドーム)に内定。今回の交流戦では、セ本拠地の試合で投手起用する計画はなかった。2試合に先発させた後は肉体的な負担を考慮して1度、登板間隔を空けてリセットし、野手重視でいくという方針を固めていた。ただ、広島戦が降雨中止で方向転換。当初は想定していなかった先発ローテの“谷間”となり、その有力候補に大谷が浮上した。
打者としての能力を買って抜てきする構想も温めていた。規定打席に到達していないが、打率3割2分6厘。栗山監督は「5番・投手とかもあるかもしれないね」とリップサービスも交えて話した。投手は通例なら下位打線起用。だが、打者としても戦力としてフル活用することを視野に入れ、「二刀流」への本気度を示すプランを練っていくことになる。
オープン戦では1度、試運転している。3月21日の楽天戦で、投手としては8回からマウンドに上がり、最速157キロの直球を披露し1回1安打無失点。打っては3番に入り、強烈な一ゴロを放ち、9回からは右翼の守備にも就いた。
この日、キャッチボールなどで調整した大谷は「(投手として)打席に立ったり、塁に出たりするのは難しいと思うけれど、やりながら勉強していきたい」と、前向きそのものだった。マルチ安打の開幕戦に最速157キロの先発デビュー、阪神藤浪との初対決…、そして高校球児のようについに投げて、打つ-。二刀流ならではの、胸躍る一面を見せてくれそうだ。
どこにも「マツダスタジアムで先発」とは書かれてないんですが、1試合雨で中止になってしまった以上、もういっぺんファイターズに「広島にお越しいただく」のは決定的なのであって(笑)。その上に「話題」を提供していただけるとあれば、三顧の礼でお迎えせんとあきませんな。
ただ残念なのは、タイガースの藤浪晋太郎みたいに「お迎えするだけのおもてなし」が出来ない事。「藤浪晋太郎×大谷翔平」で、両チームからグッズが出る、と言うかもう出てる。自己満足100パーセントのTシャツ乱発よりも、よっぽど商売が上手かと思うんですがいかがでしょう。
それよりも、また「ルーキーピッチャーにプロ野球界の厳しさを教えられるお仕事」なんでしょうかね。ただでさえジャイアンツの菅野智之やら、イーグルスの則本昂大とかに「教育」されておると言うのに。初物には弱い、とは言われますが、それ以上に何かある、カープの「ルーキーアレルギー」。
もしかして栗山監督もそれを知っての事なのか。
で、ピッチャーとして相対する前に、いきなりバッターとして叩かれてる(笑)。
しかしながら、カープのピッチャーが寛ちゃんともなると、もうこれは「参りました」としか言いようがない。もっとも「打って投げて」が出来る人だから、こうやって結果も残せるんだとは思います。打率も.348とか。まだまだ出場試合数も少ないし、打席数も少ないけど、もう立派ですよ。
そして相変わらず情けないカープベンチ、と言うかカープ首脳陣。
ファイターズの先発がサウスポーの吉川光夫だからってんで、苦心して並べたであろう右バッター。しかし結果は3安打1本塁打で1点のみの「惨敗」状態。この「オートマティックスターティングメンバー」はいい加減どうにかならんもんか。まぁどうにもならんからあっさり負けるんですけどね。
yahoo!スポーツの吉川光夫のページの「左右打者別成績」の項目を見てみると、
右打 150打数35安打1被本塁打 奪三振35 与四球16 打率.233
左打 63打数18安打1被本塁打 奪三振10 与四球3 打率.286
(昨日終了時点)
誰でもがインターネットでごくごく当たり前に見れるような数字を見ない、と言うのもおかしな話だわ。こんな対戦相手に合わせた、風見鶏的スターティングメンバーで勝てるわけがない。ニック・スタビノアの一発に賭けた、みたいな所もあろうとは思うけど、ちょっとどころかかなり安易すぎる。
中国新聞の「野村語録」には「打線がまったくタイミングが合っていなかったボール球を振らされ、クイックにやられた。合わない選手を先発させた点は僕が反省しないといけない」と言うてるけど、本当に、そして心底反省するだろうか。「しないといけない」と言うてる時点で怪しいですが。
