「どっちつかず」と言えば、代打で出てきてそのままマウンドに上がったりしたフェリックス・ペルドモ(カープ)や、数年おきにピッチャーと野手の天候を繰り返した若林隆信(ドラゴンズ~カープ)がいます。が、これを本格的に両方やっちゃえ、と言う事で、大谷翔平(ファイターズ)が奮闘中。
それに加えて、黒木知宏新任ピッチングコーチも奮闘中、のようです。
大谷への「二刀流批判」に黒木コーチ反論 東スポ
日本ハム・黒木知宏投手コーチ(39)が、プロ初登板を終えた大谷翔平投手(18)への「二刀流批判」に憤る胸の内を明かした。
23日の投手デビュー戦、大谷は最速157キロストレートなどで大器の片鱗を見せた。黒木コーチは「一軍で投げる大谷翔平のすごみが分かった」と18歳ルーキーの初陣に最大級の賛辞を送った。
そんな黒木コーチは、大谷の初登板前にこんなことを語っていた。「大谷の初登板にインパクトはない方がいいと思っています。試合は大谷だけのものではないし、現場は興行のためだけにやっているわけではないから」
そう強調したのも無理はない。大谷の二刀流挑戦について「どうせ失敗する」「客寄せのための話題作り」などといった、周囲の批判に思うところがあるからだ。「ここまでいろいろな胸に痛い言葉とか批判を目にしたり聞いてきて、どうして今の時代は素直に若者の挑戦を応援できないのかな、と。決して興行のためではないし、状況を含めて判断した結果なんです。それに大谷はもう二刀流をやっているし、事実できている。本当はその是非が議論されていること自体がすごいんです」
初登板を終えてもなおやまず、二刀流批判へのフラストレーションはこれからも続くだろう。「この球団に入った時からもう覚悟は決めています」という黒木コーチの忍耐力がさらに試されている。
プロ入り初ヒット、プロ入り初登板初先発を記録し、順調に「二刀流」の道を歩き出した大谷翔平。う余曲折ありましたが「これで行く」と自分で決めた蜜。順調に歩けているでしょうか。
ただ、二刀流二刀流と、大騒ぎしている割には、まだまだ出場試合数は少ないな、と。
それこそ、ライトでも、守らせてて、いざとなったら指名打者解除してマウンドへ、みたいなことをするんかな、などと思ってましたが、意外にもオーソドックス、と言うかえらく丁寧に扱ってる。
先日の甲子園球場での交流戦あたりなんか、前々から「藤浪晋太郎登板」とか騒がれてたんだし(そのおかげで前売り券が完売したとか)、タイガース主催なんだからピッチャーも打席に経つんだし、いっその事、藤浪晋太郎が打席に立つ時に、ワンポイントリリーフでマウンドに上げても良かったんじゃないか、とすら。
ただ、これまでのピッチャーとしての扱い方を見る限り、先発6番目どころかほとんど「それ以下」の扱い。先発させたのはいいけども、あれならまずリリーフからやってもいいんじゃないかな。
まぁまだそれだけピッチャーとしても野手としても、使う方も「どっちつかず」なんだろうな、とは思います。もっとも、大事な大事なドラフト1位ですから、慎重な取り扱いに終始せんといかんし、
ただ、古手の解説者あたりはことごとく「失敗する」「やめたほうがいい」とは言うてるけど、そもそも投打二刀流の「成功」の基準はどこなんだろう。どの程度の数字を残せば「成功」と言えるんかな。
打率で言えば.280くらいかね。ピッチャーで言えば5~8勝でもすればOKか。もっとも、先発ローテーションの谷間、すらおらんような状況と言うのもそうそうなかろうし、登板機会はこれからもあんまり増えんだろうな、とは思います。球団首脳陣の本音はどこにあるのんかな。
セントラルリーグのピッチャーは敢えて言うならみな二刀流ではある。広池浩司(現:埼玉西武ライオンズ副寮長)みたいに、プロ入り初ヒットはホームラン、みたいな人もいる。佐々岡真司は郭源治からサヨナラホームランを打ったことすらある。ホームランが基準ではないとは思うけど、結構華々しい。
パシフィックリーグでは昭和50年から採用されている「指名打者制」ではあるけど、これは「絶対使わなければいけない」と言うもでもないらしく、現に試合途中に解除している場合もある。
