5月26日 第2回戦 広島東洋カープ6-4東北楽天ゴールデンイーグルス


とうとう、と言うかようやく堂林翔太がスターティングメンバーから消えた。



【広島】堂林、連続出場190でストップ 日刊スポーツ

広島堂林翔太内野手(21)の連続試合出場が190で止まった。この日の楽天戦の先発を外れ、試合にも出場しなかった。

堂林は昨季1軍デビューし、全試合に出場。今季も開幕から46試合連続で先発出場していた。先発を外れたのも188試合ぶりだった。野村監督は「あまりにバッティングがノー感じ(打てそうでない)な人は代えてみようということ」と説明。堂林はここまで打率2割2分2厘、2本塁打と打撃不振だった。



「ノー感じ」とか馬鹿な日本語使ってんじゃねーよ(笑)。「ノー感じ(勝てそうでない)な人は代えてみよう」と思ってる人はいっぱいおるよ(笑)。


それはさて置き

そらぁ当たり前ですよ。三振王のトニ・ブランコと比べても、引けを取らない三振数。それでいて打率の方は1割以上の差がある。この先ブランコの成績がどうなるか、までは分からんけども、当たれば飛ぶ空振り三振と、ただ漫然と振ってるようにしか見えない空振り三振では意味合いも違う。

トニ・ブランコは今日の試合終了時点で見逃し三振が8。最後の見逃し三振は4月29日の対スワローズ戦第2打席。それ以降は全部が空振り三振。それでいて打率も3割を切ったことがない。コンスタントに成績を残してる。つか、けっして三振で大崩れせんのが不思議でもありますが。

かたや堂林翔太。見逃し三振が3つ。つまりそれ以外の40は空振り三振ではあるけど、一向に数字が上がらない。困ったもんだ。シーズン序盤は打率2割にすら届かなんだことを考えると、今の打率は上出来、ではあるけど、全くバットにかする気配すらない空振り三振が多いのはいただけない。

フレッド・ルイスの見逃し三振のことをアレコレ書いてはみましたが、ぶっちゃけ「見る」ことが必要なのは堂林翔太、なのであってフレッド・ルイスではない。今シーズンの堂林翔太の空振り三振をいくつか取ってみても、バットに当たりそうにない、と言うか「案の定」的なのが多い。

振らな何も始まらない、とは言うけども、やっぱりそれはピッチャーだから言えること。常に攻撃している野手であれば、ただブンブン振り回しているだけでは「打率」とは言えない。

もっときついことを言えば、恥曝しとすら思えた「150三振写真展」から何一つ学んでない。まるっきり息をするように三振の山。本人の自覚がなさ過ぎる。どういうオフシーズンを過ごしてきたかは知らんけど、プロ野球は「結果」が全て。それも一軍選手は「チームの浮沈」がかかる。

野村謙二郎監督は「ショック療法」は絶対取らんだろう。お気に入りだからな。そもそも野村謙二郎監督自体に「ショック」を感じる事が出来んだろうし、可愛い可愛い翔太君にはやらんだろうけど。

理由はどうあれ試合に出続けている以上、ただただやみくもにバットを振り回しているだけでは、いつまで経っても「プリンス」のままだ。「キング」にはいつまで経ってもなれない。

もうそろそろ、漠然と試合に出すだけの時期は終わりにせんといかん。来シーズンの話をするのは時期尚早かも知れんけど、来年はもう「5年目」を迎える。過去4年間、一軍と二軍が半々、その中でなにか光るものがあったか、と言うたら、今のままでは何も残る可能性はない。絶対にだ。

どうせ何も残らない4年間なら、もういっぺん「イチ」からやり直してみるのも手ではないか。野村謙二郎監督の「手とり足取り」で何か身に付いたか?と言われれば、今のところは「ゼロ」何もない。指導内容なのか堂林翔太の脂質なのかは分からんけど、一時的な効能はあっても持続出来てない。


まぁ今日の試合に出んかった選手の話をしてもしゃあないので(笑)。

今日の試合の見所って、まず一つは菊池涼介の走塁でしょうな。

フォアボールでランナーセカンドって、通常ではありえない。走るスピードを見ても、どう見てもファーストを回ってる」んではなく、「サードを回ってホームを目指す」。通常とは180°C違う。解説の北別府学氏は「あれができるのが菊池」とか何とか言うてたけど、ぶっちゃけ誰が出来てもおかしくない。

もっとも、キャッチャーの嶋基宏のミットの出し方もまずかったし、手だけで止めに行ったのもアカン。あんなことやってたら野村克也氏みまた説教喰らいますよ(笑)。

しかし、こんな「脚」があるから菊池涼介は外せんのだろうな。良しにつけ悪しにつけ、何をしでかすか分からない。それ以上に「脚力」と「勘」と言う、鍛えても鍛えようのない武器がある。たぶん、これがなければ堂林翔太同様、スターティングメンバーは外されていただろう。

三振も多いしエラーも多い。打順も1番、2番、6番とコロコロ変わってる。フォアボールを選べるだけの選球眼も目を見張るものはないし、正直「本能」と「動物的カン」ってのだけで野球をやっているのかも知れん。ただ、それが凄まじいまでの魅力になってる。

今日の試合とかでも、彼のファーストを回る姿を、一番続々しながら見てたのは、それこそ一番近くで見てた石井琢朗内野守備走塁コーチ、だったりするんだろうな。

正直、あれでセカンドタッチアウトになっても、誰も文句は言わんだろう。誰もがセーフになるわけではないけど、誰でもがやろうと思えばやれるプレイ、だと思うんですよ。そう言う機会がないだけで。

相変わらず「走塁イコール盗塁」みたいな風潮は耐えない。具体的に数字に現れるもんだし、それこそプロ野球は「数字」が全てだろうから、それはそれでいい。けど、得点につながったんであれば、もっとこんな「走塁」は取り上げられていい。

単独の番組として、放送されなくなって久しいけども「珍プレー好プレー」があれば確実に「今シーズンのベスト10」に入るプレイじゃなかろうかね。フォアボールがワイルドピッチになって、ファーストランナーがサードに行くのはよく見ますが、バッターランナーがセカンドへ、ってそうそう見ない。

つか、ないな(笑)。これぞまさに破天荒(笑)。

それと、試合の流れとはあんまり関係ないとは思いますが、どうせ思い切り打線を弄るんであれば「1番ライト廣瀬純」ってどうかな、などと思うんですが如何でしょう。ちょっと無理矢理っぽいですが。

人によっては打率のいい選手から並べるのもセオリーなどという人もいるし。それに、松山竜平のホームランの前、フォアボールで出塁したけど、ファウルで粘れる技術もある。

勝ってる時はあんまり打順は弄らん方がええ、とは思いますが、一つの手としていかがでしょ。

まぁ今の時期が「勝ってる時期」なのかどうかは知りませんが(笑)。


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2013.05.26 / Top↑
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