確かに打線は水物だし、10打席立って3安打なら「すごい」世界ですよ。けどこの状況で、松山竜平を出さない意味も分からないし「調子よし」で昇格させた鈴木将光をスタメンで起用しない理由も分からん。さらには、点差が開いたからって、會澤翼をファーストで起用する意味も分からん。
しかしまぁ、大差で負けてるのに、ほっとんどスターティングメンバーから動かさないのもどうなんだろうな。セ・パ交流戦が始まって9年目、選手は慣れてきたとは思うけど、まだ監督就任2年目の栗山英樹監督の方が、頻繁に選手を、と言うかオーダーを動かしてる。
ボッコボコにされて大差がついて、もう動く気もないのか知らんけど、これが「先制されたらもう終わり」みたいなチームの風潮を作り上げてるんじゃないかな、などと。
さらに不透明なのが今井啓介の起用方法。
とりたてて調子が悪いわけでもなく(むしろ絶好調)、由宇閉してた訳でもないのに、なぜ登板間隔が中10日も空けたのか、と言うか空いたのか。これが試合日程が飛び飛びになるセ・パ交流戦の難しさ、かとは思うけど、もう少し何らかの配慮があってもよくないですかね。
尤も、打線の組み換えばっかりに頭が行ってそこまで頭が回らん、とは思いますけどね。
ほんと、色々とだーめですね。
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もう昨日の試合は、試合内容云々よりも、まずこの報道ですな。
5番ピッチャー大谷!正真正銘の二刀流だ 日刊スポーツ
日本ハム大谷翔平投手(18)が1試合で投手と打者を務める正真正銘の二刀流デビューする可能性が28日、浮上した。広島戦(マツダスタジアム)は降雨中止となり、6月17~20日の予備日へ延期。栗山英樹監督(52)は延期となった試合で「5番・投手・大谷」が実現する可能性を示唆した。今季は指名打者制がないセ・リーグ本拠地では投手起用の計画はなかったが、夢の舞台が整いそうだ。
広島戦の中止が決まると、栗山監督が仰天プランを披露した。1試合の中で、大谷を投手と打者として起用する可能性が出てきたことを明かした。6月17日から4日間の予備日が、次なる二刀流の「Xデー」になると示唆。打席にも入るセ本拠地での起用が、現実味を帯びてきた。栗山監督は「可能性はあるよ。ゼロじゃない。野球の神様かな。いい選手って、そういう流れになるよね」と、見通しを語った。
今季は凍結していた、夢プランが見られそうだ。次回先発登板は6月1日の中日戦(札幌ドーム)に内定。今回の交流戦では、セ本拠地の試合で投手起用する計画はなかった。2試合に先発させた後は肉体的な負担を考慮して1度、登板間隔を空けてリセットし、野手重視でいくという方針を固めていた。ただ、広島戦が降雨中止で方向転換。当初は想定していなかった先発ローテの“谷間”となり、その有力候補に大谷が浮上した。
打者としての能力を買って抜てきする構想も温めていた。規定打席に到達していないが、打率3割2分6厘。栗山監督は「5番・投手とかもあるかもしれないね」とリップサービスも交えて話した。投手は通例なら下位打線起用。だが、打者としても戦力としてフル活用することを視野に入れ、「二刀流」への本気度を示すプランを練っていくことになる。
オープン戦では1度、試運転している。3月21日の楽天戦で、投手としては8回からマウンドに上がり、最速157キロの直球を披露し1回1安打無失点。打っては3番に入り、強烈な一ゴロを放ち、9回からは右翼の守備にも就いた。
この日、キャッチボールなどで調整した大谷は「(投手として)打席に立ったり、塁に出たりするのは難しいと思うけれど、やりながら勉強していきたい」と、前向きそのものだった。マルチ安打の開幕戦に最速157キロの先発デビュー、阪神藤浪との初対決…、そして高校球児のようについに投げて、打つ-。二刀流ならではの、胸躍る一面を見せてくれそうだ。
どこにも「マツダスタジアムで先発」とは書かれてないんですが、1試合雨で中止になってしまった以上、もういっぺんファイターズに「広島にお越しいただく」のは決定的なのであって(笑)。その上に「話題」を提供していただけるとあれば、三顧の礼でお迎えせんとあきませんな。