セ・パ交流戦のおかげで、パシフィックリーグのピッチャーも打席に立つようになった。岩本勉はそのおかげでプロ入り初ホームランも打ったし、それ以前にも松坂大輔は代打で出てきてタイムリーヒットを打ってる。工藤公康の日本シリーズでのサヨナラヒットなんかその最たるもんですよ。
今の時代だから、雰囲気がそうさせるから、という意味合いもあるかも知れんけど、パシフィックリーグの指名打者制ににょって「二刀流」を封印せざるを得なくなってしまった選手もいるかも知れない。
カープなら前田健太はPL学園高校で5番打者だったし、ホームスチールすら記録してる。旧広島市民球場でのプロ入り初ホームランはう語り草になってる。ほんと見事な当たりだった。
今、ランナーがいる場面で前田健太に打席が回ってきた時、どんなサインが出てるのかは知らんけど、本気で打たせたらどの程度打てるのか。二刀流をやらせてみたい選手、ではあるんですが。
ただ大谷翔平。打つ方はすごいな、と思いますよ。14安打のうち7安打がツーベースヒット。バッターなら誰しもがホームランを打って欲しい、と思うのは常ではありますが、ヒット半分が長打、と言うのもなかなか出来ない事。ただ、まだ試合に出たり出なかったりで、野手としてもまだ手探り、なのかな。
投げるにしろ打つにしろ、まだ高校を出て間なしの選手だから、いろいろやらせればいい、とすら思います。ファイターズ球団が、ピッチャーとしてどう育てたいのかは分かりませんが。
先に書いたように「ライトからマウンドに上がる」のもかっこよかろうし、ワンポイントで空振り三振でもとって、そのまま今度は「レフト」の守備につくもよし。プロ野球は「夢を売る商売」なんだし。
ただ、こんな所で(東スポの記事とは言え)ピッチングコーチのコメントしか出てこない、と言うのはやっぱり、投手の方が大変なんだろうな、とは思います。大きなお世話ですが。
以上、試合のない日の戯言、でしたとさ。
そして、明日からファイターズ戦。
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それに加えて、黒木知宏新任ピッチングコーチも奮闘中、のようです。
大谷への「二刀流批判」に黒木コーチ反論 東スポ
日本ハム・黒木知宏投手コーチ(39)が、プロ初登板を終えた大谷翔平投手(18)への「二刀流批判」に憤る胸の内を明かした。
23日の投手デビュー戦、大谷は最速157キロストレートなどで大器の片鱗を見せた。黒木コーチは「一軍で投げる大谷翔平のすごみが分かった」と18歳ルーキーの初陣に最大級の賛辞を送った。
そんな黒木コーチは、大谷の初登板前にこんなことを語っていた。「大谷の初登板にインパクトはない方がいいと思っています。試合は大谷だけのものではないし、現場は興行のためだけにやっているわけではないから」
そう強調したのも無理はない。大谷の二刀流挑戦について「どうせ失敗する」「客寄せのための話題作り」などといった、周囲の批判に思うところがあるからだ。「ここまでいろいろな胸に痛い言葉とか批判を目にしたり聞いてきて、どうして今の時代は素直に若者の挑戦を応援できないのかな、と。決して興行のためではないし、状況を含めて判断した結果なんです。それに大谷はもう二刀流をやっているし、事実できている。本当はその是非が議論されていること自体がすごいんです」
初登板を終えてもなおやまず、二刀流批判へのフラストレーションはこれからも続くだろう。「この球団に入った時からもう覚悟は決めています」という黒木コーチの忍耐力がさらに試されている。
プロ入り初ヒット、プロ入り初登板初先発を記録し、順調に「二刀流」の道を歩き出した大谷翔平。う余曲折ありましたが「これで行く」と自分で決めた蜜。順調に歩けているでしょうか。
ただ、二刀流二刀流と、大騒ぎしている割には、まだまだ出場試合数は少ないな、と。
それこそ、ライトでも、守らせてて、いざとなったら指名打者解除してマウンドへ、みたいなことをするんかな、などと思ってましたが、意外にもオーソドックス、と言うかえらく丁寧に扱ってる。
