5月25日 第1回戦 広島東洋カープ1-2東北楽天ゴールデンイーグルス


フレッド・ルイスが「ようやく」戦線を離脱したとか。こんな言い方は悪いかも知れんけど、選球眼を鍛えているわ?割には一向に打率も上がってこない、では話にならない。ボールを見るのは良い事だとは思うけど、打てるボールに手を出さず、打てそうにないボールで凡打の山。一体何なんだか。

この件に関しての記事では、野村謙二郎監督は記事で「得点圏で打てないのなら代打でも厳しい。下(2軍)でどんどん振って結果を出してほしい」と、相変わらずのホシイホシイ病。しかし残念ながら「バットを振らない」んだからどうしようもない。

そもそも、打てる打てないの前に、選球眼をそんなに養いたいのであれば、ボールを見る機会が少なすぎるのであれば、ブルペンにでも行って、先発ピッチャーが投げてる所で、バッターボックスに立ってみればいい。今日の先発のブライアン・バリントンなら協力もしてくれるだろう。

請われて来日したまでは良かったけど、このまんまじゃ「それだけ」で終わる。来週末はマツダスタジアムでウエスタンリーグの公式戦(対ホークス戦)があります。1か月半ぶりの「帰郷」ゆえ、ちょっと楽しみにしてますが、「見逃し三振」だけはやめていただきたい。

みな「リーグ戦」を戦っているんだ。打てなくて落ちてきた外国人選手の調整にかまっている暇などない。みなアンタと同じように生活がかかってるんだ、下手したら「選手生命」を掛けてるモノもいるかも知れない。そこで結果を残せなければ、とっとと荷物をまとめて帰っていただいて結構death。

むしろ、始球式でのゲイル・ホプキンス氏(70)の方が良いスイングをしてた。



【広島】70歳ホプキンス氏が豪快空振り 日刊スポーツ

元広島のゲイル・ホプキンス氏(70)が25日、マツダスタジアムでの楽天戦で始球式で打者として登場した。

75年の広島の初優勝時、同氏が優勝決定試合で3ラン本塁打を放ったビデオが流され、03年以来という打席に立った。越智光夫広島大学教授の投げる球を豪快に空振り。スタンドは大いに沸いた。「フルカウントにならないと打てなかったので、もう少し投げてほしかった」と笑って振り返った。

同氏は、現役引退後に整形外科医となり、現在は一線を退き、米ウェストバージニア州の大学で教えているという。今回は広島大学病院整形外科の招きで来日。マツダスタジアムも初めてで「ロッカーやトレーナー室を見たが、とても素晴らしい施設。メジャーでもなかなかない。(カープには)順位を上げて行ってほしい」と古巣の躍進を期待していた。



で、そんなフレッド・ルイスがいようがいまいが、ブライアン・バリントンが先発するとさっぱり打てなくなるカープ打線。誰を相手にするわけでもなく、相手ピッチャーが誰であろうが、まるっきりブライアン・バリントンを相手にしているかのような無援護っぷり。誰がどうって問題じゃないわ。

山本浩二氏はテレビ中継の中で「打線に粘りはある」とは言うてたけど、点が取れなければ粘りもへったくれもない。ましてや「追いつかない程度の反撃」なんざ愚の骨頂。たとえ追いついても、次の一息で逆転せなんだらどうしようもない。

放送中にあったように、先制した試合は16勝3敗1分、先制された試合は4勝21敗。この数字のどこをどう見たら「打線に粘りがある」と言えるのか問いたい問い詰めたい小一時間問い詰めたい。

挙げ句に「先の西武戦でジンクスを打ち破った」とか言うてたけど、それこそアホかとバカかと。打ち破った、と言えるのはあくまでこの数字が逆転したら、の話であって、この数字は変わらないままでしょう。この辺りはそれこそ「データ通り」のまま推移するでしょう。劇的変化があるとは思えない。


工夫もなさすぎるわな。ただただボールを見てればいい、ってもんじゃない。

4回裏の攻撃がもう絶望的。先頭の菊池涼介、続く中東直己が連続見逃し三振。2人でイーグルス先発・則元浩大に投げさせたボールは10球。そのうちファウル、もっと言えばスイングしたのはたった1球。これじゃ「崩す」とか以前の問題だ。しかも1、2番打者がこれでは点が入るわけがない。

しつこいようではありますが、見逃し三振とか、正直場が白けるんだ。フルカウントなり、平行カウントから散々ファウルで5球とか10球とか粘って、の結果であればまだのぞみもあろうけど「1-2から4球目を見逃し三振」とか、「何やっとんなら!」としか言いようがない。

同じ三振なら、ひっくり返ってヘルメットが吹っ飛ぶような空振り三振の方がいい。確かに頑張ってはいると思うけど、まだまだ1番打者・2番打者のすべきことは出来てない。

8回裏ワンアウトから、梵英心が11球粘ってツーベースヒットを放った。

確かに怪我の影響で満足な走塁は出来んようになっとるし、期待値は一時期よりも格段に低くなってしまった。試合に出たり出なかったり、出番すらない試合も見られるようになった。打順も低くなった。

それでも「自分がすべきこと」は本人が一番よく分かってる。「大丈夫」と言いながらも(そう言うて当たり前)、自分では「もう万全には戻らない」とも思っているかも知れない。それでも愚直に「チャンスメーカー」としての仕事をしてるし、それが出来た。だからホームイン出来た。

ツーベースヒットはあくまで結果であって、それまでにどれだけバットを振ったか、ですよ。どれだけ相手ピッチャーにボールを投げさせたか、ですよ。バットを振り回すだけでは切込隊長の役割は果たせない。見つつかわしつつ。1番打者的仕事は難しいかも知れんけど、やらなければいけない。

特に「脚力」と言う素晴らしい武器を持っているのであれば、それを生かすために「どうやって類に出るか」をもっともっと色々と考えなければいけない。カットしてカットして、その結果見逃したのであればまだ許せよう。ただ、この試合ではそれがなかった。しつこさがまだまだ足りないんだ。



打てないせいなんかも知れんけど、出たランナーもむざむざ殺してしまった。

(※以下、このブログの中の人の見解です。誰かご教授願います)

7回裏ツーアウト、ランナーはファーストに左ふくらはぎから復帰したばかりの丸佳浩。岩本貴裕の打席、ノーボールツーストライクから丸佳浩がセカンドへ盗塁。しかし雰囲気的には楽々アウト。

ノーボールつーストライクですから、バッテリーは様子見で多少ボールは外してくる。キャッチャーが捕りやすいと同時に、ランナーの動きも見やすくなるような状況で、何でむざむざ死にに行く?


この試合、。野村謙二郎監督はとうとう、堂林翔太に代打を送った。そしてその松山竜平が同点タイムリーヒットを打った。さらいは、代打を送られたブライアン・バリントンの背中を二つポンポンと叩いて労う、松山竜平の姿があった。ぶっちゃけ、今日の収穫はこれくらい。あとは何もない。


負けたら何も残らない。


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2013.05.25 / Top↑
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