ただ残念なのは、タイガースの藤浪晋太郎みたいに「お迎えするだけのおもてなし」が出来ない事。「藤浪晋太郎×大谷翔平」で、両チームからグッズが出る、と言うかもう出てる。自己満足100パーセントのTシャツ乱発よりも、よっぽど商売が上手かと思うんですがいかがでしょう。
それよりも、また「ルーキーピッチャーにプロ野球界の厳しさを教えられるお仕事」なんでしょうかね。ただでさえジャイアンツの菅野智之やら、イーグルスの則本昂大とかに「教育」されておると言うのに。初物には弱い、とは言われますが、それ以上に何かある、カープの「ルーキーアレルギー」。
もしかして栗山監督もそれを知っての事なのか。
で、ピッチャーとして相対する前に、いきなりバッターとして叩かれてる(笑)。
しかしながら、カープのピッチャーが寛ちゃんともなると、もうこれは「参りました」としか言いようがない。もっとも「打って投げて」が出来る人だから、こうやって結果も残せるんだとは思います。打率も.348とか。まだまだ出場試合数も少ないし、打席数も少ないけど、もう立派ですよ。
そして相変わらず情けないカープベンチ、と言うかカープ首脳陣。
ファイターズの先発がサウスポーの吉川光夫だからってんで、苦心して並べたであろう右バッター。しかし結果は3安打1本塁打で1点のみの「惨敗」状態。この「オートマティックスターティングメンバー」はいい加減どうにかならんもんか。まぁどうにもならんからあっさり負けるんですけどね。
yahoo!スポーツの吉川光夫のページの「左右打者別成績」の項目を見てみると、
右打 150打数35安打1被本塁打 奪三振35 与四球16 打率.233
左打 63打数18安打1被本塁打 奪三振10 与四球3 打率.286
(昨日終了時点)
誰でもがインターネットでごくごく当たり前に見れるような数字を見ない、と言うのもおかしな話だわ。こんな対戦相手に合わせた、風見鶏的スターティングメンバーで勝てるわけがない。ニック・スタビノアの一発に賭けた、みたいな所もあろうとは思うけど、ちょっとどころかかなり安易すぎる。
中国新聞の「野村語録」には「打線がまったくタイミングが合っていなかったボール球を振らされ、クイックにやられた。合わない選手を先発させた点は僕が反省しないといけない」と言うてるけど、本当に、そして心底反省するだろうか。「しないといけない」と言うてる時点で怪しいですが。
確かに打線は水物だし、10打席立って3安打なら「すごい」世界ですよ。けどこの状況で、松山竜平を出さない意味も分からないし「調子よし」で昇格させた鈴木将光をスタメンで起用しない理由も分からん。さらには、点差が開いたからって、會澤翼をファーストで起用する意味も分からん。
しかしまぁ、大差で負けてるのに、ほっとんどスターティングメンバーから動かさないのもどうなんだろうな。セ・パ交流戦が始まって9年目、選手は慣れてきたとは思うけど、まだ監督就任2年目の栗山英樹監督の方が、頻繁に選手を、と言うかオーダーを動かしてる。
ボッコボコにされて大差がついて、もう動く気もないのか知らんけど、これが「先制されたらもう終わり」みたいなチームの風潮を作り上げてるんじゃないかな、などと。
さらに不透明なのが今井啓介の起用方法。
とりたてて調子が悪いわけでもなく(むしろ絶好調)、由宇閉してた訳でもないのに、なぜ登板間隔が中10日も空けたのか、と言うか空いたのか。これが試合日程が飛び飛びになるセ・パ交流戦の難しさ、かとは思うけど、もう少し何らかの配慮があってもよくないですかね。
尤も、打線の組み換えばっかりに頭が行ってそこまで頭が回らん、とは思いますけどね。
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2013.05.30 / Top↑
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