先日の甲子園球場での交流戦あたりなんか、前々から「藤浪晋太郎登板」とか騒がれてたんだし(そのおかげで前売り券が完売したとか)、タイガース主催なんだからピッチャーも打席に経つんだし、いっその事、藤浪晋太郎が打席に立つ時に、ワンポイントリリーフでマウンドに上げても良かったんじゃないか、とすら。
ただ、これまでのピッチャーとしての扱い方を見る限り、先発6番目どころかほとんど「それ以下」の扱い。先発させたのはいいけども、あれならまずリリーフからやってもいいんじゃないかな。
まぁまだそれだけピッチャーとしても野手としても、使う方も「どっちつかず」なんだろうな、とは思います。もっとも、大事な大事なドラフト1位ですから、慎重な取り扱いに終始せんといかんし、
ただ、古手の解説者あたりはことごとく「失敗する」「やめたほうがいい」とは言うてるけど、そもそも投打二刀流の「成功」の基準はどこなんだろう。どの程度の数字を残せば「成功」と言えるんかな。
打率で言えば.280くらいかね。ピッチャーで言えば5~8勝でもすればOKか。もっとも、先発ローテーションの谷間、すらおらんような状況と言うのもそうそうなかろうし、登板機会はこれからもあんまり増えんだろうな、とは思います。球団首脳陣の本音はどこにあるのんかな。
セントラルリーグのピッチャーは敢えて言うならみな二刀流ではある。広池浩司(現:埼玉西武ライオンズ副寮長)みたいに、プロ入り初ヒットはホームラン、みたいな人もいる。佐々岡真司は郭源治からサヨナラホームランを打ったことすらある。ホームランが基準ではないとは思うけど、結構華々しい。
パシフィックリーグでは昭和50年から採用されている「指名打者制」ではあるけど、これは「絶対使わなければいけない」と言うもでもないらしく、現に試合途中に解除している場合もある。
セ・パ交流戦のおかげで、パシフィックリーグのピッチャーも打席に立つようになった。岩本勉はそのおかげでプロ入り初ホームランも打ったし、それ以前にも松坂大輔は代打で出てきてタイムリーヒットを打ってる。工藤公康の日本シリーズでのサヨナラヒットなんかその最たるもんですよ。
今の時代だから、雰囲気がそうさせるから、という意味合いもあるかも知れんけど、パシフィックリーグの指名打者制ににょって「二刀流」を封印せざるを得なくなってしまった選手もいるかも知れない。
カープなら前田健太はPL学園高校で5番打者だったし、ホームスチールすら記録してる。旧広島市民球場でのプロ入り初ホームランはう語り草になってる。ほんと見事な当たりだった。
今、ランナーがいる場面で前田健太に打席が回ってきた時、どんなサインが出てるのかは知らんけど、本気で打たせたらどの程度打てるのか。二刀流をやらせてみたい選手、ではあるんですが。
ただ大谷翔平。打つ方はすごいな、と思いますよ。14安打のうち7安打がツーベースヒット。バッターなら誰しもがホームランを打って欲しい、と思うのは常ではありますが、ヒット半分が長打、と言うのもなかなか出来ない事。ただ、まだ試合に出たり出なかったりで、野手としてもまだ手探り、なのかな。
投げるにしろ打つにしろ、まだ高校を出て間なしの選手だから、いろいろやらせればいい、とすら思います。ファイターズ球団が、ピッチャーとしてどう育てたいのかは分かりませんが。
先に書いたように「ライトからマウンドに上がる」のもかっこよかろうし、ワンポイントで空振り三振でもとって、そのまま今度は「レフト」の守備につくもよし。プロ野球は「夢を売る商売」なんだし。
ただ、こんな所で(東スポの記事とは言え)ピッチングコーチのコメントしか出てこない、と言うのはやっぱり、投手の方が大変なんだろうな、とは思います。大きなお世話ですが。
以上、試合のない日の戯言、でしたとさ。
そして、明日からファイターズ戦。
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2013.05.27 / Top↑
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